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サレンが商談のために【何事もなく】入国審査をこなすお話

いつもご支援ありがとうございます。今回はちょっとしたシリーズ連載物を上位プランでお届けします。差別化というかメリットを増やす意味も込めて、こういうのもやって行こうかなと。

今回はプリコネのサレンが無自覚常識改変をされるお話。一周回って戻ってきた常識改変の癖と身体検査大好きの癖が融合して入国までしかたどり着かなかった!!


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「そろそろ着くはずなんだけど……」


 艶のある金色の髪と整った顔立ち、子供たちを包み込むような声音。十代の少女とは思えないほどの包容力を持ったエルフの少女。サレンディア救護院のギルドマスターであり、ランドソル王宮騎士団元副団長という経歴、そして貴族の令嬢というともすればやっかみすら買いかねない肩書きは当人の処世術と性格で乗り越えてしまう。

 そんな少女・サレンは地図と眼前の道を見比べながらもう見えてきていいはずの目的地を想像していた。

 ランドソルから一人離れたサレンは、とある商談を成立させるためにその目的地を目指していた。成功すれば救護院の運営が楽になり、子供たちと過ごす時間が多く確約される。普段から忙しく、救護院がメイドに任せきりになることも少なくはないサレンからすれば、願ってもない好条件の商談が舞い込んできた。

 これまさに僥倖と、機を逃すまいと先方と会うため足を伸ばしたのだが、乗ってきた馬車が途中でトラブルに見舞われ、仕方なく歩きでの移動を余儀なくされた。幸いにも日数の余裕は確保していたこと、サレンが並の魔物を寄せ付けない実力者だったこともあって、一人旅になろうと問題は起きずに済んだ。


「……あ、見えてきたわね」


 あれに間違いないわ、と安堵の息を零したサレンの眼には街の入口が見えている。

 大きくもなく小さくもない。ランドソルから得られる情報とてそう多くない。知り合いの商人のツテを使っても、持ち得る情報はその程度。

 その街の名は『ヌードリア』。王都ランドソルが知り得ない、けれど認知はされているという何とも不思議な立ち位置の街。サレンがスケジュールに余裕を持ったのも、商談の大きさに反して情報のない街をじっくりと確かめるためだった。そのせいで知人を誘えず、寂しい旅行のようになったのは彼女としては些か残念だったが。


(ダメダメ。遊びに来たんじゃないんだもの。この間のことがあったから、どうしてもあいつの顔が浮かんじゃうわ……)


 一人で仕事に行くのは珍しくもないのだが、先日砂漠の国で一波乱があったばかりということで、彼女の心はついつい欲を見せてしまう。あいつはあいつで色々あるはず、とサレンは首を振って僅かばかりの落胆を振り切る。

 頭に浮かんだ顔を追い出していると、いよいよ街の全容が見えてくる。造りはランドソルとそう変わらず、入口から王宮も見える。いわゆる関所に当たる場所には門番も複数人で控えているのが見て取れ、安全面の問題もないようだ。


「あの」


 サレンは商談用に紹介状を手に持って門番に声をかける。顔パスとまではいかないが、これで問題泣く街に入ることができるはずだ、と考えて言葉を発しようとしたところで、門番たちはそれを遮るように言葉を重ねた。


「ああ、旅の方ですね。今入国審査をいたしますので、少々お待ちを」

「? あの、招待状を」


 審査というのなら、尚のこと招待状を受け取ってもらわねば困るのだが、なぜか門番たちは見慣れぬ小道具を取り出した。


「まずはこちらの〝画面〟を見てください」


 門番がサレンに向かって見せてきたのは、金属で出来た手のひらサイズの板に黒い〝画面〟が取り付けられたモノ。全く見覚えがないはずなのに、なぜか既視感を覚えてしまうその道具にサレンは眉根を顰めた。


 ――――――キィン♥


「はぁ、これが何か?」


 画面には何も映っていない。サレンの感覚に寄り添わず、敢えて言及するならば、先日砂漠の国で感じた奇妙な――認識が阻害される――感覚と『催眠完了』という文字が画面に浮かんでいるが、あくまでそれは他者から観測したもの。たとえばニヤニヤと笑う門番たちは、サレンが無意識で感じたものを理解できているが、彼女は〝気にしない〟ということだ。


「いえ、もう結構ですよ……この女は当たりだな」

「ああ。ちゃんと〝中身〟があるし、かかりやすい。どっかで似たような魔法を受けたのかもな」


 門番たちがどんな会話をしようと〝気にしない〟と思えば、サレンが口を挟む余地はない。ほんの数秒入国が遅れるくらいで気を荒立てる性分でもない彼女は、門番たちの〝無駄話〟を素面で受け流した。


「ご協力ありがとうございます。では次に、こちらの質問にお答えください。書類への記入はこちらでいたしますので、お答えしてもらうだけで結構ですよ」

「はい」


 入国用の書類を作成する随分疑り深い国に、サレンは返事をしながらもこれなら事前に作らせて欲しかったと内心で愚痴を吐く。

 サレンの口から出たものをそのまま書き写すなら、彼女が作ってきた方が早い。やましいことのない彼女からすれば、門前でこんな手間を取るのは非効率的だと思わざるを得なかった。

 だが効率に不満はあれど、他国の決まり事に文句を言うほど子供ではないサレンは、何かしら事情があるのだろうと呑み込んだ。門番の質問も年齢や簡単な経歴といった程度で、答えに困らないものばかりなのもあった。


「スリーサイズは?」

「えっと……上から94、61、88、だったかしら」


 女体のデリケートな数字も特別反応せず答えてしまう。門番たちが必要と言うのであれば〝そうなのだろう〟と、彼女の中では呼吸と同じくらい当たり前に完結することだ。

 恥じらいなく答えたサレンに対して、門番は少々驚いた表情を、わざとらしさすら感じる大仰な仕草で浮かべた。


「ほぉ、なるほど……! 申し訳ないが、我が国『ヌードリア』は一定以上のバスト、ヒップサイズを持つ女性は、入国の際に服を脱いでいただく決まりがありまして。申し訳ないが、サレン様は基準値を大幅に上回るデカチチの持ち主。どうかこの場でお召し物を解いていただきたいのですが」

「は?」


 サレンはポカンと口を開けた。長々と言葉を重ねてはいるが、要するに『中に入るためにこの場で全裸になれ』と門番は言っていた。

 年頃の乙女に、否、人間に対して向けたものとは思えない。衣服とは知性ある人が持つ最低限の尊厳、品性の証なのだ。サレンほどの美貌と女体の持ち主であれば、目に毒とは決してならないが、当人の常識が疑われるのは間違いない。そもそも、真っ当な羞恥、喜怒哀楽があるならば容認できる条件ではなかった。

 この場で剣を抜き、門番を薙ぎ倒してもサレンが罪に問われることはまずありえない。そんなセクハラ発言にサレンは一泊置いて言葉を返した。


「わかったわ。どこまで抜けばいいかしら?」

「先ほどのスリーサイズが目視でわかる部分だけで構いませんよ。靴まで脱ぐのは手間でしょう」


 〝当たり前〟の会話にサレンは戸惑いもなく対応した。靴や手袋を着用したままなのは助かる、と門番の気遣いに感謝の念すら抱きながら、サレンは街の眼前、門番の男たちという衆人環視の中で脱衣を始めた。

 それは公然のストリップだ。豊満なおっぱいが『ぶるんっ♥』と揺れて露になり、見事なくびれとヒップラインが目視で捉えられ、長い旅で汗の滲んだ金色の恥毛が煌々と輝く。白磁の如き白い肌が無防備にさらけ出され、門番たちが一気に色めき立った。


「これでいいかしら……何だかちょっと恥ずかしいわね」


 思わず赤面を見せたサレンだが、恥ずかしいのはあくまで〝少し〟無防備な格好を複数の男性に見られているからであり、その反応の大きさは裸ブーツというドスケベな格好を晒したエルフのものではなかった。


「規則なもので、すみませんねぇ。触診をさせていただきますよ」

「じゃあ俺は持ち検だな」

「ブラはいただき!」


 検分もしっかりとするのか、門番たちは好き勝手にサレンの衣服や下着を取り上げた。予定にない徒歩の移動で余分な汗を吸っている衣類を手で触られ、顔に押し付けるような検分をされるとサレンの顔に羞恥の色が分かりやすく浮かぶ。


「両手を上げてください」

「はい……んっ♥」


 指示に従って両手を頭の後ろで組むと、背後に回った門番が露になった腋から手を差し込んで乳房を鷲掴みにする。

 意気揚々という言葉が似合う豪快な手つきで掴まれたサレンの乳房は、その大きさ故に手から逃れるように歪んだ。マシュマロより柔らかい巨乳の感触に、門番の手はたまらず動き出す。


「んっ、んぅ……んふぅ♥ んっ、んぅぅぅぅ♥」


 気持ちいい。それは明確に揉みしだく、女の乳房への愛撫という行為で起こった生理現象だった。しかし、サレンの認識ではあくまでも検査の一環であり、声を出すのは倫理的にも正しくないと声を抑える。

 だが溢れる快感は自分で制御できるものではないし、声も漏れ出てしまう。可憐な美女が身をよがらせて官能的な吐息を鼻と口から漏らす姿に、男の視線が集中する。


(やだ♥ こんなの見られちゃって、恥ずかしい……♥ で、でも、検査で身体を隠すのはおかしいし♥)


 四方八方から向けられる視線は、もはやそれだけでサレンを恥辱へと陥れる視姦だった。彼女は目立たないよう我慢するしかないと思っているようだが、その無知で健気な姿により一層視線が激しくなる。

 けれど、同じ場所を一分以上も確かめるのは、些か時間をかけ過ぎてはいないかと疑問も浮かぶ。


「んっ、んあっ♥ はぅぅ……♥ あ、あのっ♥ 一体いつまで……っ♥」

「おっとすいません。あまりに大きいものですから、つい念入りに確かめてしまいました」


 羞恥だけでは説明できない赤面を浮かべたサレンが抗議の声を上げると、門番は白々しい言い訳をしながら胸から手を離した。


「はぁぁ……」


 サレンがホッと息を吐いたその瞬間、門番は再度乳房へと手を伸ばし、先端の突起を二本の指で挟み込んだ。


「んひぃ!?♥♥」


 ビクビクビクッ、とサレンの裸体が激しく波を打つ。脳天を快楽電流が突き上げ、ヒールが意味を見失うくらい爪先が立つ。そのみっともない反応は、指でギュウギュウと突起を指で挟む度に引き起こされた。


「ひっ、ふっ、ほぉ゛♥♥ ま、まって♥ そこッ♥ そこは♥」

「大丈夫です。どれだけ勃起するかを確かめるだけですから」


 言って、門番の指が突起のさらに先端部分をスリスリと擦った。勃起して敏感な面積が広がった乳首を刺激され、無反応を貫こうとするのは無為な努力でしかない。


「はぁぁぁぁぁぁんっ♥♥♥」


 甘く甲高い声をサレンは上げてしまった。乳首と下腹がカッと熱くなって、尿意と似て非なる感覚が膣穴から溢れ出た。

 ヒップサイズを考えれば意外でもないムッチリとした肉感の太ももが内股で閉じるが、股座から溢れた銀色の汁は隠し切れるものではない。乳首だけで軽くイキかけたサレンが息を荒くする中、門番はくびれた腰に手を添えながら指示を発した。


「次は下半身の検査ですねぇ。サレン様、足を外側へ広げてください」

「へ、ぁ……こ、こうでいいかしら」


 濡れた膣を見せるように足を開くのは、裸になるよりずっと恥ずかしい。本当ならどちらも恥ずかしがるべきであるサレンは今さらながら恥じらう様子を見せながら、控えめに両足を開いた。門番たちの言う検査が何なのかはわからないが、上半身と同じように触るなら充分だろうと判断した。

 しかし、不十分だったのだろう。門番はサレンの太ももに手を当てながら言葉を返す。


「いえ、もう少しお願いします。気持ち大きく……ガニ股で、お尻の穴まで見せる感じで」

「おしっ……わ、わかりました」


 なんて例え方をするのだと驚いて上擦った声で了承したサレンは〝気持ち〟大きく両脚を開いた。結果、腰が低く落ちて、サレンのように抜群なスタイルを持つ少女がすると無様でマヌケに見えるガニ股腋見せポージングが完成し、門番の言葉通り尻の穴まで正面から丸見えになる。


「あーいいですねー! じゃ、そのままでお願いしますね」

「え、ええ。できるだけ早く済ませてちょうだい」


 ヒールを履いて珍妙な姿勢を取らされると、想像する以上に体力を消耗する。下品なポーズを取らされ、〝当たり前〟では誤魔化しきれない無自覚に湧き上がる羞恥にも苛まれたサレンは、検査が早く終わることを切に願った。


「伸びてますねぇ〜」

「ひゃあっ♥」


 乙女の願いを歯牙にもかけず、門番は鼻歌を歌いながらサレンの恥毛を指で摘んだ。可愛らしい声に反して、指に摘まれて伸びた毛は非常に長い。ハッキリ言ってモッサリとしており、几帳面な彼女らしからぬ剛毛だった。

 髪と同じ金髪は毛並みこそ同等であると言えるが、愛液がねっとりといやらしく絡まって伝うくらい生い茂っていた。


「普段から処理してないんですか?」

「い、いえ。普段は、やっているのだけれど……」


 トラブルで馬車が使えなくなったことで、予定より日数がかかった。それでスケジュールがズレたということはないが、旅中でのんびりと毛の処理をしている暇はなくなった。もちろんサレンの事情など露知らず陰毛は伸び続けたため、彼女のデルタゾーンは艶やかな金髪がジャングルのように生い茂るという普段は見られない状態だった。


「へぇ、それはラッキーですね。ウチの国は脱剃毛を推進していて、特にマンコの毛は伸ばしっぱなしにするのがマナーなんですよ」

「そ、そうなの? そんな文化、聞いたことがないわね」


 陰毛は整えるべき場所。特にサレンのような几帳面さがあるなら、逆に放置しろと言われる方がもどかしい。しかも人に見られることがまずない上、見られたら恥ずかしいというもどかしさがあるのだから、サレンの戸惑いは当然のものだった。


「あなたくらいは普通で、このへその下とか、お尻の穴まで毛が伸びるくらいでやっと〝剛毛〟って言うんですよ。いやぁ、未処理でラッキーでしたねぇ」

「おいおい、また始まったぜ」

「こいつが当番の時に来る女は不運だよな。腋の毛までボーボーになっても処理させてもらえねぇんだから」


 適当な会話でサレンを困惑させ、検査の長さに対する不満から遠ざけつつ、指を押し返そうとするほどフサフサの金毛を愛おしげに撫でる。胸のみならず、秘部の不浄さに関する倒錯的な興奮が見て取れる。


(アソコの毛を剃らない方がいいなんて、おかしな国ね。まあ、こだわりはないから、言う通りにはするけど)


 男に伸び伸びと茂った陰毛を弄られ、恥ずかしくはある。だが、門番が国の基準を口にした時点でサレンの中では〝当たり前〟に区分された。当たり前のことに過剰な反応は必要がないし、急かすこともない。少し我慢すれば済むことだと、サレンの羞恥は〝少し〟下品なポーズ以外は萎んでしまう。

 羞恥が薄まれば、必然我慢する時間も伸びる。


 ぐちゅぬちゅぬちゅずちゅずちゅぅ……♥


「んっ♥ はぁ……んんん……っ♥ はぁ♥ あぁ♥」


 触って確かめているのは陰毛だが、その直下には敏感な膣と子宮がある。乳首を弄られて軽くイキかけたのもあって、元々から濡れていた膣がより過敏な反応を示すのに時間はかからない。サレンが検査の長さに二度目の不満を発するより遥かに早い。

 金の毛が水気を帯び、より華やかな光沢を発する。毛先から銀色の糸が垂れ始めた。


(アソコから、お漏らししちゃったみたいに垂れて……うぅ♥ は、恥ずかしすぎる♥ 早く終わってぇ♥)


 ガニ股で開いているせいで隠すものも隠せない。下品な毛の先から淫靡な汁がはしたなく垂れて、それを熱心に見つめられて、サレンは気が狂ってしまいそうだった。もし〝当たり前〟の概念が頭になければ、その気が狂うような羞恥の熱は怒りと殺意に変わっていたに違いない。

 死にたくなるような感情が、ギリギリ耐えられる羞恥まで無自覚に落とされている。ガニ股腋見せポージングでマン毛を嬲られ、顔を真っ赤にするだけの金髪巨乳美少女の姿は、サレン自身が想像する何十倍も門番たちを楽しませた。

 それから数分間はサレンの濡れたマン毛を門番が撫で、恥汁を垂らす彼女の姿を穴が空くほど視姦する時間が続いたが、数人が当番の門番へ目配せをする。


「あーあ、もうちょい楽しませろって……良し、もういいですよ。検査は終わりました」

「……はぁ」


 仕方ねぇなぁとばかりに門番が手を離し、サレンはようやく耐え難い検査から解放された。耐えられてしまったことに後悔するくらい恥ずかしかったというのに、サレンはため息を吐くだけで許してしまう。


(服は……うーん、あの様子だと返してもらえそうにないわね。それに私の身体じゃ服を着て入れないって言ってたから、中でどうにか調達するしかないか)


 検査が問題なく終わったということは、先述の通りサレンは服を着られない。ブラの匂いを嗅がれ、ショーツのクロッチ部を目に入れるのではないかというほど近くで見られる様子を前にして、返してくださいとはとても言えない。

 〝真面目〟に仕事をしている彼らの邪魔をしたいと思えるほど非常識ではないサレンは、ブーツと手袋だけを着用したマヌケな全裸で『ヌードリア』を練り歩く算段を付けつつあった。国の名を表すような格好を受け入れたサレンは後戻りを選ばない。国の手前であろうと、関所を通過することを選んだ時点で、何より彼女が美しい女であったことが、後戻りを選ばせない致命的な過失となる。

 そうとも知らずやっと国に入れると安堵を感じるサレンに、門番の一人が声をかけた。


「それではサレン様、入国許可証を発行しますので臀部をこちらへ向けてください」

「えっ? 臀部って、お尻……」


 唯一難を逃れたお尻を指定され、戸惑った様子を見せるサレンだが、仮に拒否して入国許可証の発行が取りやめられたら、ここまで恥を晒すことに耐えた意味がなくなってしまう。

 背に腹は変えられないと、サレンは大人しく指示に従う姿勢を取った。具体的には再びガニ股になり、近場の壁に手をつきながらお尻を突き出した。乳房に負けず劣らず立派な肉付きでありながら引き締まっている尻肉に四方八方から視線が突き刺さる。

 もちろん、性器を見られるより恥ずかしいお尻の穴まで完全な真正面から視姦されて、今すぐ両手で隠したくなるのを必死に抑え込んだ。


「じゃあ入国許可をサレン様に〝書き〟ますんで、ついでに注意事項もちゃんと聞いておいてくださいね」

「へ? 私に、か、書くって……」


 今度こそ最後だろうと目を瞑っていたサレンが肩口から背後を見やると、門番はいつの間にか手にしていた筆先を臀部に付ける直前の光景が映る。

 その卑猥な色合いの輝きを放つ筆の先は、慌てるサレンの尻肉に触れた、刹那。


「お゛っ、あ゛ッお゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ゛!!?♥♥」


 子宮が破裂するかのような快感が溢れ、サレンの目の前が真っ白になった。

 筆が尻肌に触れた瞬間に起きたそれを言語化するのなら、一番手っ取り早いのは〝快感〟だ。快楽を痛みを感じるくらい注入された。


「ふお゛っ、お゛ぉぉぉぉぉぉ!!?!?♥♥♥」


 筆で〝書かれる〟間、それがずっと続いてサレンは腰を押し付けてなどいられなくなる。ガクンガクンと全身が淫らに揺れて、汚声が引きずり出されて溢れ出る。

 これまで耐えてきた努力が無に帰すような濁声と愛液を撒き散らすサレンに、筆を操る門番は嬉々として国の〝常識〟を語り出す。


「この国では、女性は通貨の代わりに身体を使って対価を支払う決まりがあります。単純に働いてもらうだけでなく、色々なことが対価になります。サレン様ほどの方なら引く手数多。歩いているだけで困ることはないでしょう」

「ん゛ひぃぃぃぃぃぃっ♥♥ おっおっおぉぉぉぉぉ♥ あ、あ゛だま゛ッ゛♥♥ おがじぐな゛る゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛♥♥♥」

「ああそれから、セックスの際は必ずゴムをするか、アナルを使うことが常識です。他国の女性が妊娠と面倒ですからねぇ。我々のように見て触るだけで満足するのは稀ですので、くれぐれもご注意ください。お尻を守るアナルプラグは必要不可欠ですので、露店に行ってみるといいでしょう」

「ん゛ッほ♥♥ おほおぉぉぉぉ〜〜〜〜♥♥♥ ん゛お゛お゛っ、だめ、だめだめだめぇぇぇぇぇぇぇ♥♥♥」


 尻肉から子宮に突き刺さり、一気に脳天まで駆け抜けていく快感にサレンは口から涎を垂らして情けなく喘ぎ散らかす。痙攣する爪先立ちでみっともなく掲げられたデカケツに通行許可が〝書き〟記されていく。


「ちなみにこちらの許可証は様々な優遇措置を得ることができます。あとは全身の性感が過敏になるとか、催眠の深度が深くなって他の暗示が表面化するとか、色々便利ですよ。……まあ代わりに、使いすぎると子宮まで届いて国から出ることができなくなりますが」

「そ、そんな゛っ♥ だめ、だめだめっ♥ あたしはっ♥♥ あの子たちがっ、あいつが待って♥ ん゛ふう゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛♥♥♥」

「安心してください。そうなったら、もうランドソルなんかに帰りたくなくなりますから。ウチは愉しくて良い国ですよ――――――じゃ、淫乱な旅になるよう祈っています。ようこそ『ヌードリア』へ。ドスケベでエロい身体の『奴隷』さん」


 大きい分、伸び伸びと〝書き〟込むことができた。サレンのデカ尻いっぱいに、尻穴を境界線にして揃った二文字。自覚無き常識同様、彼女はその文字を知ることはない。


「ん゛ッ、い゛ぅ゛ぐい゛ぃ゛っ゛♥♥♥ う゛う゛う゛う゛う゛ぅ゛ぅ゛♥♥♥ う゛ぅ゛う゛ぅ゛ぅ゛う゛ぅ゛っ゛♥♥♥ い゛い゛ぃ゛ぐう゛ぅ゛う゛~~~~~~~~~~~〜♥♥♥♥♥」


 『奴隷』の二文字を刻まれた無自覚ドスケベ催眠エルフの旅が〝始まる〟。羞恥と快感と堕落が取り巻く国、ヌードリアの門をサレンはくぐり抜けた――――――





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