【橙野】
「赤瀬の部屋がすげぇ綺麗で、何か期待を裏切られた感があるな」
【赤瀬】
「え? 俺って普段どう思われてるの?」
【黄島】
「まぁ、普段の赤瀬を見てるとそう感じるかもね」
【赤瀬】
「え!? 黄島まで!?」
【赤瀬】
「っていうか、黄島がちょいちょい家来るから、嫌でも綺麗になるだけなんだよね~」
【橙野】
「何だそれ? 黄島は通い妻か?」
【赤瀬】
「そうそう! 一人暮らしの息子を心配しに来る母ちゃん的な!」
【黄島】
「ちょ、通い妻って……! しかも、一気に老けたし!」
【黄島】
「赤瀬がだらしないから、しょうがなく見てるだけで……俺は別に……」
【橙野】
「いや、マジ照れすんなよ……突っ込み辛いわ……」
【橙野】
「って、お前らもう酔ってんのか?」
【赤瀬】
「え? 全然ヘーキだよ! 黄島も大丈夫だよね……?」
【黄島】
「俺は大丈夫だけど、赤瀬は多分ダメだと思う」
【橙野】
「酒弱いのも何か意外だな」
【橙野】
「……ん? 何、ジロジロこっち見てんだ?」
【赤瀬】
「橙野の乳首がツンって起ってて、シャツの上からでも分かるな~って……!」
【黄島】
「!?」
【橙野】
「はっ!? 気のせいだし! た、起ってねーし!」
【赤瀬】
「あれ……? ごめん。もしかして、気にしてた……?」
【橙野】
「気にしてねぇし、起ってもいねーよ! ほ、ほらっ!」
【赤瀬】
「えー? じゃ、これは……?」
【橙野】
「んっ!? ちょ、やめろって!!」
【黄島】
「!?」
【赤瀬】
「ほら、ちょっと起ってる!」
【橙野】
「ちょ! マジふざけんなって! んっ! やめろぉ!」
【黄島】
「赤瀬、その辺にしておかないと橙野がかわいそうだよ」
【赤瀬】
「ごめんごめん。いや、そんな気にしてると思ってなかったから」
【赤瀬】
「橙野、ごめんね……?」
【橙野】
「気にしてねーし! 感じてねーし! 起ってたのはちょっと肌寒かったから! それだけ!」
【橙野】
「て、んな叱られた後の犬みたいな目をすんな! はぁ、つっかれた……」
【赤瀬】
「なーんだ! 寒かったなら言ってよ! 今部屋の温度上げるから!」
【橙野】
「……あいつ、マジか?」
【黄島】
「うん……。赤瀬も悪気はないからさ、許してあげてね……」
【橙野】
「お前が心配になるのもちょっとだけ分かった気がするわ……」
TSUKASA
2020-12-30 14:47:23 +0000 UTC