『登場人物紹介』
アキ「」
・地下格闘ベテランのムエタイ選手
・自他ともに認める実力者

『プロフィール』 『キャラクター概要』 小さい頃から様々な格闘技に触れ、中学生になってからは自身の長い脚を活かせるムエタイ選手として活躍。高校時代では数々の大会で優勝し順調な選手人生を歩んでいたが、より強い相手と闘うため卒業後まもなく地下格闘技にデビュー。目の下の傷は地下格闘技デビュー後初の対戦...
ソウマ『』
・デビュー1年程度のルーキーレスラー
・格闘技経験は少ないが抜群のセンスで着実に実力をつけている注目株

『プロフィール』 『キャラクター概要』 文武両道の大学生レスラー。 小さい頃から何かに熱中するということほとんどなくがなく、よく暇つぶしになりそうなことを探していた。その性格は恋人関連にも表れており、男女関係なく顔のいい相手をとっかえひっかえしていた。今は落ち着いているが端正な顔立ちを活かした人...
とある地下格闘技場にて、今宵は異常な盛り上がりを見せていた。今日の対戦カードはこの格闘技場で絶大な人気を誇るムエタイ選手のアキと、期待のルーキーレスラーのソウマ。
2人の戦績は一勝一敗と引き分けの状態。初戦はアキがスピードでソウマを圧倒し勝利したが、二戦目はソウマがアキの攻撃を耐えきり、カウンターのラリアットから一気に攻勢に転じ大逆転勝利、という大番狂わせの試合となった。
今日の試合はこの2人の決着をつける試合であるため、選手観客ともに期待が高まっている。特に前回屈辱の敗北となったアキはより一層気合を入れリベンジに燃えていた。
観客がどちらが勝つか賭けで盛り上がる中、青コーナーから実況とともにソウマが入場してきた。
身長181㎝体重76㎏という抜群のスタイルと、切れ長な目に高く筋の通った鼻、色気のある泣きぼくろとシャープなフェイスラインというモデルのようなルックス。極限まで布の面積が減らされた際どいパンツにリングシューズ、膝あてと見た人を釘付けにする衣装。レスラーとしては細い体格だが、決して貧相にはみせない堂々とした表情と立ち姿をしている。
ソウマはリングに上がると右拳をあげ観客にアピールし、それに呼応して観客からも大きな声援が上がる。
そんな声援がやむ間もなく、実況にあわせてアキが赤コーナーから入場する。
身長176㎝体重68㎏のメリハリのある引き締まった身体つき。大きく鋭い目と黄金のように輝く黄橙色の瞳、そしてそれを際立たせる程よく焼けた褐色の肌。腕から肩、背中にかけて大きく発達した筋肉とくっきりと溝が見えるほどの鋼のような腹筋。長く太い脚に大きくスリットの入ったパンツとサポーター、両腕には赤いパープラチアットをつけた、いかにもムエタイ選手といった出で立ちだ。
アキがリングに上がるとソウマよりも大きな歓声があがり、アキはそれに応えるように小さく手を振る。その状況に不満のソウマはアキの目の前に立ち、やや見下ろすように目線を向ける。
『こんな早くアキくんと再戦できるなんて、運営もまたアキくんが僕に負ける姿がみたいんですかね?』
ソウマの挑発を受けるとアキは睨み返し…
「言っとけ。悪ぃけど今日は前回みたいなまぐれはねぇから覚悟しとけよ?」
『へぇ、まぐれ呼ばわりか…ひどいなぁ。じゃあ、今から前回の勝ちはまぐれじゃなかったってわからせてあげますよ』
こうして試合前からお互いを挑発し合い火花を散らす2人。そんな状況に観客もまた盛り上がり、会場の熱気は増していった。
2人が自身のコーナーに戻り目を合わせると試合開始のゴングが鳴った。
アキはゴングと同時に飛び出し、手始めにロー、ミドル、ハイと上下に蹴りを入れ続ける。
『っ!(やっぱ早ぇ…っ!)』
「シッ!はぁっ!!」
アキはさらにジャブ、肘と手数を増やしソウマを追い詰めていく。
『ぐっ…!くぅ…!』
ガードが間に合わなくなってきたソウマは苦しそうな声を漏らす。そこにアキが…
「せいっ!!」
少し大振りのキックを放つ!が…
ガシッ
「っ!?」
ソウマはそのキックを脇腹で受け止めそのまま腕でロックした。そして...
『おらよ…!っと』
足を引き上げるように体を回転させ、アキの体の上に腰を落とし片エビ固めの体勢をとる。
「まずっ…!んぐ!?」
ドサッ!!ギリッ!!
「ぐあっ!?」
「あがっ…ぐっ…くうぅぅ……なめ…んな…っ!!」
『ぐっ!?』
アキはなんとか上体を起こしてソウマのバランスを崩すと、そのままソウマの顔を蹴り上げた。
『っ…!さすがに抜けられるか…一瞬これで決まっちゃったらどうしようかと思いました』
「ハァ...んなわけ....ねえだろ...」
そして再び二人は向かい合ってファイティングポーズをとる
今度はソウマから仕掛けた。アキの体力が回復する前に勝負をつけるべきと判断したのだろう。
『ふっ!』
ソウマは一度リングロープにもたれ、その反発とともにアキに突進、ラリアットを試みる。
「っ!」
無論アキは屈みラリアットを避ける。しかしそれは承知と言わんばかりにソウマは折り返しもう一度突進する。アキがもう一度屈んで避けようとしたとき、ソウマも同様に体勢を低くした。
ガシッ!
ソウマは利き手をアキの股下から通し、ボディスラムの体勢を取った...が...
「読めてるぜ?」
ドカッ
『んぐっ!?』
アキの膝がソウマの顎に直撃。大きくバランスを崩したソウマにラッシュをかける。
バスバスッバシンッ!ボスッ!!
『くぅ...ぐぁっ!がはっ...!んぐぅ.....』
これで決めると言わんばかりのラッシュでソウマをコーナーまで追い詰め......
ガシッ!
『っ!やばっ...』
アキはソウマの首に手を回し......
ドボォォォォ!!!!!
『がっ…あぁぁ…(腹が…!?)』
強烈な膝とコーナーポストに挟まれた腹筋は一撃で破壊させられた。しかし、アキの膝蹴りは止まらない。
ドスッ!ドボッ!ドボォ!!
『があぁっ!ぐふっっ!!ぐはあぁぁぁっ!!!』
「おら頑張れプロレスラー。まだまだ耐えられるだろ...っ!!」
ドムッ!ドカッ!!ドスンッ!!!
『がはっ!!ああぁぁっ!!があぁぁぁっ!!!』
ドスッ!!ドスッ!!ドゴオォォ!!!!
『んぐうぅっ!?ぐあぁぁっ!!んがあぁぁぁっ!!!!』
「ラスト…ッ!!」
ドボオォォ!!!ズムゥゥ……グリッ
『ぐはあぁぁぁっ!!!!あぁ…ぐぅぅ……んぐっ!?…がぁ……』
膝が入るたびにくの字に折れ曲がった体には自力で立つ力も残っておらず、悲痛な声を上げ続けた口からは胃液交じりの唾液が垂れている。そんなソウマをコーナーポストに立てかけ、アキは一歩下がって重心を落とし...
「はあぁっ!!」
バチィンッ!!!
『ぅがっ......』
ドタアァァァン!
勢いよく放たれたハイキックはソウマの側頭部にクリティカルヒットし、ソウマは崩れ落ちるように倒れた。
「DOWN!!!」
「はぁ...はぁ......(勝ったな...)」
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ROUND2へ
最後まで読んでいただきありがとうございます!ここまで長いSSは初めてだったのですが、少しでも楽しんでいただけていたら嬉しいです。
ROUND2は来月公開します!なるべく早く投稿して、来月も2記事投稿できたらなーっと思っています。
改めてご支援ありがとうございます!これからも頑張ります!
『文字無しver』
Kaze
2022-11-09 20:37:40 +0000 UTC梨猫
2022-11-08 09:29:44 +0000 UTCKaze
2022-09-26 13:47:07 +0000 UTC梨猫
2022-09-26 07:11:46 +0000 UTCa-b
2022-09-25 10:10:11 +0000 UTC梨猫
2022-09-24 10:06:59 +0000 UTCミケ空
2022-09-24 09:48:06 +0000 UTC