僕だけでしょうか。人に性欲を向けることに、どこかで罪悪感を覚えるのは。
誰かに「ムッツリだね」と言われても、確かに否定はできない。実際、性欲がないわけじゃないし、むしろ変態的なイラストを描いているあたり、表に出していないだけで内側はむしろ煮えたぎっている。けれど、問題はそこじゃない。
僕は、目の前にいる女性に優しくしたとき、それが「性欲の延長線」だと見なされるのがたまらなく嫌なのだ。だから、一時期は会う前にわざと三回抜いていた。無欲になろうとしていた。穏やかで、清らかで、ただ人として人に向き合おうとした。
でも、それすらどこか滑稽な儀式のようだった。
僕の中で、「性」はどこか「暴力」と隣り合わせの概念だ。
女性に対して性欲を向けることは、制御のきかない欲望が他者を侵食するような、何か…濁った衝動のように感じられるときがある。
ニュースを見れば、毎日のように性的な加害が報じられ、性欲は「暴行」や「嫌がらせ」と同じ文脈で語られる。
それを見る度に、「僕はこんな男とは違うぞ」と決心し、何かから逃げるように自慰に耽る。
どうしてここまで、性は危ういのだろう。
なぜ、こんなにも簡単に「人を傷つける力」として姿を変えてしまうのだろう。僕は、性欲を否定しているわけじゃない。ただ、それをどう扱えばいいのか、いまだにわからずにいるだけなのだ。
つまり、僕が女性から何を言って貰いたいかというと、