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ジュン
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敗球!!セカンドシーズン12

敗球!!セカンドシーズンの続きです。 選択制の体育の時間で、バレーボールを選択したジュンの前に、思いもよらない強敵が登場! ここからは女子バレー部以外のキャラもたくさん登場し、ジュンを弄んでいきます。 次の日、いつも通り登校してきたジュンは、新鍋ゆかりと体育の選択授業の話になった。そして意外にも彼女がバレーを選択しないことがわかった。 ジュン「えぇ!?ゆかり・・・、バレーじゃないの?」 ゆかり「当たり前でしょ。私が体育の授業でバレー選択したら絶対に怪我人出るから。」 ジュン「なるほどな。確かに・・・。」 ゆかり「ジュンはバレー選択するんでしょ?」 ジュン「もちろん。バレー部だからね。」 ゆかり「美唯や翠も、バレーは選択しないみたいよ。でも1人、ジュンを倒す気満々の子がいるから覚悟しといた方がいいよ〜。」 ジュン「誰だろう?島田や立石は別のクラスだし、桝田には負けないし・・。」 ゆかり「ふふ・・。まぁそのうちわかるよ。くれぐれもボロボロにされて泣かないようにしなよ〜。ジュン、泣き虫君だからさ。」 ジュン「・・・んなわけないだろ!」 (誰なんだろう?)ジュンはゆかりの言っていた自分を倒す気満々の子のことを考えたが思い浮かばない。 そして合同体育の授業が始まった。 ジュンはゆかりの言っていた女子が気になって周囲を見渡したが、やはり女子バレー部員は1人もいない。 (ゆかりのやつ・・・、脅かしやがって。)そう思っていた時、1人の女子生徒がジュンに声をかけた。同じクラスの鈴木彩乃だ。 彩乃「ふふ・・。ジュンもバレー選択したんだ〜。でもよかったね。ゆかりがバレー選択しなくて・・・。」 ジュン「鈴木はバレー選択したのかよ?」 彩乃「うん!バレーはやったことないけど、見るのは好きだからさ。本当はジュンがゆかりにコテンパンに負けるとこ見たかったんだけど。」そういうと彩乃はジュンにウインクをした。 ジュン「くっ・・・。」 鈴木彩乃は女子テニス部の1年の中では頭ひとつ抜けた存在で、次期キャプテンと目されている。当然、運動神経も抜群で、同学年の男子部員たちでも全く歯が立たないらしい。学業成績にも優れ、クラス内ではゆかりと同じく文武両道の優等生として一目置かれていた。しかしゆかりと違うのは、露骨に男子を見下す態度だ。入学後、ジュンもクラスの男子の中では一応リーダー格ではあったが、女子バレー部に勝てない点をこの彩乃に散々笑われたり馬鹿にされたりしたことで、クラスの女子たちの間ではすっかり負け犬扱いされるようになってしまった。 そしてジュンを押さえ込むことに成功した彩乃はクラス内の女子優位体制を確立。さらに彼女は学業でもスポーツでも圧倒的な成績を残している新鍋ゆかりという存在と積極的に繋がることで、クラス内での発言力を増していった。当初ジュンは彩乃を虎の威を借る狐のような存在に感じていたが、それだけではなかった。部活のテニスでもテストの成績でも、彼女はジュンたち男子よりも優れた存在であり実力者だったのだ。 ジュン(くそぉ・・・。こいつにだけは負けたくない・・・。) そう思ってジュンは意気込んだものの、1学期の定期テストでは彼女に2連敗。特に彼女の得意な英語では、実力差を思い知らされ馬鹿にされてしまった。 (ひょっとして、俺を倒す気満々の子って、こいつなのか?) 少し不安になるジュンだった。バレー自体はやったことがないと言っているが、彩乃の運動神経は油断出来ないものだ。(万が一この女に負けたら・・・)ジュンは彩乃にバレーで負けた時のことをふと想像してしまった。女王様気質の彼女だ。おそらくジュンのプライドが回復不能になるくらいの屈辱的な言葉でいたぶり、徹底的に叩き潰そうとするに違いない。 (絶対負けられないぞ。この女に負けるのは嫌すぎる。) 選択制体育のバレーボールは女子バレー部顧問の菅原祐美が担当することになった。 彼女は3人制のバレーを採用することにした。メンバーは好きな相手と組むことが出来たので、自然と女子のチームと男子のチームがそれぞれ5チームほど出来上がった。コートはバドミントンのコートくらいの大きさで、コートの両脇にポールを立て、それを紐で繋いでネットの代わりとした。これによりAからEの5面のコートが出来上がり、10チームが1ゲーム10分でひたすら授業の終わりまで試合をする。勝てばAコートの方へ、負ければEコートの方へと進んで行き、授業の終了時にAコートにいたチームが最も評価され体育の成績に反映される。 ジュンは同じクラスの前田涼太と平山昇とチームを組んだ。涼太は野球部に所属し、バレーも器用にこなすタイプだったが、昇は典型的な文化系タイプで球技自体が苦手だった。ジュンが彼らにレシーブやトスを教えたが、涼太はすぐに飲み込み上手くなったのに対し、昇のレシーブやトスはボールがどこに飛んでいくのか分からないような有様で、結局スパイクを教えても意味のないことがわかった。 ジュンたちチームは最初、Dコートからスタートすることになったが、相手は所詮素人で簡単に勝つことができた。何しろジュンがサーブを打てばレシーブすらまともに出来ないからだ。もちろんジュンのチームにも昇という弱点があったが、そこをカバーすればいいだけだし、相手も昇を狙い打ち出来るほどのサーブが打てないから問題なかった。 日頃から女子バレー部に散々打ちのめされているジュンにとっては拍子抜けするような展開で、ついに彼のチームはAコートへ進出した。(退屈だな・・・。) ジュンはバレーを選択したことを後悔した。彼がバレーを選択した理由は、ゆかりや祥子たちとの差を少しでも埋められればと思ったからだ。しかし体育の授業では彼を鍛える要素は何ひとつなかった。(まあ、体育のバレーなんてこんなもんか・・・。ただ、チーム分けの時、野球部の池田とバスケ部の大西が一緒にチーム組んでたっけ・・・。そいつらなら少しは手応えあるかな・・・。) しかしAコートでジュンたちを待っていたのは彩乃率いる女子チームだった。 彩乃「へえ〜。意外とやるじゃん。ジュンたち、来れたんだ・・・Aコートに。」 彩乃はジュンたちを挑発するように言った。 彩乃「てっきり、Eコートで負け犬みたいに這いつくばっていると思ってたけど。」 ジュン「すっ・・・鈴木・・・!?何でお前がAコートにいるんだよ!?」意外な相手にジュンは戸惑った。(池田や大西のチームじゃないのかよ・・・。) 彩乃「何?その顔・・・。もしかして女がここまで来れると思ってなかった?いつも女子に負けてるくせにw」 ジュン「なっ・・・何だと?」 彩乃「だって本当のことでしょ?外コートでいつも泣きべそかいてたじゃん?同じ1年の女子にボロ負けしてさ〜wテニスコートからよ〜く見えてたわよwww」 ジュン「ぐぬ・・・。」 彩乃「でもさぁ・・・体育の授業でもうちらに負けたら・・・やっぱ泣いちゃうわけ?女子の前でみっともなくワンワン泣くわけぇ?あんたが泣いてるとこ見てみたんだけど・・・。」 ジュン「くっ・・・!?お前かよ?ゆかりが言ってた俺を倒す気満々な奴は?」 彩乃「誰だろ?私、そんなこと言ってないよ。泣かす気は満々だけどw」 「あっ・・・それ私のことかも!」そういうと1人の長身の女子がジュンの目の前に現れた。170cm近くあるその女子生徒は、ジュンを軽く見下ろしながら話しかけてきた。女子バスケ部1年の町田葵だった。 葵「ふふ・・・、やっぱりゆかりの言ってた通り・・・。近くで見ても女の子みたいね。」 ジュン「くっ・・・あっ!?」 ジュンは目の前の葵に圧倒されている自分に気づいた。170cm近い長身にしっかりした太もも・・・。近くで見る彼女はまるでジュンに絶望的な実力差を見せつけた新鍋ゆかりのようであった。(こいつ・・・ヤバい!)近くに立っているだけで、自分の小さな身体が彼女の大きな身体に包み込まれてしまうような感覚・・・。これはゆかりや祥子、沙江といった強い女子の持つ特有の空気感だった。 (あっ・・・♡これは・・・)ジュンは股間に電気のような刺激を感じた。最近の彼は女子に負けそうな時にペニスを勃起させてしまう症状に悩まされているが、葵を前にしてもジュンのペニスは早くも反応してしまっていた。おそらく彼のペニスは敏感で感度のいいアンテナのように彼女の強さを感じ取ったようだ。それはまるでこれからジュンが葵にボロボロにされながら負けることを予知しているかのようだ。 葵「怖い?震えてるよ。女子に負けたらどうしようって思ってる?」 ジュン「なっ・・・!!」 葵「大丈夫だよ。心配しなくても結果は変わらないから。いつも君が、部活の時間で味わってることを、今度は体育の時間に味わう・・・。それだけの差よ。」 ジュン「くっ・・・。」 ジュンはその言葉を聞き悔しそうに顔を歪めた。 葵「ふふ・・・。じゃあ始めましょう。準備して。」 ジュン「・・・。」 ジュンは無言のままサーブを打つためにボールを構えた。 (女子バスケ部の町田葵・・・。) ジュンは葵のことを全く知らないわけではなかった。葵はバスケ部の1年女子の中で最も強いと言われている存在で、一度同じ1年の男子エース・大西圭と1on1をしている姿を見ることがあった。 圭は1年男子の中でも屈指の運動能力を持っていたが、そんな彼でも葵には敵わなかった。特にゴール下の攻防では完全に葵が圧倒しており、強引にシュートをねじ込んだり体格差を活かしてリバウンドをもぎ取ったりしていた。 圭も持ち前のテクニックで応戦するが、結局は高さとパワーで優れる葵により押し切られていた。 (こいつを甘く見ないほうがいい・・・。でもバレーの実力はどうなんだ・・・?) ジュンは様子見のため葵に向けてサーブを放った。

Comments

体育のバレーがきっかけで、いろいろと登場人物が増えていく感じになります。

ジュン

とうとうゆかりさんと同等の実力を持つ葵さんが登場するのですね! めちゃくちゃ楽しみです! テニス部の子の勝ち気な感じもいいですね。 体育の負けがより男子のクラスの男子の立場を弱くしそうで楽しみです。 同じチームに野球部の子がいるのもいいですね。 野球部は一応、最強の男子がいるはずの部活ですから。

タカシ


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