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ジュン
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敗球!!セカンドシーズン3

敗球!!セカンドシーズンの続きです。 ついに明らかになる最強の女子エース・新鍋ゆかりの実力! 女子チームは2−10になったところで、新鍋ゆかりが祥子と入れ替わる形でコートに入ってきた。そして強力なサーブとスパイクを容赦無く男子のコートに打ち込んできた。 ジュン「ぐわあ!!!」左右合計2キロの重りから解放されたゆかりのスパイクによりジュンは吹っ飛ばされてしまった。トレーニングマッチの時よりもさらに高い打点から打ち込まれた彼女のスパイクはジュンの細い腕では到底受けられないほど威力を増していた。(そ・・・そんな・・・!これがゆかりの・・・。)ジュンはショックのあまりその場で座り込んでしまった。レベルが違いすぎる。彼女のジャンプ力やスパイクの重さは自分が憧れていた石川をも軽く凌駕していたからだ。 ジュン「くっ・・・くそっ!」何とか蘭のサーブを拾いスパイクを打ち込むジュンであったが、新鍋ゆかりはまるでハエでも追い払うかのような軽やかなステップワークでジュンのスパイクをレシーブしてしまう。アンクルウエイトを外した分ディフェンス面でも女子チームのレベルは確実に上がっている。そして何倍もの強烈なスパイクを打ち込んでくる。 石川「これ以上やられてたまるか!」180cmの長身を活かした石川のブロックが一瞬ゆかりのスパイクを止めたかに思えた。しかし彼女の重いスパイクはその石川の両腕を弾き飛ばし男子のコートに突き刺さる。 石川「なに!?」 蘭『ナイスキー!』 女子コンビがハイタッチする中、石川は呆然と立ち尽くした。 (そ・・・そんな・・・)両腕を襲った衝撃に信じられないといった表情の石川。自分よりも小さな女子相手に初めて味合わされる力負けの屈辱に唇を噛み締めることしかできなかった。確かに180cm近い石川の高い打点からのスパイクは中学レベルでは脅威である。しかしゆかりからすれば所詮はそれだけだ。パワーやセンス、身体能力においては彼の能力はトップクラスというわけではなかった。しかし、女子のエース・新鍋ゆかりは恵まれた体格だけではなく天性のバレーセンスを持ち合わせていた。 バネのような跳躍力としなる体幹。そしてそれを活かす強靭な筋肉。さらにはパワーやスピードを生み出す瞬発的筋力。これら全てを兼備しつつ、それらから生み出される力を最も効率的にボールへと伝達する能力に長けているのだ。正しいポイントでスパイクを打つ能力・・・Vリーグの選手ですら出来ていないことが多いと言われるこの能力を既に中学1年生である新鍋ゆかりは身につけていた。だから彼女のスパイクには全体重が乗り強力なドライブ回転が生じる。おまけにスイングスピードも速いため石川のブロックが中途半端なかたちとなり、結果として抜かれてしまう。それが168cmの新鍋ゆかりが180cmの石川啓太を力で圧倒してしまう理由だった。 まして身長でも基礎体力でも大きく劣るジュンのスパイクなど、ゆかりのそれと比べたら子供の遊び程度のものだ。決定率から見れば大砲と豆鉄砲ほどの違いはあるだろう。 そして女子がジュンに向かってサーブを集中すれば、必然的に豆鉄砲対大砲の撃ち合いとなってしまう。ゆかりと蘭の女子コンビは難なくジュンのスパイクを拾い、男子のコートにスパイクを打ち込むことができる。そして点差もみるみるうちに広がり、ついに6−20という圧倒的な大差がついてしまった。 そして再び楠本祥子が、白木蘭と交代する形でコートに戻ってきた。 ジュン「はあ・・・はあ・・・」 肩で息をしながら膝に手をつくジュン。彼の顔色は真っ赤になっていた。 ジュン(強い・・・。強すぎるよ・・・。)さすがに負けず嫌いのジュンもゆかりとの圧倒的な実力差を見せつけられ既にこの時点で完全に戦意喪失してしまっていた。ジュンは合宿で石川とコンビを組み、ゆかりや祥子、蘭たち女子バレー部の主力たちと対等に渡り合っていたはずだった。しかし、実は彼女たちには様々な制限が掛けられていて、その制限が無くなれば結局は男子バレー部は女子バレー部に全く歯が立たない・・・。そうジュンに思い知らせる結果となってしまった。 祥子「もう限界だよ・・・ゆかり・・・。このままじゃジュン君が・・・。」祥子はジュンに聞こえないようにコートに立っている新鍋ゆかりに声をかけた。もともと彼女はこの勝負には乗り気ではなかった。女子の主力3人が男子コンビを本気で潰そうとすると、ジュンを集中攻撃することになる。そうなれば彼は再起不能になるかもしれない。確かに祥子もジュンをバレーボールで弄び、自分達女子の強さを教え込みたいという願望はある。しかし、それはもう少し彼が成長した時のことだと思っていた。祥子にとってはまだまだジュンはひ弱な男の子・・・。強い女子たちの庇護のもと当分は心身ともにみっちりと育成してあげなければならない。祥子は外コートでジュンを打ち負かし、泣かせた時も優越感を感じるのと同時に胸の奥底では母性的な感情のようなものも抱いていた。(男の子は弱くて情けない・・・。それをもっと思い知らせてあげたい。でも可愛い・・・。守ってあげたい・・・。) そんな相反する気持ちが彼女の中で入り混じっていた。だからバレーでジュンをボロボロに負かした後、彼に自分のブルマの匂いを嗅がせることで、彼女の中で渦巻く矛盾した二つの気持ちにバランスを取ろうと思ったのだ。そしてそのことはジュンにとってもいい刺激となり、彼を育むこととなるはず。それが彼女の考えだった。祥子は初めてジュンにブルマの匂いを嗅がせた時、本当は恥ずかしくて仕方なかった。保健室で女子の強さを教え込むために、祥子は大胆にも彼の鼻先によく発達した自分の下半身を押しつけた。しかしまさかジュンがクンクンと犬のように自分の股間の臭いを嗅いでしまうとは思っていなかった。ましてスポーツをした後の蒸れた場所を異性であるジュンに嗅がれてしまうなんて・・・。最初は驚きと羞恥心で思わずジュンを突き飛ばしてしまおうかとも思った。しかし今となってはその行為が祥子の心の中に芽生えた母性をくすぐる。(傷ついたジュン君にとって、私の大事な所を嗅ぐという行為は一種の心の拠り所なんだろう。きっと私に甘えたいんだよ。)そう思うとジュンへの保護欲のような愛情がより一層強くなる。傷つけて慰める・・・。その行為を絶妙なバランスで繰り返していくことで祥子はジュンを男子のエースに育てていくつもりでいた。 だからまだまだこの段階で、本気を出したゆかりや蘭の厳しい責めにより、彼が壊されてしまうことを恐れていた。ジュンは悔しさから目に涙を溜めながら必死にスパイクを打ち込んでいる。その姿はとても可愛らしく見えた。 祥子(頑張れジュン君・・・。私たちに勝てなくてもいいから、必死に食らいついておいで。)祥子は今にも泣き出しそうなジュンを見て祈るような気持ちになった。 7−25とさらに男子との得点差が開いたところで、ゆかりもようやくターゲットをジュンから石川に変更することにした。

Comments

新チームになって女子と試合した時は、自分はレシーブとかは得意でしたので実際は他の男子が狙われていました。

ジュン

ジュンくんが徹底的にやられて、次に石川先輩ですね。 まずは弱いところを徹底的に突いて、相手を精神的に追い詰めてから、とどめを刺す! まさに女子バレーという展開ですね。 ジュンさんも、石川さんのモデルとなるような方と一緒に女子に圧倒されてしまったことはあるのでしょうか? ジュンさんが弱点とされて、女子から狙われてしまったことはありますか?

タカシ


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