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ジュン
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敗球!!⑩

敗球!!の続きです。 体育の授業が終わったものの、ジュンはゆかりに敗北したことがどうしても頭から離れなかった。 ゆかり「ジュン、ちょっと来てくれる?話があるんだけど。」ゆかりは意地悪な目で笑いながら声をかけてきた。 ジュンとゆかりの教室の近くには音楽室があり、その手前に小さな小部屋がある。普段は誰もその部屋を使わないが、教師が素行不良の生徒を説教する部屋として使われているようだった。その中へとジュンを誘うゆかり。もちろん体育の後なので彼女はブルマ姿のままだ。 2人きりの小部屋に足音が響く。 ゆかり「ねぇ、さっきの勝負悔しかった?」 無言のままうつむいているジュン。 ゆかり「ふーん、返事しないんだね。まぁいいや」そういうと急に真顔になるゆかり。 ゆかり「せっかくジュンのこと呼び捨てにすることになったんだし、ジュンも私の呼び方、変えた方がいいんじゃない?」 ジュンは戸惑った表情を見せた。 ジュン「何だよ・・・呼び方って?新鍋は新鍋だろ?」 ゆかり「でもさあ・・・ジュンは私に負けたよね?例えば『ゆかりさん』とか『ゆかり様』とかの方がいいと思って。」 ジュン「確かに俺は負けてしまったけど・・・」 ゆかりはジュンとの距離を縮めると思いっきり睨んできた。168cmのゆかりと152cmのジュンではかなりの身長差があるため当然見下ろす形となる。ゆかりは顔を近づけて言う。 ゆかり「こうして近づくと、ほんと小さいよね!小学生みたいw それに体、震えてるよ(クス)じゃあもっと近づいちゃおうかな。」ゆかりはさらにジュンの顔に自分の顔面を寄せていく。真正面から覗き込んでくるゆかりに思わず赤面してしまうジュン。 ジュンはゆかりの大きな瞳に吸い込まれそうになる。彼の心拍数は上がり思考力が低下していく。 ゆかり「ジュンは私が恐いんでしょ?」そう言って更に詰め寄るゆかり。 ついにゆかりの唇がジュンの目元まで迫る。 ゆかり「ジュンの怯えた目、可愛い♪」 抱きしめられているわけではないのに、ゆかりの大きな身体に包み込まれるような感覚。これは祥子たちとの試合で彼女たちのブロックに捕まってしまったときに感じた感覚に似ていた。そして至近距離にあるゆかりから漂ってくる甘い香りと温もりに意識が奪われていく。体育の後なので特に彼女の熱気が伝わってきたし、小柄なジュンの視界に大きな胸が近づいてくる。腹部のあたりにはゆかりのブルマが軽く触れ、彼女の長く逞しい太ももがジュンのか細い太ももを左右から挟み込むような体勢になった。 ゆかり「ほらっ・・・。ジュンの脚と私の脚、比べ合いっこしよっか・・・。私の方が長いし、筋肉だって全然違うよね。こうして近くで比べると走りで負けちゃうの、当然だと思わない?」と言ってわざと太ももで挟み込むように軽く抱きついてきた。 ゆかり「これが女子の県選抜の女の子のカラダだよ♡」ゆかりはじっくりと体を重ね合わせることでジュンと自分の体の違いを確認しようとした。一方、ジュンの方はすっかりゆかりのペースに巻き込まれてしまっていた。 ジュン「んっ・・・あああっ!!うぁぁ!!!」ジュンは必死に平常心を保とうとしたものの、ゆかりの女の体に自分の男の体が圧倒的に劣っている現実を突きつけられ、敗北感に悶絶してしまう。その惨めなジュンの姿を丁寧に観察しながら自分が女であることの優越感に浸るゆかり。彼女との身長差は16cm。しかしそれ以上に体格差があることをジュンは知った。例え身長がゆかりと同じ168cmになったとしても今のジュンのか細い身体では何一つ彼女にかなわないだろう。 ゆかり「フッ。こんな未熟な男の子の体でよくもまあ、私に挑んできたね。でももっと学習しなきゃだめだよ。女の強さ。特にこの腰回りとかね。私がいっぱい教え込んであげる。でも比べ合いっこするだけでジュンの体は震えちゃうみたいね。そう・・・今、ジュンは私に負けてるんだよ。」 ゆかりの柔らかい肉体に包まれているだけでジュンの男のシンボルは徐々に固さを増していった。そして下半身が小刻みに震えていく。 ジュンはこの屈辱的な状況から何とか逃れようと懸命に耐えようとするものの、彼女の体の柔らかさに徐々に抵抗する力が奪われていく。 ゆかりはクスリと笑いながら更にぎゅっとジュンを抱き締めた。「ああぁ!」とうとうジュンに限界が訪れた。 ドピュ!ドクンドクン………… ジュンはパンツの中に温かいものが広がっていく感覚があった。ゆかりもまたジュンの表情をしっかり観察していたから、彼の中で何が起こったのかすぐにわかった。 ジュンにとってゆかりは倒すべきライバルであり敵だった。しかしその敵であるゆかりに翻弄され羞恥心に悶え惨めに射精までしてしまった自分が情けなく悔しく思えた。せめてゆかりに射精したことを悟られないようにすることがせめてもの彼の抵抗だった。 しかし射精直後、ゆかりと目があった時、彼女のクスッと笑う表情を見て彼の中で何かが崩れ去った。 お互いの身体を密着させただけなのにジュンはゆかりに敗北した。 そしてジュンの頬から涙がもぼれ落ちた。 ゆかり「泣いているの?怖いの?それとも悔しくて泣いたのかしら?フッ笑」耳元でささやくように挑発するゆかり。 ゆかり「また私の勝ち。」一度涙がこぼれ落ちてしまうとジュンは脆いものだった。そして肩を震わせながら泣き出してしまった。ゆかりの胸の中で嗚咽をあげるジュン「ウッウゥ・・うぅ〜〜」 もう限界だった。美唯たちに負けてブルマを穿かされた翌日にゆかりとの差を見せつけられてしまったのだから。そんなジュンを見て満足げなゆかりはとどめをさす。 再び囁き声で話すゆかり「ほら、『負けました』って言ってごらん。」ジュンは最後の力で声を振り絞るように言った。 ジュン「ま・・・負けました・・・。」悔しさと敗北宣言をする恥ずかしさに顔を上げることができない。 ゆかり「良くできました。」と言いながらジュンの後頭部を撫でまわす。優しく髪をかき上げてくれたりしながら頭をポンポンしてくれた。その度にジュンはビクっと反応した。 この瞬間ジュンは完全に新鍋ゆかりに屈服させられていた。 そしてゆかりは彼女を様付けで呼ぶことをジュンに強制した。 ゆかり「じゃあ、練習しよっか。」 ジュン「ゆ・・・ゆかり・・・さま・・・。」 ゆかり「もっと大きな声で!」 ジュン「ゆかり様・・・。」 ゆかり「はい、よく出来ました。」 まるで小さな子供を相手にするように微笑みながら答えるゆかり。敗北と射精のショックで混乱状態のジュンは思わず彼女の言いなりになってしまった。 ゆかり「まだ体、震えてるよ。呼吸整えよっか。フーー」 ゆかりに抱かれながら深呼吸をしているうちにジュンの心は落ち着きを取り戻していった。しかし同時に激しい劣等感にも襲われる。こんな風に簡単にゆかりに良い様にされてしまうなんて。 一方のゆかりの方も、弱小とはいえ1年男子バレー部のエースであるジュンを征服したことで、またバレー部での新たな楽しみを見つけた気がした。そしていずれジュンとバレーで対決したいと思った。でもそれは今ではない。精神的にも肉体的にもひ弱な現時点のジュンと勝負しても少しも面白くないと思ったからだ。 (早く強くなって私の前に立ちふさがってくれないと・・・。)ゆかりはジュンの負けず嫌いな性格は結構気に入っていた。彼のような少年を打ち負かすことこそが彼女にとっては最大の快感であったのだ。それに祥子の話ではジュンはバレーセンスも悪くはないとのこと。(後は身長とパワーだけかな・・・。)ゆかりはそう思った。ジュンが3年生になって男子バレー部の真のエースになった時、多くの女子生徒たちが見ている前で、一方的に打ち負かしたらきっと気持ちが良いに違いない。そしたらさっきみたいにジュンは泣いてしまうのだろうか?(いや、きっと泣かせてやるんだから。そして今日みたいに思いっきり慰めて甘えさせる。)ゆかりはその日が来ることを心待ちにしていた。 ゆかり「呼吸、落ち着いた?」 ジュン「はっ・・・は・・い。」 ゆかり「ふふ・・・。そんな丁寧な返事してくれるんだw。まるで先輩と後輩じゃん。いいよタメ語で。同級生なんだし。」 ジュン「う・・う・・・ん。」 ゆかり「あと私の呼び方は、『ゆかり』でいいよ。さっきのは冗談だから。ジュンがみんなの前で私のこと『ゆかり様』って言ったら、いじめだと思われるしね。」 そして2人は小部屋を後にした。


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