なんでかボクシング対決する事になった喧嘩番長のネズミ君と舎弟の象君
体格差は歴然で、まったく本気のパンチでもないはずの象くんのパンチがネズミ君に
全弾被弾する。
舎弟である象くんに見下され、プライドが踏みにじられ、なんとか立ち上がろうとリングでもがくネズミくん。
象君は複雑な面持ちだった。
(自分のアニキであるネズミさんはもっと強かったはずだ)
かつていじめられていた自分を救ってくれたのはネズミ君。
そんな彼は今目の前で自分の放ったパンチでリングに這いつくばっている。
「どうしたんスか?アニキ… まだまだッスよね?」
その言葉で更にネズミくんの闘志に火がつき立ち上がる。
試合再開直後、象くんの懐に潜り込み、怒りのボディブローの連打を叩き込む。
何十発と象くんのお腹に拳を叩き込む。
「うっ」「ぐっ」
頭上で苦しそうな声が聞こえる、自分のパンチは効いてるはずだ、このままアッパーカットで叩きのめしてやるぜ。
ズドッ
そう思ったネズミくんのお腹に象くんの拳が叩き込まれた。
「エ゛ッブッ!?」
その一撃はネズミくんの思考をすべて奪い去った。
両腕が垂れ落ち、しかし頭だけは上をむいて口を大きく開いてマウスピースをこぼそうとしている。
象くんの拳はネズミくんのお腹に深々と突き刺さったまま、その体をかちあげる。
象くんからしてみたら軽い軽い、ネズミくんの体はなんなく持ち上がった。
ネズミくんはあまりの苦痛に失神したままボクシンググローブでお腹を串刺し状態にされてしまった。
「全然効かねぇッスヨ アニキ…」
憧れでもあり尊敬していた存在が、自分の体の大きさに一切敵わず敗北した姿をさらしている。
今まで様々な相手、それこそ自分より大きな相手とも戦って勝ってきた尊敬するネズミくんが、ボクシングで自分に一切敵わなった。
象くんはとてつもなく哀しかった。
その敗北をきっかけにネズミくんは数ヶ月姿を見せなくなってしまった。
こういうの、ちゃんと描きたいな~~~~(描けばいいじゃないか)