「大門さ~ん!滝行はそろそろ終わりにしてご飯ししませんか~!?」
僕は山奥で修行する大門さんに同行して、飯炊きなど身の回りの世話をさせてもらっていた。いわゆる押しかけ弟子だ。
電気も水道も通ってない場所で生活を送るのは大変だったが、憧れの大門さんと寝食を共にできるだけで僕は満足なのである。
大門さんは僕から手ぬぐいを受け取って軽く体を拭く……が、道着が水に透けて下半身がほぼ丸見えな事には無頓着だった。
冷たい滝に打たれて縮こまっているはずなのにこの大きさ……⁉
「ご、ご飯の前にお風呂も沸いてますからどうぞ!」
そうかとひとつ頷くと、大門さんは体を拭くのを止め、全裸にハチマキに下駄というとんでもない恰好になってそのまま歩き始めた。
風呂に入るのならこれ以上体を拭いても無意味だと思ったのだろう。
硬く引き締まってはいるが程よく脂肪の乗った尻が歩くたびにプリプリと動き、股の間で黒々とした重そうな何かがぶらんぶらんと揺れているのをなるべく見ないようにしていたが、どうしても目が吸い寄せられてしまいそうになる。
それを意志の力でなんとか跳ね除けなくては修行の意味が無くなる。
無だ、心を無にしなくては……!
大門さんの広い肩だけを見るように集中しながら、僕はあわてて大門さんを追いかけたのだった。
岩山ゲンタ
2024-05-10 13:37:48 +0000 UTCマッケンジー
2024-05-10 12:33:01 +0000 UTC