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あいつとシェアハウス 50 ~序盤先行公開~

「今からお前のこと、犯すから」


「は……?」


「……なーんつって」


 飄々とお道化る狼が、夕焼けには不釣り合いなほどだった。意味分からん、という顔でそいつを見れば、傍らから俺がここに来たときに着ていた服を取り出し、持ち前のニヤケ面を返してくる。


「とりあえず着替えとけ。汗だくじゃ嫌だろ」


「ああ……って、はぐらかすなよ。なんだ、さっきの」


「別に。ただそういう設定にしようかなってだけ」


「設定……」


 訝る俺の目の前に、梓馬はすっと端末を差し出してきた。送信済みのメッセージ欄には、『やっちまってもいいよな?』の文言。宛て先はどうやら、悟と泰利のようで。


「……んだよこれ」


「まあまあ、後のお楽しみっつーアレ」


 楽しげに語る梓馬は、端末をひらひらとさせながら笑う。


「こんだけ煽りゃ、流石のアホ面も慌てんだろ」


「ホントに上手くいくのか、それ」


「おいおい、まさか忘れてんじゃねーよな」


 あくまで疑念を抱く俺に、狼は自信たっぷりな面相で放った。


「梓馬くん、エスパーなんで」



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 先行公開はここまでとなります。

 全編については後日の投稿をお待ちください。


 ※全編では先行公開と描写の差異がある可能性があります。

  あらかじめご了承ください。

あいつとシェアハウス 50 ~序盤先行公開~

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