オリジナルサイズで表示を押すと、ちょっとだけ動きます。
― 祈祷師さんの入国審査 ―
王都よりとある国へと派遣されてきた一人の祈祷師。
その国では魔を払う大切な儀が執り行われるはずであったが、王都と上手く連絡が取れておらず悪名高い関所にて入国審査を受ける事となるのであった。
―――
「・・・!?」
「ほんとうに王都から来た祈祷師なら平気だよなぁ?」
「ん~?ここになにか隠してるのか?」
男達はニヤニヤと笑いながら彼女の尖った部分を弾き回す。
一先ずは抵抗せずにやり過ごそうとしたのは失敗だったかもしれない。
祈祷師はただこの状況に困惑し続ける他なかった。
―――
ようやく指先から解放されたが、それだけでは終わらなかった。
「特別に入国を許可してやるが、ここに滞在してる間はこれを付けろよ?」
そう言うと男は何やら怪しげな機械仕掛けの魔道具を
先程まで玩んでいた先端部へと取り付けるとスイッチを入れる。
「――ッ・・・!?」
「もし外したらすぐにこの国から追い出すからな?」
こんなものは神殿へ辿り着いたら取ってしまえばいいだけ。
祈祷師はそのまま儀の執り行われる神殿へと人々の視線を気にしながら向かっていくのであった……。
ウニ96
2024-05-31 15:46:28 +0000 UTC横汁
2024-05-29 09:43:04 +0000 UTCc_e
2024-05-26 11:12:17 +0000 UTC