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【全体公開】SS 恋愛偏差値ゼロな彼女④

時刻は23時を過ぎた頃。

高橋はようやく今日の勉強を終え、スマホに手を伸ばした。


未読の通知がひとつ。山本さんからだった。

メッセージと一緒に届いていたのは山本さんと一緒に映ったあられもない下着。

きっちり撮られた自撮りそしてなによりその眼差しが――なんというか子供っぽいあどけなさ


「……いやちょっと、これ……」


高橋は思わずスマホを伏せる。


やめてくれ禁欲中なんだって……。


焦った指先で電源を落としベッドの上にスマホを投げ出す。


でも脳裏にはもう焼き付いてしまっていた。

さっきの写真のポーズ薄暗い部屋の明かりに浮かぶ肌。


「……あいつぜったい分かってやってるだろ……」


息をつき天井を見つめる。


思い出したように枕元の参考書を手に取るも集中できるはずもない。


さっきの写真――

いや、あのときの山本さん。

服の下のあの肌の熱。

声。息遣い背中に爪を立てた手。


全部が思い出される。

そして、ずるいことに、今は届かない。


「……くそ……ああ、もう……!」


悶々としたまま枕に顔を押しつける。


スマホの電源はもう入れない。

たとえ未読があっても。今はもう見ない。


そう決めて目を閉じた。

――でもほんの少し笑ってしまう。


「……絶対わざとだよ……」


そしてそのまま、眠れぬ夜が過ぎていった。


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テスト期間に入る少し前、

「しばらく、しないほうがいいよね」って言い出したのは私の方だった。


べつに深い意味はなかった。

ただ、だらだらしてたらきっと飽きられるだろうな、って。

……それはちょっと怖い。


でも、禁欲を始めたとたん逆に頭の中がそればっかりになった。

集中できない。

眠れない。

なんでこんなに馬鹿みたいに触れてない時間が長く感じるのか、自分でも分からなかった。


一人で耐えてたつもりが、気がつけば――

私のほうが先に崩れてた。


しかも、そのあとで、

「今夜だけ写真送ってみるか」なんて悪ふざけをして……。


――なんで既読ついてんのに返信こないのよ。


自分で仕掛けておいて無視されるとちょっと落ち込む。

いえ正確に言えば反応がなかったことが、なんだか胸に刺さる。


拒絶じゃないってわかってる。

でも、なんだろうこの居心地の悪さは。


たぶん――

私が「我慢できなかった」ことを無言で見透かされたような気がしたのかも。


その夜は返信が来なかった。


だからこそ次の日に届いたメッセージにほっとした自分がいた。


『…もうちょいで挑発にのるとこだった。責任とってよ』


うーん作戦失敗。


いつもは余裕っぽいふりをしているけど、

触れられたら簡単に壊れてしまいそうな気がして。

自分の中の何かが彼によって形を変えられていくのをなんとなく分かっていた。


そして心のどこかではわかってる。

自分があの写真を送ったのは誘惑でもあるけど――

「自分だけ我慢できなかった」ことを、帳消しにしてほしかったのかもしれない。



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Comments

我的男朋友也完全聽我的擺佈。

secret dmain

山本同学太狡猾了😤😤

Misternpc

彼氏だけに見せる痴態、うらやましい…

secret dmain

こんなセイシュンを送りたかったものです(なお男子校

otiak


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