強い陽射しが照らす、のどかな田園風景の中の一軒家。
開け放たれた部屋の襖(ふすま)、続く縁側から鳴り響くセミの声。
オレ・東真京介(あずま・きょうすけ)が夏休みを利用してやってきたのは、都会から遥か離れた沖に浮かぶ万歳島と呼ばれる田舎の島。
島民で父の友人である「おっちゃん」こと虎魚吉朗(おこぜ・よしろう)さんと過ごしているのだけど…。
「おう、んぉお、おっふ…あ~ええぞお、京介ぇ」
頭上から聞こえるおっちゃんの気持ちよさそうな声。
オレの額から汗がだらだらと顎へと垂れる。
でもそれは夏の気候のせいなのか、オレとおっちゃんがしている卑猥な行いのせいなのかわからない────。
「んぐっ、んんっ、んむう……っ」
なぜならば。
オレは今まさにおっちゃんの股ぐらに顔を突っ込んで、汗臭いデカマラを夢中で頬張っているからだ…っ。
(おっちゃんのチンポ…今日もすげえデっカい…♡)
漁師の仕事から帰ってきたばかりのおっちゃんは、よれたランニングシャツと、洗いすぎてボロボロのトランクス姿。
トランクスのスリットからぼろんと飛び出た巨根にオレはむしゃぶりついてるってわけ。
「あ~…京介ぇ、もっとエラの下ねぶってくれぇ……そうや、ええぞお」
おっちゃんのどっしりとしたガチムチさは、白シャツの上からでもよくわかる。
そんなおっちゃんが大きな手のひらでオレの頭を撫でながら卑猥な指示をしてきて、オレは言われるがままにエラの溝をなぞるように舐めた。
皮との境目でもあるその部分は、むんわりとした男の蒸れた香りが強い。
カスが溜まる箇所でもあるので味わいも自然と強烈になるけど、おっちゃんはそこをオレに掃除させるのが好きみたいで、いつのまにかオレもこのカリ首の味がお気に入りになってた。
「うへへ、どうや? 汗だくで働いて溜めたおっちゃんのチンカスや。美味いやろ?」
「んっ、んんっ、おいひ…っ、おいひぃ、よ…あむっ」
じゅるじゅると立派なエラを吸いながらおっちゃんを見上げると、ニヤニヤとスケベに歪んだ髭面が目に入る。
「せやろ? ほんだらもっと食べぇや。ぐぷっとな」
「んぐっ!?」
いきなり後ろ頭を股間に押しつけられて、ぐぶぐぶと喉奥まで臭い巨根を咥え込まされた。
もじゃもじゃの陰毛の茂みに鼻先が埋まって、息をするたびに中年男性の饐(す)えた匂いが鼻腔に充満する。
「うはは、ひょっとこみたいな顔しとるでえ、かわいいなあ京介は」
「んんっ…んぐうぅう…っ、おっちゃん、チンポ洗ってないでしょ、すんげえ味、濃いんだけど…っ」
頑張っておっちゃんのデカチンを頬の裏側でしごきながら言う。
「がっはっは! 今洗っとるやろがい、京介の口でなあ」
「この……へんたいオヤジ……んむっ」
こんなゲスい冗談を言われても、オレはおっちゃんの蒸れたチンポを口から離せない。
それが何よりのコタエで、どんな言葉よりもオレとおっちゃんの関係を表してる。
この島に来て、おっちゃんと再会してから、大人のセックスの凄さを味わって、オレの人生観は少し変わった
傷心を慰めるために都会を離れて、まさかこんな爛(ただ)れた夏休みを送ることになるなんて思ってなかったけど――。
「おら、かわいい口に出すぞ…っ!」
びゅぐんっ! どぷっ! どぷどぷどぷどぷッ!!
口の中に勢いよく放たれる、ドロドロに塩辛い精液。
勢いが凄すぎて、鼻から少し白濁が逆流してあふれてくる。
中年のおっさんのチンポから絞られた汁を喜んで飲み下すオレを、たとえば学校の友人や親が見たらどう思うんだろうな。
「全部飲んだんか? ええ子やなあ」
笑いながら、おっちゃんが畳に敷いたままのせんべい布団に慣れた手つきでオレを転がす。
仰向けになったオレに覆い被さってくる、汗臭い巨躯。
横にも縦にもどっしりと大柄なおっちゃんの影にすっぽりとオレは包まれる。
「おっちゃん……ん、はっ」
ぬらつく舌で唇をこじ開けられて、ぬるい唾液を流し込まれる。
シャツをめくられて、おっちゃんのゴツゴツした手がオレの胸をやんわりと揉んでくる。
そのいやらしい手つきに、オレの股間がテントを張っていく。
「はあ……っ♡」
おっちゃんのヒゲがオレの肌をチクチクと刺す。
首筋から胸元へと下りていくチクチクが、胸の先端を刺激してくれる瞬間を密かに期待する。
そんなオレの内心を見透かしたようにおっちゃんが目を細めて、桃色の粒に肉厚の舌を這わせた。
「んああ…っ♡」
ねっとりと舐め上げられると、カラダがびくびくと反応してまう。
左右の粒を交互にゆっくり舐められ、焦らすような緩慢な動きに、次の舌の往復をせがむような視線をおっちゃんに向けた。
「ん? なんやあ、その目ぇは」
おっちゃんはからかうように舌先で甘く粒をくすぐってくる。
「あっやあっあっひっあっ」
無精ヒゲにまみれた野性的な口元のくせに、だけどそこから伸ばされた舌が繊細に動くのは、なんだか物凄く卑猥だった。
びくびくと喘ぐオレにニヤニヤしながら、おっちゃんはカチカチになったオレの乳首をいたぶり続ける。
「あっ、ちょ、そこは待っ…てっ」
おっちゃんがれろれろと乳首を責めながら、オレのパンツを片手でズリ下ろそうとしてくる。
手で制しようとしたけど、おっちゃんの手でやすやすと両手首を頭の上にまとめられてしまった。
「なあ、今、ちょっとヤバいから…って、んん…っ!」
ぶるん…っ!
おっちゃんに下着を脱がされて、オレのイチモツが勢いよく腹へと跳ね上がった。
デカマラをフェラしてた時から勃ってはいたけど、乳首まで責められてもう我慢汁が凄い。
「おーおー元気やなあ」
おっちゃんはオレのチンポを遠慮無く大きな手のひらで握り込むと、ぬちぬちと汁を纏わせてシゴキ始めた。
「ちょっ、チンポ触るのは反則…んはあっ!」
「ん~?」
じゅるるる、とわざと音を立てて乳首を吸い上げられる。
大きな手で張り詰めた肉棒を擦られながら、れろれろと舌で乳首を弾かれる。
「あっあっやあ…っ! おっちゃん、って、ばぁ、ふあぁ…っ♡」
手の動きは封じられたまま乳首とチンポを責められて、オレは喘ぎながら両足をくねらせた。
こんなの、もう、保たない…っ!
「んはぁぁああ……っ!」
びゅくんっ! びゅくんっ! びゅるるっ!!
いやらしい責め苦にオレのチンポが耐えられるわけもなく、派手に痙攣して白濁を噴き出すのだった…。
「なあっ、オレ、イッたばっかだって…っ! 二人とも汗だくだし、きゅ、休憩しない?」
おっちゃんにオレの両足、その太ももをがっしりと持ち上げられて股間を広げられる。
ガッチガチにフル勃起した大根みたいなおっちゃんのデカマラが、オレの尻にぴったりと添えられている。
「若もんがナニ言うとる。都会っ子はヤワであかんのう」
おっちゃんはだらりと蜜を垂らした巨根でオレに狙いを定める。
「都会とか田舎とかそう言う問題じゃ無いって…! おっちゃんが絶倫なだけ……ひ、あ、待って、待って待ってってば、あぁぁあっ!!」
オレのハナシをスルーして、おっちゃんがズブズブと巨根を埋め込んでくる。
毎日セックスしてるからカラダは慣れて受け入れるけど、心はこの快感に慣れることなんてない。
おっちゃんとのセックスは、毎回、オレに忘れられない快楽を刻むのだから…っ。
「ほ~れ、おっちゃんのチンポコ、根元までずっぽしやぞう♪ おらおら動いたるからなあ」
「はひ、ひっ、ひぐ…っ」
オレは閉じられない口の端からよだれを垂らす。
奥までがっつり突き入れられたおっちゃんの巨根でお腹がいっぱいで、言葉さえ満足に紡げない。
ばちゅっ! ばちゅっ! どちゅっ!
「あんっ! ひあんっ! あうううっ! んあぁんっ!♡」
腰をがっしりと固定されて、力強く腰を振りたくられる。
オレは敷き布団を強く握りしめて、おっちゃんのピストンに耐える。
ここに来てからおっちゃんに拡げられた穴が、強引に擦られてもそれを快楽に変換する。
「なんやっ、待てって言うとったくせにっ、顔もケツもとろとろやんけっ、気持ちええぞ京介ぇっ!」
ばちゅっ! ぐぬっ! ずぬぬっ! ずぶぶっ!
「だっ、てぇっ、あぁっ、あっ、ああっ♡ すっ、すごくってっ、おっちゃんのっ、ひうぅぅっ!」
言葉も行動も荒々しいおっちゃんにオレはしがみついた。
太い首に両腕を回して、突かれて揺さぶられるままに思い切り抱きしめる。
そうすると、おっちゃんのチンポがさらにナカで膨らんだような気がした。
「なんやてぇ? おっちゃんのナニがすごいか、ちゃんと言うてみいッ!」
ピストンを止めずにおっちゃんがオレに訊いてくる。
もうぐずぐずに溶けてしまいそうな刺激を与えられながら、オレは涙混じりに答えた。
「ひぐっ、あううぅっ♡ ちっ、ちんぽっ、あああっ♡ すごいぃいっ! おっちゃんのっ、でっかいちんぽぉっ! ちんぽすごぃいっ!」
ぎゅう、とおっちゃんが太い両腕でオレを抱きしめ返してくる。
お互いの汗が肌の境界を溶かすようで、まるで一つになった感覚に陥る。
極限まで密着した状態で貫かれる、その多幸感にオレは酔いしれる。
「京介…っ! んぐぉおお…っ!」
力強く抱きしめられながら、ぐりぐりと奥を抉られて、おっちゃんが低いうめき声を上げたとき。
荒々しくオレのナカで暴れていた肉が、最奥で爆ぜた。
どびゅるるるるるるッ!! どびゅっ! どぷっ! びるるるるるるるっ!! どくんっ!!
「は、ひ……っ!」
オレもほぼ同じタイミングで射精する。
オレの尻から溢れた熱い濁流と、オレ自身の白濁が、せんべい布団を汚す。
「はあっはあっはあっはあっ」
硬く抱き合ったまま、満たされたオレの顔をおっちゃんが覗き込む。
「ふーっ、ふーっ、きもちよかったで、京介…っ」
額に軽く口づけられて、オレはへへ、と力なく微笑む。
おっちゃんはツヤツヤした笑顔で言う。
「陽(ひ)の高いうちからするセックス、最高やな…♪ 時間あるし、夜までヤろか」
こ、このオヤジは……。
オレは口角をひくひくさせる。
「そう言って、夜は夜で毎晩エッチしてるじゃん……! 今度こそ休憩しよ……って、ふぁ…っ♡」
乳首に吸い付かれて、二の句が継げなくなる。
ヒゲだらけの顔をいたずらっ子のようにほころばせて、舌を動かしたままこちらを見上げてくるおっちゃん。
(その表情、ずるい…っ!)
いやらしい中年で、汗臭いガチムチで、性欲すごくて、すっごい巨根で、優しくて、荒っぽくて、憎めない。
晴れ渡る田舎島に住む、そんな愛おしいおっちゃんが求めてくれてるのに、それを拒めるわけがない…!
「……いいよ、もう。おっちゃんのチンポが勃たなくなるまで、ヤろ」
そう言って、今度はオレがおっちゃんの額にキスを落とす。
その時のおっちゃんの嬉しそうな顔ったら、まるで太陽を見つけたひまわりのようだ。
「京介ぇ~♡ チンポがくたびれるまでっちゅうことは、今夜は寝かさんでもええっちゅうことやな!」
「いや、そこまで言ってな……んはあぁぁんっ!♡」
嬉々とした顔で舌なめずりして、萎えることないホカホカのデカマラをまたおっちゃんがオレに突き入れてくる。
裸で絡まり合うオレたちを、ミンミンとセミの声が囃し立てる。
それを聞いて、ああ、自分たちも同じだ、と思う。
海の上の小さな島で、オレとおっちゃんは今日も変わらずに。
――――夜を知らないセミになるのだ。
【END】