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ネイト二世
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【報告】八作目の延期と今後の活動について

 平素よりお世話になっております、ネイト二世です。


 まず報告として、第八作目の発売を来年の二月中旬に延期することと致しました。

理由としては、単純な進捗の遅れで年内の販売が難しいのもありますが、他に


・自分のSNS上のイラスト活動が殆ど停滞状態にあること

・現在、DLsiteの新着作品がAI生成作品によってすぐに流れてしまう状況にあることと、今後サイト側の対応が変更される可能性があるとの想定

・物語部分に対して、このままではCG部分の仕上がりが雑になる可能性が高いこと


 よって、他の活動と並行した上で、現在開催されているクリスマスセール(~2/14)が終了するまで思い切って延期することと致しました。

 しかし、これだけでは九月の予告から待ってくださっている方々に不義理であるため、支援者様にはサークルに関する以下の内容を限定公開してゆきます。


・本編部分の冒頭についての先行公開

・CGシーンの先行公開(文字付き)

・没となった作品の冒頭、および考えていた構想の公開

・過去作品の制作においての振り返り、コンセプトなど


 相変わらずの不定期更新で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。




◆◆ ここより雑記 ◆◆




 もうすぐ終わりゆく二〇二二年は、私にとって模索と彷徨の年でした。



 イラスト界隈を大いに揺るがせた新技術の出現や、六月が特にピークだった個人的な環境の変化などの外界の変化の影響、および自分自身の絵の向き合い方について行き詰まり、デジタルイラストに向き合う時間が去年と比べて少なくなりました。


 もちろんそれは単なる逃避であったり、新たな娯楽への目移りもありましたが、小説や動画作成などふと思い立ったことに挑戦してみたり、クローゼットの奥からアクリル絵具を取り出して童心に帰ってお絵描きしてみたり、美術に関連した様々な書籍や作品に触れてみたりと、自分の幅を拡げる活動に時間を割いたのもありました。

 そしてそれによって、今までの自分がいかに狭い範囲で絵について考えていたかを思い知り、ただ描かなければと自分を責め立てるよりも、もっと腰を据えて自分が目指す表現や成し得たいことを探してもいいのかな、と思えました。



 率直に言えば、ここ一年の私は自分の作品を通して自分の"好き"が伝わることを恐れるようになっていました。そして何を表現したいかという芯がないまま、人に求められそうなものをまるで殻だけを繋ぎ合わせて卵に見せかけようとするような、どこか寂しく物足りないような作品しか生み出せなくなっていました。


 三年前によく描いていたVtuberの方々のファンアートを、今も度々自分で見返します。技術も知識も今と比べて稚拙で、腱鞘炎の痛みに耐えながら描いていた頃の絵がなぜ今よりも良い作品に見えるのか、以前はよく疑問に思っていましたが、今となってはその理由は明白です。

 完璧な作品を目指すよりもまず、自分の情熱や感性に真摯な作品を生み出せることが表現者としての才能であり、どこか一歩引いた目線で描くようになっていた今の私が過去の自分に見劣りするのは当然のことだったのです。


 もちろん十枚以上に及んだ胡桃ちゃんなどの絵を描いていた時も楽しさは感じていましたし、そこに何の情熱も込められていなかった訳では決してありません。

 しかし、去年の八月あたりから様々な講座などを見て実践し、技術や知識面で成長した半面、正しさや上手さを軸とした評価基準を自分に向けるようになり、思うように羽を伸ばして描けなくなっていたのもまた事実です。



 これは持論ですが、余程名の売れたプロにならない限り、絵描きという人間は常に「自分が描かなくてもいいのではないだろうか」という呪いの自問と戦い続けるものだと思っています。おそらくここ最近までの私にも、この声が聞こえていました。

 以前の私はそれを単なる評価に拘る承認欲求に囚われ、拗ねているだけの我儘だと思っていましたが、最近になってもっと根源的で複雑な感情なのだと思い始めました。SNSなどで素晴らしい作品が溢れる中での自分の作品の存在価値への疑問、絵描きの人数も数字も急速にインフレしていく中で、良い結果を出せたとしてもそれのどこまでを自分の成果と言えるかの疑問など……

 

 こういった状況に陥っている時、自分に自信を持てない原因を外部に求めるのは本末転倒だと考えています。高校生の頃、Pixivで一日で百ブクマを達成できる絵師には悩みなんてないだろうなーなんて思っていました。でも実際は数字で自信を持とうとした所でもっと上と比較するようになるだけですし、数字の相対的価値もジャンルや時勢によって容易に変動するとても頼りないものなのです。

 結局、自分の内にある”表現したいこと”という軸を持ち、かつそれを出すことが出来た自分を誇れるようにならない限り、自信の源を評価や反応に求めたところで表現者が満たされることはないのだと思います。



 とりとめもない話となりましたし、文面だとかなりネガティブに聞こえてしまいそうですが、要するに私がこれからについて考えていることは「フラフラしている自分を恥じないで、その時の関心に全力を注いで自分の表現を強化していこう」です!

 ここまで自分自身について長々と書いたのは恐らく初めてで、どのようなものとなっているかが不安ですが、もっともらしい理由をつけてその場を誤魔化すよりも、自らの情けない部分も見て下さっている方に曝け出して実情を打ち明けることが今の私に出来る真摯な対応なのではないかと思った次第です。


 長くなってしまいましたが、これからもどうかよろしくお願いします。



【報告】八作目の延期と今後の活動について

Comments

詳しい事情を知らんけえ無責任なこと言うけど、ネイト氏のやりやすいようにやったらいいと思うんよ。 つまずいてこけても、立ち上がらないといけないってわけじゃないし。気力が無ければそのままごろごろしててもいいじゃん。 絵が下手糞な自分からしたら、そんだけ絵が描けるのは当たり前のスキルじゃないんよ。凄いことやっとるよ。

ネコパンチ

AI作品良いんですけど、いかんせんインスタントな感じがしすぎるんですよね・・・絵が苦手な人をカバーするには良いんでしょうけど 技術面や知識面で苦心した日々はきっとこれまで以上に自由に表現する力になってくれますよ。迷った道や時間も他人とは違う個性です。

karint


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