NokiMo
さざんか
さざんか

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失踪したネル、ホシノ、ヒナ、セイア、キサキの代わりに送られて来た生配信を見続ける話

プラン更新後初更新!

今月はリクエスト作品の投稿予定がないので、ブルアカのエッチをご提供!


ブルアカの先生は生徒たちを大切にしているけど、本当に一人一人を見分けられているのかな?

個性あふれる美少女たちの個性の象徴である顔とヘイローを隠された時、ちゃんとそれぞれを区別できるのかな???

生徒をエッチな目で見ない先生は、真の意味でみんなを「見て」いるのかな?


そんな話です。

重たそうですけどエッチで無様でアヘオホぶじゃー❤︎ な感じです。


FANBOXコンテンツに関するアンケート実施中です!

匿名で回答できます(さざんかにも一切の個人情報は入りません)ので、お気軽にご意見ご感想を送ってくださいませ!

(frame embed)




Pixivリクエスト(https://x.gd/woq8b)、skeb (https://x.gd/6aUDc)では、毎月初週にリクエストを募集しています。

毎月1~2件程お受けします。

1文字1.5円、5000文字から受付できます。

またFANBOXにて2週間早く読むことができます!

素敵なエロネタがありましたら、僕に具現化させてください!

リクエストお待ちしています!

※僕の知らない作品の二次創作ですと支援者様のものでもお受けできない場合があります。


◆◆◆◆◆


 わからない。


「なぁーに、心配すんなって。コールサインダブルオーは勝利の証明、だろ? ちゃちゃっと済ませて帰ってくっからよ」

『う゛ぉ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎ ン゛ぉ゛❤︎ ン゛ごぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』


 わからない、わからない、わからない。


「うへぇ〜この面子、厄介な仕事の予感だ〜。おじさんじゃ役不足じゃないかな〜? えぇ? 褒めてもそんなに張り切らないからね〜?」

『お゛も゛ッ❤︎ ぶぉ゛もッ❤︎ ッご❤︎ う゛ぉごッ❤︎❤︎❤︎ ッッッお゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』


 考えれば考える程、頭がぐちゃぐちゃになっていく。


「ええ、問題ない。こんなメンバーで挑めるのなら不安はないわ……先生もサポートしてくれるし、ね。信頼しているわよ」

『う゛う゛う゛う゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎ ッお゛❤︎ お゛ぅ゛ッ❤︎ ぶッ、ぶッ、ぶッ❤︎ ぶぐぐぐぐぼぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』


 どうしてこうなった?

 何があった?

 みんなは……大事な生徒たちは……?


「これは驚嘆だ。シャーレの力……いや先生という存在の力か。キヴォトス広しと言えど、君ほどに多くの心を動かせる者はいないだろうね。私自身がそれを実感しているよ」

『ぎぶぐぅ゛〜〜〜〜〜〜ぅ゛う゛ぅ゛ン゛ッッッほお゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』


 目に飛び込んでくる映像は、イヤホンから突き刺さる絶叫は、果たして何を意味するのか。


「山海経の外に出た時、斯様な出来事に触れるなど想像もしていなかった。ふふ、妾の心をこんなにも心地良く揺さぶるとは、其方は本当に……」

『ンぼッ❤︎ お゛ッごぼ❤︎ ぶぎょ❤︎ ぶぎゅぎょッ❤︎ ぼぉぎゅッ❤︎ ン゛ッぎぎゅぐぅ゛ぅ゛ぅ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』


 わからない。

 わからない。

 わからなければいけないというのに、まるで脳が受け付けない。

 それでも、脳を引き潰してでもわからなければいけない。


 見極めて、決めて、選ばなければいけない。


 果たして……「誰」が「どれ」なのか。



 あの場所に五人の生徒たちを送り込んでから1週間。

 初日の時点で彼女たちからの報告は途切れ、作戦の進行は絶望的だった。


 ミレニアムの美甘ネル。

 アビドスの小鳥遊ホシノ。

 ゲヘナの空崎ヒナ。

 トリニティの百合園セイア。

 山海経の竜華キサキ。

 各校から選抜した選りすぐりのメンバー。

 ただ正面戦闘が強いだけじゃない。

 諜報、現場判断、他の面々とのコミュニケーション、危機察知能力など、互いが互いの力を補い、高め合うドリームチームとも言える選出だ。

 そのはずだったのだが。


 モモトークの捨てアカウントから送られてきたアドレスに、何か嫌な予感を感じた。

 長ったらしく数字を並べただけのURLに混ぜられたアルファベット。

 nr、hsn、hn、sia、ksk……失踪した五人の名前を思わせる配列に、ゾワっと背筋が凍りついた。


 ウイルスの有無を確認してから、リンクの先を確認する。

 そこは実験室のように無機質なサイトページだった。

 あるのは貼り付けられた配信用画面。

 そして、「Who am I ?????」と書かれた文字と共に、文字記入欄が五つ。


 五つ。

 みんなと同じ数。


 震える指で、配信ボタンをクリックする。

 頼む、と。

 考えすぎなだけであってくれ、と。

 願いながら。


『『『『『ふぉ゛ぅ゛ーーーッ❤︎ お゛ふーッ❤︎ お゛ふーッ❤︎ お゛ふぅぅぅッ❤︎❤︎❤︎』』』』』


 耳に飛び込んできたのは、五つの荒々しい呼吸音。

 めに突き刺さってきたのは、五体の不気味なオブジェ。

 横並びに直立した、幼い少女のシルエットをした五体のブラックラバーの人形。

 僅かな膨らみを感じさせる胸、緩やかにくびれた腰、きゅっと引き締まったヒップ……小さいながら、どれも美しいラインを描いている。

 まるで出荷前のマネキンのように、ピシッと「気をつけ」の姿勢で並んでいた。


 頭にはファンシーな動物の着ぐるみの頭が被せられ、顔もヘイローも、画面越しには確認できない。

 被っている動物の種類が違うくらいで、他には殆ど違いはない。

 よくよく見れば、多少シルエットの違いがある……気がするくらい。


『『『『『ぶふぅぅぅッ❤︎ ンぐーッ❤︎ ぶふ❤︎ ぶふっ❤︎ ぶふぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ❤︎❤︎❤︎』』』』』


 それがただの無機なオブジェでないことは、耳に響く苦しげな声と、微かに震えるボディが教えてくれた。

 ラバーを使った人形ではない。

 中に誰かが入っている。


『『『『『お゛ぅ❤︎ ふぅ゛ぉ゛っ❤︎ お゛ふ❤︎ ぐぉッふ❤︎ ンごぅうッ❤︎❤︎❤︎』』』』』


 ふわふわの着ぐるみ頭が邪魔して、声はどれも聞き取りづらい。

 中でくつわでも噛まされているのか、意味のある言葉は聞こえてこない。

 だが、声と共に微かに揺れるラバーボディが、この状況を好意的に受け入れているとは思えない。

 名も顔もわからない少女が五人、不気味なオブジェの部品の一つとして巻き込まれている。

 ラバーにパッキングされて囚われた誰かが五人、抜け出そうと懸命にもがいている。


ウィィィ〜ン


 画面外からマシンアームが降りてくる。

 SF映画に出てきそうな光線銃の形をしたそれ。


『う゛ぉッ❤︎』

『ふ❤︎ ふ❤︎ ふぅ゛ーッ❤︎』

『ン゛ン゛ン゛ッ❤︎』

『む゛ぉ゛ぉ゛ぅ゛❤︎』

『ふ❤︎ ふッぅ゛ーーーッ❤︎』


 途端、少女たちがもがきだす。

 視界は塞がれているはず。

 音が、マシンアームが動く音が、少女たちに何かを想起させるのか。


 必死に、懸命に、音を拒絶しようと、逃れようと暴れている……が、その場から1ミリだって動けない。

 ラバーが床に固定されているせいで、全身が揺れ動くだけだった。

 ぶるんぶるんと前後左右に揺れる五つの人型の柱。

 シュールな芸術のようだ、なんて思っている隙に、


ばじゅぅぅぅぅぅぅーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎ 


 5本の光が画面を埋め尽くす。


『『『『『ばぉ゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎ ぎゅッ❤︎ ぶお゛お゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』』』』


 5本の光線が少女たちの下腹部を貫き、


ぢゅぢぢぢぢぢぢぢぢぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ッ❤︎❤︎❤︎


『『『『『ぶぉ゛❤︎❤︎❤︎ あぉ゛❤︎ お゛ッ❤︎ お゛ッ❤︎ お゛ッ❤︎ ぎゅぎぎぎぎぶぐぅ゛うぅ゛う゛ぅう゛うぅ゛ぅ゛ぅ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』』』』


 少女たちは一斉に絶叫を響かせた。

 苦痛ではない。

 そこには確かに、興奮の感情が含まれていた。


じゅぅ゛ぅ゛ぅ゛〜〜〜〜〜〜ぅ゛……ぅ゛……ッ❤︎


『『『『『〜〜〜〜〜〜ッお゛❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ お゛ふぅ゛ぅ゛ぅ゛ーーーッ❤︎ ふッふッふッふッふ……ッぐぅ゛ぅ゛ぅ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜……ッ❤︎❤︎❤︎』』』』』


 光線が止まる。

 しかしラバーにも、恐らく中の本体にも、傷は一切見当たらない。

 がくがくと、ラバー越しにもわかるほどに腹筋をビクつかせ、少女たちは悶え喘ぎ、「絶頂」の余韻に溺れている。

 絶頂。

 嫌な予感。


 確か、五人を送り込んだあの場所には、女性を「快楽で破壊」する技術があったはず。

 今の光線が……言わばアクメビームがそれだとするなら。


ウ゛ィッ! ィ゛ィ゛ィ゛……ッ!


『ン゛〜〜〜ッ❤︎』

『ぅぉ゛❤︎ ぅ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ❤︎』

『ぶぅう゛❤︎ お゛❤︎ お゛❤︎』

『ぉ゛……❤︎ お゛……ぅ゛……❤︎』

『む゛ーーーッ❤︎ むぐぅ゛ーーーッ❤︎』


 マシンアームが増える。

 一人につき三ヶ所。

 今度は子宮と……ぷっくり膨らむ小さな胸元に二つ。


 少女たちは各々、イヤイヤと首を振ったり、何かを訴えるように叫んだり、アクメから立ち直れなかったり。

 しかし一人も束縛を解くことはできない。

 ただ無様に、その場でビームの充填を待つばかり。


 やめろ、と。

 叫んだ所で、配信専用の動画の向こうには届かない。


ばッぢゅーーーーーーーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎


『『『『『ぐお゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ お゛ぉお゛ッ❤︎❤︎❤︎ ほ❤︎ ほぉ゛ぉ゛ぉ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎ む゛ぉ❤︎ お゛ッお゛ッお゛ッ❤︎ ぐお゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』』』』


 乳首と子宮を貫く、不気味な色のアクメビーム。

 ラバーボディが五つ纏めてのけぞって、ガクガクびくんと痙攣する。


ぢぢぢぢぢぢぢぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅッぢぎぃ゛ぃ゛ぃ゛ッ❤︎❤︎❤︎


『『『『『い゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ ぎゅぉ゛ッ❤︎ ぶぎゃぉ゛ッ❤︎ う゛ぅ゛ぅ゛ぎゅぅ゛ぅ゛ぅ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎ う゛❤︎ う゛❤︎ う゛ぅ゛ぅお゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』』』』


 小刻みに揺れるビーム。

 ツルツルのラバーボディを舐めるように動き回り、少女たちは瞬間瞬間に絶頂を繰り返す。


ぢゅぅ……ぢゅ……ぅ゛ぅ゛ぅ゛……❤︎


『『『『『〜〜〜〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎ ぐ❤︎ ッう゛ーーーッ❤︎ う゛ぉ❤︎ う゛ッッッお゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎ ほお゛ぉ゛ぉ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎』』』』』


 ビームが止まり、五つのオブジェからピンクの湯気が立ち上る。

 頭が惨めに揺れ、垂れ、意識がまともに残っているのかすら危ぶまれる。

 が、倒れることは許されない。

 脚部で床に固定されたラバーパッキングは、少女たちが気を失おうとも姿勢を崩すことを許可しない。


ウ゛ィィィーーーッ!


 また、マシンアームが増える。

 しかも今度は銃型じゃない。


じゅい゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ❤︎❤︎❤︎


 チェンソーのようにぷにぷにとした刃が回転する謎の装置。

 前と後ろに、少女たちを挟み込むように一つずつ。

 刃には、アクメビームと同じ光が灯っている。


 回転するアクメチェンソーが、震える少女の股間を前後から襲う直前。


ぶぢぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ッ❤︎❤︎❤︎


『『『『『ン゛ぎゃお゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ おごッ❤︎ ウ゛オ゛オ゛オ゛ォォォーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』』』』


 チカチカっと動画の外が点滅した。

 見れば、「Who am I ?????」の文字が光っている。

 解答欄も点滅している。


ぢゅり゛ッッッ❤︎❤︎❤︎


『『『『『お゛ごッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』』』』


ぢょりぢょりぢょり゛り゛り゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎


『『『『『お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉぉぉッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ う゛ぉ゛ッ❤︎ お゛ッ❤︎ お゛ッ❤︎ お゛ッ❤︎ ぎあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛お゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』』』』


 股間と肛門を、あの絶頂エネルギーで高速ブラッシングされる少女たち。

 仰け反り、今にも飛び上がりそうな激しい痙攣を見せ、ファンシーな被り物の奥から悲痛な絶叫を響かせる。

 が、いくら背伸びをしようと暴れようと、床に固定されているから逃げられない。

 じょりじょりとラバー越しに局部を責められ、絶頂するばかり。


 そうしている間に、画面外の文字が点滅を早めていく。

 まるで急かすように。

 「急がないと大変なことになるよ?」と嘲笑うように。

 「Who am I ?????」……私はだあれ? と、聞いてくる。

 何を聞いているのか、なんて。

 今更考察の意味なんかない。


ぢゅぢィィィ〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎


『『『『『お゛❤︎ ぉ゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜ッッッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ ぐぎょッ❤︎ ぶぎお゛お゛お゛ごごごッ❤︎❤︎❤︎ ほぉ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎』』』』』


 彼女たちの「中身」を問うているんだ。

 生配信で無様にイき狂わされている哀れなオブジェの「アクター」の名前。

 「どれ」が果たして「誰」なのか。


 選択式ではなく、記入式。

 解答欄は五つ。

 入れるべき五つの名前はわかっている。

 けれど。


 わからない。


『う゛ぉ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎ ン゛ぉ゛❤︎ ン゛ごぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』


 わからない、わからない、わからない。


『お゛も゛ッ❤︎ ぶぉ゛もッ❤︎ ッご❤︎ う゛ぉごッ❤︎❤︎❤︎ ッッッお゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』


 考えれば考える程、頭がぐちゃぐちゃになっていく。


『う゛う゛う゛う゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎ ッお゛❤︎ お゛ぅ゛ッ❤︎ ぶッ、ぶッ、ぶッ❤︎ ぶぐぐぐぐぼぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』


 どうしてこうなった?

 何があった?


『ぎぶぐぅ゛〜〜〜〜〜〜ぅ゛う゛ぅ゛ン゛ッッッほお゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』


 目に飛び込んでくる映像は、イヤホンから突き刺さる絶叫は、果たして何を意味するのか。


『ンぼッ❤︎ お゛ッごぼ❤︎ ぶぎょ❤︎ ぶぎゅぎょッ❤︎ ぼぉぎゅッ❤︎ ン゛ッぎぎゅぐぅ゛ぅ゛ぅ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』


 震える手、干からびる喉、痛いほど見開かれた目。

 選ばなければいけない。

 きっとこれは、入力しなければ止まらない。


 けれど、入力したとして、どうなる?

 当たっていたら?

 そして、間違っていたら?


 今既に、常軌を逸した状況に置かれている少女たちに待っているのは何なのだ?

 質問に答えた結果、どうなるのか?


 わからない。

 が、わかる暇すら残されてはいない。


ばぢゅッ❤︎ ばぢゅぢッ❤︎ ぢゅンッぢゅぢンッ❤︎ ぢぢゅーーーッ❤︎


『『『『『ぎゅォ゛❤︎❤︎❤︎ うぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎ ぎゅ❤︎ う゛❤︎ ぐッ❤︎ ン゛ぎッぐぅ゛ぅ゛ぅだーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』』』』


 五人を責め立てるアクメビームは次第に激しくなっていく。

 数が増え、動きが増え、より凶悪で、より「壊そうと」動いていく。


ウィィィ……


 画面の奥側に「それ」が見えた時、ぐちゃぐちゃの思考が「動け」とだけ叫んだ。

 少女たちの脳天に狙いを定めた光線銃。

 あの、当てるだけで肉体に絶頂を注ぎ込む悍ましい機械が、大事な頭に撃ち込まようとしている。

 もはや1秒のもたつきも許されなかった。


 考えるではなく、純粋な経験とカンでキーを打った。

 5回目のエンターキーを叩きつけた時、マシンアームが止まった。


『『『『『ぉ゛〜〜〜〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎ ほ❤︎ ほ❤︎ ほぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎』』』』』


 ピンクの蒸気を上げながら、五体の人形が安堵に似た声を漏らす。

 しかし。


ブー、ピコン、ピコン、ピコン、ブー


 解答欄には恐怖が詰まっていた。

 ネル、ヒナ、ホシノと入力した欄はおめでたそうな赤色に、セイア、キサキと入力した欄は悍ましい紫色に、それぞれ光っている。

 どうしても見分けがつかなかった二人を、間違えてしまった。


 何が起こる?

 何をされる?


 答えはすぐに起こった。


ビーブーーー!


 当てられなかった二人の頭上で赤いランプが光る。

 床が開き、背後に巨大な装置が迫り上がってくる。

 まるで淫らなアイアンメイデンが二つ。

 観音開きになった空間の内側に、夥しい数のアクメビーム照射装置が並んでいる。

 装置はゆっくり移動して、少女二人を飲み込んでいく。


『『ふ❤︎ ふ❤︎ ふッぐーーーッ❤︎❤︎❤︎ うぎゅぅ゛ぅ゛ぅ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎』』


 何かを察知しているのか、少女たちは必死に身体を揺さぶっている。

 近づいて来る危機から逃れようとしているようだが、やはり、一歩だって動くことはできない。


バダン!


『『う゛❤︎❤︎❤︎』』


 扉が閉まった。

 動物頭だけがアイアンメイデンの上からぴょこんと見える、一層不気味なオブジェになった。

 そして、アイアンメイデンの表面に、


 処刑の文字が浮き上がり。


ぶお゛お゛お゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎


『『びぎゃッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ ぶッッッ❤︎❤︎❤︎ ご❤︎ ぼぉ゛ッ❤︎ お゛❤︎ う゛ぎお゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ーーーーーーごごごごごごごッッッぐぎィ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』


 隙間から、まばゆい光が撒き散らされた。


ぶぶぶぶぶぶッ❤︎❤︎❤︎ ぶぉ゛ッ❤︎ ぶぅ゛お゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎


『『ッッッほ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ ほぉ゛ーーーーーーおぎ❤︎❤︎❤︎ い゛ィ゛ィ゛ィ゛ッ❤︎❤︎❤︎ ぎ❤︎ うぎ❤︎ ヌッッッぐぅ゛ぅ゛ぅ゛ンお゛お゛お゛お゛お゛お゛❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』


 声が焼けていく。

 これから輝くはずだった命を、一片残さず焼き尽くすような絶叫。

 それが5秒、10秒と続き……


ばッお゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎


『『ーーーーーーッッッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ ぎゅーーー❤︎❤︎❤︎ う゛ーーー❤︎❤︎❤︎ あ゛❤︎ あ゛❤︎ あ゛❤︎ い゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』


 30秒。

 ただただ悲鳴とピンクのフラッシュが続いた。

 そしてぴたりと収まった。


『『お゛ッ❤︎ お゛ッ❤︎ お゛ッ❤︎ お゛…………ッ❤︎ ッ❤︎ ッ❤︎』』


 ピンクの蒸気を立ち上らせる少女が二人、開いた装置の中から現れる。

 だらしなく頭をこてんと垂らし、びくびくと痙攣し、これまで以上に意味のない声をだらだら吐き出すだけの肉塊と化していた。


うぃぃぃ……


 装置と共に、少女たちが床に消えていく。

 「処刑」された二人だけではない。

 正解したはずのネル、ヒナ、ホシノも一緒に床の中に落ちていく。


 二人は……セイアとキサキはどうなった?

 処刑とは、どこまで「処」すことを言う?

 処刑を免れた三人は?

 床の中に消えて、その後どうなる?


 そもそも、あのアクメビームの影響はどれほどのもの?

 あんなに何度も撃たれて問題ないモノなのか?

 とっくに五人ともどうしようもない状態になっているのではないか?

 あのラバーの中で、少女たちはどんな顔で喘いでいる?

 処刑された二人は、処刑から免れた三人は、今どんな表情を浮かべている?

 わからない。

 わからない。


うィィィン


 と、五人が消えた穴がすぐに開き、また少女たちが迫り上がってくる。


『『『『『ふぉ゛ぅ゛ーーーッ❤︎ お゛ふーッ❤︎ お゛ふーッ❤︎ お゛ふぅぅぅッ❤︎❤︎❤︎』』』』』


 被り物だけ違う、シルエットはほとんど同じ少女が、「五人」。

 必死に身を捩って、直立姿勢で床に縛りつけるラバーパッキングから脱出しようと暴れている。


 チカチカと動画の外がチラついた。

 見れば、「Who am I ?????」の文字がまた点滅している。

 さっき打ち込んだはずの文字が消え、また五つの空欄になっている。


 何が起こった?


 わからない。


 わからない、が。


ウィィィ〜ン


 説明はない。

 説明はなく、最初と同じSFアクメビーム銃が現れて、


『う゛ぉッ❤︎』

『ふ❤︎ ふ❤︎ ふぅ゛ーッ❤︎』

『ン゛ン゛ン゛ッ❤︎』

『む゛ぉ゛ぉ゛ぅ゛❤︎』

『ふ❤︎ ふッぅ゛ーーーッ❤︎』


 五人のラバーパッキング少女たちは怯えたように暴れだす。


そして


ばぢゅぅぅぅぅぅぅーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎


『『『『『ほお゛ッ❤︎❤︎❤︎ ぐぎッ❤︎ うごごごごごごほぉお゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』』』』


 また、子宮へとピンクの光が注がれた。



 わからない。

 わからないわからないわからない。

 

ぢぢぢぢぢッ❤︎❤︎❤︎


『『『『『う゛~~~ッ❤︎❤︎❤︎ う゛❤︎ う゛❤︎ ぐッ❤︎ ふぅ゛ぅ゛ぅ゛お゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』』』』


 確かに五人を予想して、入力した。

 赤と紫の光が灯り、「はずれたっぽい」二人には「処刑」が下された。

 だが。


 正解とも不正解とも言われていない。

 ただ、「はずれっぽい」二人が処刑されただけ。

 そもそも「Who am I ?????」という文言も、配信とリンクしているなんて説明はどこにもなかった。


ぢょりぢょりぢょりぢょりぢょりッ❤︎❤︎❤︎


『『『『『ぐッぎい゛い゛い゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ ぎゅぎ❤︎ う゛ッッッぐお゛お゛お゛ほぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎』』』』』


 また、五人がアクメビームに晒されている。

 さっき「処刑」された二人はこの中にいるのか?

 されなかった三人はこの中にいるのか?


 いやそもそも。


びぢゅッ❤︎ どぢゅどぢゅどぢゅどぢゅどぢゅぅぅぅぅぅぅッ❤︎❤︎❤︎


『『『『『おぎょ❤︎ うぎッ❤︎ ぎゅぐぃ゛い゛い゛い゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』』』』


 最初の五人は、本当にあの五人だったのか?

 今いる五人の中に、探している五人は混じっているのか?


 今、ガトリング型の装置でアクメビームを乱れ撃ちされ、全身を絶頂の光に飲み込まれている少女たちは……一体誰なんだ?


びばばばばばばばばばばッ❤︎❤︎❤︎


『『『『『ぎゅぁ゛ぁ゛ぁ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ はッぎゃぁ゛ッ❤︎ あぎ❤︎ う゛ぎッ❤︎ ぐーーーーーーッッッう゛う゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』』』』


 また、「Who am I ?????」の文字列が催促するように点滅している。

 入力欄が目立つ色を放っている。

 少女たちは今にも引き千切れそうな声を上げ、小さな身体に背負いきれない程のアクメを注がれ続けている。


 わからない。

 だが時間がない。

 また、五人の名前を入力する。

 もはや思考もカンもない。

 ただ、思いついた順番で名前を入れる。


ブー、ブー、ピコン、ブー、ピコン


 今度は二人に赤、三人に紫のランプ。

 ネルと、ヒナと……セイアが外れた。

 さっき処刑されたはずのキサキの名前は赤く染まっている。

 音にも色にも、どんな意味があるのかの説明はない。


ウィィィン……


 ただ静かに処刑の準備が進む。

 三つのアイアンメイデンがせり上がり、三人の少女を飲み込んでいく。


『『『う゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎ ぐもぅ゛ッ❤︎ ぐ❤︎ ぶぐぅぅぅッ❤︎❤︎❤︎』』』


 名前も顔も分からない誰かが、必死になってもがいている。

 けれど、一回目のような心臓の軋みが起こらない。

 浮かぶのはただ、混乱だけ。


 わからない。


 画面の向こうの少女たちは、一体何者なのか。


 何故捕らえられていて、何故アクメビームを浴びせられていて、


ぶぉ゛ぉ゛ぉ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎


『『『おぎあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』』


 何故、この選択によって処刑されているのか。 

 処刑されて、どうなるのか。

 処刑を免れたら、どうなるのか。


 わからない。


 ネルは、ヒナは、ホシノは、セイアは、キサキは。

 どこに行ったのか。

 どうなっているのか。

 彼女たちと、動画と、打ち込む選択に関係しているのか。

 全く関係していないのか。


 わからない。

 わからない、わからない、わからない。


ばッぢゅぅぅぅぅぅぅ~~~ッ❤︎❤︎❤︎


『『『ぐぎょぎょぎょぎょぎょッ❤︎❤︎❤︎ おぎゅぉ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎ あぉ゛お゛ぉ゛ぁ゛ーーーーーーッが❤︎ ががががががッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』』』


 疑問に対する答えは見つからず、処刑は終了する。

 少女たちは床下へと輸送されていき、そして、


『『『『『ふぅ゛ーーーッ❤︎ う゛ぐッ❤︎ ぐぅぅぅぅぅぅッ❤︎❤︎❤︎』』』』』


 五人の少女がせり上がって来る。

 わからない。


 また、選択欄が空になっている。

 わからない。


 こちらをあざ笑うように、「Who am I ?????」の文字列が点滅する。

 わからない。


 どうすれば、このループが終わる?

 繰り返される処刑は止まる?

 何を選べば、考えなくてもよくなる?

 わからない。

Comments

動画で翻弄して来る系だぁ~い好き❤︎ なもので! 手数料の関係で過去プランは削除しちゃってたんですよ……値上げ後もご支援くださって感謝です!

さざんか

ありがとうございます! 誰がどれか……正解は闇の中…… 勢い込んで書いた系なので続きはどうじゃろ……どんなのを期待しちゃいます???

さざんか

懐かしいアクメボックスの形態ですね! プランが更新されたのに気づかなくて入るのに遅れてました!

ハルバン

とても良かったです! 小説ならではのエロ描写ですね! 続きとかありましたら楽しみです!

ハンマー


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