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桶乃かもく
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006.”Bunny Tail”制作過程④

続いての投稿です。

COMITIA130新刊『Bunny』に収録した1枚、”Bunny Tail”の制作過程の続きです。

fanbox post: creator/12355732/post/699528

前回で人物の着色は終わりました。

今回は椅子のガラス部分の制作記事です。

試行錯誤をしているうちに偶発的に良い効果に巡り合えたので備忘録に近いです。

ガラス以外の部分を描き込んだ椅子です。表題となるバニーテールという草も描き入れました。春の花だった為、制作時期的に本物に触れなかったのが無念…。やはりしゃしんだけよりも実際に触れてみた方が良いです。

ガラス部分は下塗りではグレーにしていましたが、白に変更しました。

ガラスの参考にしたのはダイソーさんで購入したこちらの多肉植物用ガラスドームです。

背景に真っ白なレイヤーを置くと余計なものが写り込まず資料に使いやすい写真を撮ることができます。食べ物系は白皿で撮ります。


ここからはほぼレイヤー効果によるものなので画像と共に箇条書きのような形で過程を載せていきます。使用ブラシは前回の水彩ブラシではなく、Photoshopデフォルトのスプレーのような境界がふわふわしたブラシが主です。

①【通常レイヤー】

  枝とクッションが透ける部分を描く。

②【通常レイヤー】

  人物が真ん中にいることを考えながらガラスの映り込みの歪んだ部分を描く。

③【通常レイヤー】

 ハイライトを描き込む。一気にガラスらしくなって楽しくなる。

④【オーバーレイレイヤー:不透明度45%】

  薄い水色で塗りつぶした後、②のレイヤーをコピーして結合する。

  僅かですがコントラストが強くなります。

⑤【焼き込み(リニア)レイヤー:不透明度45%】

  薄い水色を重ねる。

⑥【オーバーレイレイヤー】

  最後にライティングレイヤーを置く。


①~⑤レイヤーは下塗りレイヤーにクリッピングしています。

⑥は前回の記事で書いたキャラフォルダのライティングと同じ考え方のものです。

椅子フォルダの中の一番上に置きます。

最後にオレンジのオーバーレイレイヤーを乗せたら完成です。

ガラスは透明なのですがよく観察してみると意外と濃いグレーになっている部分があります。それを描くことでよりリアルに、そしてリッチな仕上がりにすることができます。

グレーに寄り過ぎてくすんでしまった色味はオーバーレイで調整することができます。

最後に人物フォルダーを表示し、調整レイヤーで全体の色味を整えます。

最終的に全体のレイヤー構成はこのようになります。

床に落ちる影、クッションにかかる人物の影を間に置きます。

これで「Bunny Tail」完成です。

長らくお付き合いいただき有難うございました。


【今回の課題】

・人物の顔をもっと可愛しく描くことの研究。

・バニーテールの観察不足

 草木のメイキングを省いたのはここが原因だったりします…。


【今回のお気に入りポイント】

・ガラス! 前述したとおりレイヤー効果の偶然に頼ったものではありますが、やはり一度描くと学ぶことは多いです。

・首から下のライティングは概ね思ったとおりになって嬉しい。


仕上げたのがCOMITIAギリギリになってしまったのもあり、公開が遅くなってしまい申し訳ございませんでした。

今後は出来る限り定期的に投稿したいと思っております。

描きたい絵もまだまだたくさんありますので!


次回は「いいおやつプラン」以上で既に公開済みのイラスト「10:00 a.m.」の部分PSDデータを使用した自作ブラシと共に公開したいと思います。

また見ていただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただき有難うございました!

(Fanbox)


006.”Bunny Tail”制作過程④ 006.”Bunny Tail”制作過程④ 006.”Bunny Tail”制作過程④ 006.”Bunny Tail”制作過程④ 006.”Bunny Tail”制作過程④ 006.”Bunny Tail”制作過程④ 006.”Bunny Tail”制作過程④

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