SS 俺ガイル 由比ヶ浜結衣 食欲の秋、スポーツの秋
「食欲の秋はスポーツの秋でもあると思うのっ!」
10月後半のある週末のこと。比企谷八幡はJK幼な妻の結衣から力説を受けていた。普通なら意味が分からず混乱してもおかしくはなかったが、夫は妻が何を言いたいのかよく分かっていた。
「結衣……体重計にようやく乗ったんだな。それで太ったことをやっと確認したんだな」
八幡は結衣が太ったことを確信していた。
長く暑すぎた夏がようやく終わりを告げて、涼しい空が訪れるようになった。それに伴い結衣は食欲の愛と称して猛烈な食欲を示すようになった。時間にして半月にも満たない短さだが、結衣の体重は明らかに増加したと八幡が確信を抱くほどの食欲だった。
「違うよっ! 食欲の秋とスポーツの秋はセットでこそ意味があるって気付いただけだよ」
「太ったことを認めるつもりはない、と」
「…………太ってなんてないもん」
結衣は太ったことを認めなかった。だが、危機感は訴えていた。
その表れは着替えに出た。
「さあ、ハッチーっ! ジョギングに出るよ~♪」
着替え終えた結衣はジョギングの開始を宣言した。
「上半身ジャージで下はブルマって……どんだけマニアックなんだ」
八幡は呆れながら妻を見ていた。結衣は上半身学校指定のジャージで、下は紺色ブルマだった。
「このブルマは元々ハッチーが用意したものじゃん」
「うっ、うぐっ」
結衣の反論に八幡は言葉が詰まった。
ブルマは元々八幡がネット通販で購入したものだった。
ブルマずらし挿入プレイに勤しんでいた。
それが今回、運動に使うという本来の用途として使おうと結衣は決心したのだった。
「ハッチーも納得したところで。さあ、出発だよっ!」
「へいへい……ジョギングだけで痩せるのは至難の業だと思うがな」
やる気を見せる結衣に八幡は渋々納得して頷いてみせたのだった。
***
「……もう疲れたよぉ。そろそろ折り返して引き返さないとお家に帰れなくなっちゃう」
「出発してまだ1kmぐらいしか進んでないんだが……」
結衣は比企谷家を出て5分程軽く走って小さな公園に到着したところで止まってしまった。額から汗を流して息を乱していた。
だが、妻の目的がダイエットであることを知っている八幡にとっては、引き返しの提案があまりにも近過ぎるポイントだった。
「学校の体育の長距離走だってもっと長い距離やらされるだろうが」
「体育の授業は、やらないと、先生に怒られるもん。限界超えてやらされるけど……ダイエットに無理は禁物だよ~っ」
「ダイエットって認めやがったな」
八幡のツッコミに対して結衣は呼吸を整えるのに必死で特に返して来なかった。
「とにかくだ。1kmで折り返したんじゃ、戻っても2kmちょっとしか移動したことにしかならない。体重なんて痩せないぞ」
「ええ~っ!? こんなに疲れてるのにぃっ!?」
今度は敏感に反応してみせた。痩せないと言われたのは結衣にとっては大きなショックだった。
「歩行によるカロリー消費ってのは、疲れ具合や汗の出方じゃなくてだな。移動した距離に応じるんだよ。結衣がどんだけ汗を掻いて疲れようと、片道1km、往復で2km分のカロリーしか消費しないことになる。数十キロカロリーにしかならんぞ」
「こんなに大変なのにおにぎり1個分のカロリーも消費してないなんて~っ!」
結衣は秋の青空に向かって嘆きの絶叫をしていた。
「ちなみに、おにぎりってのは甘いお菓子に劣らずカロリーの塊でもある。おにぎり1つ分のカロリーを消費しようとしたら1時間以上はひたすら歩き続けないと駄目だな」
「そんなの時間が掛かり過ぎるよ~っ! ダイエットは他の方法にする~っ!」
「だったら、まずは食べる量を控えて、摂取するカロリーの量を減らしてだな……」
「とにかく戻るよ~っ!」
結衣は先頭に立って公園を出て行った。走るのではなく歩いて。
結局結衣は、1キロ痩せるだけでも大変な移動距離と時間を費やす歩行ダイエットを諦めることにした。
そして結衣は、自分が知っている唯一の実績豊かなダイエット方法を実行することにしたのだった。
比企谷家に戻った2人はバスルームへと移動した。裸になった結衣は八幡に向かって大声で宣言してみせたのだった。
「体重を減らすにはやっぱりえっちが一番だよ~♪」
幼な妻は前屈みになって巨乳を強調して夫を誘ってみせた。
セックスによる激しい全身運動。性欲旺盛な結衣は疲れ知らずで激しい運動を続けることができる。夫との毎日のセックスのおかげで結衣の体重の増加は最小限に抑えられていた。
そのセックスを更に回数を増やして激しくすることで痩せる。結衣はそこに痩せる唯一の可能性を見出したのだった。
「そのダイエット方法は俺の体力や生気が保たないと何度も言っている筈だが……」
「愛するお嫁さんがブクブク太っちゃったらハッチーだって嫌でしょ。だから……協力してぇ~っ!」
結衣は八幡に抱き着くとそのまま風呂の床へと押し倒した。
マウントを取ってしまえば後は慣れたもの。結衣は八幡の腰に跨って、既に大きくなっているモノを指を使って自分の秘所へと導いていった。
セックスにやる気を見せている結衣の膣は、何の前戯もされていないのに既に愛液で溢れていた。性欲に溢れている幼な妻は夫との愛の営みを想像しただけで敏感に濡れることができた。
「それじゃあ……ダイエット、始めるね~♪」
結衣は宣言しながら、夫のペニスを子宮口に到達するまで一気に飲み込んでみせたのだった。
「ゆっ、結衣に喰われるぅううううううぅっ!」
八幡は乙女の様な情けない悲鳴を上げた。だが、何の意味もないことだった。
「上のお口で食べると太っちゃうから。下のお口でハッチーをいっぱい食べて痩せるの♪」
結衣は夫のペニスを咥え込んで幸せそうな表情を浮かべ、自ら腰を振り始めた。
セックスの主導権を握れる騎乗位は結衣が最も好きな体位だった。
「あああああ~♪ 運動した後で火照った体が敏感になっているのか。普段より感じるよ~♡」
「俺達は今の方が激しい運動をしているけどな……」
八幡は目の前で激しく揺れる巨乳に圧倒されながら結衣の肉壺を味わうしかなかった。
それは結局、比企谷若夫婦のいつもの情事光景と変わりがなかった。ただ1つ違う点。それは──
「今日のえっちは痩せるのが目的だから……痩せるのが実感できるまでえっちを止めないから♡ あぁあああああああああああぁんっ♡」
ダイエットを意識して普段よりも激しくたくさんのセックスをこなす決意に溢れていることだった。
「……それって、月曜日の朝まで続くってことだよな……週末の予定、全部吹き飛ぶことになるんだが……」
夫は苦笑しながら熱心に腰を振ってペニスに快楽を与えてくる幼な妻を見上げていた。
比企谷若夫婦の普段通りの週末の過ごし方だった。