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大人湯と子供湯

~~ 1 ~~


銭湯に来た俺。


男湯に入ろうと思ったら、懸かってる垂れ幕は、

「男」と「女」じゃなくて、

「大人」と「子供」!?


(なぬ!?

 大人と子供!?

 男と女じゃなくて!?


 ってことは・・・ここって混浴!?


 うひゃあ! 大人の女性の裸が見放題!?

 ラッキー!

 

 さっそく「大人湯」に・・・)


と、「大人」の暖簾を潜ろうとすると・・・


番台

「ちょっとちょっと!

 お客さん!

 大人と子供のチェックがまだだよ!」


「え!?」


番台のおじさんから止められたのだ。



~~ 2 ~~


番台

「男の人は、チェックしないとダメなの!

 股間が大人か子供か!」


「え!?

 股間が大人か子供・・・!?」


「成人してる女の人の股間が子供ってことは無いけど、

 成人してる男の人の股間は子供ってことがあるから!

 

 ほら、おちんちん、出して?」


「え!? え!?

 お、おちんちん!?」


「おちんちんが、大人か子供か、確認するから」


訳が解らず、戸惑ってる俺。


「さっさと出して!

 ほら! 後ろがつかえてるよ!」


俺の後ろには、中1ぐらいだろうか、ガキが2人並んでいた。


「早く! おちんちん出して!」


俺は戸惑いながらも、番台から言われるがままに、ズボンのチャックからおちんちんを出した。



~~ 3 ~~


ぽろんっ


番台

「あ~、

 これは、子供だねぇ」


「え!?」


確かに・・・俺のおちんちんは、短小皮かむりポークビッツで、小学生と大差ない。


「子供湯に入って」


「え!? え!?」


戸惑ってる俺の前に、後ろのガキ共が来た。


「おっちゃん!

 俺ら、大人湯だよね!?」


「うん、剥けてるね。

 大人湯に入っていいよ」


走って「大人」の暖簾を潜っていくガキ共。


呆然と突っ立つ俺。


「ほら、早く子供湯に、入った入った!」


唖然としながら、「子供」の暖簾を潜る。



~~ 4 ~~


暖簾を潜ると


「ワー!」

「キャー!」


男の子、女の子、ガキ共が脱衣所ではしゃいでいる。


女の子はワレメを丸出しだが、正直、俺にロリコンの気は無い。


大人の男の人もいる。


タオルで身体を拭いてるけど・・・俺と同じ短小包茎だ。


この人も「子供」と判定されたのか・・・。


俺は呆然としながら、服を脱ぎ、温泉場に入った。



~~ 5 ~~


温泉場に入ると、隣の「大人湯」との壁は天井まで繋がっておらず、空間があった。


そこから


「でしょ、でしょー!」

「ねー!」


若い女性の声が聞こえる!


「ワー!」


さっきのガキ共か? 男の子の声も聞こえる!


(さっきのガキ共・・・!

 ガキの癖に・・・!

 チンチンが剥けてるから・・・!

 チンチンが大人だから・・・!

 大人の女性の裸が見放題・・・!?

 ガキの癖に・・・!

 こ、このマセガキ・・・!

 う、羨ましい・・・!)


俺は、ガキ共が見れてるであろう、大人湯の中を想像する。

(俺は・・・!?

 股間が子供だから、

 股間が大人の女性達とは一緒には入れないの・・・!?

 大人の女性達の裸は見れないの・・・!?)


俺は小さい女の子の隣で身体を洗いながら、自分のおちんちんが子供であることの情けなさと、大人の女性の裸が見放題の「大人」のガキ共にジェラシーを感じるのだった。


大人湯と子供湯

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