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家庭教師 ②

自分の体に見つめられただけなのに、そのささやかれた言葉に、不思議と不快感がしなかった。 代わりに今の自身の女体が、少女の体が、一段と熱を帯びる。 「な、何言って……」 唐突な爆弾発言。頭の中で繰り返すと、今度は体がびくりと震え、固まった。 それはどこから見ても、緊張した面持ちの少女そのもので。 「あーダメですよ先生。そんな反応されたら」 「え、ひゃあ!」 正面から抱きしめられて、思わず変な声を上げてしまう先生。 「ああもう。ほんとに女の子じゃないですか、最早私より女の子ですよ。ムカつくほどに可愛いんだから」 耳元でささやきながらも、自分の体にほおずりする。 「うん。匂いも私そのもの。ありがとうございます。ちゃんとしてくれてるんですね」 「う、うん……だって、沙良さんの体だし……は、裸はあまり見ないようにしてるから……」 「うんうん、そういう誠実なところ、好きですよ」 そのまま顔を今度はおっぱいにうずめる。 「さ、沙良さん、ちょっと……」 流石に恥ずかしさがピークに達したのか、先生は強烈なハグから抜け出そうとするも、 「……ん?」 背中を向いて逃げ出そうとしたとき、何かが先生のおしりに当たる。 「……」 何か、などという表現は、適切ではなかったかもしれない。 なにせ、先生というよりも、男ならば全員、これが何かは理解している。 「あ、あの、沙良さん……その……当たってる」 しかし、これを伝えてもいいものかと逡巡し、あやふやな言い回しになってしまう先生に、 「ねえ先生、私も先生のこと大好きなんですよ? そんな大好きな先生の体になって、だい好きな先生に触れてるんだから、それはまあ、大きくもなりますって。まあ、何というか、この感覚嫌いじゃないです。男の感覚ってこんななんですね。主張がどんどん強くなって、あるんだなって感覚がすごく強くなって……」 コツンコツン、と、優しくおしりに二回、当たる。 「ううっ……」 それが、その肉棒が、苦しそうだということは、男として自分の体として、誰よりも理解している自信があった。 「さ、沙良さん……」 「先生。いいですよね……私、我慢できそうにないです」 「……」 「いいですよね先生。 ね……」 「……」 発情した男の性欲に、しかしそれゆえに真剣さのこもった表情に、 「……うん」 こくん、と、小さくうなづいてしまう。 「先生……!」 「っ、ちょっと、沙良さん、落ち着いてっ」 「無理ですっ! もう、体中がエッチなことしか考えられなくてっ!」 「ま、待って、んっ、んーんっ、ちゅ、ちゅるるるっ⁈」 「せんせいっ、中、中っ……」 唇に強引に舌が入る、口の中を暴れる。 強引にしてテクニシャンに。根元から舌先へ、徐々に範囲を広げ、嘗め回す。 「んちゅうっ、ふふ、先生。ここが弱いんですか?」 「そ、そんなこと……んちゅ、中っ……ぷふぁっ、自、自分とキスするの、変な気分になるだけで……っ」 「ふふ、でも、悪い気はしないでしょう? 私たちの体、両想いなんですから。私だって、私とキスする機会があるなんて、夢にも思わなかったしっ」 「はあっ、んッ、沙良さんっ、んっ、にゅ、んちゅ、っ、ちゅるるるっ……」 目をとろけさせて、されるがままの先生。しかし、一生懸命舌をからませながら、その目には涙が浮かんでいて。 「はあっ、はあっ、こ、これ、すごい……体、熱くなってきて……やあっ、だ、だめっ、これ以上されたら僕、変になりそう……っ」 完全にメスの顔を始めた先生に、 「大丈夫です先生。一緒に変になりましょう、どこまでも」 ズボンのベルトをはずしながら、うっとりした声色をかぶせた。


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