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うちの長靴たちはやかましい ④(終)

(ああんっ、ああっ、おにいちゃんっ、らめっ、ああっ、あんっ!) (ち、千秋っ、私っ、これ、や、ちがっ、んん、すごいっ、んッ、あああっやああっ、やめへっ、千秋いいっ……!) 人通りのないベンチ。雨はすっかり晴れた。 だけれども、こっちはまだ終わりじゃないのだ。 最後の最後までこの二人、一組の長靴を絶頂させない限り、俺たちの雨は終わりじゃない。 「びしょびしょにしてあげるからな、二人とも」 (うんっ、うんっ、アアンッ、お兄ちゃんっ、気持ちいいようっ、アアンッ、指先がコンコンあたってるううっ!) (あt・……んっ、和、私、こんなはしたない声上げて……こんな姿になってるのにっ、千秋っ、それでも、千秋、好き、好きなのっ、アアンッ、きもちいいのとまらないっ、千秋っ、千秋いいっ……) これを3pと呼んでいいのかは、ちょっぴり怪しいところがあるのかもしれない。それでも俺は、このエッチを十分以上に楽しんでいる。 なにせ、目の前でびくびくと震えている変哲のない長靴は、二人とも俺の義理の姉と妹。エッチな関係性の二人なのだ。 それが、こんな姿になってまで、甘い声を上げながら震えている。 普段のベットの上で見せる、恥ずかしそうな態度、性に溺れる姿。 それが投影されて、俺の動きも止まらなくなる。 「桃子姉、さっきピストン、うらやましそうに見てたよね」 (えっ、そ、そんなこと……ひゃあっ、あっ、やっ、あ、なにこれっ、それ、ダメええっ……ああんっ、あんっ、ああんっ!) 驚いた声を出しながらも、出し入れされる感覚にはあらがえないのか、桃子姉はすぐに甘い声を上げ始めた。 「それ、それっ」 (ああんっ、あんっ、ああんっ! なにこれっ、ああんっ、あああっ!) 文句を言う余裕もないのか、ただただ声を出すばかり。 文句は別のところから上がった。 (お兄ちゃん、私にも、また、して、してよおっ……) 「はいはい、わかってるよ」 (ああんっ、きたっ、きたあああっ……) 快楽をむさぼることに余念のない舞華は、俺の体に吸い付きながら、できる限りピストンの刺激を味わえる形をとった。 長靴の肉体をこれ以上なくねじり、まるで搾り取ろうとする女性器だ。 「エロいなあ」 (ああんっ、お兄ちゃんっ、エッチな舞華も、嫌いにならないでぇ……) 「なるわけないだろ、それっ」 (んああっ、激しいっ、お兄ちゃんのピストン、激しいようっ……らめええっ) (あああんっ、千秋っ、千秋いいっ、ああああああああんっ、千秋いっ……!) 負けじと桃子姉から声が上がる。 「わかってるよ、ほら、桃子姉も大好きだよ」 (うん、うんっ、アアンッ、千秋っ、好きッ、好きいいっ、ああんっ!) もはや気持ちいいと好きしか頭にないように、二人とも声を上げていく。 そして、なんとなく、俺も勘づいてはいた。 長靴は二つで一つ。片方の気持ちよさが、もう片方にも伝わっているようだ。 片方にピストンを決めると、もう片方がおねだりを始めるのも、片方が絶頂しても、もう一人が俺を求めるのも、そういうことかもしれない。 ならば。 「二人とも。絶頂させるよ。最後まで力、抜かないで。しっかり締め付けて」 (うんっ、うんっ!) (はああんっ、千秋いっ……!) とんとんと外側をたたくと、二人とも精いっぱい、己の体に俺を密着させる。ひきつけて、締め付けて、俺をできる限り感じられるように。 ……ああもう、足で射精できたらなあ! だが、ここは我慢だ。二人をイカせることに集中しよう。 くにっ、と、足の指をこつんこつんと、上にぶつけた。 (あっ、ああっ、あああっ! ちあきっ、ちあきいいっ!) (お兄ちゃん、ッ、私っ、もうもうっ……ひゃあああっ!) 二人の快楽はもう限界。だから、イカせてあげよう。 「……二人とも。大好き」 長靴の一番奥を、こんっ、と、たたきつけたその瞬間。 (イクっ、お兄ちゃんにイかされるううっ……!) (ああああっ、わたしっ、わたしっ、ちあきっ、イクっ、イクううううっ、あああああああっ!) 二つで一つ。されど世界に二つとない長靴は、びくびくと同時に絶頂を見せ、そのあとはびくびくと小さな痙攣を見せて。 (あはああああっ……) (千秋っ、千秋いいっ……) しばらくは、乾いたようにへなへなになっていたという。 その日の晩。 人間モードの二人とエッチを済ませ、俺はふと、聞いてみた。 『なあ二人とも、昼間の長靴の時と、人間の時、どっちがよかった?』 「ああんっ……おにいちゃんっ……足もよかったけどっ、おにいちゃんのおちんぽも、すきぃっ」 「く、比べられないわよ……こ、こんなの……あんっ……キス、してっ……んちゅ……」 「ふんふんなるほど」 要するに、別物ということか。 長靴のエッチでは快楽が一点集中するが、さすがに長靴状態ではキスは難しいだろう。 それでも、モノとして、俺の所有物として犯されるエッチも、嫌ってはなさそうだった。 「……もし、いやじゃなかったら、また次、やる?」 「やるうっ!」 「……お、お願いするわ」 まあ、この二人がやる気になっているあたり、それなりのものだったと結論付けておこう。


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