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告白して、入れ替わって 中編

「私ね。昔からぶっ飛んでるから。いくら美男美女でも、性格がぶっ飛びすぎてると相手も疲れちゃうんだよ。あ、これ自慢ね」 「……いや、実際可愛いですよ……ああっ、そこ撫でまわさないでっ!」 「……ありがと。でも、私と付き合うと、私の当たり前に、だれもついてくれなくなる。巻き込まれて、散々な目にあって、最終的には相性つかしちゃうんだ」 「……」 「君が真正面から告白してくれたの、うれしかったから。だからせめて、正直な私を見せてあげようかなと……どうかな。愛想つかした?」 つかしたよね? と、核心を持った律子は、隣に座る自分の顔を覗き込んで…… はあはあと、なまめかしい声を上げつつも、悶える自分の体を見て。 「……んああっ、あっああっ……、愛想とか、つかすわけないじゃないですか……っ、んあっ」 「……あれれ?」 自分の瞳で、逆に射抜かれる。 律子は一瞬だけひるんで、しかしすぐに調子を取り戻し、 「さっきまで私と入れ替わって、無茶苦茶動揺してたじゃない、しかも、街中でエッチないたずらもされて……」 嫌じゃなかったの? と、きくと。彼は彼女は、徐々に顔をうつ向かせる。 やっぱり、と律子が強がりだと決めつけたところで、しかしだんだんと、柚希の顔が、自身の顔が赤くなっていることに気づいた。 そして、 「……驚きはしました。で、でも……嫌ではなかったです」 「⁈」 「いや、そんなに驚かなくても……好きな人に、というか、美人の女性になれるんだったら……普通の男子だったら、喜ぶと思いますけど……」 「え、ええっ……」 目からうろこの新常識に、さしもの律子も混乱する頭を落ち着けるだけで精いっぱい。 「じゃ、じゃあ。町でのいたずらも、さっきまでの過激なスキンシップも……」 「……あんまりいいたくないですけど」 と、前置きをしたうえで、 「……鏡の中の中原さんが恥ずかしそうに喘いでて、その喘いでる彼女の正体は俺で……頭ぐちゃぐちゃになって……でも、いやじゃない、かも……」 息も絶え絶えにそう告げる柚希は、どこからどう見てもエッチな女の子だった。 「あのですね中原さん、俺だって適当に告白したんじゃないんです。だから、少々変なところがあっても、俺はそんな中原さんが好きです」 まっすぐな男に、さしもの律子も少々ペースを握られるも、 「……じゃあ、こういうのは……?」 とっさの機転を利かせて、そのまま柚希を押し倒す。 「……えっと」 「……もうこうなったら、あなたを男として抱いて、あなたをメスにするプランしかないんだけど……やってみる?」 さすがにこれは嫌だろうと、律子は内心思う。 異性の体に興味があるのはわかるが、異性の体でエッチなことをしたいかといえば、並大抵の人間は拒否反応を示したりするものだ。 「や、私はやるけどね? 普通じゃないから。興味本位のために。さて。凌辱はかわいそうだけど、恨むならここまで追い込んだ自分を、や、私でもいいけど……あれ? どうして君、顔を赤くしてるの?」 涙目になっているのはわかるが、それはおかしいだろうと。 だってその反応は…… まさか、と思った時には、遅かった。 「あっと、あの、その……優しくしてください」 「……マジかあ」 もじもじさせて、恥じらうその姿は、最早男子の面影をほとんど感じさせず。 ぶっちゃけ律子以上に女子らしい、人を誘惑するプロそのものだった。 「……なんというか」 変わってるなあ、この子と、素直に思った。 「そこまでして私と付き合いたいの? 今から自分自身に抱かれるのに?」 「うん……あっ、そこ……ああっ……」 「ふふっ、さすがにここまでの覚悟見せられたら、私も、ねえ?」 何か思うところがあったのか、律子。 「……告白の返事はちょっぴり保留。エッチした後に決める。でも、今はそれよりも」 赤い顔をして恥じらいつつも、自身に犯されることを了承した、彼。こちらが先だ。 ぼろが出るならとっとと出してしまえばいい。が、許可をとれたということは、律子にも自由があるのだ。 自身を犯す自由が。男の快楽を試す自由が。 「せっかくだから、福原君の体、ダメしてみるよ」 「う、うん……あはあっ、や、やん……」 「どうしたの?」 「ち、ちくび、そこつままれると……んっ」 メスの顔をして喘ぐ柚希に、一瞬呆れた顔を見せるも、 「……君ほんとに男だったの? いや、すごいなあ。感心しちゃうよ。うん、私ってこんな風に喘ぐんだ……ねえ、これはどう?」 乳首を刺激しつつ、豊満な乳房も多少強引にもんでいく。 「あんっ」 「……メスの反応そのものだし……ねえ、福原君は女の子になりたいの?」 「あんっ、ち、ちがうっ、お、おれは女の子になりたいわけじゃなくて……んちゅうっ⁈」 最後まで言わせることなく、強引に舌をねじ込む。 ファーストキスが自分になったのだとしたら、かわいそうな自覚もある律子。 が、犯していいとの言質は得たのだ。律子が止める理由はない。 「もっとも……これでおわりかな、んっ、ちゅっ」 「んちゅうっ、ちゅううっ……!」 抵抗するところへ、遠慮せずに舌を押し込んで、強引に舌と舌をからませる。嫌がったのは反応から間違いない。 さすがにこれは嫌がるだろうと思った。嫌われてくれるとも思った。 が、 「んっチュッ、チュッ、ちゅううっ……」 「……」 律子の体は律子が一番わかっている。が、分からない。 「……俺は、女の子になりたいんじゃなくて、中原さんの彼氏になりたい……っ、アアンッ」 目をとろんとさせながら、律子に触れながら、快楽にとろけながらなんとか意思表示をする。 ……最後にあえぎ声が出たのは、もう仕方あるまい。 「だからっ、どんな事されても、中原さんのこと嫌いにならないし、ずっと好きだから……あんっ、お、おマンコいじられても、キスされても……好き……」 まるで本物の女の子のように、最後の力を振り絞って、自分の、男の体にもたれかかる。 「……」 自分の、男の肉棒が、理不尽なほどにそそり立って。それがたまらなく心地よくて。 勝負ありかあ。と、律子は内心ぼやいた。


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