義理のおとうさんに愛をこめて 前編
Added 2021-09-18 05:00:00 +0000 UTCここ数か月母さんの調子がよくて、具体的に言えばうきうきしてた。 そりゃあまあ、俺としても見たことないほどだったので、再婚するんだろうなと思った。 小学生くらいの時に父さんと離婚して、なんだかんだで俺たち二人で仲良くやってきた。大変なこともあったけど、それまでやってきた。 俺が高校生になった今の今まで頑張ってきたのだ。 そりゃ俺だって、そろそろ幸せになってくれてもいいんじゃないかと思う。 家族の幸せのためなら、俺はなんだってやる覚悟だ。 「……というわけで、とはいえども。お義父さん。俺としちゃあ心配なんだよ、母さんは基本的にいい奴だがドジっ子だ。人を見る目もあまりない。いくら母さんがいい人だといったところで、小学生の時の二の舞にするわけにはいかねえからな」 「分かった! 分かってる! 学君の気持ちも梓さんの気持ちもわかってるつもりだ、だからこの縄をほどいてくれ!」 目の前で椅子ごと縛り付けられているお義父さん、司さんは顔を恐怖に染め、じたばたともがくばかり。 恐怖におびえているようだが、無理もない。心当たりもないだろうし。 ただ必死にこの場から逃げようと、縛られた縄をほどきつつ、俺の説得を続けている。 人間だれしも、意味なく襲われるというのが一番怖い。 「絶対に幸せにするから! 君とも仲良くしたいと思ってるんだ、だからあまりひどいことをしないでくれ!」 「ええ、わかってますよ。母さんに紹介されて数日、いまのところ俺の評価は悪くありません」 そう、別段俺としても、この父さん候補。司さんを叩きのめすつもりはないのだ。 「そんでもって、仲良くしたいって気持ちも分からなくはないです」 「そ、そうか、それは良かった……」 そう、この気持ちに嘘はない。 だからこそ。今日こうして縛り付けているわけだ。 「それでさ、司さん、俺たちが仲良くなるために、一つ問題があるんだ」 「? 何かな? お金なら大丈夫だし、ほかの問題もたいてい」 「俺ね、男友達ならそこそこいるけど、家族は妹と母さんと俺。男が家族に入るってのがよくわからないんだよ」 若干、若干ではあるが、司さんの目がぎょっとしたように見える。 それでも冷静さを装って、 「そ、そうだよね、だったら、これから時間をかけて仲良くなっていって」 「だからさ、とりあえず俺のやり方で、お義父さんより先に、お義母さんから始めてもらうことにしたわ」 パチンと指を鳴らす。 途端に司さんの表情が苦悶にゆがみ、ぎしぎしと骨格の変わる音と、悲鳴のような声が続く。 苦しそうな表情はさすがにかわいそうだったので、軽く謝罪しておいた。 「ごめんね、一番最初はやっぱり女体化になれてないみたいで、痛いとは思う、後遺症もないし、すぐに楽になるから我慢してね」 「ぐっ、がああっ、や、やめ、た、助けて……っ」 「ちなみに母さんの許可は取ってるから、そこは安心して頂戴」 「そ、そんな……あっ、あああああああっ!」 この日、一人のお義父さんの悲鳴が、台所に響き渡った。 「おー。随分かわいくなったね。お義母さん」 「や、やめて……や、やあんっ……」 「俺ね、男相手はさっぱりだけど、女の人の考えとか気持ちとかは、割とわかるんだー。司さんも今は女の人だし、仲良くしようね」 「んっ、んっ、やっ、さ、触らないで……」 俺より高かった身長、すらりとしていてかっこよかった顔立ちは、大幅に変化した。 身長は少しだけ小さくなって、それでも女性としては高め、母さんよりは大きい。 胸はもっと大きくて、体つきもいい感じにエロい。三十代の人妻って感じだ。 ぷっくりとした唇にさわると、戸惑ったような顔を作る。かわいい。 「ふふっ、恥ずかしい? 怖い?」 「こ、怖くはないけど……恥ずかしい……ひゃっ、だ、だめだよ学君……ふあっ、そ、そんな風に見つめられると……ううっ……」 「どうしたの? 女の人になって、もう頭の中までお義母さんになっちゃったの?」 「そ、そんなこと……僕は……ふぁっ、んっ、んっ、らってぇ……」 悩ましげな唇に人差し指を突っ込んで、優しくかき回す。最初はびっくりしたような司さんも、意を決したように舌を絡ませてくれる。 あ、この人意外と才能あるぞ、と、ぶっちゃけ思った。 「これまで欲求不満だった母さんの相手も経験あるからさ。お義父さんに渡す前に、テクニックを体に教えてあげるね。大丈夫、そんなに怯えなくても、優しくしてあげるから」 「あ、あん……学君……もう、もうやめてくれ……ひうっ、これ以上されたら、変になりそうで……あんっ、絶対君たちを幸せにするから……ああああっ、ふぁあんっ、む、胸触わられると、ふぁああっ」 「かわいいっ、でも大丈夫、いまは司さんが幸せになる番、俺の手で、絶頂まで導いてあげるからね」 「そ、そんなことっ、ああんっ、だめっ! そ、そんなにさわられたらあっ!」 「しっかり覚えて、うちの母さんにもやってあげてね」 「わ、わかってるっ、わかってるからあっ、ひゃあああんっ」 目をとろんとさせて、されるがままの司さん。 「ほら、舌だして、キスしようぜ?」 「んっ、ふぁあっ……ちゅっ、ちゅるるっ、んちゅっ……ぷふぁあっ、はずかし……んんっ⁉ んちゅうっ……」 「ぷふぁっ、大丈夫だよ。恥ずかしくても、もっともっとって思えるようになるまで、ずっと繰り返してあげるから」 「そ、そんな……んっ、ちゅ、ちゅうっ、ちゅるるっ///」 「ちゅるっ、そうそう、そうやって絡ませるのが好きだよ。ちゅうっ、ちゅるるるっ!」 「ぷはあっ、は、はずかしいっ、おとこなのにっ、女になってっ、あんっ、義理の息子にキスされて……っ」 「そう? 気持ちよさそうに見えるけど? 例えば……」 「やんっ! そこさわっちゃらめええっ!」 ワレメをなぞると、びくびくとけいれんした。よし、これならいけそうだ。 「ふぁああっ……学、くん?」 「ねえ、司さん」 俺はトロトロになってきた司さんに、軽い気持ちでこう尋ねてみた。 「せっかくだし、女の絶頂、味わってみない?」