清楚女子の過ち 前編
Added 2021-07-17 05:30:00 +0000 UTC「うう……うわああんっ!」 机に突っ伏してワンワンと泣き続けるのは、このみさん。可愛らしい外見と、実際優しい性格により、学園のマドンナと呼ばれる一人。 しかしそんな彼女でさえ、失恋を経験するのですから、世の中は分かりません。 「そんなに泣くなよ。もう。すきなひとがいるならしょうがないだろう?」 「うう、ぐずっ。佐野君はいいですよねッ、告白成功して。みんなでやれば怖くないって。ええ、怖くはなかったですよ。……うわああんっ!」 「いや、そこで俺に責められても……」 「分かってますよ。わかってますけど、それはそれで……ひっく、えぐっ……ぐずんっ」 佐野君とて、わからなくはありません。フラれるのは怖かったし、告白が成功した時は死ぬほどうれしかったのですから。 それ故に、フラれたこのみさんの落ち込みように、かける言葉が見つからないのです。 なので、佐野君は物で釣ることにしました。 「じゃ、じゃあさ。あれ、あれやるから。ほら、あれだよあれ。ほら、うちのむっつり共が、女子の下着に成り済まそうとして― 女子の下着になってみたい。何ともあほくさい願いですが、案外男子高校生の大半は理解を示すと言われています。 「知ってるだろ。この間のあれ。女子のパンツに憑依したやつとか、ブラジャーになって胸の感触を味わったりとか」 「ええ……知ってますとも。私もひどい目にあいましたから。やけに胸や、その、下半身がずむずすると思ったら……」 いまいまし気に振り返るこのみさん。よっぽど根に持っているようです。 「そりゃお気の毒に。で、これがその薬の最後の一つなんだけど」 「?」 未だはなしの全容がみえないこのみさんに、佐野君は悪い笑みを浮かべて。 「失恋記念、せめてもの思い出くらいあっていいだろ。進藤のパンツにでもなって、チンポの感触味わって来いよ」 「なっ///」 とっさに顔を真っ赤にさせるこのみさんですが、佐野君は止まりません。 「パンツになるんだ。他の何よりもチンポと密着できる。体全体で進藤の一物に触れあう最初で最後のチャンスだ。……どうだ?」 「で、でも……下着に、それも男の下着に……」 女子としての恥ずかしさは当然あります。 「男には違いないが、それ以前にお前の好きな進藤のだ。進藤のものになって、進藤のあれと触れ合うんだぞ?」 「そ、それは……」 「まあ、無理強いはしない。一応これは渡しておくから、使いたければ使ってくれ」 その言葉を別れのあいさつにして、佐野君は去っていきました。 翌日。 「おう、進藤」 「佐野か。おはよう。どうしたんだよ」 「なあに、学園のマドンナを振った男の様子をうかがいに来ただけだよ」 「や、やめてくれよ……」 「このみのやつ、今日は学校休んでるんだからな。きっと失恋で寝込んでるんだろうよ」 「そうかなあ……」 友人同士のたわいのないやり取り、しかしながら、佐野君の表情は何かしら面白いものを見るかのよう。 「どうしたんだよ。下の方ばかり見て」 「いや、お前のチャックが開いてるかと思ったら、そうじゃなかっただけだよ」 そして、その読みはものの見事に当たっていたのですから、さすがというべきでしょう。 (きいいっ! あ、あの人は、全部わかってるくせに……っ、はあっ、で、でも……今私、下着になっているのよね、それも、殿方の、パンツに……っ、は、恥ずかしい……) それを見透かされているのもまた、たいへん恥ずかしいところを見られている気分で、どうしていいか分かりません。何せただ今のこのみさんはパンツなのですから、手も足も出ない、出たとしてもそれは進藤君の手足なのであって。 (ううっ……まさか本当に男の人のパンツになるだなんて・・・・・・でも、進藤君の、進藤君のあれが、体中に当たって……あっ……) 突如、進藤君の男性器がビクンと動き始めます。小さかったそれは、しかしだんだんと脈打つように、大きくなり、このみさんの体を押しのけて大きくなっていきます。 パンツとしての圧迫感は、当然このみさんにも伝わりました。 (はあっ、はああんっ……進藤君の、当たって……っ、はああんっ、そんな、だめよ、ごういんにおしのけちゃっ、ああっ、そんなあっ……) 男子高校生は意味もなく勃起する生き物です。ですのでこの行為に何らかの意味があったかは分かりません。 しかし、そんなことはつゆ知らずのこのみさん。パンツとしての本能があるのか、はたまた恋する乙女の本能か。 (あああんっ、ほしいっ、もっとっ、もっと無茶苦茶にしてっ、はあっ……おねがいっ、進藤君ッ……ふぁあっ、そんなに大きいの、こすりつけられたら、アアンッ……) もはや自分を抑えきれないのか、パンツとしての領分を逸脱し、積極的に進藤君のチンポに自分の体を当てていきます。 (好きっ、大好きっ……だから、今日だけ……っ、あああんっ) 「……なんだこれ。パンツが動き回ってる……?」 当然、ここまでいやらしいことをされては気づかないハズもありません。 しかし、現在時刻は授業中真っただ中。ゆえに進藤君。あくまでもポーカーフェイスで、何もすることはありませんでした。 そして、男性器のけいれんは一段と激しくなっていき、 (ああんっ、進藤君ッ、しんどうくんっ、すごいっ、ああっ……えっ、はアアアンッ……でてるっ、わたしっ、進藤君のせーえきかけられちゃってるぅ……) とまあ、白濁したえきたいを一身にうけ、小さく笑うパンツがありました。
Comments
ありがとうございます! 確かに珍しいパターンで、書いた当初は人気がどうなるか心配だったのですが、喜んでもらえて嬉しいです!
semiwing
2021-07-19 12:14:42 +0000 UTC