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とってもかわいいシープちゃん 前編

社会人というのはどこまでいっても所詮社会人であって、使われる立場には変わりない。 要するに、ストレスがたまるのだ。 だから、私は同僚にすすめられるがまま、その新感覚のストレス解消というものに参加してみたのだけど…… うちの同僚が変わり者であったことを、すっかり失念していた私の落ち度である。 「めええ! んめええーっ!」 「だから、そんな風に鳴かれても何言ってるか分からないですよ。センパイ。しょうがないでしょう? 元に戻るには集中力がいるんです。難しいんです。ははは」 「めえ~っ! んめえ⁉ んめぇぇぇええっ!めへぇぇ…・・・!」 「ほらほら、もう一回。もう一回ですから。がんばって」 「めええええっ! んめぇぇぇええっ! らめええええっ!」 後ろから忍び寄ってきたオスのシープ。そのまま馬乗りになり、強引に挿入される。 どうにかして元に戻ろうとしていた女性。私、キャリアウーマンのマイは、再び集中を乱されるのだった。 これはさすがに想定してない。 後ろからガンガンと、遠慮も躊躇もなく犯されまくる。美醜以前に人間ですらない相手。 元に戻して……!と、そんな声をあげたいというのに、 「めええええっ!めえっ!めええええっ! めへええっ、めえっ、めえええっ!」 口から出るのはただの羊の鳴き声。ある程度決まった声をあげながら、前足を折りたたみ、後ろから突かれまくる。 どうしてこうなったのか。ただのストレス発散じゃなかったのか。 「んめえっ、めえええっ! めえっ、らめぇぇっ!」 はしたない声。羊の鳴き声。それを出しているのは、ほかならぬ自分。自分の意思に限らず、後ろから肉棒を挿入されて、自然と出てくる声。 かろうじて快楽を抑え込み、別の声をあげようにも、声帯がそれを許さない。 「んめえええっ…・・・!めへぇぇぇっ……!」 もうやめて……と、目線で訴えるも、同僚の反応はやっぱりにやにやしていて。 「んめえええええっ!」 「めえっ⁉ めえっ……らめえええっ…」 背後からの執拗なピストンに、ただただ泣き声をあげることしかできなかった。 「メエッ……んめええっ…・・・めええっ///」 「せんぱい、気持ちよさそう」 「めえええっ!……んめぇぇぇぇっ///」 恥ずかしい、気持ちいい。恥ずかしい。気持ちいい。 同僚に指摘されて即座に否定するも、その後の甘い声にすべてがかき消される。ふーん、気持ちいいんだと、後輩が勝手に納得する。 やめて、そんな目で見ないで…・・・ああんっ、また深いの……はあっ…・・・ ダ、ダメ…頭の中がまとまらない。 自分の声が、オスの羊の声が、私の冷静さを奪っていく。 「めええっ、らめええっ!」 「めえええっ!」 ただ一人事情を知る同僚に助けを求めると、彼女は助けるでもなく、私をかわいいかわいいと見つめ、ニコニコしている。  殺意は高まるばかりだが、こいつに悪気がないのが一番困る。 この子はきっと、わたしが突かれていそうだったから、単純にストレス解消としてここに連れ込んで、そのまま私を羊の姿にしたのだろう。そこにきっと私を貶めようとか、日ごろの恨みを晴らしてやろうとか、そんなことを考えてはいないのだろう。 「めえええっ、らめええっ、めへっ、めへぇぇっ・・・・・・」 「ほらほら、見てください。センパイのエッチの動画。ほら、かわいいひつじさんですねー」 「めえええっ、めええっ///」 (そ、そんなのみせないでっ、はやくもどしてっ、あああんっ///) 「めえええっ、めえええええっ!」 そんな私たちのやり取りは、当然ながらほかの客にも見えている。 「あ、あれ見て、羊さんが二人」 「そ、そうね……」 子供は私を指さすと無邪気に笑い、そして母親らしき女は、私たちが何をしているかが分かるゆえに、あまりいい気分はしないのだろう。 私だってみられたくない。エッチなところなんて、それも真っ裸で。 恥ずかしいよう。 すると、そんな私の心を知ってか知らずか、私たちの前に看板らしきものを置いて、同僚が隠してくれた。こういうところは気配りができるのだろうか。 「ふふ、恥ずかしがるセンパイがみれるのもいいですけど、さすがに女の子ですからねえ。センパイのかわいい泣き声も、可愛い姿も、私とこのオスくんだけで、占領しちゃいましょう」 「めえっ、んめえええっ!」 (あっ、やあっ、やああんっ) 人の目にさらされなくなったからか、ピストンの勢いは増すばかり。四つん這いで後ろから犯され続け、このままだと二足歩行の仕方を忘れてしまいそうになる。  足二つではとても支えられないこの体重。物をつかむこともできない手。ふわふわの毛にあげる悲鳴は羊の鳴き声。 不自由極まりないこの状況を早く抜け出したい。その気持ちに嘘はないはずなのに。 「めええっ、めへぇっ、んめえええっ! らめぇぇっ!」 必死に声をあげながら、相手のものを受け入れる。意思の疎通すらありはしない、歴代最高のダメ男相手にも関わらず。 「めぇ、めへぇっ、んめええっ⁉ ンメェェッ!」 何も考える必要がないセックスに、私の何かが壊れかけたのも事実である。


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