友達が失恋したとき東京に行かなくてよかったと思った
友達を慰めるため、東京に、すぐ友人のそばへ行きたかった ずっと話を聞いていたからこそ電話の向こうで泣きじゃくる友人に今会わなければと気が急いだ
でも行かなくてよかった きっと私は新幹線に乗った瞬間物語に加担できたと舞い上がっただろうから それは彼女において、恋愛において、全てにおいても不誠実だっただろう
もう3年も前の話なのに、ふと思い出した あのときの私なら東京に行かなくてよかった
何も考えない日が続いている 学生の方がもっと私は豊かに生活を分解できていた いまは細々と連結させる方に必死で、できることなら思考を止めて冷静になる時間を設けないようにすることが増えた
何も考えていないのは楽だから 指摘されたことだけ直して、与えられたことを疑わないという生活を続けたツケがここに回ってきたのだ 誰かが考えることをただ見つめ、その通りに受け取るかあえてひねくれて受け取るかの2択だけ だんだん凝り固まるどころか、湧くことさえなくなってしまった 明らかに数年前より、脳が死に始めている部分が増えている
覚えていることがたくさんある
こんなになにも考えられなくなるなんて、、
昔の自分のノートを見返して、なにが足りないのか考えたけど何も思いつかなかった
思いつかないのか、はたまた思いつけないのか
後者でないことを祈るばかり