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来栖さとし
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その7 奇妙な雲の描き方

いつも『奇妙なアナログ背景講座』ご覧いただきありがとうございます!


★その7 奇妙な雲の描き方

荒木飛呂彦先生流の『雲』。

まさに「奇妙」と言っていい描き方です。

なにが奇妙なのか。

それは、普通はなるべく目立たないようにしがちな背景の雲にも、『線』によって「立体」をつけてしまう方法だからです。


実はこの描き方は、雲以外に『煙』や『霧』などにも応用できます。

つまり、実体のない「気体」にすら、立体を見出して表現するのが「奇妙な」技法たるゆえんなのです。


アシ時代初期は、この『気体の立体』が描けず、苦戦した思い出があります。


★図解

立体が大事と言いつつ、その描き方については、図解では解説していません。

考え方としては、雲のモコモコ感を意識して質感を出すことです。・・・雲というより、『雪の固まり』くらいに考えたほうがシックリくるかも知れません。


実は、雲の描き方についての真のポイントはそこではありません。


★ポイント

空にもパースを描くこと!!


正直言いまして、僕はこの「空にパースがある」ことを教わった時、まさに『青天の霹靂』の衝撃がありました。そんなことを意識したことがなかったし、教わる機会もなかったからです。

下図をご覧ください。

近所で撮影したものですが、まさしくパースのついた空じゃありませんか。

『近くの雲は大きく、遠くの雲は小さい』という分かりきったことも、パースを認識することで、かっこよく描けるかどうかが決まります。

特に、コロコロ変わる空模様なわけですから、その場面場面の情景として表現するためには、空のパースを認識してかっこよく描くことは重要です。


★解説動画  youtube版(7:51)

youtube post: 5RRCNBuMfKg

いかがでしょうか。


雲、空はキャラの情景をストレートに表現できる背景なので、実はけっこう重要です。

希望がある時は快晴の空を。不安の時はどんより曇り空を。悲しみの時は雨を・・・。


トーン処理やカラーで描く場合でも、この技法が参考になればありがたいです。


今回は以上です。

ご質問等があればコメント欄やツイッターDMを遠慮なくお使いください。


To Be Continued...



【奇妙なアナログ背景講座】では現在6テーマの講座を公開済です。

今後の予定テーマは・・・「奇妙な拳銃の描き方」「奇妙な街並みの描き方」「奇妙な自動車の描き方」etc...

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公開済テーマ

その1「カケ線1000本ノック・コツと練習」 https://www.pixiv.net/fanbox/creator/18521975/post/529491

その2「奇妙な石の描き方」

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/18521975/post/539039

その3「奇妙な壁と床の描き方」

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/18521975/post/544174

その4「奇妙な花の描き方」

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/18521975/post/551041

その5「奇妙な木(アップ)の描き方」 https://www.pixiv.net/fanbox/creator/18521975/post/561215

その6「奇妙な木の描き方」

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/18521975/post/571470

(YouTube)


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