ご支援、また、今回もご覧いただき大変にありがとうございます!
●荒木先生から言われた石の練習を終え、そのあとにいよいよ初めて任された原稿のコマは、壁と床が奥に続き、通路の先に鉄格子がある背景でした。
今思えばシンプルな背景で、初心者の僕でも描けるであろうコマを与えていただいたはずですが、当時は初めて描くジョジョの原稿に緊張。壁の汚れひとつ描く方法が全く分からず四苦八苦したものでした。
●その3は、壁と床です。
ゆくゆくは、写真をもとにして、背景画を1枚描けるようになるために、今は背景のパーツを1つずつ説明していこうかなと考えていますので、よろしくお願いいたします。
この迷宮のような架空のシンプルな背景には、実は、建物や道路などを描く時の基本となる要素が入っています。(ちょっと遠近は正確ではありませんが目をつむってください。)
●下図をご覧ください。
パーツごとに、(A)~(D)に色分けしました。
奇妙な背景講座では、「強調された手前にあるもの」が意図的に配置される場合が多いです。
この絵で言うと(A)手前のレンガ壁がそれです。
この背景の4つのポイントは
・(A)手前の壁を強調する
・(B)遠くの壁はサラッと描くと、(A)が強調される。
・(C)床も同じ考え方で、手前はしっかり描いて、遠くはサラッと。
・(D)絵の中で「ベタにできる場所」があると絵的に締まるので、この奥まった部分を暗くする。
良く見ると、ベタを使っているパーツと、ベタを使わない(サラッと描いている)パーツが明確に分かれていることが、お分かりでしょうか。
(A)、(D)はベタを使っているが、
(B)、(C)はベタを使っていない。
このコントラストがはっきりしていると、かっこいい背景になります。
ベタとサラッとのコントラストを描くための一つの考え方として、
「ベタ」を黒、「サラッと」を白と言い換えると、
黒→白→黒→白→・・・と、交互に配置すると良いです。
黒→黒→になると、お互いが相殺して見づらくなってしまいます。(※あえてそうする場合はあります)
この図で言うと、手前から、(A)は黒→(B)は白→(D)は黒→(B)は白 になっています。
こうすることによって黒と白が隣り合って、お互いを強調していることになります。
●それでは、以上を踏まえて、解説動画をご覧ください。
今回は29分と長いので、youtubeでUPしています。
4つのポイントに気を付けて、手前の壁を強調し、奥を暗くする。
そうやって臨場感のある背景が描ければ、もう背景だけなのに、何かが起こりそうなコマになります。
今回説明したことは、何気ない道路や街並みの背景に適用できます。
いかがですか?
質問等がありましたら遠慮なくコメント欄などをお使いください。
今回はこれで以上となります。
To Be Continued…
ほら、何かが起こりそうな・・・・