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《天国に一番近い場所》  4 ~改革後世論レポート~

 憲法改正後1世紀が経過し、それに伴い国民の生の声を聞いてみる。 私は商店街に来た。 アーケードは行き交う人々でごった返していた。 私は近くの肉屋で買い物をしている赤い首輪の雌に話し掛けてみた。 「貴女は3等民ですね?ちょっと取材に協力を・・・」 「はい」 「貴女の今の生活環境を教えてください」 「私は御主人様の御屋敷で飼われている20匹の内の1匹です。今は夕食の支度で、食材を買いに来ています」 「御主人は厳しい人ではないですか?」 「私の御主人様は御優しい方で、奴隷の私達にも大変良くしてくれますよ。御仕事を失敗しても、鞭打ちだけの半殺しで済ませてくれますし♪」 「後遺症は出ないのですか?」 「はい。2,3日休めば元通りに回復できるので大丈夫です。そこが御優しい所です」 「とある奴隷の所有者は、1日に何人もの奴隷を虐殺している。と云った話がありますが?」 「そんな事は無いですね。ひと月に1匹潰れる位の入れ替えですよ。じゃないと、御仕事がまま成りませんからね」 「お仕事は具体的にどんな事ですか?」 「家事は勿論、御主人様達の御相手と身の回りの御世話が、奴隷の主な御仕事ですね。稀に食用として屠殺されたりしますし、御嬢様の御趣味の、拷問遊びで死ぬ位ですね」 「死ぬ事は怖くは無いですか?」 「怖いと言うか、御主人様の御意志で死ぬのなら本望ですかね?私の肉体と命が役に立つのなら・・・」 「それはどう言った意味で?」 「こうなるだけですよ」 と言って先程買った雌肉を出して見せる。 「では最後にお聞きします。貴女は今の生活は幸せですか?」 「奴隷にとっての隷属は生きがいで、幸せ以外の何物でもありませんよ」 「ありがとうございました。」  次はあの店先にいる、ツインテールの少女に声を掛ける事にした。 「貴女は3等民ですね?ちょっと取材に協力を・・・」 「はい?」 「このお店は何の店ですか?」 「拷問鑑賞のお店です」 「拷問・・・と云うと?」 「その名の通り、雌を拷問して苦しむ様を観て、喜んで頂くショーを提供しています。私は呼び込み兼、本日の拷問被験者です」 「え?貴女が拷問を受けるのですか?」 「そうです。御客様に喜んで頂く為に一杯苦しんで、お客様に喜んで頂くつもりです」 「ショーはどう言った事をするのですか?」 「観て頂くのが早いのですが?500イェンで観られますよ?」 「1等民の金銭感覚では随分安いですね?」 「その位の価格設定でないと、御客様を呼び込めないのです」 「拷問を受ける身として納得出来るのですか?」 「納得する必要は無いですよ。御客様一人でも満足する舞台にするのが仕事ですから」 「苦しむ事に抵抗は無いですか?」 「苦しむ事がお仕事ですから、何とも思わないですね。死ぬのが前提の拷問ですから後が楽です」 「貴女はまだ幼い感じですが、年齢は?」 「自分でも分からないですけど、大体11歳位だと思います。初潮も済んでいますし」 「男性経験は?」 「この拷問館のスタッフは全員牝ですから無いです。ディルドーで破瓜はしていますが・・・」 「死ぬ事は怖くないですか?」 「御客様は私が死ぬ様を観に入られるので、がんばって死なないといけないと思います」 「先程全員奴隷と言っていましたが、死んだ奴隷の補填はどうしているのですか?」 「私がココに来たのもそうですが、大体の雌は幼児の間に生み捨てられて、姉妹達と共にココで育ちました。」 「ご姉妹はどうされて居るのですか?」 「妹は今日の舞台で、私を拷問する為にまだ生きていますよ。姉は昨日の舞台で二人とも悶死した後、皆で美味しく頂きました」 「え?食べたのですか? ご姉妹を亡くされて悲しくはないですか?」 「悲しくは無いです。私もあんな風に死んでみたいし、死んだら皆を飢えさせないで済みますから」 「あの。妹さんにも話を聞きたいのですがいいですか?」 「ええ。私もお客さまを引き込みたいので、後は妹の方に聞いてください」 そう言って少女は店内に引っ込むと、直ぐに別の少女と共に現れた。 「いらっしゃいませ。姉の代わりにお話を伺います」 「貴女は彼女と背格好も同じですが、双子ですか?」 「いいえ。一卵性の五つ子です」 近代の出産子は一卵性児が大多数だ。最低でも双子で生まれ、多い時は八つ子なんて記録も在るほどだ。 「道理で・・・ご姉妹を食するカニバリズムについてどう思いますか?」 「死んだら肉親であろうと『肉』という概念しかないですね」 「今日の舞台で貴女はお姉さんを拷問して、悶死させる事になっていますよね?」 「ええ。それが何か?」 「嫌ではないのですか?血肉を分けた姉妹なのですよ?」 「ココの奴隷は今多く居るので、皆に食料が行き渡らない事があるから、私も死ぬ予定になっています」 「そこまで自分の身を潰す意味があるのですか?」 「意味なんて無いですよ。如いて言えば、ココまで育てて貰った恩返しみたいな感覚ですね」 「死に方はもう決まっているのですか?」 「はい。詳しくは言えませんが、段取りは既に決まっています」 「やはり御客様に満足してもらってこその商売ですからね」 と、少女の姉も付け足した。 「お客さんは引かないですか?」 「私がこう言うのもなんですが、カワイイ系の少女が自ら虐殺される様は、男性にとっては内に秘めた黒い欲望を快楽に変えて、『楽しい』と思えるそうですよ。実際私達も興奮しますし・・・」 「狂っているとは思いませんか?」 「狂っているかどうかは分かりませんが、こんな話をしていて興奮している自分は変態だと思います」 少女はスカートを捲り私に無毛の秘唇を露にすると、両太腿まで垂れ粘る愛液が高揚感を表している。 「参考になりました。ありがとうございました」 「観て行かれないのですか?」 「写真を取れるのであれば、後で見させて頂きます」 「写真なら別に構いませんよ」 「じゃあ、18時にまた来ます。出来れば経営者様に取材の方を伺いたいのでアポイントも宜しく」 「解かりました。伝えておきます」  次は別の店に話を聞いてみようと思う。 刃物屋に入ってみると、店内は色んな刃物類が所狭しと、陳列されている。包丁、鉈、鎌・・・大きい物は斧や刀までもある。 「あの・・・すみません」 「はーい。いらっしゃいませー」 店内に居た2等民の女性が顔を出す。 「この商店街の取材をしています。お話を伺いたいのですが?」 「はい。私で良ければ構いませんよ」 「このお店は刃物の専門店の様ですが、需要がありますか?」 「はい。主人の作る刃物は良く切れて丈夫ですし、錆び難いと評判で、大変繁盛しています」 「女性の奴隷化制度法案は御社に影響ありましたか?」 「勿論です。奴隷制度が出来たお陰で、ウチの刃物も飛ぶように売れているのですから」 「え、と・・・具体的には?」 「そうですね。ウチでは奴隷の屠殺用の刃物が良く売れています。それと肉切り包丁ですね。奴隷制度無くしては売れない代物ですからね。ありがたい限りです」 「お店独自にマーケティンングは行っていますか?」 「はい。ウチの刃物は高品質が売りですから、試し切りをして頂けます」 女性は私を奥へと招き入れる。そこはちょっとした部屋で中には奴隷が台の上にちょこんと座っていた。 壁には店先同様に刃物が陳列されている。 「やはり、商品としての品質を見てみないと、買う気にはならないでしょう?どれを試しましょうか?」 「では、この包丁を・・・」 女性は中華包丁を奴隷に渡すと、奴隷は受け取った包丁で何の躊躇いも無く自分の手首を切り落とした。 「この包丁は切れ味もですが、骨も一緒に切れる優れ物です」 女性は商品の説明をする間、奴隷は自分の腕を更に短くぶつ切りにしてゆく。 「も、もう結構です。良くわかりました」 「他の物も試して見ますか?」 「いえ・・・斬首刀も在るのですが、買う人が居るのですか?」 「勿論です。これは人気商品の一つです。試されますか?」 私は躊躇して何も言わずにいると 「私ならお気遣い要りませんよ。どうぞお試しください」 と、奴隷から言って来た。 「でも・・・」 「では、良く観ていて下さい」 私が躊躇っていると、奴隷は自分で落とした腕から血を溢れさせ、優しく声を掛けた。 女性は斬首刀を手に取り奴隷の後ろに廻ると、刀を横薙ぎに振ると奴隷の頭が意図も簡単に床に落ちた。その表情は微笑んでいる。 「私の様な女性でも簡単に首を落とせる優れ物ですから、愛好者も多いのです」 「あの・・・この奴隷は自らの死を求めていたようなのですが、何故ですか?」 「何故と云われましても・・・殺される過程が雌の存在価値ですから・・・3等民の奴隷には、2等民以上の命令は、己の生死も含めて絶対ですからね。死ねば飢える事もないですし、社会に貢献出来るのです」 「奴隷を簡単に消費してしまっても、御社は困らないのですか?」 「政府施設に売上の5%を納めれば、施設の奴隷を使い放題になる契約をしているので平気です」 「そうですか、お話ありがとう御座いました」  今度は別の店先にやって来た。 看板には『カスタムクリニック』とある。  クリニックとあるから医院なのだろうが、とりあえず入ってみる事にした。 「ごめんくださーい」 入り口を入った先は、ソファのある応接室の様だった。 一瞬、不動産屋かと思ってしまった程だ。 「いらっしゃいませー」 奥から赤い首輪を嵌め、ナース服を来た幼い少女が出て来た。 「えと、ここは何屋さんですか?」 「ウチは『雌専門の改造屋』です」 「改造?・・・と、言うと?」 「外科・整形外科を応用した、雌の肉体と精神をニーズに応じて改造をする医院です」 「ああ、それでカスタムクリニックなのですね?」 「先生は医師免許をまだ取得されていないので、厳密には闇医者ですから、免責の無い雌専門ですが」 「なるほど・・・どんな改造が出来るのですか?」 「貴女が改造するのですか?」 「いいえ、いいえ。私は2等民なので・・・一応取材で来ました」 そう言って2等民の証である腕輪を見せた。 「あ、これは失礼しました。先生は大体の事は出来ますよ。精神操作も得意ですし、要望通りに雌を改造してしまいます」 「具体的にはどういう風に出来るのですか?」 「見て貰うのが早そうですね。付いてきて下さい」 どの店先でも同じような事を言われる。幼女は私を奥の部屋に招きいれた。 随分奥まった部屋に通された。部屋の中は排泄物の匂いに満ちて淀んだ空気が充満していた。  部屋の床には四肢を失った雌が3人転がっていた。 驚く事に、各々の肛門と尿道口からチューブが伸び、別のダルマ雌の口と鼻に繋がって、その雌からも同じ様に別のダルマ雌の肥大した腹と鼻に繋がっている。そして、そのダルマ雌は自分の肛門と口にチューブが繋がっている。 ダルマ雌達は身体中傷だらけで、大きな傷痕や、縫合した跡、焼き鏝を宛てた痕で、小さな身体を埋め尽くしていた。 「こ、これは・・・?」 「先生の実験動物であり、私の母奴隷達です」 「母親?貴女の?・・・じゃあ、貴女はこのダルマ雌と先生とのお子さんなの?」 「いいえ、先生とは直接繋がっていません。私はこの3匹の遺伝子を人工授精の合成をされ、このトマトママの子宮で育ち、生まれました。厳密には《クローン体》です」 「え?じゃあこのダルマ雌達の複製個体なの?」 「簡単に言うとそうです。ですから、私自身も商品サンプルなのです」 「じゃあ、男の子も遺伝子操作で創れるって事?」 「それは出来ないそうです。何度か実験しましたが、失敗しています。先生曰く、Y染色体が遺伝子に組み込めなくなっているそうです。確率的に、男児の自然出産率5%と、ほぼ同じ割合だそうです」 「そう・・・」 「後天的な改造はこの母奴隷達の様な姿に出来ますし、豚や牛の様に母乳の出る複乳も創れます。また、見え難い所で、イチゴママみたいに大腸を肥大延長させて、ウンチタンクにも出来ます。もしくは、パールママの様に頭だけで延命してから、後でクローンの身体をくっ付ける事も出来ます」 「・・・何でもありな様に感じますが・・・?」 「何でもありです・・・実際目の前に転がっているパールママが、接合実験に成功して居ますし」 「・・・・・・・」 私は正直声も出せないほど驚いていた。こんな世界が存在したとは驚きだった。後で聞いた話だが、ここの先生は20歳の青年で、天才的な技術を、奴隷となった幼馴染みと、実の妹を実験体として切磋琢磨して今に至ったのだそうだ。しかし、そこへ至るまでに沢山の雌奴隷を実験動物として使い潰している事を容易に想像できる。 このサファイアという子の話では、他にも改造中の雌達が居るので、見せてくれるらしい。 「こちらは私の一卵性双生児、2匹目の妹でルビーといいます。頭が弱いので躾に時間が掛かっていますが、パールママに似て、痛みや苦痛が好きといった傾向があり、自傷行為を制限しています」 目の前には、左肘と両膝から欠損され、残った右腕で上体を起こした少女が居た。これまた身体中に蚯蚓腫れを浮かべ、両手の爪は全て剥がされ、左膝の切断部分に金属の固定環が嵌められ、そこから太い鎖で繋がれていた。 私の隣に立っているサファイアと瓜二つだ。 「あっ、お姉様・・・ルビーを虐めに来てくれたの?」 「・・・」 ルビーの言葉に応えもせず、冷やかに見下ろすサファイア。 「じゃ、ナイフを頂戴・・・鞭でも良いから、ルビーを傷つけさせて!」 「・・・他の献体を見に行きましょう」 「え?ええ・・・」 「ま、待って!せめて吊るして!お願い♪」 部屋を出ようとするサファイアにルビーが必死に懇願すると、サファイアは壁にあるスイッチを操作するとルビーの左膝に繋がっている鎖が巻かれ、高い位置にある巻口に巻き込まれていくと、ルビーは壁に逆さ吊りになった。 「お姉様大好き♪」 逆さまに吊り下げられたルビーの笑顔を尻目に、私達は移動した。 「こちらは膣と肛門を拡張しています。外来の雌で、極力大きな物が入る様にとの注文です」 どう見ても少女・・・と、言うよりもサファイアよりも、もっと幼い6才位の幼女だった。 幼女はお尻を突き出す様に縛られ、肛門と膣に自分の太股はあろうかという程、大きなディルドを咥え込み、腹部はディルドの形を浮き出していた。抜けない様にとの配慮で半透明なゴムパンツを履いている。 「最終的には、身体の3分の2程の物が入る様に成れば完成となり、引渡しとなります」 「え!・・・3分の2って、死んでしまわないのですか?」 「大丈夫です。別の奴隷が運良く開発した新薬を投与することによって筋組織の断裂が無くなっているので、これ位は限界実験が済んで居ますから・・・この雌自体が小さいので、そろそろ終了段階の運びになりますね」 「はあ・・・」 次に案内されたのは、身体中の至る部分に、ピアスを施された雌を観た。それこそ、胴体内部の内臓の位置をずらしているのだろう、背中から臍を貫通している巨大で重厚なリングピアスには正直驚いた。 身動ぎしただけで涼しい音が鳴るのだ。 「あの、先生にもお話を伺いたいのですが?」 「残念ですが、先生は只今、遺伝子の組換えに集中しているので、お会いされません。先生の邪魔をすると最悪私が殺され兼ねません」 「そうですか。残念ですが私はこれで失礼します」 「はい。お仕事ガンバって下さい」  世論としてのレポートは取れなかったが、コレはコレで収穫だった。 時計の針は5時50分を指していたので、私は急いで拷問館へと引き返した。 入り口に少女は居なかった。 試しにドアを押すと開いたので、勝手に入らせて貰う事にした。 「あら?」 入り口を入ると直ぐに少女と出会った。 「すみません遅れました。もう始まっていますか?」 「お客様ですね?どうぞこちらです」 「拷問吏の子には言ってあるのですが、実は取材で、経営者様にアポイントを取り次いで貰っていたのですが、インタビューと撮影の方は大丈夫でしょうか?」 「ああ!貴女様が取材の方ですか?聞き及んでおります。オーナー様は閉幕の後に、対談の席を御用意して御待ちです。先ずはショーの方をお楽しみ下さいませ」 少女の案内でステージ会場に着いた。 会場には私の他に6人程の男性が居て、ステージは客席に対して一段低く造られていた。 ショーはまだ始まったばかりの様子だった。 全裸で並ぶ二人の少女が、ステージ上で寄添うように立って微笑んでいる。 私は3500イェン程で、このカワイイ少女2匹を惨殺して、利益が出るのか心配になった。 この少女達からすれば、収入がどうとかではなく、観客達に楽しんで貰うことの方が重要なのだろう。 私は、バッグの中からハンディビデオカメラを取り出して、ステージに向けて廻した。 デジカメも持っていたが、ストロボライトがショーの邪魔になると判断した。 「では、手始めに軽い拷問から始めます」 この時点では、姉と妹の区別が全くつかないので、どっちが言ったのか判別できない。 少女の1匹がステージ中央に据えてある分娩台に座り、足掛けに脚を乗せて自分で固定する。どうやら状況的に見て、こっちが拷問を受ける姉のようだ。 「先ずはコレで尿道と膀胱を引っ掻き回して、ズタズタにしちゃいます」 妹が客席に掲げて見せたのは、先端付近に細い棘が無数に生えたワイヤーだった。S字パイプの詰まりを取る道具に似ているが、大きさや造りが人体に合わせて細長い構造なので、拷問専用の道具だろう。  姉は自分で陰唇を左右に広げ、妹が器具を乱暴な手付きで尿道口に挿し込んだ。 尿道を捻り、擦り上げてピストンを始めた。 器具の動きに合わせ、姉の悲鳴が上がり、引いた時に血と削れた粘膜が飛沫を散らす。 妹は更に奥の膀胱に器具を挿し進め、中で器具を暴れさせて膀胱をズタズタにして、器具を引き抜いた。 すると、悲鳴と共に血尿を噴き出す姉、それをビールジョッキに受ける妹。 血尿の噴出が収まると、ジョッキに溜まった血尿を観客に掲げ、それを一気に飲み始める。 空になったジョッキを再び掲げると、観客から拍手が沸き熾った。 「次は抜歯です」 荒い息遣いの姉の頭を押さえて、妹はペンチを使って姉の歯を抜いていく。一本一本掴んでは抜き、ステージの上に落としていった。 姉も痛みに抵抗を見せず、時たま、妹が口内に溜まった血を、口移しで吸い取り嚥下する。 程なくすると姉の歯は全て抜かれ、抜歯が完了した。 「続いて、姉の無様な姿を御見せしましょう」  妹は刺突剣で姉の両頬を指し貫いた。客席に見せ終わると剣を抜き、今度は瘤付きのロープを通して、出し入れを繰り返した。 一通り終えると、頬から通したロープを口から引き出して、頭を預けるヘッドレストの下に引っ掛けて、再び両頬のロープを引くと、姉の頭は分娩台に押し付けられる形で密着する。 妹は手早くロープを結び、姉の頭を動かない様にした。 姉も口を内側から引っ張られて閉じられない。 「今度は定番の股裂きです」 妹は分娩台のスイッチを操作すると、足掛けが油圧の力で左右に開き始めた。 姉の悲痛な絶叫が響き、やがて姉の脚が180度を超えた辺りで、ボキンという音と共に、股関節が脱臼した。股間の筋肉も引っ張られている為、パイパンなオマンコは開ききっている。 手をばたつかせて苦悶を表す姉に、妹がハンディチェーンソーのような物で、姉の腕を肘から簡単に切断してしまった。 両腕を失った姉は諦めたらしく抵抗を止めた。 「えー、気を取り直して、子宮電球詰めです」 分娩台の傍にダンボール箱に詰まった電球があった。 妹は手始めにたっぷりのローションを腕に絡め、姉の開ききったオマンコに、電球を握った手を捻り入れた。 膣に手が入ると、腕を突き進めて子宮口を突破させた。 妹が抜いた手には電球は無かった。 恐らく姉の子宮内に残したのだろう。 そうやって妹は、姉の子宮に13個の電球を入れる事に成功した。 姉の腹には何個かの電球の形が浮き出していた。 妹は腹圧で電球が押し戻されない様にと、姉の陰唇を固く縫い閉じてしまった。 「では、電流拷問です」 妹は電極クリップを姉の突き出したままの舌に挟んで、肛門に銅製のパイプを突き入れると、端にクリップを挟んだ。 妹は電圧調整器を操作し、姉の身体に電気を流した。 「きゃあああああああああああ!」 姉は自らの意思とは関係なく身体を痙攣させている。 「まだまだ平気な様子ですね。電圧アーップ!」 そう言って妹は電圧ダイヤルを上昇させると、姉の腹内に納められた電球が強い光を発し、同時に姉の絶叫と、ダイヤルアップに合わせて、身体の痙攣が激しさを増した。 客席からは歓声が上がる。 電気を流してからしばらくすると、姉の臍から煙が立ち昇り始め、腹内に収まった電球が尽く破裂してその破片は体内をズタズタにした。 肉の焼け焦げる臭いが辺りに充満した頃、妹は電流のスイッチを切ったがそれでもビクンビクンと姉の身体は痙攣を続けていた。  白目を剥いたまま失神して意識が無いのだろう、銅管からはボトボトと汚物が流れ出して床を汚す。 「死んだ?」 電極を取り外して姉の頬をビンタしてから問い掛ける妹の様子は、姉の生死など意に反さない淡々とした冷たい口ぶりであった。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 細い吐息と、時折漏れ出す嗚咽が、彼女の生を証明していた。 「ぺっ!しぶとい牝豚ね!」 妹は唾を吐きかけて次の拷問の準備に取り掛かった。 椅子に拘束された戒めを一旦解いて姉の身体を椅子から叩き落とした。姉は頭から床に叩き付けられ、自分の出した糞便に塗れ、壊れた人形の様に転げた。 ステージには椅子を取り除いた代わりに、金属製の台座が据えられて、その上に姉は引きずり上げられた。 足は股間が外れている為か明後日の方向を向き合っていた。 妹は今まで手付かづだった薄い乳房を握り、手にしたナイフを突き刺してグリグリと傷口を抉ってから、刃先を乳首へと滑らせて両断してしまった。 姉は白目を剥いたまま悶えるでもなく、されるがまま呼吸を続けていた。 「痛みを感じなくなっている様子なので、そろそろ処刑しようと思います」 妹は斧を使って姉の足から少しずつブツ切りにしていった。 「・・・・・・・・・・・・・・・・あ?・・・・・・・・・あん・・・・・・・・・・・・♪」 足首、脛、膝、腿と順に斧を振り下ろした所で姉は正体を取り戻した。 恥部は一旦縦に裂いてから、腰に斧を2・3度振り下ろして、姉の下半身は完全に破壊されていた。 「ひゃーん♪わひゃし・・・壊ひゃれている・・・・・・うふふ・・・・・・ヒモチいい・・・ひぬの?ほうすぐ・・・」 陶酔しきった顔で姉は独り言を呟く。 「ふふん?嬉しいの?」 「はいぃ。マゾ豚は・・・・壊ひゃれ・・・て、とってほ嬉・・・ひいですぅ♪・・・あぅん。イクぅ」 妹は斧を振り下ろし続けてとうとう姉は首だけになってしまった。 転がった首を台に立ててから、フィニッシュとばかりに縦割りにし、脳漿を撒き散らした。 台座の上には血と肉塊が散乱して、つい30分前までかわいく微笑んでいた牝だった物とは想像付かない。 「さて、汚い牝豚の処分も終わったので、サービスタイムとして、本日ご来店頂いたお客様に感謝の意を込めて、皆様全員でこのアラームが鳴るまで私をリンチして頂きたいのです。 ココに取り揃えた道具は自由に使って頂いて結構です。 もし私が時間以内に死んだ場合その時点で終了です。 尚、私も変態マゾ牝ですからどうぞご遠慮無く責めて下さい。・・・ではスタート」 ・・・ ・・・・・・ ・・・・・・・・・ アラームが鳴り終わった時には、妹牝の姿は観客達によってズタボロにされていた。 男性客は少女を輪姦し、一通り情事を終えると、こんどはバットでメッタ打ちにした。 地獄絵図とはこの事だろうか? 少女の骨が砕け、肉のひしゃげる鈍い音・・・ある者は、乳首や陰核を削ぎ切り・・・ある者は、片眼球を抉り、舌を切り取りポケットにしまい込む。  そしてまたある者は、砕かれた指の爪に竹串を差込みネチネチと責める者も居た。 少女は打撲によって全身の殆どを、複雑粉砕骨折と打ち身で内出血が全身と、切り傷数十箇所と生きている事自体が奇蹟に近い状態であり、生きた肉塊でもあった。 「皆はま、御楽ひみ頂けまひたでひょうか?・・・ひゃいごにめひゅのひょへいを御覧ににゃってひょーは終了へふぅ」 舌を切り取られ満身創痍であるにも拘らず、ハッキリとショーの終焉を告げると、袖から別の雌が機材を運び出てきて、ズタボロの妹を抱え上げて、貼り付け台のような機材に固定されてゆく。 少女の身体が大の字に固定されるとアシスタントの雌は袖に戻った。 「本ひつのご来店、まこひょに・・・あひがほうごはいひゃひた・・・またのおこひをお待ひひていまふ」 そう言い終わると台からドリルのようなモノが迫り出し、固定された雌の精液に塗れた股間に食い込みそのまま体内に侵入した。やがて少女は目を見開き苦しみだすと臍から血が溢れ出し、骨が軋み砕ける音が響いて来た。  ドリルが少女を貫き通し、先端が口から出たと思うと、少女の首がドリルの回転方向に捻じ曲がり引き千切れる様に少女の首が胴体と決別してしまった。 よく見ると少女を刺し貫いていたドリル本体から更に突起が迫り出し少女の肉体を内側から攪拌破壊していたのだ。 会場に血の鉄臭さが充満し、少女の目から輝きが消えるとショーは閉幕となった。 私は誰も居なくなった会場に残ってショーの後始末を眺めていると、スーツ姿の男性がやって来て私の隣に腰を降ろした。 「取材の方はあなたですね?・・・今日のショーは如何でしたか?」 「凄惨な光景に何と形容するべきか迷っています。・・・と言うよりも記事にしていい物かどうかすら疑わしいです」 「初めて来店された方は皆そういった反応です。ですが、そういった刺激を人々は求めているのも事実ですからね。人は残酷な生き物ですからね・・・それが聖職者でも例外はありません」 経営者の男性は半裸の雌にお酒を持って来させて、そのグラスを勧められ、私はそのグラスを受け取る。 「何故このような商売を始められたのですか?」 「人の性(サガ)を突き詰め、試しにやってみた結果、需要が増大し今では把握し切れないほどの雌を抱える身ですよ」 「そんなに儲かるものなのですか?少女の命に対して安すぎる位でしたが?」 「あの価格設定は間違えてはいないのです。何故ならショーの主役が自ら客引きをして自分の死に様に価値を付けるのですからね。元々雌奴隷の存在に価値は無いのですからそこに価値化出来るならやる、といった心境でウチの雌はがんばっているのです」 「世間一般の雌もそうでしたが、自分の存在意義感が希薄に思えるのですが、それに関してはどう思われますか?」 「雌の存在意義ですか?私には分かりかねますね・・・」 そう言って逡巡し、後始末をしていた先ほどお酒を運んだ雌を呼び質問した。 「存在意義感は人一倍あります。我々雌には人権が無いですよね?ですからオーナー様に所有して頂く事に存在意義を感じています。オーナー様は拷問ショーに我々雌を必要とされているので、オーナー様と雌との間に利害が一致しています」 私はグラスのお酒を一口飲んでその雌に聞いた。 「例え遅かれ早かれ殺されるとしてもですか?」 「はい。私は元々雌野良でしたが、それはもう空腹と惨めさで過酷な日々でした・・・そんな日々の中、真摯なオーナー様に拾われ所有して頂きました・・・」 そう言い、腕に付けている奴隷の証であるビニール製の腕輪をウットリと眺める。 「オーナー様は我々雌にとって掛け替えの無い存在ですので、この身砕けるまでオーナー様のお役に立てるのならどんな事でも出来ますよ。他の雌も同じ事を言うでしょう」 雌は笑顔でそう言い切った。 「・・・だ、そうですよ」 「よく分かりました。という事はここの雌は元々野良ばかりなのですか?」 「いえ、そういった訳ではなく製造もしています」 「?・・・と、言いますと?」 「クローンです。最近の遺伝子技術は進んでいまして、それなりの設備を備えるだけで簡単にクローンを製造できるのですよ。ほら、先程ショーで死んだ雌もその肉片でクローンを作って、又ショーに出すと云った趣向も可能です」 「クローン設備と云っても育成に時間が掛かるのでは?」 「従来ならそうですが、人工子宮が改良されて1ヶ月で約6歳分の速さで成長しますから、問題ありません」 「そんなに早く成長するのですか?脳の発達が追いつかないのでは?」 「ちゃんと睡眠学習機能も付いています。擬似電磁パルスで言語やある程度の経験を積ませる事が出来ます。ウチのクローンにはメーカーに頼んで何度も拷問されて死ぬ擬似経験を施しています」 「人工子宮から生まれると直ぐに死ぬ運命ですか・・・」 「それは我々だって同じ事です。クローンはテロメアが短いので長生き出来ないだけです。成長促進の関係で、遺伝子の使い回しも2回が限度ですし・・・」 「遺体の処理にお金が掛かるのでは?民間の産廃処理業者に処分を委託しているのですよね?」 「いえ。死体は全て雌の食料にしています。残った骨は粉にして土に還りますし、食べ残しが出ても乾燥させて野菜園の肥料にしています・・・全部奴隷の仕事ですがね。私の方からは餌を一切与えていませんよ」 「全く無駄がないと云う訳ですね?ココの雌は普段、どのような食生活なのですか?」 「先程言ったようにショーに使った雌の死肉と屋上にある家庭菜園の野菜、お互いにひり出した糞便が主食ですね。後は勝手に売春した金で魚介類や甘菓子を買って来て食べるモノも稀に居ますかね」 「栄養バランス的に良くない様ですが?」 「本人達もあまり気にしてはいないようです。弱ったモノから処分していく体制ですから」 「それはどういった基準で決めるのですか?」 「もっぱら自己申告ですね。死ぬ行為に意味を持つモノばかりの様ですし・・・時々『誰が先にステージに上がるか』で我先にと揉めていたりしますからね」 「そうですか。・・・ステージ内容は貴方がお決めになるのですか?」 「いえ、私はその辺には一切関与していません。全て奴隷達によって決められます。拷問機材の発注も全部任せ切りです」 「あの最後に出て来た処刑機械などは、一見値が張りそうな物ですが赤字にならないのですか?」 「あれはメーカーの試作品で、ウチはモニターをやって改良点をメーカーに送り返せば経費ゼロです。だからどんなに使っても赤字に成らないどころか製品として売り出せば1%のバックマージンが入ってきます。噂ではそれで生計を立てている人も居るそうですよ?」 「奥が深い商売ですね・・・どうもご協力を感謝します。それと、コレご馳走様でした」 「いえいえ、大した事ではありませんよ。忙しいでしょうがまた観に入らして下さい」 「ありがとう御座います」 私はレコーダーをOFFにすると雌に送られ店を出た。 日は既に落ち、町には街灯とネオンが灯り、街の喧騒は静まる事は無く、今この瞬間にも少女は断末魔をあげ命を散らせているのだろう。 空を見上げると満点の光の粒が漆黒の闇で瞬いていた。 私の取材で得た事は、後にも先にも『雌の生命は産業である』という一点であった。 第4章 ~改革後世論レポート~ おわり

《天国に一番近い場所》  4 ~改革後世論レポート~

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