今回は気ままに、シニカリティのオケのお気に入りだったり、こだわっていたり、小ネタなんかをつらつら話していこうかなと思います。ヨロシクネ
あとちょっと専門語句みたいなのが出てくるような気が今ここ書いている時点でしているので、たまにわからない言葉が出てきたらごめん。
・シニカリティの作業概要
※小難しい話(いわゆる音楽好きの長いくどくどした語り)が入るから、あんまり詳しくなかったらここは別に飛ばして読んでもいいと思う。
今回の使用DAW(作曲ソフト)はlogic pro X。ちょっと前までFL studio 21を使っていて、FLで新しく知ることができた機能のうち、いくつかlogicで使えるものがあったのでその辺も活用した。
ソフトシンセは楽しいから色々使っている。
Synth1(どこにでも馴染む。特に金属系の音がすき)をはじめ、Kairatune(面白い飛び道具に)やTyrell(太くてあったかいいい音)、Magical 8bit plug(ピコピコ)、それからTAL-Noisemaker(クセのあるアナログ感)などのフリーのものは今回もよく活躍してくれた。
有料のものでははじめてSerum(今の定番らしい)を導入して、主にベースの音などに使った。Serumはデジタルシンセの王道だが、結局アナログシンセっぽい音に拡張して使ってる。このシンセ、使ってみて分かったけど見た目がわかりやすいことこの上ない(前はSynthmasterをよく使っていたけど、目的の音を作るまでにたくさんの画面を行き来しなければならず、大変だ。)。さすが支持されるだけあるなと思ったし、やっぱりいい音がするなと思う。
打楽器の音は今回Splice(サブスクで音ネタをダウンロードできるサービス)でたくさん仕入れ、ドラムの音を総入れ替えした。それを読み込むサンプラーはlogicのDMD。詳細は長くなるから省くけど、かなり使いやすいやつだった。今後もお世話になりそう。
それから、効果音などもSpliceで仕入れ、こっちはサンプラーでなく、プロジェクトのトラック上にそのまま貼っつけている。この辺の音ネタの入手が容易になったことも、今回短時間でなんとか完成に持って行けた要因だと思う。これも今後お世話になると思う。
ちなみに今の環境は、主にMac(logicやFL)で作曲を済ませ、iPadで動画素材を描き、Windowsで合成音声ちゃんたちに歌ってもらい、AviUtlで全部の素材をまとめる、という感じになっている。
だから実際、作曲と絵の部分が場所にとらわれずにできるようになっており、それがだいぶよい。一応動画もAdobe AEがMacに入っているので、やろうと思えばまあできないこともない。慣れないけど。
以前はMacが高温になるのが悩みの種だったが、OSをアップデートしたら改善した。
※小難しい話おわり。
ここからはお気に入りのポイントを抜粋。
・イントロ
ベースの音がめちゃくちゃいい。さすがSerum。ベースの波形はアナログシンセのOberheimのやつで、アナログっぽい太くて暖かい音なんだけど、Serumならではのデジタルのパキパキ感が抜けをよくしている。
このコーラスは合わせるのがものすごい大変だったけど、絶対たくさんのメンバーでやってほしかった。全体的にこの曲はコーラスを多用しているが、これらはTHE HIGH-LOWSの「Angle Beetle」らへんの多重コーラスにすごく影響を受けている。
エレピの音は、実はにゃーねことかの時期からずっと使っている、Logicの付属エレピ。なんかわかんないけどすごく好きな音が出る。場所性を伴った音というか、楽器としての音というよりは、雰囲気などを含めた景色みたいな音だな、と思う。
途中の「ダダダ」というドラムのリフ(0:05あたり)は、前の記事でも触れたけど、UNICORNの「すばらしい日々」の「ダダダ」という音が好きだったのが名残みたいに残っている。「ダダダ」はこのあとも各所に出てくる。
・Bメロ
ここでしょ。ここ好き。
ベースの音は一旦Noisemakerに交代。途中の情けない「ピョロロ〜〜」みたいなシンセの音は、まずひだりからSynth1の音が、
って感じに、そしてみぎからKairatuneの音が、
って感じに鳴いている。なさけね〜〜!かわいいね。Synth1の音って本当に丸っこいというか、誰にも酷いことしなさそうな優しさがあるよね。
そして、「駅前 定期の払込」っていうフレーズのコーラス。ここはなぜか文明堂のCMを思い出して気に入ってる。ここだけコマーシャルみたい。
・シニカリティパート
やっぱりSerumのベースが良すぎる。これまでSynth1(夜明けとかさみしいとか)→T-Force Alpha(食寝見)→Noisemaker(暮し)→Legend(ねむりも)と色々試してきたけど、今のところ一番好きな音かもしれない。
あとドラムの音もいい。やっぱり好きな音でドラムを組むと楽しいね。
それからやっぱりフレーズというか、メロディというか、この曲はそういうところがかなり好きな感じに作れた気がしていて、「転がった まな板に溢れていく」のところのメロディックさとか、「包まっては」の高いところの情感みたいなものはすごく気に入ってる。
最高音の部分で多重コーラスが入るのもとてもすき。
最初のシニカリティ・パートは、なるべく魚を捌く時のグロテスクな感じが出るような歌詞を心掛けた。さんまの切り離された部分が、ごろっと転がるあの感じ。まな板にドリップが染み付いたり、水気を取るためにペーパーにくるんだりするあの工程。
あと最後に「トホホ」でしめるのかわいいなと思ってやった。
・Cパート
ここは実は小ネタをたくさん入れた。
最初の方の効果音はYMOがよくやるやつ。Moogってシンセをいじって音を発振させることで作った効果音。
それから途中のピアノの入りはくらがりの最後の「ずっと夢ばかり見ている」のオマージュ。
その後の効果音はガスメータの入りの部分。
その後のなんか民族っぽいドラムの素材がとても気に入っていて、見つけた時「これだ!!!!」って思った。儀式みたいなふうにも聞こえて、それまで持っていた感性やなんかも全部忘れて、つつがなく暮らすための通過儀礼を果たすという意味合いも含んでいる感じがする。
あとは「さあ、全部忘れようね。」のメロディのふわふわした感じが気に入ってる。
以上、気に入ってるところの抜粋でした。
・ギャラリー
これは関係ないけど奥多摩に撮影に行った時の写真。6月ごろに行った。つい数日前も行った。
今回動画に使った写真素材はそんなに多くなかったけど、また使いたいな。あんまりしっかり時間を作って行く、ということができていないので、またチャイムの聞ける時間とかにも被せつつ、しっかり休みに行きたいな。
以上。