ダンスっす。
ラフとかコンセプトの話。
●制作の経緯
最初にサビを思いついた。「安心の代金を」のところ、バズマザーズの山田亮一が歌ったら似合うだろうなって思った記憶がある。ついで「ダンス踊って ダンス ダンス」のところができた。急にダンス踊りだしたら面白いだろうなって。
ガス代払って生きてくよって歌だった。ちなみにこの時はまだ安心の代金は130円。語呂で決めたけど、のちに範囲が広い方がそれぞれの安心に当てはめやすそうだなと思って変更。
それからAメロをきれいな循環コードにした。これを聞きながら歌詞を練った。田舎の町でゴミを燃やす匂いがする感じをずっと考えながら。
当時の歌詞
この時点で意識したのは、なるべく皮モノ(コンガとかタムとか)を不自然な感じに配置すること。
それからしばらく別作業が入り、ようやく手を付けられるようになって歌詞を大分変えた。
この時点で抽象度がめちゃくちゃ高くなってしまったので、一旦理解のある程度及ぶ感じに引き戻した。それが完成稿の歌詞。
完成稿の歌詞はいい具合の抽象度を持ちつつ、ほのかに色々想像する余地のあるいい流れに仕上がった気がする。
一応完成稿を乗っけておく。オケのところにも乗っけるとは思うけど、いちいち違う記事開くの面倒だろうし。
一応自分解釈でのコンセプトは「不安を孕みながら進み、墜落する生活」。まあこの辺は聞いている人にゆだねます。
特にお気に入りの部分は最後のサビ。集合住宅を見たときに「ああまるで人を詰め込んでいるみたいだな」と思ったのでああいう風になった。
あとはオケを練って完成。
●オケについてのこだわりポイント
◎イントロ部
前述のように、皮モノを違和感の出るような配置にすることをまず心掛けた。
ドラムはLinn Drumという、パツっとした音の出る昔ながらの電子ドラムの音源を使っている。
そこにTAL-Noizemakerの粘度の高いベースを付けてやる。毎回思うけどこのシンセは味とクセが非常に強いので使いどころを間違えると普通にめちゃくちゃ浮いてしまう。だけどうまくハマればそれだけでものすごく個性が出る。
◎Aメロ
まず綺麗な循環コードが作りたかった。(分かりやすいように楽器を変えてある)
ベースラインは上昇、コードのメロは下降。
それをAメロ後半で発展させる。リズムを付けてグルーブ感を出しつつ(ベースの音色も変えている)、上ではSynth1を使って綺麗なベルを鳴らしてやる。このベルは伏線になっていて、(以下章をまたぐ)
◎サビ部分
ここでまた出てくる。これで何というか、大団円のような、カタルシス的な効果が得られる。
ここのドラムもほぼイントロと同じ。色々なものを再登場させているサビでもある。
そしてラスサビはさらにシンセのフレーズを追加。当初はTAL-Noizemakerで打ち込んでいたが、前述のクセとうまくかみ合わずどうしても浮いてしまったのでSynth1のものに差し替えた。差し替え前と後、両方載せてみる。
〇差し替え前
シンセの音自体はすごくよいのだけど、なまじ個性があるだけにボーカルとぶつかってしまう。でも音は本当にいい。ほれぼれする。
〇差し替え後
音色自体も少しちがう種類ではあるんだけど、根本的にSynth1の方が音が薄い。いい意味で個性が薄いというか、どこに入れても浮かずに馴染んでくれる。この音色だったらボーカルより上に立たずに、かつメロディとしても生きてくれる。
大体今のPC環境だとこの二種類しかシンセが使えないので、これらを欲しいところに合わせて使い分けている。(MassiveとかDexedとかがなぜかバグる。お金が出来たらソフトの乗り換えも検討。)
まあこの曲に関してはこんな感じです。そいでもってわたしは百うん十円で甘いものでも買ってくるかね。