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月刊くじら 12月号

※追記!!!!完璧に間違えて先月に書いた日曜日のほなみちゃんの絵をこっちにも載せてしまっている。完全に日付感覚がバグっているね、すまない。許しておくれ


京都紀行の更新にかなり文章を書く体力を持っていかれてしまったため、結構空っぽの空っぽの状態でこれを書いています。お許しください。


あと今月後味が悪いというか、暗めの良くない感じのコンテンツが普段と比較して多い気がする。それもご了承ください。申し訳ない。

というわけで、インターネットの深海からこんにちは、電ǂ鯨です。月刊くじら12月号はじまるよ。


〈目次〉

・粗大ゴミを捨てる

・落書き

・ねっ子ちゃん

・おまけ


・粗大ゴミを捨てる

 単なる思い出の話。

 だいぶ前の話だが、粗大ゴミを出すことになった。自分の体を長いこと預けてきたいくつかの家具たちを、狭い部屋にはもう置けないね、という、犬を飼えなくなったときみたいな無責任な理由で捨てることにした。

 手続きはすいすい進み、所定のシールを貼って、いよいよ運び出す、という段になったが、そいつら(しっかりしたやつと、ふにゃふにゃなやつの二つがあった)を持ち上げた瞬間、なんだか力なくうなだれる死体を持っているような気がして、急に怖くなった。今、永らえることもできたこの子たちに、最終的に確実な死を与えるのは自分なんだ、という実感がぞぞぞと湧いてきた。

 粗大ごみは自分の当時住んでいた地域だと、回収前日に外に置いておいて、翌日に集めてもらうことになっていた。ふにゃふにゃなやつは自立しないため、しっかりしたやつに立てかけたのだけど、帰り際に何となく振り返ってみると、ただこの先に明確な終わりしか待っていないような庭先で、ふたりがお互いに、不器用ながら支えあっている感じがして、もう見ていられない。あんまり見ていられないのでさっさと部屋に戻ってしまった。

 翌日になって庭を見てみると、ふたりはきれいさっぱり、手はず通りに連れていかれてしまった後で、「邪魔なものを排除してしまった」という実感のみが、得ようとしている罪悪感を塗りつぶすように湧いてきて嫌だった。なんだか、自分がいやしく自分を守るために、偽善でとどめを刺さずに人に任せてしまったような、よくない後味が残った。なので、今現在なるべく大きなものは増やさないようにしよう、という生活の指標を立てている。

 そういうことを何となく思い出したので記録。


・落書き

(なんか最近アレな絵(というほどでもない)が多い気がする。)


食べてほしい子。



憔悴した呆奈美ちゃん。

コトフェスで出した漫画原案(大分変ったけど。ちょっと何らかの形でそのうち出そうか検討中です)

なんか思いついた子。なんて言うか倫理的にあまりよくない気がする。近頃こういう子ばかり描いているけど何なんだろう。


・ねっ子ちゃん

 この前編集の合間になんとなく思いついた「ねっ子ちゃん」というキャラクターをTwitterにあげた。そこそこ気に入っているのでちょっとそれについて話そうかなと。


 これはTwitterにあげたのとおんなじものだけど。要するに、最初の最初は、「頭にから生えた草の根っこに脳を実質全部食われてしまった人(だったもの)」っていうありきたりな設定だったんだけど、それをいざ自分で考えてみると「どこまでも人に近しいのに人じゃない」っていうのはちょっと掘り甲斐のあるお話だな、と思った。


 例えばこの子は他者から見るとある意味哲学的ゾンビに似た(違うっちゃ違うけど。大分見た目変わってるし、たまに動かなくなるし※twitter参照)ものなんだけど、本人?の中だとどういう風になっているんだろう。草の部分が実際に思考している、と考えることができなくもない。命を持てなかった草が偶然人の体を不器用ながら借りることになった、っていう筋書きならば、草視点からだと切ない原罪系ハートフルストーリーにならないだろうか?とか。


 その方向で、「一応機械的なものだが、植物側に意思に似た反応がある」と仮定する。この子は時々植物の面が色濃く出るせいで、たまに太陽の下とかで固まって微動だにしなくなったままになる、といった事態に陥るんだけど、当然ずっと動かないねっ子ちゃんに近所の子供たちは興味を示すだろう。しかも頭から草が、耳からは根っこが生えている。根っこを面白がって引っ張られてしまい、生命維持とかに支障が出てしまいそうなほど伸びてしまったのにも関わらず、何にも反応を見せないねっ子ちゃん。めちゃくちゃいい。さらにその後、ねっ子ちゃんに意識?が戻っても、「耳からめちゃくちゃ植物が伸びている状態」を悪いことだと認識できない(人間の倫理から物事を判断できないため)ので、「?」「?」「・・・?」となりながらずるずる根っこを引きずって帰るんだろうな。ちなみに痛みはあるし感じること自体はできるかもしれないけど、植物にはそれが不快だと分からないので、その感覚を受け続けて、体のみが引きずった根の痛みに(反応として)ひきつりながら歩いていくかもしれない。なんだこれ。すごくいいじゃないか。


 この手の概念は掘りつくされたものだと思っていたけど、考えようによっては全然まだ楽しめる気がする。ので自分のよく描くキャラクターのうちに入っていくかもしれない。

・・・いや、伸びすぎか。どう考えても頭の中空っぽになっちゃっている。いや、もしくは代償機能てきなかんじで、根っこが脳の機能を代行してしまっているのか?そしたらなおのこと引きずるのはまずくないか????子供に遊ばれた後、(きっとあの子たちは乱暴に根を扱うから)さらに覚えていることが減ってしまったねっ子ちゃん・・・。帰り道で、元の子の大事な思い出をどんどんアスファルトの痛みで両替していくの、あまりに切なすぎる。そうすると、元の子は結構活発な感じの子とかだとなかなか良いな・・・。


 というふうに永遠に膨らんでしまうのでとりあえずこんなところにしておきます。ねっ子ちゃんはとてもかわいい(自分のなかでは)。


・おまけ

 今現在、制作中のプロジェクト進度は90%を超えている。まあ色々あって出るのはそんなにすぐじゃないと思うんだけど、ほんのり待っててください。

 京都まで他の作業とかをしていてあんまり音源がないので、制作中のやつの途中の一部、ベースからの制作過程を乗っけておきます。あとでまた投稿後に同じような掘り下げ話をすると思うので、とりあえずは先行おまけ、ということで。(CDでいうシングルカットに似ているのかも。)


 まずはデモの打ち込みから。大体の方向性を頭の中で決める。単純なループばっかりでもこの時点では構わない。


●「踊っている」というコンセプトで作ることにした。ベースの「てれっててて『てー』」の音を意図的に外してみたのと、0:04辺りの進行を半音ずつ上げてどこか不気味な感じに。

1

 それを家のPCで本編集に切り替え。結局logicはデモとかに使って、calewalkで本編集という感じが最近多い。

 

●ピアノの方が踊ってるっぽいので差し替え。ベースの繋ぎフレーズを飽きない感じに編集(一回目だけオクターブで鳴らしているのは印象付けのため)。それから0:21~の部分の掘り下げ。不気味さが少しありながらも基本は楽しく不安定な感じのオケを目指すことにした。

2


 ここから仕上げていく。


●ドラムのちゃんとした打ち込み。ダンスミュージックっぽくない、泥臭い感じにしてみた。それから右側にかわいいシンセ(TAL-Noizemaker)を配置。いや~な音階を多用して、徹底的にかわいくいじめ抜くことにする。0:13あたりの外し方が好み。これでとりあえず基本形は完成。※今聞いてみて最初のほうのベースがなぜかデモ段階のものに戻っていたけど、きっとなんか色々試していた名残なので気にしないでほしい。

3

 この後はまあ他パートとの兼ね合いで足したり引いたり、戻したり進めたり、ちゃんとミックスしたり、いろいろ。この時点より今の方が多分だいぶ変わっているんだけど、それはまあ投稿時に聴いてもらおうかな、ということで。

 繰り返しにはなりますが、まあゆったりお待ちください。



 そんなわけで12月号はこの辺で終わりです。ねっ子ちゃんがとても気に入ったので、思った以上に膨らんでしまい、びっくりしている。呆奈美ちゃんなな子ちゃんとかストピくんと同じくらい気に入っている。たくさん描こう・・・


 あと、フォームの方に色々くれた人、もしこれを読んでいたらこの機会を借りて。ありがとうございます。

 ミニラジオはとりあえずまだ未定なのですが、気にせず色々送っていただければ。楽しく読んだりします。感謝。


 京都にいる時はまだ全然暑い時間があったんだけど、急に寒くなってきた。今月は布団脱出平均時間最短記録をみんな目指せるといいですね(一概にそれのみが至上の価値をもっていると言っているわけではないが)。

 毎月恒例の挨拶にはなりますが、いつもご支援いただいている皆さん、本当にありがとうございます。もし寒い日に、私のファンボに入れる予定の100or210or500円でホッカイロやビスクが買えるのなら、全然そちらを優先してもらって構わないので、どうかご無理なさらないように。


 それでは、また作業やらなんやらの方を進めていこうかな、と思います。

じゃあまたそのうち、どこかで。





      (終わり。最近デスクライトを真っ青にした。海底みたいで良い。)

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