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【持論36】1日1枚ラフ

時間をかけて描いた下書きをボツにする。

これにはかなりの精神力が必要です。

私は根っからの貧乏性なので、「かけた時間を無駄にしたくない!」という一心で、

どれだけ納得できない下書きでも、意地になって着色まで進めておりました。

これはこれで、経験値は間違いなく蓄積されますし、1枚絵を仕上げる力も養われます。しかし、完成してもモヤモヤが残ったり、その時は満足していも、

数日たってから見返して「あちゃー」なんてことも多々あります。

長時間悩んでいると感覚もどんどん麻痺して、客観視できなくなるのも痛いですね。

その解決策としてオススメなのが「1日1枚ラフ」です。

やり方は文字通り、毎日構図やポーズを変えて、

10分~30分くらいで雑にラフを描きます。

自分が素敵と思えるイラストをいくつか参考にしつつ、

目や髪なんかは省略して、構図・ポーズ・小物の配置などを意識します。

この方法のメリットは3つあります。

①気軽に描ける

確固たる決意をもってラフを描くのはとても良いことですが、

どうしてもたくさんのエネルギーが必要ですし、

その日のコンディションによってやる気のムラがひどかったりします。

しかし、この方法なら、

「ダメならボツにするだけ。また明日描けば良いさ」という気軽さが生まれます。

この気軽さは、良い絵を描くための一要素となり得ます。

②気に入ったラフから選べる。

いくつかのラフの中から着色に進めるものを選べるので、その分やる気も増すはずです。

③練習になる

単純に線を引く機会が増えるので、その分確実に経験値が蓄積されます。

細部を丁寧に模写することも重要ですが、

イラストの雰囲気を掴むための雑な模写も同じくらい重要です。

色々なポーズや構図を参考にすることになるので、

人体の構造が多角的に理解できたり、

構図の自分の引き出しも増えることと思います。

1つの練習方法として参考にしてください。

注意※繰り返しになりますが、必ず参考資料を用意してください。

自分の頭の中だけで、ポーズや構図を変えるのは限界がありますし、

何よりかなりシンドイです。

好きなイラスト、グラビア、映画のワンシーンなどなど、

なんでも参考にして、雑にラフを量産してください。

今こそ画像フォルダが火を噴くときです。


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