NokiMo
あいまり
あいまり

fanbox


狼さんの目はどうしてそんなに綺麗なの? 3

 ぴちゃっ……れろっ……くちゅっ……くちゅ……。 「んんッ……」  耳につく淫靡な水音と、ジワジワと込み上げてくる甘い疼きに、ボクは重たい瞼を開いた。  窓から差し込む朝日が眩しく、ボクはすぐに目を細めた。  しかし、何度か瞬きをして目を慣らし、ボクはなんとか瞼を開いて体を起こした。 「ちゅッ、んッ……あっ! レアン様!♡」  起きたボクを見て、熱心にボクの性器に舌を這わせていたメイジーちゃんは顔を上げ、嬉しそうにボクを呼んだ。  それにボクは笑い返し、「おはよう」と答えつつ手を広げた。  すると、彼女は「おはようございます!♡」と嬉しそうに言いながら這うように移動し、ボクの腕の中にすっぽりと収まった。  彼女のクンニのおかげで、ボクの秘部は甘く疼き、体は秘部を中心に若干火照っていた。  ボクはその火照りを冷ますように、腕の中にいる少女の前髪を掻き上げ、その額にキスを落とした。 「んぅ……♡」  それだけでメイジーちゃんは甘い声を漏らし、ソッと顔を上げてボクの顔を見上げた。  暗く淀んだ目は快感に蕩け、うっとりとした表情でボクを見つめている。  ボクはそれに笑い返し、半開きになった彼女の唇を奪って舌をねじ込んだ。  彼女の口内を舐めていると舌があったので、絡め取る。 「んんッ♡ んんぅッ♡ んん~ッ♡」  メイジーちゃんの舌ごと口内を舐め回していると、彼女は嬌声を上げながらビクビクと体を震わせた。  腕の中にある華奢な体が快感に震えるのを肌で感じながら、ボクはその体を抱きしめる力を強くし、さらに口内を貪る。  口の端からは唾液が零れ、昨日の交わりによる湿りすら乾いていないベッドのシーツに新たな染みを作る。  指を絡め、足を絡め、舌を絡め、唾液を絡め、吐息を絡める。  ボクの顔に掛かる吐息はすっかり熱を持っており、目の前にある少女の顔は、すでに淫猥の熱に染まっていた。  ちょうど彼女の秘部に当たる形になっている右足の太腿に、湿り気を感じる。  それにボクは小さく笑い、彼女の顔を見た。 「すっかり興奮しているみたいだね。びしょ濡れじゃないか」 「ふぇ!? そ、そんなことないです……!」 「へぇ? じゃあ、これはどういうことなんだい?」  言いながら、ボクは彼女の秘部を太腿で擦り上げた。  すると、彼女は「んゃぁッ!?♡」と可愛らしい嬌声を上げながら、ビクンビクンッ! と体を一際強く跳ね上げさせた。  彼女の反応が可愛かったので、ボクは彼女の秘部を太腿でグリグリと擦り上げながら続けた。 「ほらほらどうしたの? 興奮しているんじゃなかったの?」 「んぁぁッ♡ れ、れあん、さまぁ……!♡ そんな、いじわる、しないれ、くらは……♡」 「ん~?」  聞き返しながら、ボクはさらに強く彼女の秘部を刺激する。  すると、彼女は甘い嬌声を上げながら、ビクンビクンッ! と体を大きく震わせた。  どうやら絶頂したらしい。  彼女の秘部から小便のように噴き出す愛液がボクの太腿を濡らすのを感じながら、すぐにでも第二ラウンドを始めようかと思った時、部屋の扉が開いた。 「レアン様、朝食をお持ちしました」 「あぁ、エイミーちゃん」  扉の方から聴こえた声に、ボクはすぐにメイジーちゃんを離し、体を起こした。  すると、絶頂したばかりの彼女はそのままぐったりとベッドに横たわり、甘い吐息を漏らしながら絶頂の余韻に浸る。  朝食の乗ったトレイを持ったエイミーちゃんは、そんなメイジーちゃんを一瞥し、すぐにベッド横の机の上にトレイを置いてベッドに腰かけた。 「それじゃあ、レアン様。早速朝食を──……ッ!?♡」  ボクはエイミーちゃんの体を引き寄せ、強引に唇を奪った。  そのまま、先程メイジーちゃんにしたように舌をねじ込み、口内を舐め回す。  最初は驚いた表情を浮かべたエイミーちゃんだったが、すぐにその目は悦楽に溶けた。  一糸纏わぬ裸体に唯一纏った一枚のエプロンを、ボクは片手で紐を解き、脱がせる。  元々彼女の持っていたエプロンは肩紐がしっかりしていて、キスの最中に脱がせることは出来なかった。  だから、肩紐を切ってこちらも結ぶ形にすることで、こういう時に脱がしやすくしたのだ。  パサッと音を立ててエプロンが落ちる……が、そんなことを気にする隙など与えない。  彼女の首に両手を絡める形で華奢な体を抱きしめ、その小さな口の中を貪る。  ボクの上に圧し掛かる形になった彼女は、何度も繰り返す濃厚な接吻ですっかり脱力してしまったみたいで、ほとんどボクにしな垂れかかる形になっていた。  口から零れる唾液と、彼女の愛液によってベッドに染みが増えていくのを尻目に、ボクはゆっくりと口を離した。 「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡」  接吻だけですっかり感じてしまったみたいで、彼女は甘い吐息を漏らしながら、うっとりした表情でボクを見つめていた。  それにボクは笑い返し、彼女の頭を撫でた。 「フフッ、凄く可愛い……すぐにイかせてあげるからね」  ボクはそう言いながら、彼女の秘部に手を伸ばし、グチョグチョに濡れたソレを指で擦った。  すると、彼女は「んぁぁッ!?♡」と妹によく似た可愛らしい嬌声を上げながら、ビクビクと体を震わす。  ひとまずボクは彼女の体を抱きしめ、秘部の割れ目に指をねじ込んでいく。 「あぁぁぁぁッ♡ ひぁぁぁぁッ!?♡」 「可愛い声……そのままイッて良いよ♪」  耳元で囁きながら、ボクは彼女の膣内を指でかき混ぜる。  それだけで彼女はさらに嬌声を大きくし、体を震わせ、腰を激しく動かす。  しかし、少しすると彼女は一際大きな嬌声を上げ、ビクビクッ! と激しく体を痙攣させた。  秘部から溢れ出た愛液は、ボクの手を手首まで濡らした。  激しく絶頂した彼女は、そのままガクガクと体を痙攣させながらボクの体にしな垂れかかってきた。  試しに彼女の膣内を擦りながら指を抜いてやると、それだけで彼女の体は壊れた玩具のようにビクビクと痙攣した。  それにボクは笑いつつ、愛液で湿った指を舐め取った。  さて……それじゃあ改めて、朝食を食べるとするかな。  ボクはエイミーちゃんを抱いたまま少し体を動かし、ベッドの横の机に乗った朝食に手を伸ばした。 ~~~ 「あぁ、そういえば、今日はこれから来客が来るんです」  朝食を食べ終え、エイミーちゃんに頼んで淹れてもらったコーヒーを啜っていると、愛液に塗れしわくちゃになったエプロンを脱ぎながらそんな言葉が投げかけられた。  彼女の言葉に、ボクはコーヒーカップを口から離し、「来客?」と聞き返した。  それに、エイミーちゃんは「はい」と言いながら、エプロンをハンガーに掛けた。 「この近くに住んでいる猟師さんで、猟でとれた獲物をこの森の中に住んでいる人に不定期に分けて下さる方なんです」 「へぇ……良い人そうだね」 「はい。ですが、少し気難しい方で……人狼を目の仇にしている節があるんです。なので、あまり接触しない方が良いと思いまして……」  エイミーちゃんの説明に、ボクの脳裏に、一人の猟師の顔が過る。  ……まぁ、この辺りで猟をしている人間というだけで、かなり条件は限られてくる。  ボクは少し間を置いて、ゆっくりと口を開いた。 「それは……ロビンという名前の猟師だったりしないかい?」 「ッ……! 知っているのですか!?」  驚いた様子で反応するエイミーちゃんに、ボクは僅かに眉を潜めた。  ……やはりか……。  まるで網膜に焼き付いたかのように脳裏に浮かぶ忌々しい顔に、ボクは小さく舌打ちをした。  この家に来る前、ボクは別の少女の家を拠点としていた。  その少女の家にもロビンという猟師は通っており、人間に擬態していたボクの正体を見破り、さらにボクの催眠すら打ち破って銃口を向けてきた忌々しい女。  今までの人生……いや、狼生において、人間に背を向けて敗走したことなど無かった。  ボクは捕食する側で、人間は捕食される側。  餌である人間に恐れをなして敗走するなど、人狼としてあってはいけないことだった。  しかし、ボクは逃げた。  向けられた銃口に命の危機を覚え、敗走したのだ。 「……ククッ……」  喉の奥から、乾いた笑いが込み上げてきた。  そんなボクを見て、エイミーちゃんはキョトンとした表情で「レアン様?」と聞き返してくる。  ボクはそれに「何でも無いよ」と返しつつ、コーヒーを啜った。  このまま屈辱を味あわされたまま終わるのかと思っていたが……どうやら、神はボクの味方をしたらしい。  ロビンが来訪先に事前に連絡を入れておくマメな性格で良かった。  おかげで、前以って準備をしておくことが出来る。 「エイミーちゃん、メイジーちゃん」 「はい?」 「何ですか?」  ボクの呼びかけに、二人はそれぞれ反応を示す。  それに、ボクは小さく笑い、小声で続けた。 「今からボクの言うことを、よく聞いておいてね……」 --- <ロビン視点>  家で捌いた鴨肉が入った入れ物と猟銃を手に、私、ロビンは、エイミー・ブランシェットという名の女性が住む家の前に立った。  私は、この森を中心に活動しているしがない猟師だ。  この森は果物が豊富に採れる豊かな場所で、ここに住み着く動物は少なくない。  私はそう言った動物たちを狩り、そこで得た肉を食って生活している。  この森には、動物の他に人間も住んでいる。  森の中は静かで長閑で、そういった場所を好む人間には優良物件らしい。  そこで私は、定期的に動物を間引きし、森に住む人間に害が出ないように務めている。  肉は自分で食うだけでなく、森に住む人々にも配ったりして、その礼で野菜等他の食料を貰ったりするので、それで生活している。  今回エイミー・ブランシェットの家に来たのも、その一環だ。  気を取り直し、私はコンコンと二度家の扉をノックした。  すると、扉の向こうから「はぁい」と返事をする声がして、少しして扉が開いた。 「あっ! ロビンさん! おはようございます!」  玄関の前に立っていた私を見て、家の主であるエイミーさんは、そう言って明るい笑みを浮かべた。  背中まである金色の艶やかな長髪に、優しい目付きをした青い目。  精巧な人形のように整った顔立ちにをしており、透き通る程に白い肌に、ほんのりと赤みがかった頬。  どこか作り物のような美しさを持つエイミーさんの姿には、未だに慣れない。  私は気を取り直し、「おはようございます。エイミーさん」と挨拶を返した。 「今日は約束通り、鴨肉をお持ちしました」 「まぁ、鴨肉。いつもありがとうございます」  私の差し出した鴨肉を受け取りながら、エイミーさんは満面の笑みを浮かべて言った。  彼女はそれを持って踵を返し、台所の方に歩いて行く。 「……あぁ、上がって下さい。折角ですし、お茶でも飲んでいって下さいよ」 「ありがとうございます。では、お言葉に甘えて……」  そう言いながら家の中に一歩踏み込んだ私は、鼻につくような異臭に気付いた。  これは、獣臭……それも、人狼のニオイ……?  人狼のニオイは先日嗅いだばかりだったので、すぐに判別することが出来た。 「……あの……エイミーさん……」 「待っていて下さいね。今お茶を淹れているので」  こちらに背を向けた状態で言うエイミーさんに、私はグッと唇を噛みしめた。  今すぐにでも彼女の手を引いて外に出るべきなのではないか?  そんな疑問が脳裏を過るが、すぐに首を横に振って考え直す。  もしもこの異臭の存在が人狼ではなかったら、どうする?  女同士とはいえ、乙女の家に対して「獣臭いですね」なんて言えるはずがない。  このニオイの原因が人狼以外の別のものだった場合、彼女を不必要に傷つけてしまう。  何より、“あの時”と違って、今この場にあの人狼らしき姿は見えない。  人狼がいるという根拠がない以上、下手に動くことは出来ない。  そんな風に一人悶々と考え込んでいた時、トントンと階段を下りる音がした。 「お姉ちゃん、誰か来てるの?」  そう言いながらリビングに出て来たのは、エイミーさんの妹のメイジーちゃんだった。  彼女はエイミーさんと同じく、綺麗な金髪に青い目をした女の子だ。  しかし、儚げで大人しい印象のエイミーさんとは反対に、メイジーちゃんは明るくて活発そうな感じの子だった。  特に、いつも頭の頂点で立っている一本の髪の毛が彼女の元気さを主張しており、見ていて微笑ましい。  エイミーさんが彼女の為に作ったという赤い頭巾がこれまたよく似合っており、彼女の快活さを引き出している。  私と彼女は今までも何度か会っており、顔見知り程度の間柄ではある。 「……あっ! ロビンさんだぁ! いらっしゃい!」  メイジーちゃんは、私を見た途端パァァッと表情を明るくしながら、こちらに駆け寄ってきた。  それに、私は「こんにちは、メイジーちゃん」と挨拶をする。  すると、彼女は嬉しそうにはにかみ、私の向かい側の席に座った。 「ロビンさん、また獲物を仕留めたの?」 「うん、そうだよ~。今日はね、鴨肉を持って来たんだ」 「へぇ~! 鴨肉かぁ! 鴨って飛んでるところを撃ち落とすの?」  興味津々といった様子で聞いてくるメイジーちゃんに、私は無意識に自分の頬が綻ぶのを感じた。  私にとって狩りというのは仕事の一環のようなものだが、彼女にとっては、自分の知らない未知の世界だろう。  鴨を仕留めたなんてそこまでパッとしないような話にすらここまで興味を持てるのは、彼女が色々な物に興味を持ちながら生きている証拠のようなものだ。  目の前にいる穢れを知らないような少女に何を話そうかと思考を巡らせていた時、カチャッと金属音を立ててティーカップが置かれた。 「はい。紅茶です」 「あぁ、ありがとうございます」  エイミーさんの言葉にお礼を言いつつ、私は早速ティーカップを手に取り、息を吹きかけて冷ます。  それから一口飲んで口内を潤し、いざ話を再開──……しようとしたところで、突然、視界が揺らいだ。 「あ……れ……?」  グルンと世界が回転したような奇妙な感覚があり、気付けば世界が九十度横に回転していた。  ……否、私が椅子から転げ落ち、横向きに倒れた状態になっているのだ。  何だ、これ……? 何が起こっているんだ……?  疑問を抱きつつも、私はすぐに立ち上がろうとした。  しかし、まるで自分の物ではなくなってしまったかのように体は言うことを聞かず、指先をピクリと動かすことすら出来なかった。  それどころか、瞼が徐々に重たくなっていき、意識が闇に沈みそうになっていた。  まさか、一服盛られた……?  だとしても、なぜエイミーさんが私にそんなことを……?  大体、それが本当だとして、なんでメイジーちゃんは何もしないんだ……?  まさか、二人はグルで、私を……!?  まるで堰を切ったかのように、一気に思考が駆け巡る。  しかし、考えても答えが出ることは無く、私の意識は静かに闇に落ちていく。  まるでぬるま湯に沈んでいくかのような感覚を感じながら、私は静かに瞼を閉じた。 ~~~  ぬるま湯の中から浮上するように、少しずつ闇に沈んでいた意識が覚醒していくのを感じる。  鉛のように重たい瞼をゆっくりと開くと、見慣れない天井が広がっているのを感じた。 「ぅん……? ここは……?」  小さく呟いた時、ツツー……と太腿の内側がなぞられた。  突然のことに私は驚き、ビクビクと体を震わせた。  咄嗟に体を起こそうとして、両手足が拘束されていることに気付く。  両手も両足も大きく広げた状態で引っ張られて拘束されている為、私はベッドの上で大の字を描くように磔にされているらしい。  何とか逃げられないかともがくが、どの拘束具も固く、外せそうになかった。  誰がこんなことを、と思っていた時、秘部に近い内腿が擦られた。 「んひゅぅぅッ!?」  思いもよらぬ刺激に、私は空気が抜けたような情けない声を上げた。  しかし、咄嗟に唇を噛みしめる形ですぐに声を出すのを止め、私はすぐに顔を上げた。  そして、目を見開いた。 「お前は……」 「あぁ、やっと起きたんだ。……フフッ、熟睡だったね」  ニコニコと笑いながら言うのは、黒いショートヘアに、赤い目をした女……以前、私が逃がした人狼だった。  彼女の顔を見た瞬間、私はギリッと歯ぎしりをした。  人狼のニオイがするとは思っていたが、よりによってコイツだったのか……!  私はすぐに起き上がって始末しようとしたが、拘束されている為に身動きを取ることが出来ず、ベッドの上でバタバタと僅かにもがくことしか出来なかった。  これ以上暴れても体力の無駄だと判断した私は、すぐに身動きを取るのを止めて、彼女に視線を向けた。 「……私をどうするつもりだ?」 「フフッ……話が早くて良かったよ」 「ッ……」  不敵な笑みを浮かべながら言う人狼に、私は唇を噛みしめた。  まるでコイツの掌の上で転がされているような感覚に、腹立たしい感情が込み上げてくる。  しかし、今の状況で私に出来ることなど無い。  込み上げてくる怒りを押し殺し、私はゆっくりと続けた。 「……それで……こんなことをして、どうするつもりだ? ……ブランシェット姉妹に何をした?」 「へぇ……? あの姉妹に手を出したことに気付くとは……中々に聡明だね?」 「そんなもの、考えるまでもない。私が眠ったのは、エイミーさんが淹れた紅茶に睡眠薬でも潜ませていたのだろうし……人狼のニオイを勘付かせない為に、メイジーちゃんを使った。そうだろう?」 「あぁ、ご名答。何をしたかは……君もよく理解していると思うけど?」  余裕の笑みを浮かべながら言う人狼に、私は拳を強く握り締めた。  脳裏に、彼女に出会った時の光景が蘇る。  やはり、コイツは……あの時と同じことを……! 「二人をどうしたッ! どうするつもりだッ!?」 「そんなに心配なら、来てもらう?」 「……は? 何を言って……」 「エイミーちゃん、メイジーちゃん。入って来て」  人狼の言葉に、部屋の扉が開いた。  それから入ってきた人影を見て、私は絶句した。  入ってきたのは、確かにブランシェット姉妹だった。  しかし……二人は一糸纏わぬ生まれたままの姿を晒し、秘部を何かの液体で濡らしながら、その場でピンと手の指を伸ばして直立していた。  あられもない痴態を晒しているにも関わらず、二人は頬を赤らめ、法悦に溶けた淫靡な笑みを浮かべている。 「それじゃあ、二人共。それぞれ自分が何者なのか教えてあげて」 「はい。私、エイミー・ブランシェットは、レアン様の所有物です。所有者の命令は、例えどんな命令でも絶対服従します。所有者の命令に従うことは、私の生きる意味であり、幸せです」 「はい。私、メイジー・ブランシェットは、レアン様の所有物です。所有者の命令は、例えどんな命令でも絶対服従します。所有者の命令に従うことは、私の生きる意味であり、幸せです」  口元に微笑を浮かべたまま、淡々と語る二人に、私は口を開けて固まってしまった。  彼女達は……何を言っているというんだ……?  正気を失っているとしか思えない忠誠の言葉に、快楽に淀み蕩けた双眼。  その表情からは、崇拝すらも通り越して、最早狂信の感情すら見て取れた。  言葉を失う私に、人狼は「あっははははは!」と大笑いをしながら、両手を叩いた。 「二人共最高だよ! ……で、どうかな? あんなに見たがっていた二人の様子は……」 「ッ……殺してやる……」 「へぇ……これで心が折れないとは……」  クスクスと笑いながら言う人狼に、私はギリッと歯ぎしりをした。  人狼の能力は分からないが、コイツを殺せば、少なくともこれ以上二人が恥辱を味わう必要は無い。  しかし、まずはこの拘束具をどうにかしなければ……と考えていた時、ズイッと人狼が私の顔を覗き込んできた。 「ねぇ、ボクとゲームをしようよ」 「……ゲーム、だと……」 「君が勝ったら、あの姉妹を解放してあげる」  人狼の言葉に、私は目を見開いた。  ブランシェット姉妹の解放……だと……?  突然の提案に驚いていると、「但し」と言って私の唇に人差し指をソッと当てた。 「ッ……」 「ボクが勝ったら、君もボクの所有物になるんだ」 「何ッ……?」  続いた言葉に、私は言葉を失った。  つまり、私がゲームに負けたら……私も、あの二人のように……? 「嫌ならここで辞退すれば良い。そうすれば、この拘束を解いて君は解放するよ。……そして、今後はボクや二人に関わらないと誓って貰う」 「……」  人狼の言葉に、私は考える。  ゲームをするか、辞退するか。  正直、ゲームを行うリスクは高い。  どんな内容なのかも分からないし、負けたらブランシェット姉妹のように洗脳されるのだから。  しかし、ここで辞退すれば、私はリスクを負わないで済む。  だが、その場合……姉妹はどうなる?  この人狼の所有物として、一生を終えるのか?  私はそれを……見過ごすのか……?  もしも二人を救える可能性があるのなら……私は……──。 「……やるよ。そのゲーム、受けて立つ」 「ふふ、そう言うと思った」  私の言葉に、人狼は相変わらず不敵な笑みを浮かべながらそう言った。  どんなゲームかは分からないが、例えどんなに理不尽なものでも、絶対に打ち勝って見せる。  そう意気込んでいた時、突然、目隠しをされた。 「なッ……!?」 「ゲームの内容は単純明快。これから十分間、ボクが君に色々とエッチなことをする」 「エッ……!?」 「君はそれを、十分間耐え続ければ良い。途中でイッたら君の負け。十分間イくのを我慢出来たら、ボクの勝ちだ」 「こ、この目隠しの意味は何だ!?」 「それはこの勝負をイーブンにするための措置さ。……君なら分かるだろう? ボクの能力」 「ッ……」  人狼の言葉に、前に奴と会った時のことを思い出した。  なるほど、そういうことか……。 「ボクだって、自分の能力を完全に操作できるわけではないからね。何かの誤差で力が発動してしまうかもしれない。そんなことがあったらフェアじゃないだろう?」 「……なるほど。承知した」 「じゃあ、ゲームの為に服を脱がせるね」 「は?」  人狼の言葉が理解出来ず、つい聞き返した。  直後、腹の下の辺りからカチャカチャとベルトを外す音がした。  予想外の出来事に、私は目を見開いた。 「お、おいッ! 何してる!?」 「何って、ズボンを脱がせようとしてるんだけど? ……あれ、ベルト外すのって難しいな」 「なんでそんなことを……!?」 「エッチなことをするって言ったじゃないか。その為に服を脱がせるのは当然だろう?」 「貴様……!?」 「あ、出来た♪」  楽しそうな声がしたかと思えば、ズルッと私のズボンが下着ごと簡単に脱がされる。  しかし、足が開いた状態で拘束されている為、それらは太腿の下の方で止まる。  途端に、股間部に外気が触れて肌寒い感触がした。  咄嗟に足を閉じようとしても、拘束されている為に叶わない。  羞恥心のあまり、顔が熱くなる。 「貴様……! このゲームが終わったら……絶対に殺してやる……!」 「顔真っ赤だよ~? それじゃあ、十分間スタート」  そんな声がしたかと思った次の瞬間、突然誰かが覆い被さり、唇を奪ってきた。  突然のことに反応もままならず、唇の隙間から何か柔らかいものが入って口内を蹂躙されるのを、ただ感じることしか出来ない。 「んんんんんッ!? んん~ッ! んーッ!」 「ちゅッ、んちゅッ、んッ」  くぐもった声を上げることしか出来ない私の口内を、覆い被さっている誰か──声から察するに人狼だが──は、容赦なく舌を使って貪る。  時に激しく、時に優しく、私の舌を絡め取ってはクチュクチュと音を立てながら容赦なく蹂躙していく。  重力に従って落ちてくる奴の唾液が、私の口から零れて頬をゆっくりと伝っていくのが分かる。  目隠しをされて視力を奪われているせいか、それ以外の感覚が鋭敏になっているのを感じる。  唇を重ねて舌を絡める度に、自分の上げる声に艶がかかり、甘味が増していくのが分かった。  感じているのか……? 私は……。  人狼如きの接吻に……?  確かに性経験は未熟だが、だからと言って、こんな奴の戯れに感じるなど……!  堕ちそうな意思を必死に律していたその時、唇が離れていった。 「ッ……はぁッ……はぁッ……」  唇が開放されたことにより、私は新鮮な空気を取り入れるように、荒い呼吸を繰り返した。  それに対し、私から唇を離した人狼は、クスクスと楽しそうに笑った。 「フフッ、流石はロビンちゃん……キスは全く通じないみたいだなぁ……♪」 「はぁ……あ、当たり前、だろう……! 貴様如きの、き、キスなど……通じない……!」  ……嘘だった。  咄嗟に口から出たハッタリだった。  少しでもコイツに弱みを見せたら、付け入られる。  そんな考えから、私は咄嗟に嘘をついたのだ。 「そっかぁ……じゃあ、次は~……♪」  まるで悪戯を考える子供のような無邪気な口調で言いながら、人狼はツツー……と私の体をなぞっていく。  服を着たままの上半身を、服の上から優しく指でなぞられていく感触に、私は声を漏らしそうになるのを必死に堪えた。  すると、人狼は「やっぱりここかなぁ♪」と言って、私の胸の先──乳首がある箇所を、指で軽く突いた。  ピリッと軽く甘い刺激が走り、私は僅かに体を震わせた。  そんな私の反応に、彼女は「ここだぁ♪」と言いながら、ちょうど私の乳首があるところを服の上からコリコリと刺激する。  元々胸が小さい方だったので、ブラジャーのようなしっかりした下着は身につけていなかった。  あの締め付けられるような感触が苦手だったからだ。  その為、服の上からの刺激はほぼ直接伝わってきて、私に甘い刺激を与えていた。 「あぁッ……んぅッ……やめッ……んんッ……」 「もしかしてロビンちゃん、下着とか付けてないの?」 「うるさッ……あぁッ……きさ、まにッ……かッ……!? かんけッ、なッ」 「じゃあ、これからは服が擦れる感覚だけでイッちゃうような敏感乳首にしちゃおっかなぁ」  のんびりした口調で言いながら、人狼は私の服を捲って腹と胸を露わにし、両手でそれぞれの乳首をコリコリと刺激し始めた。  両乳首から伝わってくる甘い刺激に、私はさらに甘い声を漏らす。  視界が暗くて、どんな風に乳首が刺激されているのかも分からない。  しかし、人狼から与えられる甘い刺激が邪魔をして、それを想像することすら出来ない。 「ふぅぅぅ」  すると、奴は突然、乳首に息を吹きかけた。  何とも言えない独特の刺激が胸に走り、私は「ふぁぁぁぁッ!?」と情けない声を上げてしまう。  私の反応に、奴はクスクスと楽しそうに笑った。 「可愛い声だなぁ。ねぇねぇ、今どんな気持ち?」 「ぐッ……最悪の、気分だ……!」 「それは良かった」  私の言葉に、奴はそう言って乳首を刺激する手を強めた。  先程よりも強い刺激に、私は言葉に出来ないような甘い声を漏らしてしまった。  すると、その口をまたもや口で塞がれた。 「んんぅッ!?」 「んッ……んんッ……」  驚く私を無視して、奴は私の口内をまたもや蹂躙し始めた。  口内と胸、両方から同時に与えられる刺激に私の頭は混乱し、真っ白になっていく。  あぁ、ダメだ……気持ち良い……♡  悔しいけど、気持ち良い。  舌を絡め取られて口内を蹂躙されるのも、乳首を丁寧にコリコリと刺激されるのも、両方気持ち良い。  気付けば私は抵抗するのを止めて、目の前にいるであろう人狼の成すがままになっていた。 「ぷはぁっ……」 「はぁ……はぁ……♡」  口を離され、私は再度荒い呼吸を繰り返した。  すると、彼女は私の乳首を摘まんでクニクニと刺激を与えながら、「うーん」と声を上げた。 「やっぱりロビンちゃんは手強いなぁ……全然勝てそうにないや」 「かつ……? ……ッ……」  人狼の言葉に、勝つって何のことだっけ? と一瞬考えてしまった。  しかし、その一瞬で私の溶けかけていた思考は一気に覚醒し、ゲームのことを思い出した。  そうだった。これはゲームなんだ。  このゲームには私だけでなく、ブランシェット姉妹の命運も懸かっている。  私は負けられないんだ。 「あれ? もしかして、ゲームのこと忘れちゃってた?」 「ちがッ……わすれてなんか……!」  反論しようとした時、クイッと乳首を僅かに引っ張られた。  その刺激に甘い声を漏らしそうになり、慌てて口を噤む。  すると、彼女はそれにクスクスと笑いながら「だよね~」と言った。 「あのロビンちゃんが、キスや乳首コリコリだけで大事なゲームのことを忘れるはずがないよねぇ」 「ッ……あ、当たり前だ……!」 「じゃあ、これはどうかな」  人狼はそう言うと、ズボンを脱がされ露わになった私の秘部を指でなぞった。  すると、クチュッと小さな水音が、私の耳に入った。  それと同時に甘い刺激が秘部を中心に広がり、私はビクンッと体を強く震わせた。 「な……にを……んぁぁッ!?」  咄嗟に抗議しようとした次の瞬間、クチュックチュッと続けて秘部が刺激される。  私はそれに甘い声を漏らし、ビクビクと体を震わせてしまう。  何とか取り戻した思考が、一気に溶けていくのを感じる。 「あぁぁッ♡ んぁぁぁッ♡」 「すっかりビチョビチョに濡らしちゃって……これは慣らす必要は無さそうだなぁ」  そんな声がしたかと思うと、突然、膣内に違和感がした。  クチョクチョと小気味よい音を立てながら、人狼の指が膣内に入っていくのを感じる。  内側を擦りながら指が奥に入っていくような感覚に、私は増々甘い声を上げてしまう。 「フフッ、あっさり一本入っちゃった。これ、何本まで入るかなぁ」 「あっ、あぁっ♡ んんっ♡」  最早、彼女の声に応える余裕すら無かった。  何本か指が増えていくのを感じるが、蕩けた私の頭では、それが何本なのかも分からない。  ただ指が増えていく甘い刺激に身悶えていた時、突然、強烈な何かが背筋を走った。 「あぁぁッ!?♡ あぁッ♡ あぁぁぁぁああああッ!?♡」  ビクンッビクンッ! と一際強く体が跳ね、腰がベッドに打ち付けるように弾む。  視界に閃光が走ったかのように目の前が真っ白になり、今までの思考が呆気なくふっ飛ばされるのを感じた。  悲鳴のような嬌声を上げた私に、目の前にいる人狼の動きが止まったのが分かった。 「あれ、ロビンちゃん……もしかして、もうイっちゃった?」 「はぁ……♡ はぁ……♡ ちがッ……イって、ない……♡」  人狼の声に、私は咄嗟にそう答えた。  ……嘘だった。虚勢だった。  性知識に疎い私でも、今のが所謂『イく』というものだと言うことはなんとなく分かっていた。  そんな私に、人狼はしばらく考え込むような間を置いてから、「まぁいいや」と呟いた。 「ロビンちゃんがイってないって言うのなら、そういうことにしておいてあげる。……じゃあ、続きをするね」 「あぁ……♡ はぃ……♡ ……んぁぁぁぁッ!?♡」  グヂュグヂュッ! と、私の秘部をかき乱す音が鳴り響く。  それに、私は嬌声を上げながら体を震わせ、瞬く間に二度目の絶頂を迎える。  しかし、人狼はそんなこと気にする素振りも見せず、私の秘部の中をかき混ぜていく。 「ねぇねぇ、ロビンちゃん。今何本指が入ってるか分かる?」 「あぁぁッ!?♡ うぇぁッ!?♡ あぁぁッ!♡」  突然の質問に、困惑しつつも答えようとする。  しかし、二度の絶頂を迎えて惚けた頭ではまともに数を数えることも出来ず、意識を秘部の方に集中させようとするとそこから与えられる快感に思考が持っていかれてしまう。  結果、彼女の指から与えられる快感に喘ぐことしか出来ず、あっという間に三度目の絶頂を迎えた。  ビクンビクンと体を震わせる私に、彼女はクスクスと笑った。 「答えは三本でした~。ちょうど、ロビンちゃんが今イッた数と一緒だね?」 「ちがぁ……♡ いって、ないぃ……♡ いってないのぉ……♡」 「あぁ、そうだったね。ごめんごめん」  特に悪びれることなく言うと、彼女はまたもや私の秘部をグチュグチュとかき乱す。  膣の内壁を擦られるだけで心地良く、私はまたイく。  すると、膣内の違和感が僅かに増えた。  指が四本になったのか? と一瞬考えたが、すぐにその指諸共私の膣内をかき乱し始めた為、すぐにイッてしまい思考は白に染まる。 「ねぇねぇ、ロビンちゃんは本当にイッてないの?」 「いって……ないのぉ……♡ あぁぁッ♡ まらぁ……♡ いってないのぉ……♡」 「凄いなぁ、もうすぐボクの負けだなぁ」  のんびりした口調で言いながら、彼女は私の胸に手を持っていき、片方の乳首をコリコリと刺激し始めた。  秘部からの刺激に加えて乳首からの刺激も加わり、私の快感は瞬く間に達し、イく。  度重なる絶頂のせいで私の体は壊れてしまったのか、そのまま絶頂の波が収まることはなく、そのまま連続で何度もイく。  イって、イって、イって、逝って、逝って、逝く。  天にも昇るような感覚というのは正にこのことなのか、と、快楽に犯された頭でぼんやりと考えた。  視界は激しく明滅し、口からは壊れたように嬌声が溢れ出る。 「ねぇ、ロビンちゃん。まだイってない?」 「えへぁ……♡ イったぁ……♡ イきましたぁ……♡」 「うん。知ってる♪」  そんなやり取りと共に、またもやグチュグチュと秘部が弄ばれる。  私はそれに喘ぎ、絶頂に身を震わせる。  最早イっていない時が無いと言っても良い程に、常に絶頂しているような状態だった。  とっくの昔に私の体は快感に壊れ、喘ぐことしか出来なかった。 「あー……流石にやり過ぎちゃったかな? 大丈夫?」  彼女はそう言うと、膣内を擦りながら指を抜いた。  すると、まるで栓が抜かれたような感覚と同時に、ドポドポと愛液が小便のように溢れ出るのが分かった。  指が抜かれたことによって秘部に虚無感が生じ、ヒクヒクと媚びるように疼くのが分かった。  乳首への刺激も止み、永遠に続くかと思われた絶頂地獄は終わった。  荒い呼吸を繰り返しながら絶頂の余韻に浸っていると、ソッと目隠しが外されたのが分かった。 「はぁ……♡ はぁ……♡ ……ッ?♡」 「可愛い顔……♡」  目隠しを外されることで露わになった私の顔を見て、目の前にいる女は目を細めて笑いながらそう言った。  かと思えば、彼女の目が赤く、怪しく光り始める。  今の私には、それに抗う術も、気力も無かった。  最早塵と化した思考が、赤く光る目に吸い込まれていく。 「さて、そろそろ良いかな……」  小さく呟くと、彼女は私の両手足を拘束する道具を、それぞれ丁寧に外し始めた。  私の体に覆いかぶさったまま行うので、連続の絶頂で敏感になった私の体は、服が擦れる感覚だけで感じてしまう。  彼女が私の体の上で動く度にくすぐったくて、私はビクビクと体を震わせてしまう。  すると、彼女はクスッと小さく笑って、私の前髪を掻き分けてキスを落とした。  それだけで何だか心が安らぎ、私は静かに彼女に身を委ねた。  少しして、手首から何かが外される感触があった。  続いて足の拘束も外して貰えた……が、私がそれで動くことは無かった。  絶頂の余韻が続いていて動けなかったのもあるが……それよりも、彼女が動けと言わなかったから。  ぼんやりと虚空を眺めていると、目の前の女性はそんな私を見てクスリと小さく笑い、私の体を抱きしめた。 「今日から君は、ボクのもの……レアン様のモノだよ……」  耳元で囁かれたその言葉が、蕩けた私の心の中に溶け込んで、混ざっていくような感覚がした。  私は静かに彼女の首に両手を絡め、呂律の回らない口をゆっくりと動かした。 「はぃ……♡ わらひは……♡ レアンさまの……ものれす……♡」  そう答えると、彼女……レアン様はクスリと静かに笑った。  私を抱きしめる力が強くなるのを感じる。  あぁ……レアン様に……私の所有者に大切にされてる……♡  それだけで、幸福感のあまりに涙を流しそうになる。  私は彼女の体を強く抱きしめ返し、ソッと涙を零した。 「……ボクの勝ちだ」  耳元で、そんな声がした。  しかし、今の私には、そんなこと全く気にならなかった。 --- <レアン視点> 「あぁッ……♡ んッ……♡ れあん、さまぁ……♡ みていますかぁ……?♡」  片手で秘部を弄り、もう片方の手で乳首をコリコリと刺激しながら、ロビンちゃんは満面の笑みを浮かべてそう言って、ベッドの上に腰かけるボクを見上げてくる。  それに、ボクは笑い返し、「うん。ちゃんと見ているよ」と答えてやる。  すると、それだけで彼女の顔は恍惚に蕩け、すぐに絶頂した。  ボクはそれに笑いつつ、両隣に侍らせたエイミーちゃんとメイジーちゃんの秘部を、それぞれクチュクチュと弄んでやる。  二人の甘い嬌声を聞きつつ、ボクはゆっくりと口を開いた。 「それにしても、ロビンちゃんは本当に馬鹿だよねぇ。あんなゲームを受けちゃって。だって、考えてもみなよ。十分間っていう制限時間を設けたところで、砂時計とかも一切無いのに、どうやって十分を正確に測るのさ。ボクが十分経ってないって言えば、制限時間なんてあってないようなものなのにさ」 「あぁぁっ♡ そうっ……ですねぇッ♡」 「しかも、ボクが能力を使わない為の目隠しもすんなり信じちゃってさ。アレも、本当は目隠しをすることで感じやすくする為だったり、時計を見えなくすることで時間感覚をあやふやにする為のものだったのに」 「えぁ……♡ そうだったんですかぁ♡」 「そうだよ。だから、どう転んでもボクの勝利は覆らなかったわけ。そんなことも分からないなんて、馬鹿だなぁ」 「はいぃ♡ わたしはばかですぅ!♡ あぁッ♡ イくぅぅぅッ!♡」  ロビンちゃんはそう宣言しながら、ビクビクと腰を震わせて何度目かになる絶頂を迎えた。  それにボクは笑いつつ、二人の秘部をグチュグチュとかき混ぜてそれぞれ絶頂させた。  これで二人が絶頂するのは、かれこれ十回目になる。  もうそろそろ疲れただろうと判断し、二人をベッドに寝かせ、ボクはロビンちゃんに向かって手招きをした。 「ホラ、ロビンちゃんおいで?」 「はいっ♡ レアン様っ♡」  ボクの言葉に、ロビンちゃんは嬉しそうに返事をしながら、ボクの元に駆け寄ってきた。  それから膝の上に乗り、うっとりした表情でボクを見つめる。  だから、ボクはそれに笑い返し、彼女の唇を奪った。  最初は唇を重ねるだけの簡単なキスだったが、すぐに舌を絡め、互いの口の中を貪り合う濃厚な接吻へと変わる。  ロビンちゃんはビクビクと体を震わせながらも、積極的に自分からも舌を絡めてくる。  太腿に触れる彼女の秘部から、まるでおねしょでもしているかのように愛液が零れ落ちる。  初めて会った時は敵意を剥き出しにしていた橙色の目は、今ではすっかり快楽に蕩け、自分の所有者に魂をも捧げるような狂信によって淀んでいた。  唇を離すと、唾液で出来た銀色の橋がボク達を繋いだ。  それすらも愛おしそうに見つめるの様子に、ボクはつい顔を綻ばせてしまう。  なんとなく彼女の茶色の髪を撫でてやると、一瞬ビクリと肩を震わせたが、すぐに目を細めて心地よさそうにボクの愛撫を受け入れた。 「ねぇ、ロビンちゃん。ボクのこと好き?」 「んぅ……♡ はぃ……すきですぅ……♡」 「そっか。それなら良かった」  うっとりした様子で答える彼女に、ボクはそう答えると、すぐに彼女の唇を奪った。  彼女は体力があるから、何度イっても大丈夫だろう。  今寝ている二人が復活したら、次は四人で楽しもう。  姉妹で絡み合っているところを見ながらロビンちゃんを摘まんでも良いし、最初から四人で楽しんでも良いな。  そんなことを考えながら、ボクはロビンちゃんの秘部に指を這わせた。

Comments

女の子にク〇ニで起こされるシチュ!死ぬ前に一度は見てみたかったので嬉しいです。 そして相も変わらず女を手籠めにしている狼さんがすごく狼していますね。ショートヘア&ボクっ娘&催眠暴君という属性も相まって、抱かれたい狼女ランキング第1位です。 ロビンちゃんを可愛がる描写もすごくえっちでした・・・!持ち前の正義感から勝負を受けたのにあっさり堕ちちゃう猟師さん、かわいい。

ナナつばき@支援復帰

連鎖堕ち、すき

teuisin


Related Creators