本編はこちら↓ https://www.pixiv.net/artworks/132578925 前まで、スマホからファンボックスにはログインしたままになってたけどpixiv本体に入れないという状況が続いていましたが、パスワードを思い出したのでこれからは漫画はそっちにまとめていきます。よかったら読んでみてください。 さて、いつも通り解説記事として投稿しましたが今後の展開とかには触れず、15話で起きたことを振り返るような形にしたいと思います。 まず、政治家殺しの準備を着々と進める東凛から始まりました。樋泉の仕事ってもっと評価されてもいいと思うんですよね。正直、殺し屋が成り立ってるのはこいつの功績がかなりデカいというか、必要な道具を仕入れたり監視カメラの映像消したりできる樋泉がいなかったら結構厳しいと思うんですよ。 だいぶ最初の方ですけど、そもそも速見組のアジトの場所特定したのとかも樋泉でしたからね。 みんなもっと樋泉凛音を褒めてあげろ。(アズマは褒めてるけど) 前回樋泉に背中を押されたことで「真相を暴こう」と決意してタガが外れたアズマは、ついでに「もう一回薬を作る」と言い始めました。 だけど「作っても表社会で発表はしない。ただやりたいからやるだけ。あと、凛音や桜さんの脳を調べたいから医療機器とかも揃えたい」とのこと。 これ、長い間アズマを見てきた人なら「やっとやる気になったか!」という前向きなシーンでもあるけど、よく考えたら久代と思想が一緒なんすよね。 14話の臨床試験のシーンで、敬語で被験者に接してるアズマもちょっと久代っぽいなと思いながら描いてました。 あと、どうでもいいけど大型トラック運転できるとかいうちょっとした特技も明かされましたね。笑 まぁ、そんな感じで次は小暮とのシーンになるわけですが、ここでついにアズマが「彩綾さんこれからどうすんのか問題」にメスを入れる。入れるな、ほっとけ、と言いたくなるシーンでしたね。 アズ隊長も本格的にやる気になってきてるので「協力する気がない奴は切れ」という、わりととんでもないことを言い始めます。 だけどこれって皮肉なことに結構正しい言い分なんですよね。そりゃあ今までの彩綾を知ってる人ならなんちゅうこと言うんだ!って思うけど、これからやろうとしてることを考えたら、同業でもない人にこれ以上計画のことを知られたくないし、警察に行こうか迷ってるような人と絡み続けるのは危険だと。 お得意の正論で捲し立てられてブチギレる小暮でしたが、最終的には「お前って“正しいこと”しか言わねえよな」と、正しさを認めているようなセリフがありました。 そして2人はイかれた桜の家に向かうのだった。 一方その頃、桜は久代のニュースを見て衝動的にテレビを壊すという暴挙に出ていました。 久代はテレビの中で「犯罪者にはGPS装置みたいなものをつける」「怪しい動きをしたら政府の判断で殺す」など、「なんそれ…」と言いたくなる政策を語っていました。 これ、サラッと書いたけど偉い人の独断で死刑を執行できる世界って結構やべえと思います。 現実的に考えれば、こんなことを言う人は危険人物として扱われるんでしょうけど、作中では久代は政治家として高い支持を得ているようです。 「久代氏は、犯罪によって家族を失った子供が暮らす施設を支援している」「追跡装置の安全性は実験済み」とか、勘のいい人なら「こいつ裏でなんかやってねえか?」と気付きそうな情報もいくつか報道されていましたが、なんか久代は国民にカリスマとして扱われてるっぽいので目立った批判とかはないようですね。 この世界って、本山社長がネットミーム扱いされてたりすることからインターネットは普及してることがわかりますし、銃と犯罪対策省なんてものがあること以外は現実世界とそんなに変わらないんですよね。 なので、現実的に考えてもしも久代みたいな人がいたとしたら、絶対に陰謀論系YouTuberみたいな人が「久代は実は悪人‼️」とか騒ぎそうじゃないですか。 なのに、そういう空気がないってこときっと政府が情報を操ってるんでしょうね。(実際、過去回で久代は「邪魔する奴には消えてもらう」的な発言もしてた) テレビでインタビューに答えていた男性(銃声にテンション爆上がりニキ)とか、桜の発砲音を聞いて乗り込んできた近所のおばさんの反応を見ても「違法は違法なんだけど、銃が存在するのが当たり前な世界」みたいな雰囲気ですよね。 そうこうしているうちに、あずこぐが桜の家に到着します。 完全に狂った桜を見てドン引きする2人。 壊れた壁を見て「賃貸だろ!」と、キレて銃を没収しようとするアズマ。 こいつ、言ってることは間違ってないんだけど何かがおかしいんですよねずっと。笑 「もう戦うことしか残ってない」と叫ぶ桜に対し、アズマは「君は元々優しい子だったんじゃないの?」と宥めますがここで桜から 「優しいとか明るいってそんなに良いこと? 憎しみや怒りの感情を持たない人間は正常って言える?」 という言葉が出てきます。 一番描きたかったセリフです。 アズマは「いや、俺は明るくていかにも人気者って感じの奴は苦手。壁壊す奴が正常とは思わないが」と、また独特な返しをします。 そして、なんとか歩み寄ろうとしたアズマに桜はハッキリと「科学者は嫌い。化学が人を壊す」と、本音をぶつけます。 普通はそれを聞いたら「あ、昔なんか嫌なことされたんだな」と思うでしょうけどアズマは「そう言い切れるほど君は化学に詳しいの?」と、あっさり吐き捨てます。 しかし、その「言いたいことはなんでも言うし聞きたいことはなんでも聞く」という雑さのおかげで、ついに桜の口から「本当の家族を奪われた」と証言させることに成功しました。 桜は、記憶を消されていたせいで家族のことを一切覚えていませんでした。 自分を最後まで抱きしめてくれていた母親のことも忘れ、父親と再会しても「おじさん」呼ばわりして他人として接していました。 嫌なことは全部忘れて、諦めて、真相を探ろうともしなかった。 「一番殺したいのは、そんなバカな自分」だと。 そしてここでアズマから、今回のタイトルの由来でもある「君はバカじゃない。運が悪かっただけ」という発言が出てきます。 「そうやって運悪く表社会から弾き出された人が醜く手を取り合ってこんなに酷い世界を作った。そんな場所で清く正しく生きろと言う奴の方が狂ってる。だから俺たちはクズでいい。悪魔を殺せるのはそれを上回るクソ野郎だけ」 アズマは桜がクソ野郎になることを肯定したわけですね。 これを彩綾が言えていたらね。 そして、なんやかんやあって東小暮桜は和解(?)して、改めて仲間となるのでした。 長かっただけあっていろいろ情報が多い回となりましたが、描きたいことはほとんど描けたので、満足しています。 現在16話制作中ですが、なるべく早く完成できるようにがんばります。 では、ここまで読んでいただきありがとうございました。 また次回。