9話 完 引き続き振り返っていきます。 後半は凛音の脱獄の経緯とさくるかの決意を描きました。 というか、凛音は結局脱獄に失敗していたことが明かされました。 挑発に乗ってボロを出して計画がバレるという「賢いけどアホなんだよな…」と思わざるを得ない展開でした。 しかし、ここでも冷たく問い詰められても折れずに戦う意思を見せたり、最後まで自分の主張は曲げないという凛音の強さを見せたかったシーンでもあります。 凛音と美守の施設時代を描いたからには、二人がどうやって外に出たのかまでちゃんと描こうとは決めていました。 6話が完成した時点で、総監督と一悶着あってなんやかんやで外に出してもらう、という内容で行こうとは決めていましたが「桜の買い手を見つけてほしい」という、ちょっとした仕事を頼まれていたことがわかりました。 凛音は総監督のことをずっと「ムカつく」「クソジジイ」と言っています。正直、外に出たあとはもう、どう暮らそうが自由だし、桜のことは忘れて生活することもできたと思うんですよね。でも忘れず黒峰にちゃんと桜を紹介していました。 「総監督は嫌いやけど桜のために最低限やるべきことはやってやった、あとは知らん」みたいな気持ちなのでしょうか。 その後、結局さくるかに肩入れしすぎた千春は仕事のことがバレないために東谷たちにも会わせていなかったこともわかっていますが、これだけ頑張って色々やったんだから、早く凛音たちにも桜を紹介してあげてほしいなと思います。 そして千春の「ごめんね」で涙を流す彩綾。 ここの解釈はお任せします。 で、最後ですよ。 さくるか完全復活ですね。 マジで本当に心の底から「これを描きたかったんだよ!!」と、全ページ描き終えた後にガッツポーズするぐらいでした。 ここに持っていくための1〜8話でした。 私の不甲斐なさからゆるふわ路線にしてしまった桜をどうやって納得いく形で本来の姿に戻すか、それだけを考えていました。もしかしたら、もう新章を初めて1年くらい経つでしょうか。確か1話の投稿が去年の9月ぐらいだったように思います。 1年かけてやっとやり遂げました。 懺悔のような1年でした。 前回の桜の射撃シーンでも感じたことですが、今回の「手ぇ抜いても勝っちゃうかも」のとこで、やっと、やりたかったストーリーから逃げたという呪縛から解放された気がして世界が明るく見えるようになりました。 でも、ゆるい話も嘘にしないように思い出話として少し過去のエピソードも使ったりしました。 チョコの肉まんとかも6話で出てきてますからね(笑) 気づいてくれてる人がいて嬉しかったんですが「あたしと勝負しろ!」のセリフとかも過去回のセルフオマージュだったりします。 10話からはまた、いろんな話が動き出します。 これからは新しい気持ちで最高の桜を更新していきたいです。 では、ここまで読んでいただきありがとうございました。