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うさぎ獣人の巫女姉妹は鬼の巨魔羅で処女開通 ~堕落の巫女はチンポでアヘる~#2

 どんなに清らかであろうと、聖人からも邪気は発生する。  ちいさな欲望こそが邪なる気を生み出す根源であり、聖人はそれを克服できたに過ぎず抗ってきた事実がある。再び邪な気持ちが発露したところで、いったい誰が責められるであろうか。  たとえば清らかであろうと。  悪いやつを倒せるのならばと。  妹を犯され自らも犯された姉がそうだった。  魔物の巨大すぎる肉棒で腹から内蔵。関節に骨格までも歪められた。  もしも姉妹が普通のひとであるならば、貫通された瞬間に気絶。数分を待たずして死んでいても不思議ではない。  しかし苦痛に耐えられてしまったことで、肉体は回復した。  いまでこそすこぶるちょうしがよいのだが、ねじれた精神は未だ回復の兆しがない。  むしろいっそう、もとにもどらないほどねじれて曲がり、これで良いと思い始めていた。 「いちいち服を脱ぐのも面倒くさいわ」  薄暗い納屋のなかに入るなり、彼女は服を脱ぎ捨てて呼吸する。  内側に満ちているのは邪気が混ざった雄臭。精液の残り香に汗や垢の異臭であり、自分自身が発情した匂いも残っている。換気が少し悪いせいで、こうした臭いがついてしまうのは当たり前だ。 「前にあなたがつけていた腰布って便利よね」  ぴょんっと兎耳を持ち上げながら、彼女は言う。 「あれ以上なら、今のあなたみたいに毎日を裸で過ごせたら楽だろうけど、外の常識ではそうもいかないのよね」  真っ白な雪原を思わせる毛並みを生やす全裸を晒し、悩ましげに腕を組み、ふぅ、と演技っぽい溜息を吐いたのは紅姫。兎の巫女姉妹のお姉さんだ。 「今日はどうしましょう? あなたはもう開放されてくて仕方がないって感じでしょうけど……犯された私と同じ気持ちになってるのなら、胸がすく思いになれて嬉しいけど。ふふふ」  ねちっこい口調で目の前にいる妖魔に話しかける。  荒々しい鼻息をふかした馬頭鬼は、震えながら身動ぎしていた。  自分が甚振られる側に回るなど考えもしなかった態度をしている。  聖なる力を持つ者と戦えば、負けたら消滅し跡形も残らないだろう。  と、タカをくくっていたのだがアテが外れた。そんなふうに思える。 「あんなことしたから、すぐに消される。そう信じてたの?」  出るところが出た、女性らしい体型を前かがみにする。  後ろ手に縛られた馬頭鬼は正座のカッコウを強いられている。  その足首にもやはり縄がつけられ、しかも手の縄と結び付けられているのだから、背筋を伸ばした正座を、もう何日も強いられていた。如何に頑丈なる妖魔といえども肉があり血の通った存在であり、同じ格好を何日も続けていれば消耗する。  ぎし、ぎりり、如何に筋肉をりきませ血管を浮き立たせようとも。  修行を積んできた兎姉妹が術を施した特殊な縄を解けるわけもない。  以前に馬頭鬼と牛頭鬼が勝利できたのは、ただの不意打ちによるもの。  実力で勝ったわけじゃない、その自覚はあったが調子にのって今回も大丈夫だろうと目の前に現れたのが間違いの始まりだった。 「今日も睾丸が大きくなってて、熟れたトマトみたいにハリ艶がよくって、ふふふ。なんだか家庭菜園をしてるみたい」  正座を強いられている馬頭鬼の閉じた太ももから、無理やりに引っ張り上げられた睾丸が苦しそうに出ている。その上に馬の肉棒が垂れているが、こちらは内部におさまっているため、そこまで大きさは感じない。ただ、トマトと呼ぶにはいささか大きいものが、馬頭鬼の身じろぎに合わせ、ぷるぷるっと揺れている。 「うん、今日も溜め込んでるみたいで安心ね。せっかくの肉棒が壊れちゃったら哀しいもの」  家庭菜園と口にしてはいたが、紅姫は馬頭鬼を玩具くらいにしか思っていない。憎い仇を懲らしめる以上に、自分が快楽を得たい。それが妹に対しての抱く想いよりも強くなるのは、きっと遠くない将来の話である。 「今日の溜めた分以上に楽しませてもらうわ」  白い指先が、いびつに膨らんだ睾丸をつつきまわす。  収穫する寸前の果実の出来栄えに胸を膨らますみたいに、喜ばしげに。 「ふぅぅ! ぶぅぅぅ!」 「もう、睾丸をつついただけで暴れるなんて。ふん!」  気合を入れて、その太ももに足裏を落とした。  特殊な力を込めたそれは、一発で馬頭鬼を痙攣させる。 「あなた達があんな酷いことをしなかったら、こんな術を覚えてなかったのに、カワイそうな私たち! ふん!」  もう片方の太ももに足を落とせば、馬頭鬼は震え大人しくなる。  いっそ一思いに消してほしいとばかりに、俯き喘ぎだしていた。   紅姫は豊満な乳房を自重にてたらし、これみよがしに弾ませ嘲笑う。 「初日では、何だこの程度って顔をしていたじゃないですか。その格好が辛いから、嫌だって言えばいいじゃないですか」  言えるわけがないと、首を横に振っていた。  それが面白くって、紅姫はいっそう笑ってしまう。  馬頭鬼は、ぼいん、ぼいん、とわざとらしく弾む乳房から目をそらす。  正座を強いられていても、もとが大きすぎる馬頭鬼は後ろから見れば筋肉の凹凸により岩が鎮座していると勘違いされてもおかしくはないほど。そんな馬頭鬼は、馬らしい鼻を膨らませ、赤い目から涙を垂らし横を見続けていた。 「子供じゃないんだから恥ずかしがらないで。あなたが好き勝手に握ったり歯型をつけた、私の胸から目をそらして、どうしたの? こわいの?」  しかし紅姫が体をゆすっていれば、そのメスの臭いがする。 「ほら! 胸が怖いの? 筋肉だけで本当にどうしようもないわね!」  紅姫はニヤニヤと壁際に追い詰めた獲物を蹴っ飛ばし笑うような態度でナジッた。  発情して馬頭鬼の肉棒が欲しいあまり自堕落になった女の匂いは、邪気を孕んでいた。 「あーあ、いやがりながら勃起しちゃった」  符呪を巻きつけ馬の口を封じ、出てくるのは鼻息と嗚咽だけだ。  兎の獣人らしい赤い目は、しかし血溜まりのように毒々しかった。  笑った口角は以前のように柔らかさのない、角ばって冷たいもの。 「それじゃあ、まずは恒例のチェックから始めましょう。身じろぎしない、疲れきるまで射精したいんでしょ。勃起してるものね」  妖魔の本能が馬頭鬼を勃起させてしまう。どれだけ嫌がろうが、邪なものに反応するよう出来ている。それを愉しみ命を奪い使い捨て遊んできたというのに、不要なものだと思う日が来るなど夢にも思わなかった。 「どうせ死ぬまで逃げられないのに。私の気分がかわるまで、ずっと正座よ」  紅姫は睾丸に指を添えた。  指の腹をつかい、袋のプニッとした表面をなでていく。白い指がわさわさと這い回るように、遊んでいけば太く長い馬っぽい肉棒が雄臭を撒き散らし、痙攣し始める。 「やっぱり玉は敏感ね。神経が密集してると本で調べたけど、前戯としても使えるわ」  両手で左右の玉を揉むようにほぐしていた。それで発生する感覚は性的興奮というよりも寛ぎたくなる開放感と似ている。 「いやだったら、いつでもチンポ萎えさせていいのよ。ちゃんと、あなたの意思を尊重してあげるからね」  何処までも舐め腐った、相手を嘲け見下す女王のような微笑みだ。  ほんの少し前に、死ぬまで逃げられないのに、と意思など無関係で、自分の気が変わるまで正座をさせたままにする。そう言い放っていたのに『意思を尊重する』なんて、どの口で放つのか。馬頭鬼は殺意を込め睨みつけるが、粘った笑みでニコニコとした紅姫には急所を握られている。だから、ぞくりと背筋を冷やされるみたいな恐怖が、脊髄を駆け上がり脳に電流を送りつけた。 「こわいのね? 私もこわかったのよ。この凶悪な馬チンポで貫かれて、目の前で妹がぐちゃぐちゃにされるんじゃにかって、怖くて怖くて、一秒だって気の休まる時間はもらえなかった」  古い思い出話に浸るかのように告げて、その睾丸をぐっと両手でもちあげる。 「だけどほら、いまはこんなに楽しい。あなただって意外になれるんじゃないかしら? 無理なら無理で私は楽しむから、あなたも勃起させておいてね。あなたが生きてられる理由は、このチンポにあるのよ」  意思を尊重する、と語った矢先にこの侮辱。  無邪気ながら生意気な妹を心配していた気弱な姉といった記憶が、馬頭鬼には色濃く残っている。いまの彼女とは全くの別人であり、きっとどこかで入れ替わっているのだと信じそうになった。 「ここ潰したらどうなるの?」  その疑問の言葉に、ぶるっと馬頭鬼はうろたえる。  口を塞がれていなければ「ひっ」と息を飲んでいただろうか。  好奇心たっぷりの目で玉の形状をチェックしながら、如何ほどに精液を溜めているのかを確認する紅姫の玉揉みは、馬頭鬼を発情させる目的もあった。そして急所を触ることで優位性を握りしめ、さらに自分自身の股が跳ねる馬チンポを前に期待を高ぶらせる。下腹部の全体がキュンっとすぼまりドキドキする、など複数の効果が認められる。 「……………………」  紅姫はあれきり何も言わず、睾丸を揉み遊んでいた。  ふわりと浮き、ぞわりと冷たくなる感覚に翻弄される。  ビクビク玉をどうにかされるのではないかといった恐怖。  こいつの処女を貫き、何時間も弄んだ。何をされても不思議ではないだろう。 「……………………あ」  紅姫が手を止め、馬頭鬼は涙を竿に一滴たらして鼻息をふかしていれば。 「なんでもないけど?」  にこっと見上げる紅姫の笑顔に全身が硬直する。ぎゅっと、玉を握られたから。 「変なの。勃起してるだけでいいのに、いちいち反応してるのバカみたい」  馬頭鬼は生存本能によるものか、股間の硬さは通常より少し増して全身の血流も高い。  全裸の兎が放つ発情しっぱなしのメス臭を嗅ぎながらでは、とても安らげるはずがなかった。安らぎながら興奮させられる矛盾と、睾丸をどうにかされる恐ろしさが馬頭鬼の鼓動が早くなっていた。 「気持ちいでしょう、私も慣れたものね」  たしかに気持ちがいい、しかし、興奮するのをわかった上でやる弄び。  また、いつ態度を変えて玉を潰すような真似をしてきたらどうなるのか。  馬頭鬼は安らぎたいのに興奮して、落ち着きたいのに一切気の抜けない状況だった。  正座で手足の感覚が薄れた分だけ元気いっぱいになった股間に神経が集中していた。  睾丸という性感帯をもみほぐされて、馬頭鬼は汗ばむ。すこし冷や汗も混じっているがその方が味が深いと、紅姫はニコリとした。 「もう嫌?」  馬頭鬼は間髪入れずにうなずいた。もし立場が変わるのならば、土下座でもする構えになりかけていた。 「もし調伏されて、使役される立場に甘んじるなら、扱いも変わるわね」  玉を両脇から指の腹でくにくにと混ぜる。柔らかな白毛をまとった女の指が神経を直に転がしたみたいな感覚を馬頭鬼に与えた。とろっとした先走りが尿道から出てくるのを見届けると、紅姫は首をかしげた。 「チンポしか脳がないゴミを、どうやって使えばいいの?」  ぎゅっと玉を握りしめられる。ガタガタと震える筋肉質な体を見つめて、紅姫は言うのだった。 「あなたをどうするのか。それは私の気まぐれ次第なの」  玉の境目に指を押しつけられる、くすぐったさ、おそろしさで内腿がひくっとした。  息を乱しながら緊張の面持ちで兎を眺めることしかできない。捕らえられた日からずっと正座で、部屋の中央に座らされている。どれだけ詫びを入れようとも、紅姫は絶対に正座以外をさせてくれる気はないらしく、手首と足首には跡がついている上にずっと全体重を預けている膝は痺れを放ち普段から蟻が這うような苦しさがあった。 「どうしたの? そんなに嫌そうな顔をして…………なにか不満でもある?」  ぐぎっと玉をねじられ、快楽が一気に湧き出て竿の根本にちからが入った。と、同時に痛みが混ざっていた。袋ごとえぐられるのではないかと不安になる、そんな痛みが。 「ないわよね? こんなにカワイがってるのに不満だなんて」  あのときに見た気弱な態度なんてものは、もう消え去っていた。  意味ありげな上目遣いで、口の片側を釣り上げている様子は『だからなんなの?』と暗に語っている。その馬頭鬼を見つめる両眼にあるのは優越と加虐趣味の混ざっている。  昔に馬頭鬼と牛頭鬼が獲物に向けていた瞳と、なんら変わらなかった。 「そうよね。何もないわよね。あったら無くなるまで躾けるだけだけど……私はチンポする時間のほうが大事なの。手を煩わせないでよ」  べろっと竿の裏側に舌を這わせてから、恍惚とした笑みで竿に頬ずり。 「んん、これよ。へその裏までゴンゴン殴りつける大きな馬チンポ。これを知っちゃったから勉強も退魔もどうでもよくなっちゃって、ふふふ。不安で消耗してた頃より清々しくなれたわ。ありがとう、馬チンポ」  ちゅっ、ちゅぅう、と舐めた箇所に口をあて、唾液と汗をすする接吻。  やはり信じられない、あのとき犯してぎゃあぎゃあ喚かせた兎だなんて。 「玉を揉んで、裸を見せれば勃起しながらヌルヌル垂らして、本当に簡単ね」  今度は竿に両手を当てて、そのヌルヌルにちいさな舌を当てては這わせていく。まるで犬猫が水を飲むみたいであるが、馬頭鬼の顔を観察しながらの汁舐め。 「どうしてヌメヌメはこんなにしょっぱくて雄臭いの? あなたの出してるものだから知ってるんじゃない」  絶対の優位を持った相手に様子を伺われては、馬頭鬼も居心地が悪い。  ものすごく落ち着かないせいか、また心臓がバクバクと強くなっていった。  紅姫は変わらず、舌をあてがいながら竿の硬さ、大きさを手探りしている。  馬頭鬼の一挙一動を見逃さない。そう赤い毒々しい視線が教え込むように光る。 「抵抗できない相手を好きにするのって楽しいわ。もっと早くから知りたかったくらいにワクワクするの。あなた達が私と恋紅にやったときも、この高揚感を味わってたなんてずるいわ」  あの妹だけは許してくれと泣きじゃくっていた姉の言葉と信じられない。  どっちが鬼だかわかりゃしないと馬頭鬼は鼻で笑う。途端に竿の先端に、兎の前歯が食い込んだ。肉が潰れるくらいの強さで、ガリッとやられた。軟弱な兎といえども敏感な箇所を尖り気味の前歯で噛めれば、さしもの馬頭鬼も目を白黒させ首を横に振り乱す。 「!!?」 「いい反応ね。痛みも与えたら、もっと面白そうだわ!」  ぺろっと口を舐め、前歯の痕がつけられた竿を見つめていた。 「みて、あなたが私の胸や肩をかじったときと一緒よ。これを全身につけてあげたい」  うっとりと、そうなる未来でも想像しているのだろう。先走りを舐めながら紅姫は頬に手を当てる。痛みで苦しむ邪な存在が悶えるのを食い入るように見つめ、口をぐっとあげているのだった。 「恋紅も牛頭鬼が気に入ったみたいで、食卓でよく話してくれるよ。ちょっと痛めつけただけでワンワン怯えるのが楽しい。なんてことを」  耳を疑う、片割れも似たような目に合わされているなど想像もしなかった。  一度たりとも言われず、今日この瞬間まで知らされずに正座で過ごしてきた。  紅姫は壁を指差す。向こう側に兄弟がいるのを知らせているのは、すぐわかる。 「わざわざ専用の符呪をつくって可愛がってるのよ。あんなのに術を使うのはもったいないと叱りつけたのだけど、仕方ないわよね」  ふぅぅ、っと困ったふうに溜息をした紅姫であるが。  すぐ肉棒にすがりつくように抱きつき、ぺろぺろと舌を上下させた。 「あっちは牛チンポだし、私の馬チンポと比べたら見劣りするもの」  何を言い出しているのか、馬頭鬼にも計り知れなかった。 「ふふふ。恋紅にだって貸してあげないんだから、これは私の馬チンポなのよ」  ただ兎が竿を手でまさぐりながら、ちろちろと舌を当ててる感触に尿道をひろげてしまい情けなくなった。悪の道を突き進んでいた傍らに、必ずいた兄弟が自分以上の仕打ちを受けている。 「符呪で刺激して射精させるのは簡単だけど…………小手先のない交尾が一番だとおもうのよね」  腕を力ませようが、ぎり、ぎりり、縄はまったく千切れない。 「今度は縄に符呪をつけて暴れるたびに電気が流れるようにでもしようかしら?」  これまで好き勝手に悪行をかさねてきた因果応報なのだろうか、次は何をされるのかわかったものではないと、背筋が凍る思いだった。 「あなたが嫌がるの、すっごく興奮する。次はもっと酷いめにあわせてあげる、私が処女を馬チンポでえぐられて苦痛を味わったより、もっともっと凄いのをあげる」  うっとりと、ねっとりとした瞳を馬頭鬼にあてがい、にやりと嘲笑する。 「そうすればもっと凄い顔してくれるもの」  言い終え立ち上がった紅姫は股を開き、とろりとしたものを馬頭鬼の玉に垂らす。  年の割には股の肉が発達し、処女の頃よりも赤色が濃くなった女性器は馬頭鬼を連れ帰ってから、一日たりとも肉棒を咥えなかったことはない。 「今日も出なくなるまで愉しみましょう、お馬さん」  毒花が咲いた、そんな表情で笑うのだから気味が悪い。  狂気に堕ちていく兎の姉は、内臓で直に邪気を浴び巨根で拡張された性器を恥ずかしげもなく馬頭鬼に見せつける。両手の指をひっかけ、ぐっと内側を見せつけながら。 「ふふふ。恋紅は才能であふれていて、私はずっとコンプレックスだった。でも守ってあげなくちゃと、ずっと悩んでいた。その解決策も馬チンポに教えてもらえるなんて信じられないわ」  とろとろとした粘液が垂れていき、ぷんっと雌臭が強まった。  馬の大きな鼻は見た目の通り空気を吸う量が多く、絶対に嗅いでしまう。  馬頭鬼に触れるごと熱した油を一滴たらされたみたいに尻を跳ねさせる。 「まさか霊力を、膣に込められるなんて想像もしなかったわ。ふふふ……霊力たっぷりの愛液で今日も可愛がってあげる」  愛液で濡れた十本の指が糸を引いた、玉を弄んでいただけにしては濡れている。  すでに何回もの絶頂をしていたみたいに、股からとろっとした粘液をこぼしていた。  十本の指が、馬頭鬼の首筋にそっとあてられる。するりと指が奥から手前に引かれ愛液の痕がつき……びくんっ!! 「あはは! すごい反応ね。面白い、前より上達したから効果あるみたい」  紅姫は腹を抱えて、首を振り藻掻き苦しむ馬頭鬼を見物する。愛液に込めた聖なるものが、首の薄皮を通り抜け邪悪なものにだけ通じる熱を発していた。それは人間で言えば心地よい、成仏できるような感覚にさせるものだが。滅するでもなく浄化するでもなく、苦しめるために調整されている。過剰な快楽を与えて、ひたすら甚振るだけに編み出した術だった。 「馬チンポも硬いし、準備は大丈夫ね」  上機嫌に言って、紅姫は馬頭鬼の肩をつかみ、膣を肉棒に浅くかぶせてやる。  術をこめられた愛液が竿の先端に塗られ、ヌルっとした感触が何十倍にも強く感じられた。あたかも数百回もの腰振りをしたみたいで、思わず腰が引けてしまった。  初々しさから遠ざかりかけている膣の感触はしっとりとして、柔らかい。  これだけ体格差と、膣と肉棒が比較対象にならないというのに、ぐにゅっと咥えられるよう形状を変えていた。しかし、やはり馬頭鬼には窮屈な感じであり、その狭さがギュッと膣肉が押し寄せてくる。術を込められた愛液でぬめった、快楽地獄の肉壁が進むごとに竿を圧迫する。 「暴れないでよ、遊べないじゃない」  足を動かし上半身を左右にひねろうと、馬頭鬼は正座のまま。  縄は縛り付けるだけでなく床に固定されるよう細工をされていた。 「まだ始まってないでしょ? ちょっとは楽しませてよ」  表面のなめらかな感触に兎の熱が竿に伝わってくる。  霊力を込めた愛液が竿につけられて中に染みていった。  その先端にかぶさったまま、紅姫の腰がぐりっ、ぐりっ、円をかき中をひねられる。それだけでピュるっと先走りを出してしまう、頭で処理しきれない快感を一度にあたえられる…………。 「ふふ、ふふふ」  紅姫が腰をひねるたびに、愛液だらけの股にさすられる。  太ももに足を乗せて、竿に腰掛ける格好でニヤニヤする姉兎。  腰ひねりは甚振るだけではない。  その潤沢なる雌汁が動きで流れるたびに馬頭鬼の竿を伝っていく。  竿が濡れれば挿入はスムーズなものとなる上に、この愛液を玉から太腿といった敏感な箇所に垂らしてやれば悶絶では済まない気持ちよさで痛めつけられる。何もかも紅姫の考えたとおりに陵辱は進められていった。 「十分に塗り伸ばしたわね。竿がくすぐったくて凄いでしょう? ちょっと霊力を込めすぎたけど、あなたなら耐えられるわ」  ぐり、ぐり、と腰をひねるたびグチュグチュ卑猥な音色が奏でられる。竿の先だけが甚振られて、馬頭鬼は呼吸を荒げながら背に汗を浮かせていた。肩を握る紅姫はそれを感じ取り、満足そうに言う。 「今日も苦しんでくれそうで何よりだわ」  馬頭鬼の怯えた目を特等席で鑑賞していた紅姫は、簡潔に告げた。 「一気にいくわよ」  口許をゆるめて、裂けるような笑みになった。雄を食らう魔性の雌がする表情だった。  ぬちゅっぷぷぷ!  紅姫は腰を一気に下げる。規格外と呼べる馬頭鬼の、見るからに挿入できそうにないものを膣で頬張る。  ぶちゅっ!  愛液が唸りながら飛沫をあげ、深く腰を沈めていけばヘソの裏までが竿の形に膨らんでしまう。だが、実に恍惚としたとろけ顔で、悩ましげな吐息を漏らした発情兎は天井を仰ぎ見て喜悦に呑まれる。 「あぁ! やっぱりこれよ、どんなチンポにも負けそうにない、馬チンポ!」  またたく間に最奥が先っぽでノックされれば、半分ほどしか挿入できていない。姉兎と馬頭鬼のサイズ差が際立ち、膣に頬張られたことで、その窮屈さをより味わい愛液の浄化快楽によりビクンビクンと肉をわななかせ出す。肩を掴み竿を頬張ることで、より馬頭鬼の藻掻きを知れるため紅姫はこの体位がお気に入りだった。 「根元のほうが食いしめられるみたい? 愛液のせいで熱すぎて死にそう? 私はこんなに気持ちいいのにね!」  竿全体を膣肉が舐め回すように這う、堕落してゆく紅姫の欲情や内面を反映しているみたいにグネグネと歪に、不自然なる蠕動をくりかえしていった。 「我慢できないわ! ふふふ! ふふふふふ!」  紅姫は嘲笑とも歓喜とも表現しづらい目つきで、口を釣り上げながら膝をあげる。そして根本から先までを一気にこすりあげ貪欲に性を掻き立てる。ぎっちり肉棒を食っている膣穴はといえば、尿みたいな愛液をしとどに垂らして馬頭鬼を貪っていた。  この一往復だけで、馬頭鬼の神経は焼ききれそうになり、脳が悲鳴をあげる。  腹を何発も殴られたみたいに身をゆすって、この地獄から逃れようとしていた。 「気持ちいいものから逃げようとするのは悪い鬼のすることよ、お仕置きね」  ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!  紅姫は激しいスクワットでもするみたいに膝を曲げては伸ばしていった。  鬼ですら涙する感覚に馬頭鬼は首をふり、暴れ馬のように抵抗するが意味を成さない。ただその動きがいっそう膣肉を竿と一体化させ、みちゅり、と愛液を分泌させるのを手伝い、睾丸に太腿の境目がひたひたになるほど汁が増えてしまう。 「すぐ喘いで、弱いくせに粋がって恥ずかしい鬼」  散々に睾丸を揉みほぐされ、雌臭をかがされ、根本にまで垂れるほど愛液を染みつかされた馬頭鬼は兎がぴょんぴょん上下するだけで信じられない快楽が爪先から脳天までを走り抜けていた。かつて狭苦しい遊ぶための穴くらいの膣肉は狭く密着感の高い拷問器具と呼べるまでに変貌し、雄をよがらせ苦しめることに特化し紅姫の気まぐれひとつで馬頭鬼を滅するのも容易だろう。 「ふふ! ふふふ! あなたが私をこんなふうにしたのよ! もっと喜んだら!?」  頭を両手で押さえつけ首を振れないように固定し、馬頭鬼の歪んだ瞳に優越感で満たされた瞳をかちあわせてやる。膣内を蠢かせらた馬頭鬼はびくんと目をつむる、兎と目を合わせていては心までやられると逃げたのだった。 「もっともっと苦しんで! 私のために苦しんでよ! 苦しんで!」  跳躍するように、何度も腰を上下させる。たぐいまれな足腰を思う存分に活かして、竿を出し入れする。そのたびに腹は凸凹と形を変え、高まる快感に長い耳をふるわせよだれを溢れさす。 「あああああ! イく! イく! イく! イっくぅ!!」  紅姫の腰振りで木の幹みたいに硬い竿がしなった。  馬頭鬼は根本から急速に高まる熱に、絶頂した雌の膣締りにより涙をこぼす。  どびゅびゅびゅるっっ、と兎の腹が白濁とした、邪気たっぷりの精液であふれる。  後ろ手に縛られた正座しばりで、深々と腰を打ち付けられながら射精してしまう馬頭鬼は太腿から睾丸までに電気が走り、その小さな腹を子種でいっぱいにしたが支配感は微塵もない。  ただただ雌に食われた敗北感が胸中にうずまきいた。 「あはははは! いい気持ちよ!」  紅姫は悪女そのものの笑い声をあげ、汗ばんだ顔で晴れやか。  たった一発の射精で背をのけぞらせ鼻から唾液を逆流させ、湯だったように蒸気をあげる。白目を剥き刺されたように痙攣して、快楽とは全く逆のものを得ているようにしか見えなかった。 「まだまだ終わらないんだから、もっと頑張って!」  兎という全体を通せば小柄な獣人であるのに関わらず、規格外の肉棒をあっさり使いこなし邪気だらけの精液を術を込めた愛液で浄化しながらシェイクさせ滑らせれば、より腰を動かしやすくなる。密着感も増し、快楽は倍増する。  馬頭鬼は痙攣しながら、足を動かし逃走を試みていた。  日に日に甚振る力が増していき、このままでは本当にどうにかなると恐怖していた。 「もう、動かないで、何のために正座させてるとおもってるの、ちょうど持ちやすい取っ手が使えるからよ。そのうち上半身も固定しようかしら」  嘲笑いながら、紅姫は射精を嫌がる肉棒を、一日をかけ可愛がった。かつて馬頭鬼が獲物を捨てたみたいに、疲れ切って悲鳴さえもあげられなくなるまで――――。


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