「…み……みみ……摩美々ー」 彼の声で目が覚める。ドア越しの声。ノックの音が部屋の中に響く。 「……あと1時間ー」 「いやいや、長いって……。あのな摩美々、いくら休みの日でもそんなずっと寝てちゃダメだぞ?ほら、いい天気だしちょっと歩くとかさ」 「んー……誰かさんにぃ……遅くまで起こされていたのでー……」 「っぐ……そ、それはそうだが……もう昼になるぞ?腹、減らないのか?」 「……」 彼の問いかけに、自分の腹がぐぅぅぅぅっと鳴る。横向きに寝転がった摩美々の、ベッドの上にでろんっと広がった腹肉の奥から、早くカロリーをよこせと抗議の音がした。 「それにほら、エンツォとモンドに餌も上げなきゃいけないしさ」 「あ、それはさっき一回起きた時にやりましたー」 既に二時間以上前だが。ベッドの上を転がる様にして床に足を下ろし、重たい身体を揺らしながら立ち上がって餌をピンセットでそれぞれのケージに入れ、そのまままた、ベッドにどすんっと横になって眠った。 「そ、そうか。……いや、じゃあその時に起きればいいじゃないか……」 「……摩美々ちゃんは昨日の激しい運動で起き上がる気力がないんでー……起こしてもらえないと起きれませんー」 「……はぁ、入るぞ」 以前は彼がこの部屋に入ることは無かったが、一線を越えてからは、最早諦めたのか抵抗が無くなってきた。 「おはよう、まみみ……」 「おはよーございまぁす」 ドアを開けた彼が、一瞬硬直する。 「……服くらい着なさい」 「えー…誰かさんのせいで脱がされたんですケドー…」 「あー……いや、よく考えたら脱がせろって言ったのはそっちだろ!」 「ふふー、バレましたぁ?」 全裸で、ベッドの上に寝転がったままの摩美々がクスクスと笑う。身体をごろんっと仰向けにする摩美々。山のようにでっぷりとついた腹肉が脚の間にまで侵食し、摩美々の身体をベッドの上に縫い付けている。 ブラをしていないせいで胸は身体の両側に向かってだらんっと垂れさがり、脇腹と腕にたっぷりついた脂肪がベッドの上ででろんと広がる。 ショーツも履いていない筈だが、彼の視線からでは腹肉や、腰の肉。脇腹の贅肉のせいで判断がつかない。 「ほら、起きてくれ」 「…んー…っふ………起こしてくださぁい」 「……はぁ」 摩美々の著しく肥えた腹肉が、摩美々の身体を持ちあがらせることすら阻む。ほとんどベッドの上でぶよぶよ動くだけの肉饅頭のような摩美々に、彼はため息を付きながら近付く。 「まったく、自分でベッドから降りるくらいできるだろ」 もはや起き上がらせるのは諦めた発言だ。 「ふふー、なんだかんだプロデューサーも摩美々のお世話したいかなぁって思ったんでー」 「あのなぁ……」 そう言いながら、彼がベッドの上に乗り、摩美々の身体の前に進む。摩美々が、大きく開いたまま伸ばしていた脚を、M字のようにまげて開いた。彼の入るスペースを確保しただけだが、そこに腹肉がだぷんっと垂れる様子は、ある意味誘っているようにも見える。 「摩美々も力入れてくれよ?」 彼が、摩美々に密着して前から摩美々の背中に手を入れ、体を起こそうと力を入れる。以前はかった時ですら200kg近かった摩美々の巨体が、彼の力で少し浮き上がる。 「お…重っ……摩美々~…」 「……んっ…っふぅ……」 摩美々が腕をベッドについて、二人分の力で漸く身体が持ち上がる。腹肉がぎゅむうっと潰れ、彼の身体に押し付けられる。 なにか、搬送作業のようだが、ただベッドから起き上がるだけである。 「っはぁ……また…重くなったんじゃないか…」 「ふぅ……んふ…そんなことー……」 摩美々が、脚を開いてベッドの上にでんっと座る。腹肉は分厚く何段も層を作り、胸がその上にぶよんっと垂れ、汗が滴っている。 彼が後ろに手をついて息を吐く。それだけ、摩美々を起こすと言う動作が重労働なのだ。 「……あと、とりあえずシャワー浴びようか」 「……んっ、ふぅ……そういうの…デリカシー、足りないんですケドー…」 摩美々の身体に……それも汗だくの裸体に抱き着いて、彼が真っ先に感じたのは強い汗臭だった。性交した挙句、そのまま寝て、しかもこの超肥満体なのだから、汗だくで強い汗臭を放つのはもはや自明だ。 「いや、別に摩美々が良いなら良いけど……」 彼は、本当にそう思っているようだ。臭いは強く、確かにくさいが、彼にとってはもはや気になるほどではない。 しかし、そこは摩美々も、こんな体型になっても乙女だ。汗の臭いがすると言われて、無視できるほどではない。……全裸を見られ、ベッドの上に起こしてもらうのはもはや何とも思ってないのだが。 「……良くはないですー…」 摩美々が、ベッドの脇までずりずりと尻を振って移動する。全身の贅肉がぶよんっぶよんっと波打つ。 「じゃあ、先シャワーだな」 彼が、当然のように摩美々の手を取って、摩美々が立ち上がるのを介助する。もはや今更だ。 贅肉を、だぷんっだぷんっと揺らし、波打たせながら寝室から脱衣所までやってくる。 彼に手を引かれ、腹肉にべちっべちっと太ももをぶつけながら歩く姿は、どこかぎこちなく、まだ歩けるようになって間もない幼子のようですらある。 廊下をほぼ一人で占有してしまいそうな横に広くぶよぶよと波打つ身体が、彼に引かれどすどすと重たい足取りで脱衣所に辿りつく。その頃には、摩美々の身体にはまた汗がじわじわと汗が滲んでいた。 「んっ…ふぅ……」 少し息を切らした摩美々が、ショーツや靴下を脱ぐための椅子に腰かけた。手すりのない椅子だが、座面からは尻の贅肉が溢れ、窮屈そうだ。 「ふー、じゃあ摩美々、俺は朝ご飯の準備してくるから」 脱衣所を出ようとする彼に、摩美々がジトっと抗議の視線を投げる。 「えー…摩美々をここまで連れて来ておいて、それですかー?」 「いや、でも朝飯……」 「……こっち来てくださぁい」 椅子にどっかりと腰を掛けたまま、手招きする摩美々。腕の贅肉がぶるんっぶるんっと震える。 彼が、少し諦めたように摩美々のすぐ側による。ほとんど触れあうくらいの距離感だ。 「んー……」 摩美々が両腕を広げた。こっちに来いと言う合図だろう。隠す物の何もない胸がでろんっとハの字に垂れ、二の腕や脇、腹と胸の贅肉の段差からはムッとした汗の臭いがする。 「どうしたんだいったい……摩美々?」 摩美々に抱きつくように近付いた彼の胸元に顔を埋め、にまぁっと顔を上げた。 「プロデューサー、クサいですよー」 鼻を摘まむような仕草、わざとらしく顔をしかめる摩美々に、彼が苦い顔をする。 「いや、そんなはずは…昨日もちゃんと俺はシャワーを浴びたし……」 自分の身体を少し嗅いでみるが、如何せん自分のにおいは分からない。 「そんな汗臭いのに、摩美々にだけシャワー浴びろって、どの口がー?って感じですねー」 「……まあ、いいけど。朝飯遅くなるぞ」 「お腹空いてたらその分食べればいいだけなんで―」 「いやいや!そうはならんだろ!」 「早く脱いでくださーい」 聞く耳もたぬと言った様子の摩美々。彼は諦めたように息を吐き、着ていたTシャツとハーフパンツを脱ぎ、ボクサーパンツも脱ぎ捨てた。脱衣所のカゴは、いつの間にか一つだけになっていた。 「うわー、ホントに臭いですねー♪」 珍しく少ししつこい摩美々。どこか勝ち誇ったような顔。彼がふと思いいたる。 「……ひょっとして先シャワーって言ったの、根に持ってるのか?」 「…別にー、事実を述べてるだけですー」 少し拗ねたような摩美々の表情に、これはどうやら、今後より一層気を付ける必要があるなと彼は密かに思った。 椅子に座ったまま手を伸ばす摩美々の腕を取り、浴室の扉を開ける。 「あ、摩美々、体重」 「…あとでで良くないですかー?」 「いやまあ、それはそうだけど……」 「……私の汗とか堪能したいんでしたら止めませんケドー」 「そういう事言わない……」 彼はため息をつきながら、摩美々の腕を引いて結局浴室へ入っていった。摩美々が、彼に手を引かれて贅肉をぶるっぶるっと揺らしながら浴室に入る。そして、そのまますぐさま床に腰を下ろした。 「あ、こら。まだ洗ってないのに」 「だって立ってるの疲れるんでー。……ていうか、椅子置けば良くないですかー?」 「誰が壊したと思ってるんだ誰が」 「…………さぁー」 摩美々の体重に耐え切れず、座面がバキバキに割れてしまった椅子を処分したのはついこの間だ。それ以来、摩美々は浴室の床に直に座っている。……立ちっぱなしという事は、摩美々の超重量では不可能だった。 「はぁ……シャワー出すぞ」 彼が、シャワーヘッドを手にレバーをひねれば、じゃああっと水が流れる。少ししてお湯に変わり、浴室中に湯気が立ち込める。 「極楽~」 もはや自分でシャワーを浴びる気すら無い摩美々が声を上げる。無論、彼が摩美々の贅肉まみれでぶよんぶよんっと段のできた身体にシャワーを当てているからだ。 「まったく……自分でやりなさいって何度……」 「スキンシップって必要だと思うんですよー」 悪びれるつもりのない摩美々が、彼に言われるがまま手を胸の下に入れて持ち上げる。贅肉と脂肪で膨らんだ爆乳が持ち上がり、シャワーがあてられる。べっとりと汗をかいた贅肉を、彼が洗っていく。 「摩美々、腕上げて」 「はーい」 両腕を上げる。贅肉が密集して一層強烈な臭いのする脇にシャワーをあてて洗い流していく。夜入浴する時はボディソープも使うが、朝も夜も使っているとあっという間に無くなってしまう……それでなくても体積も体表面も常人の倍はくだらない摩美々だ、消費量は激しいので朝はシャワーで軽く洗い流すだけだった。 ぶるぶるっと震える二の腕、だらんッと垂れた贅肉を持ち上げて脇腹と接していた部分もシャワーで流す。 そのまま、背中の段々になった贅肉をシャワーで洗う。分厚い肉の層が、ぶよんっぶよんっと飛び出し、尻肉が盛り上がっている。あまりにも太り過ぎて、ついに贅肉が溢れていると言った様子だ。座った摩美々は、身体を揺するくらいしかできない。 「あー……摩美々、お尻」 「はぁーい」 もはやそれが当然と言うように、摩美々が尻肉を突き出し、両手で掴んで少し広げた。 肛門を晒すような姿勢だが、身体を洗うために必要だからか、もう慣れた。……もっとも、それは洗われる、言い換えればそうしないとどうしようもない摩美々の方で、目の前の肉の割れ目から、むわぁっと汗臭とそれ以外の強烈な臭いが漂ってくる彼にしてみれば、未だに慣れない。 「……やっぱり、こういうとこは自分でだな」 「早くお願いしまぁす」 ぶるっぶるっと尻肉を震わせて、身体を左右に振る摩美々。ぶよんっぶよんっと贅肉が波打ち、摩美々の脂肪が揺れる。 彼が少したじろいで、結局諦めたようにシャワーヘッドを近寄らせる。上から流しただけでは、贅肉の谷は深すぎて奥まで洗えず異臭が残ってしまう。 「んぅっ♡」 生温いお湯が敏感な所に当てられたのか、摩美々が甘い声を漏らす。 「ちょ、摩美々……!ヘンな声出さないでくれ……」 「っふ…だってぇ、誰かさんが急にかけるんでー」 「そ、それは悪かった……」 謝罪の言葉を口にしながら顔を上げれば、……それはそれは楽しそうに表情を歪めた摩美々の顔が鏡にバッチリと映っている。 「…………摩美々、ひょっとしてからかってるのか?」 「……なんのことやらー」 鏡越しに彼と目が合った摩美々は、そのまま視線をふいと逸らす。勿論、どっしりと座り込んでいるので逃げる事などできないが。 「……はぁ、隙あらばだな……本当に……」 そう言いながら再びシャワーを摩美々の身体にかけていく。尻肉を少し持ち上げて、下からもあてて、とりあえず背面は終了だ。 「さて……摩美々、前は自分で出来るよな」 「えー……」 露骨に嫌そうな顔をする摩美々に、彼はため息を吐く。 「あのなあ、そのくらい自分でやらないと」 「お願いしまぁす」 彼が言葉を言い切る前に、摩美々がごろんっと仰向けに寝転がる。山のように分厚くせり出した腹肉が広がり、太い足の間に垂れ、左右にでろんっと広がる。 「……はぁ」 こうなってしまえば、摩美々が自分の力だけで起き上がるのは不可能で、彼が身体を引き上げなければならない。……そして、摩美々が満足するまできっと摩美々は何度でも寝そべるだろう。 呆れながら、結局摩美々の世話をしてしまうのは十分彼の悪癖と言えるだろう。 シャワーを摩美々の分厚く広い身体にかけていく。腹肉を中心に贅肉の段差をシャワーのお湯が流れていく様は壮観だ。 「……摩美々、胸の下」 「んふ…はぁい…」 仰向けで少し息苦しいのか摩美々が息を漏らしながら、両手でだらんッとした胸を持ち上げる。シャワーヘッドを少し寝かし、胸の下の汗を流していく。 人の身体を洗っている様子にはとても思えず、動物か、はたまた無機物を洗うようなシャワーの動きだ。……もっとも、200kg近い超肥満体の摩美々では、それもやむなしというところだが。 100cmを悠々と超えるバストだが、そのほとんどは肥満によって膨らんだ贅肉なので、だらしなく垂れている。片乳ずつ持ち上げる摩美々の動作は緩慢で、腕にたっぷりとついた贅肉のせいか随分不格好だ。 柔らかく、重たい動きをする胸に、彼の喉が一瞬鳴る。いくらこんな格好で、ムードも何もないとはいえ、何度も抱いた裸体が目の前であられもない姿でいるのだ。興奮しない方が難しい。 少し持ち上がった彼の性器を、摩美々は見逃さない。 「……ふふー♪…んふ…満更でも、なさそうですねー」 贅肉が大量についた首周りと、仰向けでずっしりと贅肉の重さがかかっている状況のせいか少しばかり途切れ途切れの言葉だが、それでも明確な熱がある。 「……しないからな、こんな朝から」 「ガマンは良くないですよー」 「ぐ……い、いやっ!その手には乗らないからな!」 「そうですかぁ、じゃあ頑張ってくださーい」 気持ちの籠もってない応援に彼が渋い顔をしながら、タイル地の床に膝をつく。胸くらいなら立っていても洗えるが、脚や腹肉に隠れた秘部は流石にそうはいかない。 「摩美々、脚開いて」 「っふぅ…はぁい」 電柱どころか、ドラム缶ほどもありそうな太ももが広げられる。とは言え、そこまで広くない浴室だ。摩美々の秘部は依然隠れたままだし、太もも同士も触れるか触れないかという程度だ。……それでも先ほどまでみっちりとくっついていたことを考えれば脚を開いたと言えるが。 彼が、摩美々の片足を跨ぐように膝をついて、脚全体にシャワーを浴びせていく。ぶよぶよとした脂肪の塊が、ぶるっぶるっと重たく震える。 「摩美々、脚曲げて」 「んふ…はーい」 摩美々が脚をM字に曲げる。膝の裏や、ふくらはぎ、太ももの裏までシャワーで流す。摩美々の体はどこも贅肉だらけで汗まみれなのに肌がやけに綺麗なのは、彼の献身によるところが大きいだろう。 「…さて…」 「摩美々はー…んふ…疲れて動けないんでー…」 「……わかったよ」 もはや面倒なやり取りを諦めた彼が、摩美々の体に少し近づく。 でんっと垂れた腹肉。いくら洗っても汗の臭いの染み付いたようなソコを、それでも洗う。 太ももの肉を手で押し、腹肉の下にシャワーヘッドを入れるようにしてシャワーを当てていく。水流が肉の谷間にじゃああっと当たって跳ね返る。 「……んっ…♡」 「っ……摩美々……」 「……今のは、んぅ…そういうんじゃ、っふぅ…ないんでー…」 誤魔化すように視線をそらす摩美々の表情。今のが本気の声だとわかると、なお具合が悪い。摩美々がからかっていると分かればまだ正気で対応もできるが、それなりのテンションで来られると我慢など中々出来る物でもない。なにせ、少しその気になればいくらでも摩美々の肉体を貪れる立ち位置なのだから。 「……摩美々。お腹、ちょっと持ち上げられるか?」 「ん…はーい……」 自分の口から漏れた小さな嬌声に摩美々も改めて意識したのか、先ほどより幾ばくかしおらしい。 いくらシャワーヘッドを近付けようと贅肉が覆いかぶさった部分までは洗えず、太ももの溢れる贅肉を手で押し込まなければいけない現状、摩美々の巨大な座布団のような腹肉は、摩美々自身が持ち上げるしかない。 もはや自分ではへそに手が届かなくなりそうな程肥えた腹肉を、両腕で下から抱えるように持ち上げる。だらんっと、両手に収まらず零れた脂肪が、重たそうに垂れて揺れる。 「……あー」 諦めたような摩美々の声に、彼が降参にも似たため息を吐いた。 「……脚、もうちょっと広げて。……そう、そんな感じ」 「ふぅっ…せまぁ……」 「誰のだと……」 浴槽や扉に贅肉をぶつけながら、摩美々は脚を更に開き、少し曲げた。正面から見れば、不格好なM字に開かれた脚の間に腹肉がでっぷりと溢れている姿勢だ。 「っしょ……」 彼が、摩美々の手から零れた腹肉を片手で持ち上げ、シャワーヘッドを近づける。汗と昨晩の行為の残り香が、むわぁっと鼻に届く。 「……っ…」 催淫でもされるかのような濃く、強い臭いに彼がまたしても生唾を飲む。ぶにゅぶにゅと手に広がる贅肉の感触は行為を思い出させるのに十分だ。 腹肉の裏側から、贅肉と脂肪でみっちりと閉じられていた秘部に向けてシャワーを当てていく。 「…んっ…っふぅ…♡」 摩美々が甘い声を漏らす。やや弱い水流が、しゃぁぁあっと音を立てて摩美々の秘所を濡らし、そのまま浴室のタイルに流れてく。 両手を、自分の肥え過ぎた腹肉を抱える事に使っている摩美々には、ただ身じろぐしかできない。下腹部から登ってくる熱を発散する術を持ち合わせていない。 「ま、摩美々……ちょっと声、なんとかならないか…?」 「…ん…むりー………んふぅ…」 もはや吐息が、ただ重たい身体を横たえているせいなのか、それとも秘部への刺激のせいなのかもわからない。 さっさと終わってしまおうと、彼が更に手を少し伸ばした。下腹のでっぷりとせり出したあたり、秘所のすぐ側まで。いくらシャワーを当てているとはいえ、太ももと、尻肉と、腹肉とで密集したここはすぐに汗と臭いが溜まるので、多少念入りにと。 そんな事を考えたのが徒になったのだろう。むにゅうっと腹肉を更に持ち上げたせいで摩美々のアソコは完全に露わになり、シャワーの生温くくすぐったい水流が直接触れる。 「んんっ……♡」 「っ……」 だぶんっと覆いかぶさる摩美々の腹肉を片腕で持ち上げ、M字に開かれた脚の間に身体を入れた姿勢で、彼が一瞬固まる。既に彼の性器は固く持ち上がっているし、摩美々の秘部はシャワーだけではない濡れ方をしている。 視線を彷徨わせた彼が、摩美々の表情を見る。からかうような雰囲気のない、赤く染まった顔を。 「あー…………」 「…………ガマンは良くないんじゃないですかー……」 「……そう、だな」 彼が、シャワーを止めて、少し乱雑にシャワーヘッドを元の場所に戻した。立ち上がった彼の性器はガチガチっと固く立っていて、床に寝転がったままほとんど動けない摩美々の目にもハッキリと見える。 M字に開いた脚を更に横に広げる。ほとんど腰を突き出すような姿勢。といってもでっぷりとした腹肉や、太く分厚い太もものせいで、摩美々の秘所はほとんど隠れているが。 「んふぅっ……どうぞー…♡」 いつも通りの言葉だが、その表情は期待に溢れ、摩美々にしては積極的に動いている。自分の腹肉を両腕で抱え、少しでも彼との距離を縮めようと腰を突き出した摩美々に、彼が生唾を飲み込む。 彼が摩美々に近付き、そのまま摩美々の身体に覆いかぶさるように重なっていく。浴室の床を半分以上埋め尽くす摩美々のぶよぶよとした超肥満体に、身体を預けていく。 むにゅうっと身体を包み込む贅肉の感触と、ずぶずぶ…と飲み込まれるような摩美々の性器の感覚に、思わずうめく。 「っく…」 摩美々の腹肉に抱きつくようにして抱え、贅肉をぶにゅぶにゅと潰しながら腰を摩美々の秘部に押し込んでいく。 「んんぅぅっ…♡」 摩美々が、寝転がったまま甘く喘ぐ。腹肉から手を離せば、べちんっと彼の身体に自分の脂肪がぶつかって広がる。 まるで緩衝材かクッションのように彼の身体を受け止める自分の過剰な贅肉が、彼が動くたびにぶよんっぶよんっと波打って風呂場の床にビタビタと波が伝播する。 「っふぅ…♡っぁあさからっ…♡っ元気でっ…すねー…っ♡♡」 からかうような口調だが摩美々の方も余裕はなく、M字に開いていた脚は力が抜けて彼の身体に絡むように横へ広がりОの字に変わっていく。蛙のような不格好な姿勢だが、見ている者は誰もいない。 「っ…しかた…ないだろっ…!」 ゆっくりと腰を引き、摩美々の贅肉にまた打ち付ける。だぶんっと摩美々の全身が波打ち、巨大な腹肉や胸がぶよんっと揺れる。 ずちゅっ…ずちゅっ…という淫らな音と、べちんっべちんっという間抜けな音が、風呂場に反響する。 身体を倒そうにも、摩美々の贅肉が邪魔で上手く倒せず、ほとんどしがみついているようだ。仰向けに寝転がってなお山のようにでっぷりせり出した腹肉に、赤子のようにしがみついて、一心不乱に摩美々の膣内に性器を何度も擦り付ける。 「んふぅっ♡♡っふぅぅっ♡♡っぁああっ♡♡」 首や頬についた贅肉のせいでくぐもった喘ぎ声をあげる摩美々。彼に抱きつこうにも身体は重すぎて起こせず、ただ腕を伸ばしてぶよぶよと脂肪を揺らすしか出来ず、一心不乱に彼のために贅肉と脂肪を波打たせる。 贅肉と脂肪の塊のような摩美々が、ただ性を欲しがって身体をぶよぶよと揺らす。彼がその贅肉に埋まっては脂肪にべちんっと体をぶつける。 腹肉がぶるんっぶるんっと激しく揺れて、先ほどまでのシャワーが無為に帰す程に汗が全身から溢れる。 「摩美々っ…!摩美々っ…!」 摩美々の身体を洗いながら溜めていた欲求を全て吐き出すように、何度も名前を呼びながら摩美々の贅肉をぶよんっぶよんっと揺らして、性器を打ち付ける。 ぐじゅっぐじゅっと摩美々の腹肉に隠れた接合部からは、泡立つような音が聞こえてくる。ほとんど処理できていない陰毛に彼と摩美々の体液が絡まっているのだ。 「っふぅぅっ♡♡んっふっぅっ♡♡っぁっ♡♡んんぅっ♡♡」 摩美々の嬌声が徐々に大きくなり、息も荒くなっていく。 それでも、200kgに迫る肥満体は床から持ち上がることは無く、摩美々はただ彼に突かれ、脂肪と贅肉を揺らしながら快感に震えるしかない。 挿入しながらキスをする事も、向かい合って抱き合いながら性交する事も、自分の肥え過ぎた身体のせいで難しい。 それでも、彼が興奮し、摩美々の贅肉に自身の身体を打ち付けているという事に、摩美々の感情は昂っていく。 確かに自分は彼に求められ、捉えられているという安心感のような依存心が、熱くなる。 「摩美々っ…まみみっ……」 彼がより一層深く摩美々の膣を抉る。 「んっふっぅぅぅぅ♡♡♡っぶぅぅ♡♡」 彼の手が摩美々の手を掴み、摩美々もまた彼の手を握り返し、脚をぎゅうっと閉じて、腰を突き出す。彼に犯されるためだけの姿勢で、床に寝転がった超肥満体の摩美々が、甘く喘ぎ、そしてびくっびくっと痙攣する。 「っふっぅぁっ♡♡まっ…♡♡おっくぅぅっ♡♡んふっぅぅっ♡♡」 「まみみ…!まみみっ…!」 彼の切羽詰まった声に、同じように赤く顔を染め体重と贅肉とで苦しそうな摩美々は、それでも唇を歪めた。 摩美々の身体にしがみつき、性器をじゅぶっじゅぶっと行き来させて、何度も名前を呼ぶ彼。その欲望を全て受け止め、ただぶよぶよと贅肉を揺らす摩美々。 お互い、お互いを貪る以外の全てを投げ捨てたような状況。 浴室に、じゅぶっじゅぶっじゅぶっと音が響き、摩美々の贅肉がべちべちとぶつかり合って音が鳴る。 そして、彼が限界を迎えた。 「っ……摩美々っ…!摩美々っ!」 どちゅんっっ、とひと際強く摩美々の膣内に自分の竿を突き立てる。 どびゅっっぅぅぅっっ! 音がしそうなほど、激しく射精する。 摩美々の贅肉に身体を思い切り埋め、腰だけを押し付けて、どびゅっ…どびゅっ…と精液を放つ。 「んんっふぅぅぅ♡♡♡っふっぁあっ♡♡っふぅぅぅっぅぅ♡♡♡♡♡」 声を抑えようとして、それでも漏れる摩美々の荒い鼻息のような絶頂の声に、彼の性器は更に奥まで潜っていく。 どびゅうっ…!どびゅうっ…! まだ朝の内から、摩美々の超肥満体を犯し、その膣内に精子を注ぎ入れる。 これでは、摩美々のことを叱るに𠮟れない。 「まみみっ…!まみみっ…!」 まるで子どもが親を呼ぶように何度も摩美々の名前を呼ぶ。 射精しながらも、彼の腰も、摩美々の贅肉まみれの身体もガクッガクッと震え、摩美々のくぐもった喘ぎ声は止まらない。 「んんっぶっぅぅ♡♡っはぁぁっ♡♡♡っぐぅんんんっ♡♡♡」 どびゅっどびゅっどびゅっ… だぶんっ…ぶるんっ…だぶんっ… 彼の射精と、摩美々の贅肉の揺れが、何度も何度も繰り返される。 やがて、全てを出し切った彼の性器が、摩美々の膣からじゅぶぅっ…と抜かれる。 「んっふっぅ♡♡」 それだけで、摩美々がまた声を漏らす。 タイル地の浴室の床に、摩美々の腹肉で埋もれた秘部からドロドロと白っぽい液体が流れていく。 「はぁ…はぁ……また、洗わないとな……」 「っふぅぅ…♡♡んっ、っふぅ…です、ねー…ふふー…♡♡」 お互い汗だくで、しかも先ほど腹肉を持ち上げ、苦労して洗った摩美々の身体の深部は、またしても精子と愛液とでドロドロに汚れてしまった。 「ふー…もう少ししたら、洗うか…」 彼が立ち上がって、浴槽に腰かけた。床にでんっと仰向けになり、はぁーっはぁーっ…っと荒い息を漏らす摩美々を見る。 脚は蛙のように中途半端に曲げられたまま狭い浴室の中で窮屈そうに広げられ、腹肉はその脚の間にでっぷりせり出して垂れている。胸は左右にだらんっと垂れさがり、ヒクヒクと先端が脈動している。 顔を赤くし、ふぅふぅと息を吐く。ぶびゅぅっ…と汚い音がする。摩美々の腹肉の下では愛液と精子が床を汚しているだろう。 摩美々の身体を起こしたいが、今は少ししんどい。 「……やっぱり少し痩せなきゃだな…」 彼が、少し苦笑してそう言った。 「…ふぅぅ…んっ…こんな、ことして…♡っふぅ…説得力、なくないですかー…?」 「…それは…いや、俺は摩美々ならどんな体型でも…」 「……そのわりにー…ふぅ…私みたいな体型のやつ…ふぅ……探してましたねー…♡」 「っ!……なんで、それを…」 「ふぅ……スマホー…指紋認証って…ふぅぅ…怖いですねー…」 「……ま、摩美々ー!」 彼の絶叫が浴室に響く。 「…っふぅ…んふ…ふふー……………あ…」 にんまりと、勝ち誇っていた摩美々が突如小さく声を漏らした。 「……今度はどうした」 「あー……いやー……そういえば、ふぅ…朝、でしたねー……」 「ん?ああ、それが……?」 彼が、浴槽に腰かけて、シャワーヘッドに手を伸ばしながら尋ねる。 「……いや、ふー…行ってなかったなぁってー…んふぅ…♡……トイレ」 その言葉を聞いた彼が、渋い顔で腰を浮かせる。 「……摩美々?…ちょっと待て、今出るから…摩美々…!」 「もう、ムリー…」 摩美々が両腕で腹肉を抱え、先ほどのように少し腰を突き出す。しかし、やはり摩美々のぶくぶくに肥え太り過ぎた腹肉は持ち上がりきらず、摩美々の秘所を少し隠してしまう。 彼が浴室を出ようにも、摩美々の脚の間を通らねばならず、今まさに排尿しようとしてるそこを通る事は出来なかった。 「んっ…っふぅぅ……」 摩美々の声と共に、ちょろろろ……と黄色い液体、摩美々のおしっこが浴室の床に広がる。 「んんぅ……」 朝一番だからだろうか、排尿は徐々に勢いを増していく。 ちょろろろ…じょろろろろっ…じょぉぉぉぉっ 勢いよく排泄される摩美々のおしっこが、腹肉にびちゃびちゃと当たりながら床一面に広がり排水溝に流れていく。 汗と性のにおいが充満していた浴室に、一気にアンモニア臭が広がる。 「っ……」 じょろろろろぉ…… 腰を浮かせることもできず、でんっと仰向けで寝転がったまま、腹肉の下に腕を入れ排尿する摩美々。 じょろろろろ…しょぉぉぉっ…しゅっぉぉぉ… 精子と愛液がところどころで白く固まった床の上に、摩美々の真っ黄色なおしっこが流れていく。 立ってトイレに行く、それすらままならなくなりつつある太り過ぎた摩美々の排尿は、しばらく続いた。 しょぉぉぉ…しゅぃぃぃ…しゅぃぃ…… 少しずつ黄色い液体が流れていくスピードが緩くなり、摩美々が腹肉をべちんっと下ろした。 その頃には、浴室中にむわぁっとした摩美々の尿のにおいが充満していた。 「……っふぅぅ……洗うの、おねがいしまぁす」 「あ、ああ……」 言われるがまま、床をシャワーで洗い流し、摩美々の身体を洗う。 秘部は、彼の出した精子と、摩美々の出した愛液と尿とで酷い臭いで、横になったまま排尿をしたせいで身体全体をよく洗う羽目になった。 ぶにゅぶにゅと贅肉と脂肪にボディソープを染み込ませながら、脚や腹肉を重点的に洗っていく。 「……あー……やっぱり、少し痩せなきゃな」 「……まぁ、ふぅ…要件等でー…」 流石に排尿を見られて、摩美々もバツが悪いのかそんな風に返事をした。 そして浴室を出て、摩美々の身体をバスタオル二枚使って拭いていく。 「んふぅ…んっふ…」 腹肉の下、脇、胸と腹肉の間、尻の谷間、背中の段。摩美々の身体にある無数の贅肉の隙間を拭う。その間、摩美々は椅子に捕まりながら立ちっぱなしだ。脚が少し震えている。 「じゃあ、最後な」 「……はーい」 体重計を摩美々の足元に置く。先ほどああ言ったし、流石に放尿姿を見られるのは少しばかり恥ずかしいので、摩美々も唯々諾々と従っている。 「ほら、手」 「んふー……」 摩美々の手を掴み、体重計に乗る摩美々のサポートをする。海外製の体重計は、それでも摩美々の太り過ぎた体には少し窮屈そうだ。 「……いくつでしたー?」 「…………204kg」 「……あー……増えましたねー」 「いや、他人事じゃないからな?やっぱり太り過ぎだから、少し瘦せないと!」 彼がそう強く力説した瞬間、まるで返事のように、摩美々の腹が鳴った。 ぐぅぅぅぅぅぅ… 「…や、今のは私、悪くないんでー」 「…はぁ…朝ご飯にするか」 彼が嘆息し、摩美々の手を引いて脱衣所を出ていく。着替えはまだだが、今更良いだろう。どうせ彼しか見ていない。 「とりあえず、朝食べたら少しウォーキングして、ちょっと運動しような」 「……さっき誰かさんに散々運動させられたんでー、それはパスでー」 二人掛けのソファを一人で占領した摩美々が、でっぷりと肥えた腹を脚の間に垂れさせながら背もたれによりかかる。もう今日は動きそうにない。 「……じゃあ明日からな」 「それは今晩の誰かさん次第ですかねー」 「なっ…いや!絶対明日は朝から運動させるからな!」 「きゃー、朝からなんて大胆ー♪」 「ちがっ、そういう運動じゃっ…!」 「別に私は構わないですケドー」 「摩美々…!」 「ふふー、せいぜい頑張ってくださぁい♪」 クスクスと笑う摩美々。果たして、今朝の出来事は全て成り行きだったのか、それとも、朝から息巻いた彼を諦めさせるためだったのか。 どちらにせよ、明日の朝も同じ事が繰り広げられることは、想像だに難くなかった。
yamagu55
2022-08-21 12:12:56 +0000 UTC