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2022/11/14 200ml-200ml(残0%)リボトリール断薬

本日、水溶液減薬の最終日を迎えました。

これでベンゾジアゼピンであるリボトリールも完全に断薬です。

あとは、身体と脳が頑張って回復してくれるのをゆっくり待つだけです。


振り返ると、薬を飲んで何かおかしくなってきたのが2020年の末、何も知らずに減薬してひどい離脱症状を起こしたのが2021年の1月25日、離脱症状に苦しみながらトラムセットの減薬を始めたのが2021年3月7日、トラムセットを断薬できたのが2021年10月25日、リボトリールの減薬を始めたのが2021年12月9日でした。


薬で苦しみ出してから2年弱、減薬を始めてから1年と9か月ほどでしょうか(計算ができないから間違ってたらごめんなさい)。

かなり長い時間がかかってしまいました。

ですがこれでも自分は重篤な離脱症状を起こした者としては非常にハイペースで断薬まで辿り着いた方です。

辛い症状が出ても前の重篤な症状がでない限りは耐える、としたこと、薬を無くさなければ脳も身体も戻らない、と信じたのがよかったのかもしれません。


この間、長年連れ添った愛猫が亡くなったり、父(厳密にはもう父ではないのですが)が原因不明で孤独死してしまったり、ここには書けない悲しいことがたくさんありました。


しかし、こうならなければ一生交わることのなかった人たち……例えば減薬仲間や、鍼の先生、症状を心配して声をかけてくれた方々などに出会えました。


そしてそれは今、自分にとってとても大事なものとなっています。


死ぬことについてや安楽死についてもずいぶん考えることができました。こうならなければこんなに調べたりすることはなかったでしょう。


具合が悪く身体が辛くても動かないといられないこともあること、症状から気を逸らすため気を紛らわせないといられないことがあること、逆にあまりの症状の辛さに、眠くて寝るのではなく気絶するような状態になったり、何をどうしても動けずに罪悪感や焦燥感がつのることを知りました。知らないままだったら似たような症状の人に「具合悪いなら動かず横になりなさい」「寝てばっかり」などと無神経な物言いをする人間のままだったでしょう。


失ったものもたくさんあるし、だいぶみっともないところを見せてしまったので

「薬を飲んだおかげで」

「病気になったおかげで」

なんて到底思えないし一生思わないと思いますが、それでも前に言ったようにやっぱり今進んできたこの道しかなかったのだろうと思います。


自分は薬の全てを否定しません。

いつもの話の繰り返しになりますが‥…薬の添付書にも書いてある副作用や離脱症状ですら、レアケースだとありえないものとされ、最悪、精神病や心身症と扱われる現状は間違っていると思います。

しかしこの現状は一朝一夕には変わるものではないでしょう。


自分の身を守れるのは自分だけです。

薬を飲むときは詳細な添付文書をよく読み、リスクとメリットを天秤にかけてから飲んでください。


脳の受容体に影響する薬ならなおさら何が起こるかわかりません。


この前は知人が「子供も飲めるアレルギー薬だから安全」として出された薬(詳しい薬名は伏せます)を飲んで、自分と同じように〝崖から突き落とされるような強い恐怖感〟が出たそうです。

幸いにもやめたら数日で治ったようでよかったですが、このように精神薬や抗てんかん薬のようにあからさまに脳に影響があると思える薬ではなく、さらに安全とされているアレルギー薬や胃薬などでも起こる可能性はあります。


もし、薬を飲んだ時もしくは薬を飲むのをやめた時に「何かおかしいな?」と感じたらこのことを少しだけ思い出してくれたら嬉しいです。


最後に……とは言ってもまた回復の報告などはしにきますが、一旦の節目として言わせてください。


現在、症状はたくさん残っていますが、離脱症状がひどかったころよりは随分良くなり、本当にたくさんのことができるようになりました。

ただ、たとえば、楽しいことをしてもまだ普通に楽しいだけじゃなく、恐怖心が突然きたり、いきなり具合が悪くなったりするのですが、頑張っていろいろなことをしています。

(こんな感覚も薬を飲まなかったら分からなかったですね)


ここまで見届けて、声をかけたり励ましてくれた皆さん、本当に本当にありがとうございました。

自分のこの症状が薬のせいであるという主張を信じてくれてありがとうございました。

とても救われました。


もしかしたらまた必要があれば〝こうぐちもと〟という名前で昔のお仕事の続きをすることがあるかもしれませんが、自ら積極的にこの名前で活動することはないと思います。


過去の絵などを見るのも辛くPixivの絵などはすべて消してしまいましたが、たまに絵や自分の関わった作品を思い出してくれたら嬉しいなと思います。


本当にありがとうございました。

もしまたどこかで会えたらその時はどうかよろしくお願いします。


こうぐちもと

Comments

すみません、ちょっとお邪魔します。 先生の病気はどうですか。好転していますか。 先生の病状が早く終わって、早く回復してほしい。 最近寒くなってきましたので、暖かくしてください。

十画

もとさんは今も昔もこれからも私の憧れの人であることには変わりありません。 本当に強くて優しくて大好きです。 見守ることしか出来ませんでしたが、もとさんが伝えてくださった体験はずっと覚えていますし、もとさんの人生がよりよく変わっていくことを心から祈っています。

ゑむ

このように書いていくのも大変だったと思いますが、最後まで伝えてくださってありがとうございます。 ここでなくても、どこかで先生の話が聞けるといいですね。 本当にお疲れ様でした。

本当にお強い方と尊敬しております。この先もすべてが良い方向に向かっていきますように。

micron

断薬お疲れ様でした。何もコメントできず、見守ることしかできませんでしたが、この日を迎えられたことをただただ嬉しく思います。 寛解に至るまで、いろいろなことがあるかと思いますが引き続きひっそりと応援させていただきたいと思います。

ただただ、お疲れさまでした。見守ることしか出来ませんでしたが、ご自身の中で一区切りと思える段階に至れたのは素晴らしいことかと思います。 もし何かのきっかけで再び筆をとる機会があれば、また応援させていただきます。

marinba

この日が来ることを信じておりました。 断薬に成功したこうぐちさんの人生がこれから新しく始まっていくと思いますので、大変だった時期を帳消しにするような楽しい時間が過ごせる事を願っています。

メイの人

おめでとう。一生懸命働いた新しい人生が、今始まるのです。ご健闘をお祈りします。あなたの話は、インスピレーションとして覚えています。

Kaizomu

翻訳から見ると、先生の症状はもうだいぶよくなりましたか。 とても感動しました!!! とても感動しました!!! 私はもうこの気持ちをどう形容するか分かりません。 頑張って、先生!新たなスタート!頑張ってください!

十画


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