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前提
こちらはハイスクール・フリートの第一話までを視聴した方に向けた記事になります。
まだ第一話をご覧になられていない方はご視聴されてから読んでいただければと思います。
また、よろしければ前回書いた記事をご覧いただいてから第一話を視聴していただけると幸いです。
前回
【全体公開】はいふりのすすめ その1 まだはいふりを見たことがない人へ
https://www.pixiv.net/fanbox/creator/326502/post/794614
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さて、第一話をご覧になられた皆様。
いかがだったでしょうか?
何故世界観について言及しなかったかわかっていただけたでしょうか?
第一話のラスト。このはいふり世界は日本が沈んでいるのです。
では改めてそれを踏まえたうえでの諸々のお話をしてみようと思います。
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物語の目的について
二人の少女が海を渡る艦に向かって手を振り、「絶対にブルーマーメイドになろうね」と誓い合う。
1ページ目からこの作品の目的を描写する方法ですね。
「海に生き、海を守り、海を行く。それがブルーマーメイド。」という台詞から「ブルーマーメイド」というのは海を守るために艦に乗る職業ということがわかります。
この世界観の中で海を守るということは、現実世界における警察・自衛隊のような職業になります。
主人公達はブルーマーメイドに憧憬を抱き、志すべく育成学校に入学した少女達となります。
そして、前回の記事ではいふりは日常アニメ、ガルパンはスポーツアニメと言った意味は、ここにあります。
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ガルパンはスポーツアニメなの?
ガルパンは華道や茶道と同じ立ち位置に戦車を置き、廃校を免れるために戦車に乗っています。
そもそもあの世界における戦車は別に「治安を守る」などの目的のためにあるわけではない。…ハズですよね?
少女達は戦車に乗ってはいてもその先に目標はなく、つまり、少女達は卒業後に「戦車乗りの職業」となるべく戦車に乗っているわけではないと思います。
※アニメを1・2周した程度なのでもし卒業後に「戦車乗りの職業」になるという目標が設けられていたら私の知識不足です。
普通に生きる分には乗る必要がないけど乗りたいから戦車に乗る。
そして競い合い勝利し、あるいは敗北する。まさにスポーツと言えるでしょう。
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はいふりは日常アニメなの?
一方ではいふりについて、
まず、日本が沈んでいるから「ブルーマーメイド」という職業が存在しています。
(厳密には沈んでいるからという理由だけで存在しているわけではありませんが。)
そして、はいふりにおける軍艦は海の安全のために存在しています。
少女達は海の平和を守る「ブルーマーメイド」というあこがれの職業になりたいと思い、だから艦に乗る。
ただ艦に乗りたいから乗るというわけではないのです。
このように記述すると明確に目的が違うのがわかると思います。
そして、目的が違うということは当然描写される情報も異なってきます。
日本が沈んでしまったこの世界において、海の安全を守るとはどういう行いのことでしょうか?
ただ、主砲や魚雷をぶっぱなすだけが海の安全を守ることでしょうか?
海における危険というのは弾をぶっぱなせば解決できるものだけでしょうか?
答えが「否」であることはおわかりのこと。
つまりこの作品が艦による戦闘のみが描かれる作品ではないということになります。
「艦による戦闘」も、「艦における生活」も、「ブルーマーメイド」の活動の一部であり、
ブルーマーメイドは日本が沈んでいるという世界観に基づいて存在しています。
物事の因果がしっかりしており、存在に必然性があること。
はいふりの素晴らしいところの一つです。
そして、そんな世界観を軸に少女たちの様々な活躍や生活を描く。
そのため、ジャンルとしては「日常アニメ」と捕えております。
艦と戦車・戦闘機の大きな違いの一つ。艦は家ですが、戦車・戦闘機は乗り物(かなり語弊がありますが)。生活の拠点として自然か否かという点を活かしたジャンルだと感じます。
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「艦長」のイントネーションがおかしくない?
はいふり大好きおじさんにとって、もはや身体に染み付いた発音なので、言われると確かに最初は違和感を感じたなぁと思いますが、このイントネーションが現場における正しい発音だそうです。
逆に博物館などの「館長」を読むときに悩むようになります。
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キャラクターたくさん出てきたけど…?
前回の記事で触れた通り、キャラクターは覚える必要のある艦橋メンバーだけ覚えておきましょう。
ひとまず艦橋キャラクター達を整理してみましょう。
登場人物の中で目立っていたのは以下の面々かと思います。
◆晴風クラス
艦長 :岬明乃(ミケちゃん)
もちろん主人公の女の子。茶色い髪を横にぴょこんと結わえています。どこか呑気だけど人懐っこい明るい女の子です。
「海の仲間は家族」であり、「艦長は艦のお父さん」と考えています。
言う割にお父さんっぽくないな。と思うでしょうが、それについてはいずれ触れたいと思います。
本人も何故自分が艦長を任せてもらえているのか疑問を持っているようですが、乗員の役割と名前は全員分しっかり覚えていますし、出向の号令や後半で魚雷を撃つ決断をする際など、真面目な場面では艦長としてのカリスマ性が垣間見えてるのではないかと思います。
副長 :宗谷ましろ(シロちゃん)
黒髪でいかにも優等生というタイプでしょうか。バナナを踏んで海に落ちる、今朝ぶつかった相手と同じクラスに配属されるなど、「ツイていない」というのを如実にアピールしてきます。
不幸なのも事実ではありますが、晴風クラスのしかも副長に配属されたことを落ちこぼれと捕えているあたりプライドが高いところがあるでしょうか。
また、校長が「宗谷」姓であることから、校長の親族であることが一応わかります。家柄の良さからくるプライドの高さ、重圧とも言い換えられるかもしれません。
艦長を支える副長というポジションではありますが、艦長であるミケちゃんに対して快く思っていない様子も伺えます。
書記 :納沙幸子(ココちゃん)
薄い茶色のロングヘアに帽子をかぶってピンクのカーディガンを羽織った女の子。
見た目や喋り方からはおしとやかで育ちの良い子という印象を受けますが、第一話の終盤でキャラクターが急変。
「さるしま」からの砲撃は反乱の狼煙であると妄想し、一人芝居を始めます。妄想癖と一人芝居癖のようなものがあることがわかると思います。
航海長:知床鈴(リンちゃん)
黒髪でツインテールのおどおどとした女の子。
態度や声色、謝っている場面が多いことから自分に自信がない少女という印象を受けられると思います。
第一話ではそれほど目立った発言は多くないでしょうか。
砲術長:立石志摩(タマちゃん)
白く短い髪が特徴的な非常に寡黙な女の子。
第一話では挨拶のシーンくらいで、他に目立った行動はありません。
水雷長:西崎芽依(メイちゃん)
特徴的なパーカーを羽織った快活な茶色い髪の女の子です。
魚雷を撃って良いと言われたときや魚雷命中時にテンションがあがっていることから、撃つことに対して喜びを持っていることがわかります。
階段の手すりを滑ったりシャドーボクシングのようなシュシュシュシュとしたりと、動いている場面が多いので印象にも残りやすいのではないでしょうか。
大艦長:五十六
猫です。ふてぶてしい態度と身体つき、そして「ぬ。」という鳴き声が特徴です。でもどこか憎めないかわいさがあります。
この作品のマスコットです。とはいえ今後様々な場面で活躍します。
上記が一応の艦橋メンバーになります。
必ず覚えてください。今はそれだけで十分です。
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一応、晴風以外の人物を挙げておきます。
◆武蔵クラス
艦長 :知名もえか(モカちゃん)
作中ではモカちゃんとしか呼ばれていません。グレーの髪の真面目そうな女の子。ミケちゃんの幼馴染ですね。
「武蔵」の艦長というのはすごいものだということがミケちゃんとの会話の中で察せられます。
◆横須賀女子海洋学校 教員
校長 :宗谷真雪
校長先生です。今後よく出てきます。
晴風の副長「宗谷ましろ」とは深く関係していますがそれは次回明らかになります。
教官 :古庄薫
古庄教官です。晴風クラスの担任として「さるしま」という改インディペンデンス型の艦に乗っています。
良い教師の言動をしていたハズですが、一話の最後で晴風に対して砲撃を行ってきました。
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第一話についておさらいしてや
ストーリーの流れをおおまかに書き出すと
冒頭で過去のシーンを描き、主人公達の目的を明言。
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主人公のミケちゃんとシロちゃんの邂逅。この二人が中心となる物語であることを示唆。
↓
晴風メンバー一同に会する。そして出航。主要となる艦橋メンバーの自己紹介。
↓
晴風遅刻によりのんびりとした日常の時間が過ぎる。
↓
急転直下。さるしまより砲撃。日常から抜けきれない晴風メンバー。
↓
さるしまの様子がおかしい。物語の謎を提示。
↓
非常事態という意識から艦の仲間を守るための決断。
↓
魚雷命中による足止め。晴風による初めての戦闘。足止めに成功し逃亡。
↓
海に沈む日本。世界観の描写。
↓
晴風反乱の連絡。謎が増す事態に。
概ねこういった流れになるでしょうか。
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第一話の見どころについて教えてや
キャラクターのかわいさ・面白さ
ミケちゃんやシロちゃん達の見た目だけとってもかわいいですし、表情ひとつひとつの変化や行動がすごくかわいいですよね。
明るくて元気な主人公ミケちゃん・ツイていない優等生なシロちゃん・一人芝居を始める変わったココちゃん・魚雷撃ちたがりトリガーハッピーのメイちゃん と
描写されただけでも既に面白いキャラクター達と感じてもらえるんじゃないでしょうか。
いまだ内面を見せていないリンちゃんとタマちゃんにも期待してください。
艦の描写
各乗員がミケちゃんの指示に従って規律よくキビキビと動く様など、ワクワクしてしまいますよね。
一つ一つの号令なども意味がわからなくても少年心をくすぐります。
魚雷の発射など、発射管がグルリとまわって発射。海中を突き進み「さるしま」に命中するシーンなどは見ているだけでも楽しいです。
出航のシーンなど、我々はいふり大好きおじさん達は見直すとすごくグッと来ます。この出航のシーンは非常に初々しいという実感をヒシヒシと感じます。
劇場版まで見たうえで今一度見直すと感慨深いです。
世界観の描写
上記で色々と語ったのであえて多くは語りませんが、「もし〇〇だったら」という想像が膨らむような世界観だと思います。
例えばこの世界で野球はどうなっているのか。と想像すると、海上でできる野球が開発されているかもしれない、など。じゃあミケちゃん達がクラス対抗で試合したら面白いんじゃないかな。
どこまでも広がり続けることのできる作品だと思います。
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ミケちゃんとモカちゃんが抱き合ってあら^~
入学式の前にミケちゃんとモカちゃんが久しぶりの再会に抱擁を交わしております。
百合大好きおじさん達はタワーを建てているかもしれませんが、これは物語のテーマに深く関わる非常に重要な描写になります。
今後、解説させていただく際に改めて説明いたします。
このお互いに変わっていないことに笑い合ってから抱き合っているシーンは必ず忘れないでください。
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終盤で晴風は何故撃たれたうえに反乱したことになっているの?
明らかに教官の様子はおかしかったですよね。
作中でも言及されていますが改インディペンデンス型の「さるしま」であれば砲撃を当てるのは容易です。
しかし、狙いが甘いことや、打電に対する応答がないことなど、行動にも不自然な点がうかがえます。
これは第一話で提示された謎になります。
いったい何がどうなっているのかは謎が解明した際に触れましょう。
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状況の割にBGMに緊張感がない気がするんだけど?
こういった意見も見かけたことがあったので補足します。
「さるしま」から砲撃を受けた際、晴風は何が起きたのかわかっていません。
我々は俯瞰した目線でいるため、もっと緊張感を持てや!と思うかもしれませんが、ミケちゃん達は入学したてでの初めての航行の最中。
本人たちも言っていますが遅刻した負い目があり、これはその仕置きなのか判別がつかない状況の中、緊張感を持てというのも酷というものです。
砲撃を受けた段階で呼び方で揉めたり、ギャグっぽい呑気なBGMなどは、演出で彼女達の意識がまだ日常にいることを表しています。
キャラクターの目線で見ると理屈は通っていると思います。
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シロちゃんに挨拶してたあの子誰?
艦橋メンバーではないので無理に覚える必要はありませんが、
機関助手の黒木洋美(クロちゃん)です。
はいふり界屈指のやべーヤツです。
既にこの一話でシロちゃんに「久しぶり」と絡んでいますが、初対面です。
一方的に存在を知っていただけです。
存在感強く登場してくれるのでなんだかんだ覚えてしまうキャラだと思います。
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第一話についてザッと書き出すとこのような感じでしょうか。
前回触れることのしなかった世界観について、そしてキャラクターについて。
大まかに舐めることができたのではないでしょうか。
一応第二話(第三話・第四話と合わせてになるかもしれません。)を視聴した方に向けた記事も用意しようと思っています。
長い付き合いとなりますがよろしければ御覧いただけると幸いです。
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前回
【全体公開】はいふりのすすめ その1 まだはいふりを見たことがない人へ
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