Meta Quest2 覚え書き記事 その1 CPU編
Added 2022-09-24 08:04:40 +0000 UTCVRChatにハマり、環境構築のためにあれこれやりまくって気がつけば3,4か月経過しておりました。ばかですね。
この記事は、VRCをできるだけ快適に遊ぶために集めた情報を読んでも、いまいち実際に試して見ないとよくわからないような内容をできるだけ覚書することで、これからVRCをやる方や、今やっててちょっと困ってる方向けの参考にしてもらえたらよいうさぎだな、と思って書くことにしました。
■VRCをVRモードで遊ぶためのPCスペック
必要とされるPCスペックについて検索すれば、いくらでも知見が転がっているものの、『VRCはとにかくハイスペックなPCをもっていないと遊べない』と思われている方が多い印象にあります。しかしこれは半分正しくもあり、半分間違ってもいます。
VRCには、ふつうの3Dゲーム同様の「デスクトップモード」と、PCに接続したHMDを通して遊ぶ「VRモード」があり、両者の間で必要になるPCのスペックには大きな高低差があるのです。
デスクトップモードで要求されるスペックは思いのほか低く、VRモードでなくともたくさんの体験を共有できること、ほかの作業と並行して参加できることなどから、たくさんの方がデスクトップモードでプレイしており、楽しんでおられます。なによりも、PCがあればとりあえず起動してみることができるのが、最大の強みです。
対して、VRモードでは途端にそれなりのスペックが要求されますし、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)がなければ起動できません。お金のやつがかかるのです。
でも
『デスクトップモードで慣れたので、せっかくHMDを買ったのにPCに繋いだら動かない...』
ということは避けたいですよね。
「PCのスペック」と言われたっていまいちよくわかんないという方も、いると思います。そこで、さぬさぬの旧PCと新PCのスペックをもとに、ざっくりと説明しましょう。
旧PC
マザーボード : H170M
CPU : intel core i5 6600K
RAM(メモリ) : DDR3L 16GB(8GBx2)
グラフィックボード : GeForce GTX 1060 GDDR5 6GBモデル
VRCを入れたストレージ
: HDD
マザーボード搭載USBポート
: USB2.0 Type-A
USB3.0 Type-A 5Gbps
追加PCIeカードによって追加したUSB
: USB3.1Gen2 Type-A 10Gbps
: USB3.1Gen2 Type-C 10Gbps
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新PC
マザーボード : Z690
CPU : intel core i5 12600K(F)
RAM(メモリ) : DDR5 32GB(16GBx2)
グラフィックボード : GeForce RTX 3060ti
VRCを入れたストレージ
: NVMe M.2 SSD Gen4x4
マザーボード搭載USBポート
: USB2.0 Type-A
USB3.0 Type-A 5Gbps
USB3.1Gen2 Type-A 10Gbps
USB3.1Gen2 Type-C 10Gbps
USB3.2Gen2x2 Type-C 20Gbps
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さて、とりあえず知っていただきたいのは太字で記されているところなのですが、
下記4つのうち、いずれか ”一つでも” 低いスペックのパーツがあると、VRC上ではそのパーツに足を引っ張られ、処理落ちに繋がってしまいます。
CPU / RAM / グラフィックボード / USBポート
これはどういうことなのか、これから一つずつ解説していきましょう。
CPU
CPUは、VRCのあらゆるロード処理と、自分の居るワールドとアバターのアニメーション・パーティクル・音声再生などの様々な処理を行っています。
それらが間に合わなくなるたびに、映像がカクついたり、一時停止するなどの処理落ちが発生する原因になります。
さぬさぬが見つけたVRCのPCスペックについて言及された記事のほとんどは、
グラフィックボードについてばかりであり、あたかもよいグラフィックボードさえ買って取り付ければ快適になるというような記事が多い印象でした。しかしそれは正確ではありません。
例えば、さぬさぬの新旧PCにそれぞれ同じグラフィックボード(今回はGeforce RTX 3060ti)をつけていようが、同じメモリをつけていようが、両者で異なるCPU(新しいものと古いもの)をつけていると、そこから差が現れます。
グラフィックボードに対して、古いCPUをつけている旧PCでは、そこらかしこでロードも遅く、音声が途切れたり、処理落ちしたりするのです。画面の描画解像度は1060の時よりも少し引き上げられましたが、画面のフレームレートは低いままで、それどころかアバターの向きを変えるたびに画面が乱れるのが(Geforce GTX 1060をつけていた時と比べて)くっきり見えるようになってしまいました。
ここで覚えておいていただきたいのは、いくらよりよいグラフィックボードを付け替えようが、CPUが弱いままではその力を真に発揮することはできないということです。
では、いったいどのようなCPUならよいのでしょうか。
CPUの性能を指し示すものの中には、動作周波数やコア数、消費電力やオーバークロックの範囲など様々ありますが、個人的には最近の世代のCPUの性能ともなると、VRCを遊ぶ上でこれらについて説明するのはあまり必要性がないと考えております。
もちろんまったく意味がないわけではありませんが、もっと簡単な比べ方から知っていただいた方が、わかりやすいうさぎだと思うからです。
これらの知識に精通していない方に知っていただくうえでintelのCPUを例に2つだけ説明しますと、
まず一つ目。
intelCPUの場合、基本的に core i3 i5 i7 i9 といった具合に
「「同世代で比較した場合」」、数字が大きいほど内部コア数が多く動作周波数も高い高性能なCPUとしてラインナップされています。
(1世代程度の差なら、新しい世代の下位CPUよりも古い世代の上位CPUのほうがまだまだ性能が上の場合もありますがここでは割愛)
※AMDのCPUであるRyzenも3 5 7 9と番号が振られており、基本的に同じです。
そして二つ目。
さぬさぬのPCスペック新旧を見比べると、CPUは同じ "intel core i5" のように見えますが、両者には6世代分(2015年->2021年)もの進化による差があります。
core i5 "6"600Kと core i5 "12"600K、このダブルクォーテーション部分が
CPUの製造世代を表しており、これほどの差ともなるともはや全く性能の異なるCPUといえます。
補足すると、実は同じ世代且つ同じナンバリングでも中身が異なるCPUが存在します。
12世代core i5を例にすると、12400・12500・12600・12600Kといったように
同じ世代のcore i5の中にも複数のラインナップがあるのです。なんてややこしいのでしょう。これについては、とりあえず後ろの数字が高いほど性能が高いと覚えておいてください。
ここまで読んでいただくと
『ってことは、今ぼくちんのPCのCPUを取り換えればいいんだ、よし買いに行こう!』
と思うかもしれませんが、CPUはintelかAMDか、さらにCPUの世代ごとにそれぞれ取り付けられるマザーボードが異なるし、それぞれの専用CPU冷却ファン、(対応規格が変更される場合はメモリも)高性能なCPUなら電源等も新しく取り換えなくてはなりません。ほしいCPUが取り付けられるのかどうかは自身のPCのマザーボードの仕様を調べるほかなく、マザーボードを入れ替える場合は基本的にWindowsも再インストールが必要となります。そこまで来たらほとんど新しいPCです。となると、CPUのみの交換では済まないなら、新しくPCを買うor組む方が早いのです。
疲れたのでとりあえず今回はここまで。 続きはまたこんど