"王として生まれられた方に栄光あれ
地には慈悲と平和 神と罪人を和解させてくださる"
今日は数多の星が光り輝く日だ
殺生ガスは特に牡丹と紫紺の顔を出す
幾度となく見飽きた光景の中に ただ一つだけ 異彩を放つものを見つけた
"天の勝利に加われ 天使は宣言する"
駆けているのか 翔けているのか
新たな王か 光といのちをもたらすのか
それはどうでもよいことであった
2998.58サイクル前に止まった私のデータベースではわかるはずもない
宇宙の片隅で朽ち果てるのを待つばかりのこの星と
運命を共にするこの私にとっては
"聞け!天使たちの歌を 「新たな王に栄光あれ!」"
しかし なぜだろう
もはや枯れ果てる寸前のキャパシタでは 一寸前のことすら
記憶に難儀していた私の記憶素子が
何時になく電荷に呼び覚まされ続けるのだ
"聞け!天使たちの歌を
王として生まれられた方に栄光あれ"
あれからずっと......ずっと......
(こちらは階調化Ver)