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ツインビーを作ったときのやつ - 1

 今回はお絵かきではなく、つい最近新たに手を出してみた、プラモの製作のことを書きます。これまでも何度かプラモは作ってきたことはあるのですが、ディテールを増やしたり、パーツを塗装までして仕上げたことはありませんでした。いわゆる素組みで飾って満足していて、ランナーの切り跡処理なんかも、まったくやったことのない完全な初心者でした。

 そんなさぬさぬが初めてその先をやろうと思ったきっかけは、PLUMから発売されたツインビーのキットを見つけたことです。ところが、バンダイが出しているガンプラのようにはいかないぞという、先人たちの情報を見つけたら「とても自分にはできそうもないな...」と怖気づいてしまいました。それでも、ツインビーはとても好きなキャラであり、精々ビーダマンのコラボだったり、貯金箱みたいなグッズしかなかったこのシリーズのそれが、まさか精巧な立体化がされたこのキットが出るとは思ってもおらず、その魅力にとても胸がときめき、市場の在庫があと僅かなことを知ったときには、つい購入するにいたってしまったのです。

 なお、この記事を描いている時点ではツインビーは完成しており、現在は同社から続けて発売された「ウインビー」にとりかかっているところです。ツインビーの製作中はFANBOXに記載する予定はなかったため、ダイジェストな記録になってしまいますが、大事なきっかけなので、書く事にしました。また、プラモデル製作を経験している方にとってはとてもしょぼい・誤った知識による行動・内容に感じるかと思いますが、できるだけ使用した道具の紹介なども併せてやったことをありのまま書いておりますのでどうかご容赦ください。

 購入したからには「やりたいところまでちゃんとやりきる」のを目標にして、できるだけ知らないことをたくさん調べながら、必要な道具を少しずつそろえていきました。

 ようやく、組み立てようと思ったら、以下の問題が出てきました。

 ・パーツ同士をうまくはめ込むための凹凸「ダボとダボ穴」が硬すぎてほぼ入らない

 ・くっついたパーツがきれいにかみ合わず、隙間や段差ができる

 ・シールやデカールの類が一切ない

このため、塗装などを行う前に全体像を把握するための「仮組み」という工程をするための下準備から行う必要がありました。まずはダボとダボ穴がすんなりと組み合わさるようにする+後で簡単に外せるくらいの緩さにするためのダボ処理です。これはツインビーにおいて素組で完成させようとしたとしても、ほぼすべてのパーツに施す必要があり、既に初心者をふるいにかけています。

 やすりやニッパーなどを使って凸部分を細くしている写真です。部品によって凹穴の一部をニッパーで切り取るのも有効ですが、やりすぎるとパーツが保持できないほど緩くなってしまうため、少し削って取り付けて...の繰り返しが大事でした。

 そして、仮組みをしながらもいろんな作業に寄り道をしていました。その一つがツインビーを象徴する頭のバーニアで、ここにモールド(表面につくられたくぼみや突起でできたスジ)を追加するために「スジ彫り」をしました。

 縦に彫られているモールドがさぬさぬによるものです。写真左に見える道具は「タガネ」とよばれるもので、これでスジ彫りをしました。

 デザインナイフと違い、目的に合わせて身の厚さも異なります。そしてかなり硬いため刃先がかけたり折れたりする心配もなく、ちょうど良い角度をつけてモールドを作ることができます。まずデザインナイフで軽く線を引くように切り傷を付け、タガネでなぞるように角度をつけて彫っていきました。

 続いて行ったのは両手の歪なつなぎ目を消す「目消し」というものです。グーとパーの手は、左右からパーツを付けて完成の単純なものであったので、ダボ処理をして最後までハマるようにした後、タミヤの流し込み接着剤を使いました。

 僅かな隙間を開けたパーツの隙間に接着剤を流し込み、グッとパーツを押さえつけると、溶けたパーツの樹脂が外にはみ出します。3~5日ほどじっくりと固着を待ち、そのはみ出したところをやすりで削ることによって、パーツの合わせ目や隙間を消してしまうという技なのです。ただし、無塗装で完成させる場合はやすり掛けから、接着剤の選定から、もっとやり方に工夫が必要なのでしょうが、今回は塗装する前提なので合わせ目や凹凸が無くなりさえすれば目的は達成です。

 右が目消し後です。やすり掛けは、金属やすりを最初に使い、そのあとペーパーやすりで400番から順に600、800、1000と使用していきました。そしてところどころ発生する粉を取り除いたりする目的で、メラミンスポンジもつかいました。

 そうしてただ仮組に至るまでに気がつくと何週間もかかっていたのでした。

でも組み立てていくと細部までこだわりがちりばめられたとても制作陣の愛のあるきっとなんだなという思いが増していくのを感じました。これは何としても塗装仕上げまでしなくてはと、胸に誓いました。


 今回はここまで。次回はその他のパーツに対して今回紹介していないワザを紹介しながら進めたいと思います。

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