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鋭川する
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漫画を描くとイラストとは違う部分の基礎画力がめちゃ上がる

定期的に描きたくなるので

数か月に1回くらい漫画を描いている鋭川です。


漫画を描いていていつも思うのが、

イラストを描いている時とは違うスキルの向上に

つながるということですね。

・複数人構図

漫画は一人じゃなく複数の人が

絡んで物語が進んでいくことが多いので、

いつも一人のイラストを描いていると使わない

部分の脳みそを使いますよね。


2人、3人が一緒の空間にいるシーンなどは

ただ並んでいるだけならまだしも、

俯瞰やあおりで複数人並んでいる場面を描くと

なると難易度が何十倍も跳ね上がる気がします。


いろんなアングルからアクロバティックな体勢が

ポンポン飛び出してくるジャンプ系の

バトル漫画とか週間で描きながら

物語も考えてる神漫画家達の脳みそどうなってんだと思います。

・角度

あまり動きのない日常漫画でも、

毎回同じ角度でしゃべったり歩いたりしている

画よりは360度いろんな角度から

心情やシーンに合わせて描かれている

漫画のほうが読みごたえがありますよね。


そしてイラストを描いてるだけだとなかなか

身につかないな、と思うのがやっぱり表情

かなと思います。

・表情

漫画は描けば描くほどいろんな人のいろんな

表情を描くことになります。


個人的に、漫画を描くようになってから

イラストの一枚絵のキャラの表情が

だいぶ描きやすくなったと実感してます。


最初はどうしても半笑いの真正面顔とか

真顔の横顔とかそういうのしか

描けませんでしたが、


清書で100ページくらい漫画を描いたときに

喜怒哀楽をいろんな角度から

描くことになったので、


それ以降イラストを描く時にも表情はすごく

気にするようになりました。


漫画を描かなかったらここまで

気にしなかったと思うので、

描いてよかったなと思います。


・白黒で陰影を出す練習

漫画は白黒でも読んでくれる人が多いですが、

鋭川のように知名度ゼロの絵描きは

カラーにして少しでも見てくれる人の

数を増やす必要があるので最近は

カラーで描くようにしています。


ただ、白黒で漫画を描く時に

個人的に身になるな、と思ったのが陰影ですね。


カラーのほうが陰影の表現の幅は広がりますが、

白黒ならではのシンプルな陰影の出し方は

カラーにもつながるものがあるなと思いました。


具体的にいうと、

白黒の部分、つまり最初の線画の部分で、

ある程度の陰影を意識して描いておくと、

カラーの段階に進んだ時にすごく楽になる、

イラストの厚みが出やすくなる、

ということです。


これは長くなるので、別の機会に

話そうと思います。


・逆のパターン


逆に、イラストでは丁寧に描く部分でも

漫画だとそれっぽく描いてごまかすなんてことが

ありますよね。


例えば、走っているシーンを描いているとして、

線を何回も描いたり勢いを出してごまかす感じです。




一例としてなんかこんな感じのやつですw

3分クオリティなので見た目がしょぼいのは

許してください!


一枚絵のイラストではあまりこういう風に描かず

しっかり描いてから放射ぼかしや

移動ぼかしとかで雰囲気や勢いを

出すことが多いですよね。


そういう意味では

漫画だけを描いているとどうしても

細かいところでついつい妥協してしまう

癖がつきやすいのかなと思います。


漫画はどうしても作業量が多いので

一コマ一コマにかけられる時間が少なくなる

というのも原因かと思います。


なので、

それぞれのついつい妥協してしまう部分、


イラストなら

いつも人物一人のみ、

表情のバリエーションが少ない、

角度のバリエーションが少ない、


漫画なら、

丁寧に描写しないでそれっぽく描いて終わる

などなど、


デメリットになりそうな部分を補いつつ、

イラストも描いて漫画も描ければ

より、いろんなスキルが

身につくんじゃないかなと思います。


イラストだけしか描いたことが

ないという人は


いろんなことを体感できておすすめなので

漫画も描いてみると面白いと思います。












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