哺乳網食肉目クマ科クマ属に分類される食肉類。
吻端と足裏の肉球を除いた全身が体毛で覆われています。ホッキョクグマの体毛は光を透過し、内部が空洞になった特殊な構造のために、散乱光によって白く輝いて見えます。
北アメリカ大陸北部、ユーラシア大陸北部、北極圏の流氷水域や海岸などに生息しており、冬季は流氷の南下に伴い南へ、夏季には北へ移動します。流氷の間を数時間に渡って泳ぐことが出来ます。
クマ科中で動物食傾向が強く、主にワモンアザラシやアゴヒゲアザラシを食べます。
アザラシを捕食する際は、優れた嗅覚で臭いを察知し氷を掘って巣穴にいる個体を襲う、氷上にある呼吸用の穴や流氷の上で待ち伏せる、氷上にいる個体に忍び寄るなど方法は様々。夏季には鳥類や魚類、植物質、海草も食べます。
生息地帯において銃を持った人間以外脅威となるものはほとんど存在しませんが、ごくまれに水中活動中にシャチに襲われる例が確認されており、温暖化により海氷が激減してからは必然的に泳がなければいけない距離が長くなった事で以前よりシャチに襲われる危険性が高まっています。