哺乳網鯨偶蹄目ウシ科ウシ亜科。
鹿児島県トカラ列島の諏訪之瀬島から導入された日本在来牛が同列島の口之島で野生化。口之牛またはトカラ牛と呼ばれています。
反芻(はんすう)を行う動物で有名ですが、反芻とは一度呑み下して消化器系に送り込んだ食物を口の中に戻して咀嚼し直し、再び呑み込むことをいいます。
ウシを含むほとんどの反芻動物が4つの胃をそなえていますが、胃液を分泌する本来の意味での胃は第4胃の「皺胃(しゅうい)」のみあり、それより口腔に近い「前胃(ぜんい)」と総称される消化器系、大1胃「瘤胃(りゅうい)」・第2胃「蜂巣胃(ほうそうい)」・第3胃「重弁胃(じゅうべんい)」は食堂が変化したものです。ここを共生微生物の住まう植物繊維発酵槽に変えることで反芻は極めて効果的な消化器システムになっています。