【手記】「お悩み相談」を僕がやらないと決めている理由
Added 2020-02-13 08:10:04 +0000 UTC時々、「お悩み相談とかやったら?」と言われるけれど、これを僕は戦略的にやるべきでないと思っている。
この理由を、自分の中で忘れないために書き記しておく。
・~について解説します!
・~の方法、教えます!
・あなたのお悩みにお答えします!
これら全て、コンテンツとして割とオワコンだと思っている。
これらは構造的に、自分が上から目線になれる(気持ちよくなれる)コンテンツで、かつ自分で一からコンテンツを作るのではなく、誰かが提供してくれたコンテンツに自分なりの味付けをして提供するという、非常に参入障壁が低いものだ。
更に、SNSやインターネットでの表現のプラットフォームが増えた今、やろうと思えば誰でもできるものになった。
こういったコンテンツは人気が高い。受取手ではく、提供側にとって。
受取手のことを考える。
ネットの情報の氾濫で、「正しい情報」「正しい意見」の量が飽和してきた。
ちょっと気になって調べれば、色んなことのノウハウはそこかしこに転がっている。大体の欲しい情報は、玉石混交あるかもしれないが見つかる。数が多すぎてどれが正しいのか、どれが決定打の情報なのかわからない、といった事態によく陥る。
つまり、供給過多な状態だ。
参入障壁が低くて、提供側にとって魅力的なコンテンツは、よくこの供給過多状態を引き起こす。
物事の価値は往々にして需要と供給のバランスで決まる。
供給が飽和して、需要が減ってきているコンテンツの価値は限りなく低くなっていく。
故に、コンテンツそのものの質・内容の善し悪し云々はさておき、こんな投資価値の少ないコンテンツに時間や労力を投資するのは勿体ないという考えだ。
今風に言えば「レッドオーシャン」というのが当てはまる。レッドオーシャンに飛び込んで王道の方法で戦って勝てる! と思えるほど、僕は自分に自惚れていないし、レッドオーシャンで勝つにはそれなりに戦略を練らないといけない。
実は、ほぼ同じ理由で、僕は写真(特に山岳写真)で何かしら成果を上げよう!というのをかなり前(たしか4年ほど前)から諦めている。カメラは高性能機を誰でも買えるようになり、プロなみのレタッチ技術の教材がそこかしこにゴロゴロ転がっている。近年ものすごい勢いでレッドオーシャン化している。そんなところで戦うのは御免こうむる。僕、そんなすごい才能ないもん。
戦うべき場所は、参入障壁が高いところ、供給が少ないところ、自分で何かを作り出さなきゃいけないところ……そう思う。そっちの方が投資価値が高い。
人気コンテンツで正攻法で戦うには、レッドオーシャンになる前の、波が来ていて勢いのあるその瞬間に乗るしかないと思う。
これはあくまで、「結果を出したい」時の考え方であって、「趣味」でやるならレッドオーシャンで王道をいくらでも突き進んでもいいと思う。しかし、結果が出なくて嘆いてはいけない。そもそもそこはそういう場なのだから。
そして、そういうレッドオーシャンで勝利するのは「もともと有名だったり影響力がある人たち」だったりするのだよね。
お悩み相談をして効率よく結果を出せるのは、有名人がやる時ですよ。僕がやることじゃない。
追記:
だから俺に悩みなんか相談してくんな! って意味ではない。わざわざコンテンツとして自分からやらないというだけで、友達から悩みを相談されれば真剣にのる。
そもそも、お悩み相談に乗るのは好きだ。
好きだからこそ、自分からはやらないのだ。