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孔明の罠
孔明の罠

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みんなが奴に改変されちゃったこの家で、私だけが操られてない!

当作は『私は改変される側』↓の続編となります。 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16802096  頭のおかしな人だって思われちゃうかもだけど、私、三橋楓には不思議な力が秘められている。  なんと、人の未来を視ることができるのだ!  なんの前触れもなく発現したこの力に、当時の私は大興奮!  だけど数日後には今の私と同じくらいすっかり冷めきってしまっていたように思う。それは私が感情の希薄な人間だからとかじゃなくって、その能力のほうに問題があったからだ。  だってっ!視える先がたったの1分後、使用は1日に10回までだなんて、まるで使い道がないじゃない!  せいぜい連発して通学中に鳥の糞から身を躱したり、満員電車で匂いのヤバいおじさんを避けたりと、なんともまあ小物臭い使い方しかできないのだ……競馬とかしたら稼げるのかなぁ?いやでも私、まだ未成年だし……。  そうして私が宝(?)の持ち腐れを続けていたところ、なんと今度はお兄ちゃんに能力が発現しちゃった!ラノベの世界じゃあるまいし、なんて突っ込みを入れてやりたくもなるけど、事実は小説よりも奇なり……現実もなかなか侮れないね。  そんなお兄ちゃんの手にした能力の効果は、たぶんだけど他人の存在を自在に作り変えれるというチートっぷり!使用制限ナシ!時間制限もナシ!兄妹なのに何この格差。  あ、たぶんって付けたのは、私が本人に確認をしてないからです。彼が能力を満喫しているところは、黙って温かい目で見守ってます。  お兄ちゃんが能力を手にしたことに気づけた切っ掛けは、それまでまったくモテなかったお兄ちゃんがある日を境に可愛い女の人たちをこれでもかってくらい連れ込むようになったから。不思議に思ってこっそりと高校に忍び込み、様子を探ってみたところで判明した。いやほんと、兄の高校での傍若無人っぷりときたら、妹としてお恥ずかしい限りです。ちなみに私はその日中学をサボっている。  閑話休題。お兄ちゃんに存在を変えられると、どうやら変えられた人たちは初めから自分が元からそうだったと刷り込まされちゃうみたいで、つまりは一種の洗脳効果が能力の特典にあるみたい。お兄ちゃんの尊大な様子も理解できるってもんだ。だってチートすぎるもん。  ただ、未来視なんて能力を持ち合わせていたからか、私はなぜだか記憶に関して改変の影響を受けない。改変前の誰がどんなだったかとか、普通に覚えてるし、逆にそれで困ることすらあるくらいだった。  ともあれ、外では好き勝手やってるお兄ちゃんだけど、家族に手を出すことは絶対にないって断言できる程度の信用を私から勝ち取っているので、その辺はあまり関係ない。お外ではどうぞご自由にってスタンス。  だから、さっきも言ったように私は別にお兄ちゃんの悪行をどうこうしてやるつもりはない。お兄ちゃんのことは今でも普通に好きだし、別に犯罪に手を染めてるとかってわけじゃないからね。ある種犯罪よりヤバいことしちゃってるけど、裁ける人がいないから、きっとセーフ。  さて、ここからいよいよ本題だ。  昨日、お兄ちゃんは帰宅しなかった。  それだけなら「この歳でもう夜遊びかぁ」ってだけで大した問題じゃなかったんだけど、そういう話じゃない。  というのも、代わりにある女の人が家にやってきたのだ。  彼女の第一声は『ただいま』だった。  母が出迎え、当然のことのように彼女…正確にはお友達らしい2人を合わせて、彼女らを2階に上げていた。  彼女らはお兄ちゃんの部屋に入っていった。気になって未来視を使うと、なんと3人とも裸になった!  なぜだか彼女らの裸体に股間が疼いた……いや、この情報はいらないでしょ。なに自分の痴情晒してんの私。  こほん。少しして、これまた見覚えのない男がやってきた。そして『あおい』と呼ばれた女子に卑猥の限りを尽くしだす。  ここから先は、視ていない。私のポンコツ能力が1日の使用上限に達してしまったためだ。  ただ、壁に耳を当ててひたすらに盗み聞きを続け、断片的ながらも、私はようやく事態を把握するに至った。  他人に憑依することができる柳瀬って男にお兄ちゃんは陥れられ、今やお兄ちゃんの持つ改変能力は実質柳瀬の手中にあるということ。  そして柳瀬はお兄ちゃんを手駒として悪用するにとどまらず、お兄ちゃん自身までその性欲の捌け口として利用しているということ。すなわち、あの女の人が、今のお兄ちゃんだったのだ。 「……大変だ、なんとかしなくっちゃ」  かくして私は、とっても責任重大な役割を強いられることになりました。 ××× 『日記帳 三橋楓』 ◯月◯日  お兄ちゃんが女子にされて1日が経過した。  私が記憶を残していることは、まだお兄ちゃんに話していない。  お父さんとお母さんにそれとなく探りを入れてみたところ、案の定2人はお兄ちゃんが生まれた時から女子だったと誤認させられていた。  過去のアルバムを確認してみると、七五三や雛祭りなど、女子にする催し事でお兄ちゃんは着物を着ていたり、主役になって写真に写ったりしていた。どことなく以前の面影を残しながらも、やっぱり明らかに女顔。髪も長めで服装も女子のものだ。ランドセルは当然のように赤色になってるし、中学や高校に入学した際の記念写真でも女子制服を着こなしていた。 ×月×日  どうやら私とお兄ちゃんとの仲は姉妹に変わった今でも良好らしく、今日はお兄ちゃんに誘われてお洋服を買いに行った。  お兄ちゃんにも以前の記憶が残っているみたいだから、どうして自分から女物の服なんて買ってお洒落するのかしらと私が訝しんでいたら、なんてことはない。柳瀬にそうするよう強制されているらしかった。  ただ、そこは私も女の子だ。服装次第でいろんな自分と出会えるお洒落というものは純粋に楽しいし、素材が良いお兄ちゃんのような女の子を着せ替えできるなんて役得と言うほかない。私はつい夢中になってお兄ちゃんとのファッションショーを楽しんだ。  が、後半になってお兄ちゃんの心境になにがあったのか、お洋服をあれこれと見繕ってから私に試着を強要してきた。  まるで人が変わったかのように距離が近くなり、いやらしい目つきをするようになったお兄ちゃんのその過剰なスキンシップの詳細は、ここでは省くことにする。まあ、お兄ちゃんも中身は男の子だし、私もそこそこいけてる女の子な自信があるから、気の迷いってことにしといてあげよう。 △月△日  今日もお兄ちゃんが柳瀬を家に連れてきた。  以前は憂鬱な表情を見せていたお兄ちゃんだけれど、どうやらまた改変を施されたみたいで、彼の前では柔らかな微笑みを絶やさない。きっと『三橋葵は愛嬌のある女子』とでも設定されちゃったんだろう。 ×××  そうして私たちが雌伏の時を耐え忍んでいると、柳瀬はついにボロを出した。『明日は磁場の影響で超能力が著しく弱まる日だ』と彼は口にしていた。  これはチャンスに違いない。見逃す手はないだろう。 『楓、殿方さまのお帰りですよ』  私は内心ほくそ笑みながら、お兄ちゃんに言われて柳瀬を見送りに出る。 『またのお越しをお待ちしております♪』  そう言って私は胸を彼の胸部に押し付ける。柳瀬は私にとって許せない男で近づきたくもないけれど、これは女性として当然の作法で"男性が居宅を立ち去る際、女性は胸をその人の胸部に押し付けなければならない"のだから仕方がない。  満更でもなさそうな柳瀬の顔が随分と間抜けに見えた。そうしていられるのも今のうちだ。明日こそ、本当のお兄ちゃんを取り戻す! ××× 「なんてやってたお前も、結局俺らの手のひらだったってわけだ」  決行当日、リビングにいた柳瀬を後ろから縛り上げ、さらにお兄ちゃんへの命令をさせないためにガムテープで口止めをした。  今にして思うとその時、彼は少し無抵抗すぎた。  そして後からやってきたお兄ちゃんに私は事情を説明した。  私が改変前の記憶を残していること、お兄ちゃんの能力を知っていること、そして私にも未来視という能力があること。  ところがお兄ちゃんの反応は、自分が柳瀬の呪縛から解放されたにも関わらず思っていたより淡白で、そしてなぜか突然、柳瀬のズボンと下着を引き摺り下ろした。  私はそんなお兄ちゃんの行動を疑問に思いながらも、当然服を脱いで裸になった。"男の人が股間を見せたら、女の人は裸にならないといけない"からだ。  そんな私を見て、お兄ちゃんが学生の歳にしてはやたらと艶美な微笑みを浮かべた。 「楓、"動いちゃダメ"よ」  その一言が、私の身体を支配した。  お兄ちゃんの言葉に素直に従ったからじゃない。まるで身体の行使権限が私にはないかのように、もう自分じゃまるきり動かせなくなっていた。  そして語られた真実。  柳瀬は私の『三橋蒼』に関する記憶はあえてそのままにしておいて、困惑する私の反応を楽しもうとしていたこと。  その後、お兄ちゃんは現状に絶望し、自ら望んで"柳瀬のために行動することに幸福を感じることができる"よう、許しを貰って自身を改変していたということ。  そして、そんなお兄ちゃんの実態なんて露知らず、ピエロみたいに彼を元に戻すべく私が奔放し、今日の決行に至るまでのそのすべてが看破されていたこと。 「超能力が磁場で弱まる?んなわけねえだろ、笑わせんな」  すっかり柳瀬の誘導に引っかかっていた私を、彼は嘲笑った。 「にしても面白いもんだな。常識を捏造してやるってのはよ……おい葵、こいつの常識、元に戻してみろ」 「はい」  脳内にちりっと電気のようなものが走った気がした。瞬間、私はこれまで平然と受け入れていた異常に気づいた。 「…………え、えっ?うそ……!なんで私……裸になってるのっ!?」  慌てて着ていた衣服を掻き集め、申し訳程度に胸と股間を覆い隠すも、こみ上げてくる羞恥はまったく収まってくれない。  私、柳瀬を相手にいったいなにをしてたの!?あ、ありえないよもうっ! 「くははっ!いいリアクションをするじゃないか!」 「ほ、ほんっとに許せない!あんたは私たち女の敵だ!お兄ちゃんだけじゃなく、みんなも元に戻しなさいっ!」 「それは俺にはどうしようもないからなぁ、どうする葵?」 「柳瀬さんのためにも、戻すわけにはいきません」 「だそうだ、すまんな楓ちゃん」 「こ、この男っ……!お兄ちゃん、お願いだから負けないで!こんなやつのいいようになんてされちゃダメだよっ!」 「楓……今の私にとって、柳瀬さんは絶対なの。それに不満なんてないわ。たしかに初めは私もあなたみたいに彼を拒んだ……けどね?今では彼のためにこの身を捧げることができてとっても幸せ。彼のためにこの力を使えて、彼の望む日常を隣で一緒に味わえるこの日々を、私は愛おしく思っているの」 「違うよ!それはお兄ちゃんの力のせいで……!」 「じゃあ楓、楓は毎日幸せ?」 「へ?」 「現状に、満足してる?」  あやすようなその口ぶりに、私はかつてのお兄ちゃんの面影を重ねた。 「……まあまあ、満足してるよ。そこの男がいなきゃだけど」  まるで場違いな問いかけに思えたけど、とりあえず私は正直に答えた。 「満足、ね……けどそれは三橋楓として、この15年間を女として過ごしてきて得られたものでしょう?」 「……?」  お兄ちゃんの意図するところが、いまいち判然としない。 「お兄ちゃん、いったい何を……」 「あなたの満足していた日常も、私に捏造されたものなのよ?……あなたは、男の子だったの」  ……は? 「あなたの本名は三橋海。中学3年でサッカー部の元エース。性格は粗暴で私との仲もあまり良くなかった」 「いやいや……え?」 「あなたが楓になったのは、私が葵になったのと同じ日なのよ。あなたの充実した女の子としての日々も、私が柳瀬さんに服従し満たされているこの日々も、どちらも本質では同じものなの……どちらも、私の力で生み出された偽物。それでも楓は、偽物だって言って拒むの?拒むことが、あなたにできるの?」  私が、偽物……?  私はこの15年を三橋楓として生きてきた。  女として生を受け、女児向けのアニメにハマったり、おままごとが楽しくて仕方ない時期もあった。  女友達の輪に属し、男子たちとは疎遠で、お手洗いや更衣室は女子のものを常用し、生理に頭を悩ませて、中学の入学式にはセーラー服姿の自分に胸を躍らせ、髪を伸ばしたりスタイルに気を遣い出し、クラスの男子から告白されたりもして……そんな自分を、はっきりと回想することができる。 「……わ、私は女だよ!生まれた時から、ずっと!!それに、お兄ちゃんが私に手をかけるなんて、そんなこと絶対ありえないもんっ!!」  たしかに、私がお兄ちゃんが改変してきた大勢の人たちの例外にあるという確証は、ない。彼女らは今の私と同じように、元から、そして本心からお兄ちゃんのおもちゃにされることを望み、それが自分であると本気で思い込んでいた。  加えて私が三橋楓にされたらしい日は、お兄ちゃんが女になった日と…すなわち、"お兄ちゃんが柳瀬の支配下に置かれた日"と同じ。以前の妹想いのお兄ちゃんの意思が、そのまま行動に反映されていたとは断言できない。 「……うぅ」  だからなんだというのだ。  お兄ちゃんがどうなろうと、私はちゃんと三橋楓だ。それは私の心が、思い出が、なにより物語っていることだ!私が男の子だったなんて、絶対にありえないっ!  それに普通の人とは違って私には未来視の能力がある。これのせいでお兄ちゃんの改変が私に及び切らず、焦って口から出まかせを言っていないとも限らない。 「むしろ、そうやって私を男に変えようとでもしてるんじゃないの!?残念だったね、そんな手には乗らないよっ!」  そんな吹っ切れた私を見て、お兄ちゃんはため息をこぼした。 「……柳瀬さん、楓が柳瀬さんとの情事に昂りを覚えるごとに元の記憶が戻ってくるよう、設定してあげませんか?」 「はぁっ!?」  そんな私に構いもせず、お兄ちゃんがとんでもないことを口にした。 「お、いいなそれ。けど、さすがにこの状態じゃどれだけ身体を弄んでやってもこいつ興奮できないんじゃねえか?女の身体って刺激さえありゃいつでも濡れれるもんなのか?」 「いえ、精神面もいくらか影響します。では、超能力で楓の身体の感度を極限まで高めておきましょうか」 「なるほど、最高だな」  途端に身体が開放感を得た。金縛りのような状態が解除されたらしい。  ……今だ! 「……あ、あれっ?」 「柳瀬さんとの性行為に限って、あなたの自由を許可しました。ですがここから逃げ出したりだとか、柳瀬さんに暴行を加えたりだとかは当然できません」  間髪を入れず柳瀬の懐へ踏み込み、首を絞めてやろうと腕を伸ばして、けれどその喉元で私の手は動かなくなった。 「そんな……むぎゅっ……!?」 「おうおう、自分から抱かれにくるなんて可愛げがあるじゃねえか」  そんな目と鼻の先にいる私を、柳瀬が乱暴に抱き締めた。 「ちょ!んぅっ、離、してっ……!」  力を込めて突き飛ばそうとするも、寸前で腕がふやけでもしたかのように非力に変わる。加えて、柳瀬にただ抱きしめられているそれだけで、私の身体は過敏に刺激を感受する。 「あっ……こ、このぉっ……」 「すげえなおい、もう顔が火照り出してんぞ」  抵抗しようにも彼と接触したところからいちいち快感が迸り、私の気力を篭絡しにくる。  ーーそして、記憶の解凍が始まる。 「ひゃあっ!?」  甘美な快感に思わず背筋をピンと張らされた。  どうやらおっぱいが揉まれたらしい。ただそれだけのことなのに、今の私はもう嬌声を抑えることさえ叶わない。  ーーそれはもうひとりの自分が、違う15年を歩んできた轍。 「これで元男なんだもんなぁ、くくっ」 「わ、私は生まれた時から女だ!……あ、やぁっ……」  女の子の秘部を遠慮なく触りだす柳瀬に、力の抜けた私はなされるがまま。身を捩ってささやかな反意を示すも、それがむしろ自分を卑しく見せているみたいで、私はおかしな劣情を催した。  ーーはっきりと浮かび出す記憶の中の私は、私とは異なる性別をしていて。 「……う、うそだ」  うそだ。うそだ。  うそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだ。  私は、楓なのっ!男の子なんかじゃない!!  ーー俺、女だって思い込まされてた!本当の俺は三橋海……男だったんだ!! 「違うってば!私はっ!わたしはっ……んひぅっ!?」  じゅんと、下腹部が疼きを激しくした。  クリトリスだ。クリトリスが、柳瀬の太い肉棒に突き刺された。  頭がぞくぞくでいっぱいになった。弄られた感度によって経験したことのない淫靡な悦楽が、私の思考を塗り潰していく。 (ああーー)  これだ。これに身を委ねて、思考を放棄してしまおう。  ーー今もなお喧しく抗議を続けるこの声に、これで蓋をしてやろう。 「……お?」  私は私であるために、懸命に腰を振った。何も思わないよう、他の何も感じないよう、ただひたすらに女としての快楽を求める。  ーーこれを私が味わえているうちは、私は絶対に女なのだから。 「私たちの想定とは異なる吹っ切れ方をしたみたいですね……それもまた、一興でしょう」  私は女だ。私は女だ。だからこんなにも、男根を差し込まれて喘ぎよがって、女としての快楽を享受できているんじゃないか。  だから消えてよ男の私。あなたはもう、この世界に存在するはずのない人間なんだから。  明滅する視界。滴る汗と愛液。  肉壁は肥大化した肉棒に蹂躙され、その本懐の達成は滂沱の喜悦になって"私にあった老廃物"を洗い流していく。 (わたしは、おんなっ!わたしは、かえでっ!)  このまぐわいが終わったら、またあの声が聞こえてきてしまうのだろうか。  だったら少しでも長く、私は女だってこの身をもって主張し続けよう。  もう誰だっていい。誰に何をされたっていい。  彼が私を女に堕としてくれるのなら、私は女であること以外の全てを彼に捧げよう。 「んっ!あ、はぁんっ♡」  未来視を行使してみると、情事を果たした未来の私の素敵な笑顔がそこにはあって、それが今の私を肯定してくれているように思えた。  だから、私はもう迷わない。私は女で、そんな私を私のままでいさせてくれる彼に、お兄ちゃんと…いや、お姉ちゃんと一緒に服従しよう。  お姉ちゃんの満足そうな、それでいて温かな微笑みが、そんな私へと向けられていた。

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自ら屈服するのは最高

シライマコト

世界5分前仮説を読んでいると思い出しました。

山田 天授


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