釜狸の末路
Added 2021-08-06 04:00:00 +0000 UTC茶色い大きな浴槽に溜められているのは濁ったような白さのドロドロの液体。まさしく獣人達の精液でできた風呂。そんな風呂にゆったりと使っているのが釜狸と呼ばれたヴィランだった。 元々吸収していた他のヴィランの力とヒーローであるサンダーベアやブリザードドラゴン達をも取り込み力を得た彼にもうこの国で敵と呼べるものはいなかった。 浴槽の隣には今日の犠牲者であった犬獣人だったはずのチ●ポがポトリと落ちている。すっかり小さくなっているが元々はそれなりの体系のプードルの雄で、そのチ●ポもそれなりの大きさだった。 だが釜狸によって精液を搾り取られるとともに萎んでいき、今の無残な姿となってしまった。玉袋もサクランボよりも小さくなり、勃起させられて見せびらかされている亀頭球も大きい玉ねぎのようだったはずなのにもはやミニトマト級だ。 「今日のもあんまりだったなぁ。サンダーベア。」 「はい!全くでですね!もっといい市民を提供するように指示しておきます!」 風呂場の横で敬礼するサンダーベアは完全に全裸にさせられその股間部には以前のサンダーベアの2Lペットボトルのようなチ●ポを勃起させていた。明らかに違うのは陰茎部である。以前よりも巨大化した玉袋にはピンク色の淫模が光っていた。 「ブリザードドラゴンレベルのチ●ポはもう僕に近づかなくなっちゃって逃げまくってるし、できれば捕まえたいよね。見つけてくれればこんなのを提供してなんて言わないのに。」 浴槽から出ると床から生えたようになっている犬チ●ポを拾い上げる。それだけを見たものは一瞬おもちゃのディルドに見えるだろうが、しっかりといまだに生きている。釜狸は殺しているわけではないのだ。 拾い上げた犬チ●ポは隣の部屋の壁にペタリと着けられる。その壁には50を超えるチ●ポがずらりと並べられている。毎日犠牲者として提供された市民たちはチ●ポとなってもまだ生きていて、精液がたまると大きく戻り、出すための刺激を欲しがってビクビクと小さく震えて先走りを垂れ流し勃起し続けている。 今まで釜狸自身がそれらに慈悲を与えたことなどない。その横の壁にも同じように距離は開いているがチ●ポが壁からハンティングトロフィーのように並べられている。その上にはしっかりと名前が刻まれていた。 だいたいいつもそこからひとつチ●ポを選ぶ。今日はたまたまファイアーウルフのチ●ポをえらび、姿をもとにと戻す。だが彼の股間部には肥大化した淫模のついた玉袋のみがぶら下がる。 「今回は俺を選んでいただきありがとうございます!」 「そういうのいいから、壁の処理お願いね。終わったらこのはっぱを使ってまた壁に戻ってね。」 「はい!」 雑に処理を頼むが、こうして精液を集めることで釜狸は力を維持していた。その股間部に生えるブリザードドラゴンの薄青色の鱗チ●ポを維持し続ける力を。 サンダーベアでもなかった完全に自分のものとしたはずなのに自分だけではあやつりきれない力。釜狸にとっては不相応な力を無理やり従わせている状態となってしまったのだ。 「うーん、やっぱブリザードドラゴンは最高のチ●ポだし、ずっと維持したいんだよね。」 彼を簡単に辞させるならもっとヴィランやヒーローの力を吸収すればいいと釜狸は考える。市民の精液から得れる力など微々たるもの。始めに絞りつくしてしまうと後から絞っても大した力は得られない。 ヒーローとヴィランのチ●ポはまだ13本。それらからも毎日絞っているが、自分自身の力のみで維持するにはやはり初めの搾りたての力が必要なのだ。 だがヒーロー団体はこの町どころか、海に囲まれたこの国からすでに撤退していた。これ以上の被害を出せないと市民を捨てる形になってしまった。 市民たちは当然同じように逃げようとしたが、海を越えるとなると資金面の問題ですぐには逃げれないものも当然多い。そして釜狸の操るサンダーベアによってそうした市民たちはもう救出すらできない状況になってしまったのだ。 ヴィランも同じようにこの国にいることに入る。ヒーローともに外に逃げるというのはできない。それなりに広い国だ。釜狸の手は増やそうと思えば増やせるのだ。集めた6体のヒーローはヴィラン達とちがってファイアーフォックスやサンダーベアのように肉体化させることができる。 だが肉体状態よりもチ●ポでいたいと思わせるようにしてしまったせいですぐに戻してほしいとうるさいうえに、どいつもこいつもサンダーベアに比べてしまえば劣るような力ばかりだ。精に飢えているのもあって場合によっては市民の数を一気に減らす可能性もある。釜狸にとってむやみには切れない手だった。 「新たにヒーローかヴィランとなれる素質が生まれてくれればいんだけど、そううまくはいかないよなぁ。それに生まれてもそだたなきゃ意味ないし。」 そういった力を得るのは決まって雄のみだ。雌が力を得たとは釜狸は効いたこともなかったので力を奪うこと自体に問題はないと考えていた。何より個体数自体少ない雌だったとしても中から奪うことに変わりはないと。 「釜狸様、そろそろ俺も・・・」 「あぁ、そんなじかんだったね。じゃあいこうか。」 サンダーベアを連れて別室へと移動する。そこには新たに設置された釜狸用の赤い浴槽と、そこに向けられるシャワーか蛇口の用に設置された、サンダーベアのチ●ポと瓜二つのものだった。 勃起した状態でもしっかりと浴槽に向けられた股間部だけのサンダーベアのチ●ポと同じように、体にちゃんとついているサンダーベアのチ●ポも浴槽にとむけさせて釜狸は浴槽に入る。 「んはぁぁぁ!」 玉袋の淫模が点滅し始めるとサンダーベアは甘美な声をあげて全く同時に別々の二本のチ●ポから射精し始める。その大量噴射を浴びながら浴槽にどんどん精液はたまっていく。 いくら釜狸が入っているとはいえ、浴槽を埋めるほどの明らかに常軌を逸した射精量と射精時間をサンダーベアは堪能しつくす。温かいサンダーベアの精液につかりながら釜狸は溜息をもらす。 「はぁ、君の精液が一番つかり心地はいいよ。今のブリザードドラゴンの精液は僕の精液と混ざり気味になるからね。」 「はい!もったいないお言葉です!」 射精しきったサンダーベアのチ●ポは半分ほどの大きさに小さくなったが、勃起は維持し続けている。そのうちまた力をためて大きさを戻し、そして今のように射精して釜狸の力の一部になっていくのを繰り返しているのだ。 ーーーーー もはやこの国に救いはない。釜狸の支配はブリザードドラゴンのチ●ポを完璧に乗りこなした時に永久となる。釜狸自身がそう考えていた。 「では、本日もヴィラン探索、収穫がなければ市民の確保に行ってきます。」 「うん。いつものようによろしく。」 全裸で勃起させたままのサンダーベアが街にと出ていく。ビルひとつ丸々を占拠した釜狸だったが、そのビル付近に人は住みつかなくなった。だがサンダーベアの足ならば1時間もしないところにすでに人は住んでいる。 力も何も得ていない逃げ損ねた市民たちだが、街を離れた場所では農産業畜産業も盛んでしっかりと働き続けている人もいる。そしてしっかりとコンビニなんてものまで営業を続けている。たとえ毎日全裸のサンダーベアがこうして街におりてきたとしてもだ。 「またサンダーベアか。俺は、犠牲に何てなりたくないぞ。」 「もう彼はヒーローではないんだ。あの姿を見ろ。子供がいたら家に入れておけ。」 始めこそ悲鳴の声もそこらじゅうで上がったがすでにひと月以上その姿を見られている。市民たちも手慣れたようによけていく。すでに釜狸の手先であることは周知の事実だ。 「お前たち!ヴィランとなるようなものは見なかったか!見つけたならすぐに報告しろ!釜狸様が欲しているのだ!」 このセリフを初日から発したのも影響が高いだろう。だがある意味このおかげでヒーローと呼べるのがいないこの街で犯罪を犯すような馬鹿が出ない。そういったものから市民によってヴィランとされ犠牲にされていったからだ。 「このあたりでは出ていない!もっと郊外まで探しに出たらどうだ!」 「それはできない、釜狸様は昼食を買ってくるように言っている。」 遠くから叫ぶ市民に対しサンダーベアは特に威圧するでもなく普通に言葉を返す。釜狸はいつもコンビニでいいからと昼食を頼んできている。一人攫うだけでなく昼食を買って帰るのもサンダーベアの仕事なのだ。 だいたいいつもこの流れだ。またいつものように市民の誰かサンダーベアが目についた一人が犠牲になると諦めたように近くの建物にと非難していこうとする。だがそんな中たった一人、サンダーベアの背後から声をかけるものがいた。 「ねぇ、おっさん。今日は僕が犠牲になるよ。いいかな?年齢不足?」 「おい君!そんな危ないことを何平気で言っているんだ!」 サンダーベアが振り向くと彼の胸元ほどしかない背丈の真っ白な狼獣人がつっ立ていた。体格的にも毛質的にもまだまだ若いが精を覚えた年齢ではありそうだとサンダーベアは判断する。 「よし、ならお前がこい。」 「抱えなくていいよ、ちゃんとついていくから。」 小脇に抱えようとするサンダーベアをするりと抜ける。見ていた市民たちは若い犠牲が出たことを嘆きつつ、自分でなかったことに安堵もする。だがそれだけだった。 サンダーベアも何の疑問も持たず、後ろから着いてくる若者を時折見返す。ズボンのポケットに手を突っ込んだまま黙ってしっかりついてくるのを確認するだけ。以前のサンダーベアならば違和感に気づけていたかもしれない。 コンビニによってロースかつ重を購入する。店員は慣れた手つきで全裸のサンダーベアを相手に普通に客として扱う。金もしっかり払ってサンダーベアは店を後にする。 「今日の犠牲、あの子なの?かわいそうに。」 「だが、なぜ抱えられていなかったんだ?」 「さぁ?でも抱えられてないにしろ、どうにもできないんだろうね・・・」 いつもの店員でこのコンビニの唯一の雌でもある猫獣人が嘆く。そして隣の雄の猫獣人だけがかすかな違和感を口に出したが、それ以上の悲観で塗りつぶされた。 サンダーベアが昼食をもって釜狸のもとへと帰還する。釜狸は出迎えもせずどこから買ってきたかわからないパソコンでゲームをプレイしていた。 「あれ、もう帰ってきたの?はやいね。まさかヴィランでもいたの?」 「いえ、今日は志願者がいたので、そのまま連れてきました。」 「志願者?」 「僕のことだよ。」 ゲームの手を止めてちらりとその姿を見る。いつもは騒ぎ立てる犠牲者を片腕で抱えているはずのサンダーベアがわざわざ両手で釜狸のためだけの弁当の入ったビニール袋をもっていた。 白い狼獣人を見てその若さに驚きつつも、大きくはなくとも少し上玉そうな姿に釜狸はまず当然の疑問をぶつける。 「なんで志願したんだい?」 「いや、別に理由はないかな。ただ終わらせたかっただけ。」 「終わらす?君の人生を?なんでまた。」 「どうでもよくない?ねぇそれより僕からも一つ聞いてもいい?」 「まぁ、いいよ。」 生意気そうなガキという印象が強くなるがどうせ後で分からせられると、今は小さな質問に答えて余裕を見せていこうとする。 「お弁当、ひとつだったよね?このおっさんとか、他の捕まえた人の分は?」 「それはいらないのさ。彼らは僕と同体も同じ。僕が食べれば彼らも満腹になって栄養を得るんだ。」 「へー、でも本体はあなたで、このおっさんがどうなろうと影響はないんでしょ?」 「まぁ、そうなるね。」 自分のことを探るような質問だが、このくらいを答えたところでどうとなるわけでもないと思っていたらその白い狼が近づいてきて釜狸の肩をさわりながらパソコンを覗き始める。 「お、ヴァンパイアじゃん。いいげーむしてるね。」 「君、今の状況わかってる?これからどうなるのかとかさ。」 「さぁ?このおっさんみたいになるの?」 「いや、もっとひどい。味合わせてやろう。最高の快楽を!」 まず縛り付けるために皮ベルトを出そうとしたが、なにも発動しなかった。焦るように何度も腕をあげて地面から皮ベルトを出すイメージを起こすが、何もおこららない。ふと白い狼が不敵に笑うのが横眼に映った。 「サンダーベア!こいつを引きはがせ!」 「もう、おそいよ。釜狸さん。」 指示したとおりに動くはずのサンダーベアがまるで電源が落ちたロボットのように腕と首をだらりと下げて動かなくなっていた。この白い狼に何かされたのだと言うのはわかる、とにかく引きはがしたい一心で何か仕様とするが、一切合切今まで使えた力が出ない。最近一番つかっていた慣れようとしていたブリザードドラゴンの力も。 「何をしやがった!」 「さぁ、なんでしょう?」 そういっておどけたように離れていく。手を離されても状況は変わらない。触られていたから力が出ないのでなく、もう触られた時点でどうにもできなくなったということだ。 「ま、まさか、力を無効化する力・・・」 「そんなところだね。半月もあなた以外に触らないようにするのは大変だったよ。」 「なに?」 「僕の力はね、半月は効果が続く。その一つが触った相手はエナジーを使った力を使えなくなる。ただし、使える相手はその半月に一回だけ。だから回避に特化した訓練を積んできたんだ。」 「まさか、ヒーロー!?」 「うーん、団体には属してないからどっちかっていうとヴィランかなぁ。」 にやぁと笑みを深める白く若い狼に釜狸は戦慄が走る。決してヒーローがするような笑みではない。ヒーローを盾にどうこうできる相手ではないとさとる。もしヒーローならば開放すると見せかけて不意打ちなりなんなりと考えていたのにと。 「なら、どうしてこんなことを。」 「だって、いずれ狙われるのは嫌だったし、あなたのようなののチ●ポに何てなりたくないからね。そして何より、あなたのコレクションがほしくなっちゃったんだよね。」 「なん、だって?」 「もう一度今度僕につかまったら終わりだよ?無様に逃げてみなよ。でもそのデブい体で僕から逃げれるかな?」 笑みを深めたまま歩き寄ってくる白い狼が悪魔にすら見え始め、慌てふためき逃げ始めるが、言われた通りそのデブ腹が邪魔でろくに走れすらしない。 彼が普通に動けていたのはエナジーによる肉体強化のおかげで、それを封じられたら身体能力は並の市民以下。今まで戦えて来たのもすべてエナジーがらみの力のおかげ。それでも無様に逃げようとしたが、コケてたおれた釜狸はあっけなく白い悪魔に捕まってしまう。 「ひぃぃ!やめろ!これ以上何をするんだ!逃がしてくれ!」 「無理だよ。こんなんで僕からだけじゃなく外の人にだって半月も逃げれないよ。だから終わらせてあげる。」 「んぎぃぃ!僕の玉を握らないでくれ!」 ぎゅっと握られた釜狸の巨大な玉袋。だが白い狼はただ握ったわけではない。悲痛の声ではなく得れた情報に笑みを深める。 「やっぱりだ、僕の予想通り。君の元々の力は変化と吸収だね。」 「なぜ、それを・・・」 「ここが情報を教えてくれるのさ。君の精液は君の遺伝子の塊だからね。」 「んがぁぁぁ!」 ぎゅっと玉袋を握られて悲痛な叫びをあげる。だが痛みしか感じていないはずなのに、ブリザードドラゴンのチ●ポからビュクビュクと結構な量を射精してしまう。さらに明らかに射精だけてない異常な脱力感を感じる。 同時に感じ角は自分のチ●ポの違和感。あれだけ存在感のあったブリザードドラゴンの感覚がなくなって昔の小さい感覚に戻っていた。恐る恐る釜狸がチ●ポに目をやると、昔の125ml缶のような小さく粗末なチンポだった。 「僕の、チ●ポが・・・」 「あなたの?あれはブリザードドラゴンでしょ?ほら、君の出した精液をごらん。」 「そ、そんな、白く染まってるけど、あの姿は、間違いなく・・・」 精液まみれで真っ白なままだが、間違いなくブリザードドラゴンそのものの姿かたちをしていた。少し精液がはがれれば薄青い鱗肌も見えてきた。 「僕のもう一つの力は反転。あなたの吸収を反転させて放出にしてあげたの。これから吸い尽くした分、たっぷり出してもらうよ。」 「い、いやだ、やめてくれ・・・」 「いやだよ聞くわけないでしょ?あなただって、いやって言われて聞かなかっただろうに。」 にやぁと笑う白い狼はいまだにでかい釜狸との玉袋をつかんだままだ。もはや完全に悪魔の笑み。逃げようにも下手に動くこともできなくなり、吸い尽くしたヒーローヴィランはもちろん、生贄のように得ていた市民のチ●ポ分、強制的に玉を握られて射精するのを味わうことになることを今はしらない。