娼館の出会い
Added 2021-07-23 09:30:00 +0000 UTCこの世界において深いダンジョンに潜り調査をして遺品や素材、アーティファクトなどの収集、場合によってはモンスターとの戦闘を行う者たちを冒険者と呼んだ。そして冒険者には大きく分けて二種類いる。得るものと、失うものだ。 冒険者はその名の通り、冒険者としての格をあげるため、新たなダンジョンの調査のため、ギルドからの移動命令のためと様々な理由で都から街に町から村にと移動し冒険をするものも少なくない。 灰色狼の獣人であるミールも大都市とよばれた場所で生まれたが冒険者として村や町にも何度か足を運ぶことがあり、今回も冒険者としてのダンジョン調査のために開かれた草原に獣人たちが集まってできた町にと足を運んでいた。 ついたころにはすっかり日は暮れており一部の建物から光が漏れているのがよくわかる。街灯としてのランプの火が淡くそれほどきちんと舗装されていない石畳みの道を照らす。 「それにしても、人がすくないな。ちゃんと店は開いてるか不安だ。というか店があるか不安だな。」 比較的綺麗な中央の大通りを外れ、小道にと入っていく。普通の飲食店や宿屋ならばもちろん大通りにあるはずで、ミールが探している店はそういう店ではない。今までの経験と独自の感で迷いそうな小道を進み目的の店を見つけ出す。 「お、あるじゃないか。しかもそこそこでかいな。ちゃんと店お開いてる。まぁこういう店で夜開いてないと稼げないか。」 町の中でも明らかに暗い場所であたりの家々も人が住んでいるのか住んでいないのかという場所に、ひっそりと光る娼館の二文字が付いた起き看板。その背後には3階建ての建物があり土地の幅もかなりとっていた。 村というレベルの人口量だとない場所もあるが、町レベルになると必ずできる暗い場所に娼館は立てられる。その町の雄を満たすため、そしてミールのような冒険者を満たすために。 「いらっしゃーい。お?始めてみる顔ってことは冒険者さんだね。」 「なんだ、ノリが軽い店だな?」 にやにやと嘴なのににやつかせるようにゆがませるのは店内の薄明かりに照らされた漆黒の羽毛を持つカラスの獣人の受付だった。 「悪いねー、この町の連中ばっか相手にしてるもんでさ。そんで、止まりかい?」 「そうだ、泊まり込みで頼む。一番安い相手でいい。」 「無茶させる気かー?まぁあいつならいいか。あいよ、地下の3番の部屋だ。」 「まぁこういう店では無茶させる用の相手もいないと、だろ?金はいつ払えばいい?」 「そのとーりだな!あがるときにここに寄ってくれ。地下なら1時間1000Gだ。地下の一番奥の風呂も自由に使っていいぞ。」 「はっ確かに安い。」 気軽なノリでカラスの店員はミールに鍵を手渡す。鳥種の中でもいわゆる人のような手と羽とが別に生えているタイプだが、ミールに取っては一番見慣れた鳥種の姿だ。 鍵を手に受付すぐ横の地下への階段を下りていく。娼館だけあって防音はしっかりしているとはいえ、下につけば少しばかり漏れる声も聞こえてくる。娼館地下という場所が激しい行為も承認しているところが多いためでもある。 ミールはそうした声を立ち上がった耳に入れることで、自然と口が上に上がる。ただでさえ歩き通しで匂いは強くなっているだろうが、さらに収納袋の中で余計に蒸れているであろう。それでも風呂になどはいらず、そのまま3番の部屋にと入る。 部屋の中は鼻のいいミールにとって不快な臭いがしたりもしないが、真っ暗で夜目の中見えるのは寝そべっている大きめの体。背後の扉を閉めると同時に部屋にうっすらと明かりがつき、その全貌をあらわにする。 大きな白い敷マットの上茶色の羽を広げ茶色い大きな胸元を全開に入り口側に見せつけるように見せつけている。嘴と鳥特有の鉤爪は根元が黄色く先端が黒いイヌワシの獣人でも人型の手を持たないような種族だった。 「どうもお兄さん、いらっしゃい。」 「お前、その声雄か。」 手も足も人型でない鷲獣人という点はミールにとってはどうでもいいことだった。不快感をあらわにしたのはその鷲の声色も体系も明らかに雄であったことだ。 「そうだよ、ってあれ?もしかしてお兄さんこの町について知らない感じ?」 「ん?なんのことだ?」 「あちゃあ、だから初見さんには説明しないとっていったのに。一応、雄である僕が娼館してる理由聞く?」 「・・・そうだな、聞いておこう。」 即座に別の相手に変えてもよかったが、雄が雌の真似事をしてることに興味のほうが勝った。変えるならば変えるで料金はそこからになるだろうと。 「もう来る前には暗かっただろうけど、町の歩いてる人が人少なくなかった?」 「そう言われればそうだな。」 「実はこの町、鳥系種族が多いんだよ。僕みたいな人型手足のない人も多いし、それで夜目が効きにくい人も多くてね。夜はあんまり出歩く人少ないんだよ。」 「それでか。だがそれがお前が娼婦してるのと関係あるのか?」 町の大きさに比べて大通りの人通りが少ないとは感じていた。鳥種が多いのならば納得の理由だが、それと娼館にいる雄のこいつとの関係性がミールにはわからなかった。 「うん、それでねまぁ見ての通り、総排泄孔持ちだからお兄さんのようにチ●ポはもってないんだよ。」 「ん、たしかに無いみたいだな。雄で無いのを見たことは実は初めてだ。」 「そうなんだ。まぁ僕みたいにないやつならほとんど雌と同じだし、ガタイはあれかもだけどその代わり丈夫だからってこの娼館は雇って働いてるんだよ。一階も地下も全員雄だね。2階は雌の振りって言うか、おかまの雄。3階だけが雌だよ。」 「つまり2階まで全員鳥系なのか。」 さすがにそれだけ鳥ばかりの娼館ならば入り口に書いておいてほしいものだと思いつつ、それよりも雄を雇用しているならそれこそ書いておけとミールは思い起こす。 「まあそういうこと。それで、お兄さんどうする?3階は300倍するよ。」 「ん、そんなにするのか。寝たりしたらかなりの額になるな。」 「ねえ、見ての通りさ、べつにチ●ポついてたりしないから、筋肉質なメスを抱くもんだと思って抱いてみない?よければ2時間なら僕が持ってあげるよ?」 「なぜ急にそこまで?」 他の店はないかと聞こうかとミールが思っていたら突然の娼婦、いや男娼からの提案にすこし警戒気味に問う。たしかに1000Gは今までの店でもない安さとはいえだ。 「いやだってさ、お兄さんチ●ポ大きそうじゃん?ズボンの下がかなり膨らんでるし、僕そういうの大好きなんだよね。一度くらいさ、僕を経験してみてよ。やっぱり微妙ってなっても2時間分持つよってこと。」 「なるほど、そっちが俺のを欲しくなったってことか。まぁ、それならいいだろ。ただし、かなりがっつり使うぞ?」 「いいよいいよ、それに僕は雄。娼館では必要で面倒な避妊も必要ないから、ゴムもなしでいいし、しっかりほぐしてあるから、そのまんま突っ込んでもいいよ?」 「ほぉ、じゃあ遠慮なく。」 灰色の毛並みを隠していた黒いジャージズボンと白いシャツを脱ぎ捨てる。そしてトランクスも脱ぎ捨てればその奥から収納袋に包まれたミールのチ●ポが現れる。 いまだに顔を全くのぞかせてなくともその存在感はしっかりと感じ、何よりも拳ほどの大きさの玉袋がずっしりと垂れさがっており、数日間風呂と無縁だった溜めに雄の匂いが少し離れた鷲の男娼にも届く。 「これでお客さんですね。それにしてもお兄さん、洗ってこなかったんですね。まあいいですよ、僕も好きですから。」 「あぁ、お前も興奮してきたようだな。濡れてきているぞ。そういえば名前を聞いてなかった。」 「娼館の僕に本名を聞くんですか?源氏名もないんですけど、地下の三番なんでチカサでいいですよ。」 チカサと名乗るのはたまにこうして名前を聞く客がいた名残でこの店では源氏名を作っていないために部屋を模した名前を付ける。最もチカサ本人は町の人相手ばかりで名乗ったのは初めてだったが、マスターからの練習で覚えていたためにすんなり出た源氏名だった。 「おっと、すまないな。じゃあチカサと呼ぶぞ。自分でこっちの事前準備していいのか?」 「大丈夫ですよ。僕がやってもどちらでも。でも雄の僕に舐められたりとかどうかと思って。」 「そうだな・・・話してるうちに気にはならなくなってきてるが、まず入れてみてから決めてもいいか?」 ミールはそういって収納袋をまさぐって自らのチ●ポをあらわにする。鍛えられた冒険者の肉体に見合う大きなチ●ポの根元には狼らしく亀頭球がついている。 「予想通りおっきい・・・」 「そうか、でもほんとにこれをそのまま入れて平気なもんなのか?」 「むしろぜひ!生でガツンと!入れてください!」 まるでよだれを垂らすかのようにチカサの総排泄孔から蜜があふれ出し、それを見せつけるように翼で股を開かせながら今までにない声量で懇願する。 「はしたないな。しょうがないやつめ。」 そんな姿を見て雄相手とは言え多少なりともミールも興奮し始める。相手に雄の象徴樽チ●ポがないからというのもあっただろうが、なにより添え食わぬのは申し訳ないとギンギンに張り詰めたチ●ポを総排泄孔に一気にコブが当たるまでぶち込んだ。 「んひい!きたあ!おっきい!すごい!」 「ぐっ、なんだ、この柔らかいのに締め付けてくる。雌の穴よりもすごい。」 「おっと、締め付けすぎでした?ついお兄さんのチ●ポがおいしすぎて、欲張っちゃいました。少し緩めますので、亀頭球まで入れたかったらどうぞ。」 「ん、さすが娼館やってるだけあるな、テクもすごいってことか。このくらいなら攻めやすい!」 チカサが緩めたところを一気に激しいピストン運動で攻め込み始める。グチュリグチュリと激しくかき回される総排泄孔の密の狼チ●ポの我慢汁の音がお互いの耳まで犯しあう。 「んあっ!お兄さん、すごっ!すごいっ!」 「どうだ、俺も、そこそこ、通ってるんだ、激しいだろ?」 「うん、激しい、良い!僕の中は、どう?」 「あぁ、なかなかに、名器だな。」 お互いにお互いを褒め合いながらミールは上から覆いかぶさったて腰をさらに激しく打ち付け始め、チカサは受け止めるようにそっと背に翼を回す。 自然とお互いの顔が近くなる。ミールは始めこそチカサを雄らしい顔だと思っていたが、自分のチ●ポを入れられて気持ちよさそうにゆがんだ顔がかわいらしいと思えてくる。軽く開いた嘴の先の黒い部分に、自然とマズル口を重ねていた。 「おにい、さん?」 「おっと、キスはダメだったか?」 「大丈夫だけど、その、びっくりしちゃって。」 「そうか、なら続けるぞ。」 「んいい!すぐっ、すごすぎっ!出ちゃう!」 キスで少し震えた声に一瞬だけ止まっていたピストンが再開される。それはさらに細かく激しくギチュギチュとチカサの中を犯しつくし、総排泄口から激しく密が噴き出そうとする。だがミールのチ●ポがふさいでいて、ピストンの引き抜かれる瞬間に断続的に達することになる。 ビクビクとチカサの体が震え、ぎゅっと総排泄口が引き締められる。ミールもまた冒険中に抜いてなどおらず、強く絞られるような快楽に、一気にコブの根元まで深々とつきいれた。 ドクドクドクとチカサの中にミールの精液が注ぎ込まれていく。狼種特有の重くて濃いだけでなく量も多い精液はしっかりとチカサの腹奥にたまっていく。 「ん、重いかも・・・」 「そうか。でも悪いな、俺は足りないんだ。」 「んえ!んいい!」 まだ射精が続いているというのに、コブを入れたまま腰のピストンを再開し始める。さすがに受け慣れているチカサでも中で精液をかき回される快楽を得ることはあまりない。だがそんな慣れない感触でもしっかりと快楽に感じることができるのもチカサだ。 だがミールの無茶な行為はその程度では済まない。戦闘では使われることはないが、狼らしく鋭利な牙を持つミールの口が大きく開き、チカサの肩にとくらいついた。 「んぎいい!?おにい、さん!?」 「グルル・・・」 チカサが横眼に見たのはさっき前の冷静な青い目でなく、月のような黄色い目になったミール。まさに肉食獣のようで、本当に食べられると思い込む。だがチカサはそれもまたいいと嘴をゆがませる。 「ああ、おにいさん、いいよ、僕のこと、全部食べて。」 「グルグゥ!」 すでに一度目の射精は終わっていたが、答えるように二度目の射精が始まる。それでもミールの腰は止まらないし、肩に刺さった牙はギリギリ血は出ていないが深々と刺さっていた。 二度目の射精がようやく終わり、少しばかりチカサの腹が膨れたころに、ようやく息を整え始めて肩から牙を抜く。羽毛にきっちりと牙跡がついてしまっていた。 「あぁくそ、やっぱやっちまった。大丈夫か?」 「ああ、お兄さん、気が付いた?最高ですよ、これでまだ2時間弱だなんて。」 「どのくらいの時間がたってるのか、わかってたのか?」 「もちろんですよ、だって2時間はおごるって言ったんですから2時間は数えてないと。」 「こんなじょうきょうでか・・・」 まだ抜かれていないミールのチ●ポはしっかりと総排泄口にくわえ込まれ、いまだに硬さは衰えずチカサの中で存在感を放っている。 「もちろんですよ、一応プロですからね。」 「すごいな。俺は途中からちょっと飛んでたのに。」 「それで、どうします?この後はさすがに払ってもらいますけど。」 「あぁ、もちろん朝までしっかり払うぜ?」 もはやミールはチカサに対して雄がどうとかはどうでもよくなっていた。むしろこんな風に相手してもさらに求めてくれる相手をもっと満たしてやろうとさらに夜は更けていく。 ーーーーー 日が出始めても地下であるここでは変わらないが、チカサはきちんと朝だとわかり、重い体を無理やり起こす。すっかりポッコリと膨れ上がった腹になったチカサの総排泄口には寝ているにもかかわらずいまだに衰えずミールのチ●ポは刺さったままだった。 「うう、お兄さんすごすぎだよ。」 「ん、んん、なんだ?あぁ、朝か。おはようチカサ。」 「はい、おはようございます。」 お互いにつながったまま、ミールはチカサを見つめ、いまさらな疑問をぶつける。 「なぁそういえば客となってからは丁寧になったな?別に変えなくてもよかったんだが、そっちに問題があったのか?」 「まあそういうものなんですよ。あの、それより、まだやりますか?」 「・・・そうだな、一度抜くか。」 いまだに萎えないチ●ポだが、さすがにずっとつながりっぱなしなのもどうかと、ゆっくりとチカサの中から引き抜いていく。亀頭球の部分がまだ入っていたいと駄々をこねるように日かっかったが、そこさえ抜ければ後は一気にズリュンと抜けた。 「んん、ああ、こんなのが僕の中にずっと入ってたんですね。やっぱすごい。」 チカサには精液に少し汚れているのが、てらてらとうっすら輝きすらしてるように見えていた。色んな客を相手にしてきたが、ここまでかわいがってくれたのは本当に初めてだった。 「なぁ、一つ聞いていいか?もし答えにくかったら答えたくないでもいい。」 「はい、どうぞ?」 「チカサは、金に困って男娼になったのか?趣味だけなのか?」 「ん、どちらもですね。どうしてそんな質問を?」 「そうか、ならもう一つ、この店は、買い取りもやっているのか?」 「えっ・・・」 チカサはミールが何を言いたいのかがわかってしまった。つまるところ、自分を買いたいといっているんだ。少しばかり、鼓動が早くなる。 「やっていないのか?」 「この店でも買い取りはありですけど、僕みたいに行為で稼ぎたい人が部屋を貰ってやってるんです。僕はここに住んではいますけどね。」 「そうなのか、なら、その、どうだ?俺と来てみないか?」 「でも、僕は冒険者なんて・・・」 「あぁ、それはわかってる。特にダンジョンの依頼は危険も付きまとうからな。だがギルドの役員の仕事は危険も少ないしはぶりもいい。なにより、今までの稼ぎで定住しても余裕だ。」 「え、あの・・・」 それはつまるところミールが冒険者をやめるといっているようなものだ。いきなりあった自分のために謎という疑問を感じたのかすぐにミールも答える。 「実はな、俺はいつか娼婦を買うことが夢だったんだ。俺の暴走するような行為を相手にできる娼婦を。だけどどんな街にも当然同族にもそんな雌いなかった。まさか俺が惚れた相手が雄になるとは思ってなかったんだが、お前しかいない。」 「そ、そうですか・・・」 そんな風にまっすぐ告白されたことはなかった。確かに気持ちよかったよとか楽しかったよとは客に言われたが、惚れたなんて初めてで、すぐには何も言葉は返せなかった。 「やっぱ、急には無理か。」 「うっ、その、そうですね。もうちょっとだけ、考えたい気もするんですけど、でもそんな生活もいいかなって、ちょっと思っちゃって。」 「ん?」 「マスターにちゃんと言わないと、一応退去になるんで。明日まで待ってくれますか?また明日来てください。」 「お、おぉ!そうか!じゃあとりあえず今日はこれで退室せてもらう。また明日の夜、指名させてもらうから、開けておけよ?」 「は、はい。」 まるで孕んだかのようにポッコリと膨らんだお腹にされたことよりも、今のほうが火照った顔になっていて、思わず翼で隠しながらミールの退室を見送った。 チカサはしばらく放心したようにしていたが、お腹をさすりながら今後を考える。ここの生活は苦はないが、ミールとの生活のほうに期待が膨らんでしまっている。なにより毎日とはいかずとも、こんな快楽また得られるだろうと。 断ればおそらくもう明日が最後となるかもしれない。またこの町に来るかもしれないが、断った自分を相手にしたいと思うかはわからない。部屋を出て一度風呂でしっかり腹の仲間で洗いつくしていつもは滅多に着ない部屋に常備された服まできて、一階にとあがった。 「んぉ!?なーんだ、お前か!どうしたー?今日の客が最悪だったとかのいいわけかー?いや、お前がそんなこと言うわけないか。」 「違いますよ、むしろ逆なんです。マスター、あの、名前もない捨て子の僕を今までありがとうございました。」 「あー、まじか!あの客確かにうれしそうだったが、まさかそういうことか。明日迎えに来るのか?」 「はい。」 「そうか、んじゃーこっちからいうことは何もない!あのお客さんが来るまで他に入れないから、ゆっくりしてろ。」 ひょうきんなカラスの店主だが追い払うように手を払う。チカサはそれを見て即座に下に通りていく。 「・・・また一人貰い手ができたなー。拾ったってここに置くしかできやしねーし、一生ここより、ずっといい。こっちがもらわれたかったけどなぁー。」 上を向いたカラスの店主のつぶやきは誰にも拾われることはなかった。そして数日後、都のギルドで働くミールとそれを補佐するチカサという二人組が冒険者達を迎えていた。