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FANBOX(パトロンサイト)について

前回、CG集の費用や売り上げなどについて話しました。

簡潔にまとめるなら「絵描かなくてもCG集はつくれる。費用かかります!」というお話でした。


今回はFANBOXなどのパトロンサイトについてお話していきます。クリエイター向けのパトロンサイトは次のようなものがあります。

・FANBOX

・Fantia

・Ci-en

・Patreon(海外向け)

・Enty

まとめ

SEO:どちらも弱い

流入:DLサイトのほうが独自のランキングを持っているため強い

手数料:FANBOXのほうが安い


両社のメリット・デメリットを比較すると

「費用を抑えられるが集客に弱いFANBOX」

「FANBOXに比べ集客は強いが、費用がかかるDL販売サイト」

という考えにいたります。

FANBOXは手数料が安い

 DL販売サイトで770円の商品を1個販売すると330円手数料がとられます。率にして43%です。43%でピンとこない人はカードローンの金利を調べてみてください。


 「カードローンってなんかやばいやつでしょ?」の認識があれば、その値を4倍にしたのがDL販売サイトの手数料です。

FANBOXはWeb集客に弱い(SEOが皆無)

 パトロンサイトが低価格な手数料を実現しているのはWeb集客に弱いためです。簡単に言ってしまうとグーグルから評価してもらう機能を一切もっていません。

 DL販売サイトもグーグルからの評価は当てにできませんが、サイト内でランキングがあるためランキングからの集客などが見込めます。

FANBOXの手数料10%はぼったくりではないのか

 手数料10%は企業努力があってのものでぼったくりというには早計と私は思います。

 手数料はシステム管理や人件費に使われます。利用者が1億円稼いでも1000万円にしかなりません。

 会員制のウェブページを運営する場合は300~500万は必要だと思います。そこにパトロンサイトを成立させるための決算機能をもっているため、毎年の維持費は1000万はいくと思われます。

 業務自体は完全に外部に委託している場合、人件費はかかりませんが、外注費がかかります。

DL販売サイトの手数料43%はぼったくりではないのか

 これも一概にぼったくりとは言えません。それはランキングなどで流入が見込めるため、宣伝広告にかけるマンパワーと資金が減るためです。

 ただイラストの本分は「宣伝広告に使われる媒体」であるため、本来イラストそのものが販売宣伝を訴求して購買につながることがベストであるのは間違いありません。

 ですが、商品の品質が均一化すると抜きんでるために宣伝広告の重要性が増すのも事実です。

違った見方:FANBOXの目的

いままではFANBOXとDL販売サイトを販売ツールの1つとしてみていましたが、FANBOX本来の目的からみてみます


クリエイターはFANBOXを通じて、創作活動に共感してくれるファンから継続的な支援が得ることができます。

応援しているファンは、作品づくりのプロセスやファンにしか見せない一面を知ることができ、クリエイターと密なコミュニケーションを楽しめます。

出典:pixivFANBOXとは、どのようなサービスですか?


この案内から考えると、グーグルのSEO対策を切って費用を抑え、手数料を抑えるという判断は正解だと思います。


まさにこの記事も「ファンにしか見せない一面を知ること」ですね。





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